管理栄養士・栄養士養成課程の教科書。
管理栄養士国家試験ガイドライン(2015年)に対応。
管理栄養士・栄養士には,チーム医療(NST)に参加する専門職として,他の医療スタッフと並ぶ高い水準の知識と確かな専門分野の技術が求められている。
本書では,人体の各器官系の異常に基づく疾病概論を詳述し,より深い学習の目的を示唆する。
各章末には練習問題を掲載し,復習にも役立つよう配慮。
医療系学部学生のための,最新かつ重要な知識が整理されたスタンダードな内科学の教科書の改訂版.初版同様,基礎から臨床まで,習得すべき必須の内容が十分に解説されている.全体的な情報更新に加え,救命救急の章を新設し,より精査された内容となった.医療を学ぶ学生にとって最も重要な科目の一つである内科学を,系統的に学ぶことができる一冊.
乳幼児健診を行うとき,自信をもって診られているだろうか.「もう少しうまくやれるんじゃないか」,「見逃したサインはないだろうか」と不安に思うことがあれば,この1冊がお手伝い.月齢別のポイントや親の心配のほぐし方,アレルギーや眼,耳,皮膚,股関節の異常など各領域の異常をすくいあげるコツをどっさり解説.
1章 乳幼児健診を取り巻く現状
「健やか親子21」を軸とした乳幼児健診の現状
行政の立場からみた乳幼児健診の現状と今後の課題(都市部)
行政の立場からみた乳幼児健診の現状と今後の課題(へき地)
地域医師会長の立場からみた乳幼児健診の今後の課題
プライマリ・ケアの立場からみた乳幼児健診の心得
乳幼児健診における子どもの栄養・食生活の心配ごと
2章 月齢別 乳幼児健診のポイント
1か月児健診のポイント
3〜4か月児健診のポイント
10〜12か月児健診のポイント
1歳6か月児健診のポイント
3歳児健診のポイント
5歳児健診のポイント
3章 こんなケースに出会ったら
食物アレルギーがある子ども
成長障害,運動発達が遅れている子ども
心の発達に問題がある子ども
皮膚科的疾患がある子ども
股関節脱臼や四肢に異常がある子ども
眼科的疾患がある子ども
耳鼻咽喉科的疾患がある子ども
言語発達に問題がある子ども
外性器に異常がある子ども
神経疾患がある子ども
外科的に扱われる可能性がある子ども
歯科的に問題がある子ども
4章 忘れちゃいけない親のケア
育児不安をもった親にかかわる
母乳と離乳食について
夜泣きの相談
機能不全家族への対応
5章 スキルアップ
乳幼児健診の質をあげる取り組みの実践例
役立つ臨床遺伝学の知識
予防接種と乳幼児健診
すでに診断されている健康問題をもった子ども,親への対応
コラム
助産師からみた新生児訪問の現状
乳幼児健診と貧血
1人親家庭への対応
健診余話
いかに免疫システムが機能し、ヒトに対して影響を与えるかを解説した免疫学の入門テキスト、7年ぶりの改訂。ヒトの免疫に関わる重要な分子の立体構造図や作用機序の模式図など、分子レベルで免疫システムを理解するための図表がさらに充実。新型コロナウイルス感染症の流行を反映したトピックスも加わり「アフターコロナ」の学びを後押し。医学、薬学、歯学、理学系の学部生にとって、内容・ボリュームともに最適な教科書。
歯科衛生士養成校のための新しい教科書、「歯科衛生学シリーズ」
【目次】
I編 微生物学
1章 微生物学の概要
2章 感染
3章 微生物学総論
4章 微生物の培養,観察と検査
5章 化学療法
6章 消毒と滅菌
II編 口腔微生物学
1章 口腔環境と常在微生物
2章 バイオフィルムとしてのプラーク〈歯垢〉
3章 う蝕の細菌学
4章 歯周病の細菌学
5章 その他の口腔感染症
III編 病原微生物学
1章 主な病原細菌
2章 歯科に関連するウイルスとウイルス感染症
3章 歯科に関連する真菌
4章 口腔領域の原虫
5章 プリオン
IV編 免疫学
1章 免疫
2章 アレルギー
3章 免疫に関連する疾患
付章 微生物学と免疫学の歴史概要
1.疫病の認識
2.病気と微生物
3.ウイルスの発見
4.化学療法薬の発見
5.免疫学の発達
ラヴェルと並ぶ印象主義音楽を代表する作曲家、ドビュッシーの作品集。印象主義音楽の嚆矢とされる、マラルメの詩を題材にした「牧神の午後への前奏曲」をはじめ、新しい音楽を切り拓いた作品が収められている。
「給食はどうやって作られるの?」や「献立は誰が考えるの?」など、給食や食にまつわる100問のクイズを通して、給食がもっと好きになるシリーズ。2巻には給食に関わる様々な人に関する33のクイズを掲載!
p3 はじめに
p4 給食がつくられている給食室はこんなところ!
p6 調理員と栄養士の仕事道具を大公開! ?を当てよう!
