自然科学のすべての分野で注目の「非平衡現象」を理解するための待望の書。第1巻は熱力学の拡張から化学反応・対流の非線形現象まで。
本書は、ストレスとストレス応答を化学の立場から解説することを試みたものである。本書の過半はこのストレスタンパク質に関する記述に充てられており、いわば細胞レベルにおけるストレス応答の分子生物学に関する入門書となっている。そして残りの部分では、個体のストレス応答についてできるだけ化学的、生物学的に述べてみた。
本書は、「高齢者の住宅熱環境の基礎研究」のテーマで行なわれた、高齢者を対象にした温熱条件に対する生理心理的反応の実験研究と、全国的規模で行なった住宅の温熱条件の調査結果とをまとめたものである。
多くの観測データの分析を基に、火の玉(球電)の物理化学的性質を明らかにする本邦初の本格的解説書。
気象学の基礎から予報の実務、関連法規まで『気象予報士』として必要な知識をわかりやすく解説。試験問題を独自に想定した実技例題を5題掲げた。
この本は、初心者の方のために、熱帯魚の飼育と水草の楽しみ方をやさしく解説したものです。
本書は、これから熱管理士の資格取得を目指す人たちが、短期間のうちに合格レベルにまで到達できるよう企画したものである。
医療上の緊急事態において、何をなすべきかを知っていることで生死を分けることになります。「アメリカ医師会緊急時初期治療ガイド」により、初期治療の処置を冷静に注意深く正確に行う技術を素早く容易に得ることができます。簡単なアルファベット順の配列により、必要な情報を即座に得ることもできます。ポケット版の型式はどこへ持って行くのも容易です。たとえば、職場、街中、家庭、または医師、救急車、病院の救急室から遠く離れた場所への休暇旅行などです。
「プラスチック成形物語」「新・プラスチック成形物語」で好評を博した鳴滝朋が公開する、成形加工のノウハウ集。常識・慣習をくつがえすテクニカルショック。
本書は化学の講座であり、化学者としての立場に立って書かれているから、物性を原子、分子の性質や化学結合、結晶構造と関連づけて理解することや、物質、材料を合成することに基本的関心を向けている。このように本書は実際的、実践的背景を踏まえかつ化学者としての立場から物性をとらえ直し、合成、応用への流れを明確にしようと努めている。
〈新体系化学工学〉は、学問、技術、産業の新しい流れに沿うよう従来の化学工学を全面的に見直し、内容構成をした新機軸の教科書、参考書です。本書は、化学工学の基礎である“単位操作”を新しい視点で編成し、技術者・研究者を育てるための必須テキストとして提供するものです。
この本は化学ないし物性物理学の研究を志す学生諸君、あるいは社会人でこの分野に関連する研究・開発を行っている人たちのために、物理化学の基本的な問題を明らかにすることを目指して書いたものです。
物理学はどこへ行く。ミクロの素粒子からマクロの宇宙まで、すべての物理現象を統一的に説明しうる理論は存在するのか。物理学の現状と、それがかかえる問題を、あざやかに描きだした、話題の書。