気心知れた腕利きのツアー・メンバーたちと作ったニュー・アルバム。ロックっぽいハゲしいのから、国民愛唱歌みたいなものまで芸風も幅広く、堂々の横綱相撲。ちょっと収まっちゃった感じもないでもないが。いやしかし、若いね、このヒトは。
日本映画界で音楽を大切にする数少ない監督、大林宣彦作品2編を収録。監督自らが音楽を手がけた『野ゆき〜』はラッパや口笛を使った素朴な味わい。「リオ・リタ」の美しいメロディと篠崎正嗣のアレンジが印象的だった『異人たち〜』を聴くだけでも涙が出る。
12ヵ月連続アルバム発表企画第2弾。女性シンガー川島だりあを前面に押し立て、ソリッドなヘヴィ・ロックとソフトなポップスの両方を器用に織り交ぜて活動してきた4人組だが、キャラにも楽曲にもキメが弱く、堅実な職人集団のイメージが強くなりすぎ。