作品の鑑定と修復のため、東京総合美術研究所に持ち込まれた古い絵画のなかに、ゴッホの死の謎を解く手がかりが見つかったという。しかし、そのことを“ゴッホです!”というメールで知らせてきた研究員・成瀬いずみが死体で発見される。状況から服毒自殺と思われたが、奇妙なことに彼女の片耳は茶色く染まっていて…絵画修復士の推理が光る驚嘆の美術&本格推理。
最高の音で楽しむために!
初の2枚組LPとして発売され全英全米No.1。自身のキャリアを代表するとともに、ロック/ポップ史にその名を残す世紀の名盤。
あまりにも美しいタイトル曲、マリリン・モンローに捧げられた「風の中の火のように」など、キラ星の如き名曲が並ぶ。
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カルロス・パイタの謎の新譜!?
『神々の黄昏』抜粋
LOCD785として出ていた『神々の黄昏』抜粋に、LOCD770として出ていたワーグナー管弦楽曲集と同一音源と思われる『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と「愛の死」を加えて再リリース。なのですが、LOCD785には入っていた歌手のソリストが、このディスクには入っていません。メーカーからは同じ音源だ、との回答を得ているのですが、何故歌が消えたかは不明です。
爆演指揮者パイタの自主レーベル「LODIA」は入手が年々難しくなっているので、この機会にどうぞ。『トリスタン』のねっとりとした旋律の歌いまわしなどは正にパイタの独壇場です。(TOBU)
【収録情報】
「カルロス・パイタ・コンダクツ・ワーグナー」
1. 『神々の黄昏』抜粋(ジークフリートのラインヘの旅/ジークフリートの死〜葬送行進曲/ブリュンヒルデの自己犠牲)
2. 『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲と「愛の死」
フィルハーモニック交響楽団(1)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2)
カルロス・パイタ(指揮)
録音時期:1969年(2)、1982,83年(1)
録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
録音方式:ステレオ(2)、デジタル(1)
【カルロス・パイタ】
パイタはブエノスアイレスに生まれ、小さいころからレコードやコンサートに親しむうちにフルトヴェングラーに傾倒し指揮者を志しました。やがて渡米しロジンスキーに師事、その後DECCAにも録音を残します。その後「フィルハーモニック交響楽団」を設立するなど、好きなレパートリーを好きなように録音するという活動スタイルを確立。オーケストラの空中分解もなんのその、その主観的で熱狂的な解釈、演奏は賛否両論を巻き起こすものの、好事家からは熱狂的な支持を得ています。無難で常識的な解釈とは無縁の、常に全力投球、瀬戸際、崖っぷちのスリリングな演奏をお楽しみ下さい。(TOBU)
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カラヤン全盛期の名録音として有名な作品。当時のワーグナーの歌手を総動員した全曲盤からエッセンスを凝縮した抜粋盤だ。入念に磨き上げられた演奏は緻密で、いまだに他の追随を許さぬ完成度を誇っている。