600年にわたりヨーロッパの中心に位置したハプスブルク家。その際立った“芸術保護”で知られる四人の皇帝・国王を中心に、ルーベンスに代表される芸術家との葛藤を大胆に描く。
美学的観点からマルチメディアを読み解き「芸術の多重性」を浮かび上がらせる。
芸術写真家の作品を真似て写真を撮ることにより、芸術写真はなぜ「芸術」か、芸術写真家とは何者かという問いをつきつめる悶絶の24篇。
国内の各種学会によって刊行された学会年報・研究報告・紀要類の内容細目。1945〜90年に刊行された哲学・思想、心理学、宗教学、美学・芸術学の分野から、「雑誌記事索引」「全国短期大学紀要論文索引」に未収録でかつ原則として年刊または年2回刊のもの154誌・1582冊を収録する。収録論文数1万1175点。各誌を人文一般、哲学・思想、心理学、宗教学、美学・芸術学に大別し、分野ごとに誌名の五十音順・アルファベット順で排列する。巻末に論文執筆者名索引、収録誌名索引、学術団体名索引を付す。-「雑誌記事索引」を補完する基本書目。
ロマン・ヤコブソン。20世紀の「人文科学」を形成した独創的な思想家の一人として、革新的な言語科学の探求者・文学研究者・記号学者としての多様な側面を示す論考を集成。
メディア環境の変化とともに領域を拡張する現代芸術の世界。身体を感覚交通のメディア装置と捉え、五感を駆使して芸術を味わう美学=技法を探る、ポストモダン以後の芸術論。
目次
I トランスメディア装置
引用とヴァーチャル・リアリティ/光を横切る/メディアと身体/現代版画
論/二人のMに
II 五感のダイアグラム
五感の交通/視る/触る/ものの匂える/聴く/香りの中の食
III 過去と現在
人間と人間以前/古色/書をめぐって/日本的/吟遊画人の記憶と現在/泰
西美術散歩
IV 都市の間(あいだ)へ
企業美学も「あいだ」から/三つの美術館/都市への交通論
あとがき
目次
I トランスメディア装置
引用とヴァーチャル・リアリティ/光を横切る/メディアと身体/現代版画
論/二人のMに
II 五感のダイアグラム
五感の交通/視る/触る/ものの匂える/聴く/香りの中の食
III 過去と現在
人間と人間以前/古色/書をめぐって/日本的/吟遊画人の記憶と現在/泰
西美術散歩
IV 都市の間(あいだ)へ
企業美学も「あいだ」から/三つの美術館/都市への交通論
あとがき
「フロベールの才能を欠いた友人」としてのみ、かろうじてその名を文学史の上にとどめるマクシム・デュ・カン。彼の“凡庸”な生涯と作品をたどりながら、1848年のパリ2月革命から19世紀末にいたる、近代が確立期から成熟期へと向かい、時代そのものが人に凡庸たれと要請する大衆の時代が出現するまでの過程を鮮やかに描き出す、豊饒なる文化の詩学。
恐竜のタマゴからインディアン・ブレスレットまで100のアイデアとつくり方紹介。4歳から9歳の子どもと親がいっしょにつくるアート&クラフト。
近世を境に自然観は大きく変わった。今も自然・環境と人間は相互に干渉し変容を続けている。エコロジーの視点から芸術文化・美的文化の様態と試行を近現代の推移の中で考察。