1章:調理員のひみつ
p8 Q2 給食はどうやってつくられるの?
p8 Q3 健康チェックリストってなあに?
p10 Q4 届いた食材で、なにを調べているの?
p11 Q5 どうしてたらいがたくさんあるの?
p12 Q6 いろいろな種類の包丁があるのはどうして?
p13 Q7 この機械はなあに?
p13 Q8 調理員さんのエプロンの色がちがうのはなぜ?
p14 Q9 釜ひとつで何人分のごはんを炊けるの?
p14 Q10 給食の野菜はすべて加熱するって本当?
p15 Q11 棒のようなものをさしてなにをしているの?
p15 Q12 この大鍋で何人分のけんちん汁をつくれるの?
p16 Q13 料理をふくろに入れるのはなぜ?
p16 Q14 できた給食を最初に食べる人は誰?
p17 Q15 どうして給食を持ち帰ってはいけないの?
p18 Q16 食べ残した給食はどうなるの?
p18 Q17 調理員さんは、夏休みはなにをしているの?
p19 コラム もっと知りたい! 調理員さんにインタビュー
2章 栄養士のひみつ
p20 Q18 給食の献立を考えているのはだれ?
P20 Q19 アレルギー対応食ってどんなもの?
p21 Q20 何か月先の献立まで考えているの?
p22 Q21 給食の献立はどうやって決めているの?
p23 Q22 給食の食材はどうやって選んでいるの?
p23 Q23 給食は1食あたり、いくらするの?
P24 コラム もっと知りたい! 栄養士さんにインタビュー
P25 コラム もっと知りたい! いろいろなスペシャル給食
p26 Q24 給食のメニューは、おうちでもつくれるの?
p28 Q25 小学生が考えた給食の献立があるって本当?
p30 コラム やってみよう! 献立のまちがいさがし
p31 Q26 「全国学校給食甲子園」ってなあに?
3章 生産者のひみつ
p34 Q27 給食の食材はどんな人たちがつくっているの?
p36 コラム もっと知りたい! 生産者さんの気持ち
p38 Q28 どこでつくられている給食の食器かな?
4章 食事マナーのひみつ
p40 Q29 食べものの「旬」ってなあに?
p42 Q30 何県の給食か、わかるかな?
p42 Q31 どんなときに食べる料理かな?
p42 コラム もっと知りたい! 給食をうまくとり分けるコツ
p44 Q32 なぜ食べる前に「いただきます」というの?
p44 Q33 なぜ食べた後に「ごちそうさまでした」というの?
p45 コラム やってみよう!給食の道具クイズ
p46 こたえのページ
p47 さくいん
電力取引から発電所運営まで市場環境下で必要とされる知識を網羅!発電事業に関わる市場リスク管理の全貌。
【当直で,病棟で,「いま何をすべきか」がわかる!エビデンスに基づく内科研修医の必読書!】
多くのレジデントに支持され続ける内科研修の定番マニュアル.
三井記念病院の経験豊富な医師が,最新エビデンスと実践知を結集し,第12版として刷新した.
救急外来での初期対応,病棟対応で「いま何をすべきか」.フローチャートを多数追加,レジデントにとって必要な検査・治療内容を強調し,さらにわかりやすく実践的に全面改訂.
新設のQ&Aではレジデントの抱える臨床での疑問を解決した.迷ったときに頼れる,確かな知識がここにあります.
≪主要目次≫
第12版発行に際して
1 心肺蘇生法
2 ショック
3 アレルギー
4 発 熱
5 感染症
6 敗血症
7 意識障害
8 精神科・脳神経内科レスキュー(悪性症候群)
9 頭 痛
10 めまい
11 失 神
12 けいれん,てんかん
13 脳血管障害
14 髄膜炎
15 胸痛,呼吸困難
16 急性冠症候群
17 心不全
18 不整脈
19 急性大動脈解離
20 急性肺血栓塞栓症
21 高血圧緊急症
22 感染性心内膜炎
23 呼吸不全
24 気 胸
25 気管支喘息,COPD
26 肺 炎
27 腹 痛
28 消化管疾患
29 肝疾患(肝不全)
30 胆・膵疾患
31 糖尿病
32 内分泌疾患
33 膠原病,リウマチ性疾患
34 ステロイドの使い方
35 急性腎障害
36 電解質・酸塩基平衡異常
37 輸液療法
38 貧血,出血傾向,DIC,輸血
39 Oncologic emergency
40 疼痛管理,緩和ケア
41 せん妄,不眠
42 下剤の使い方
43 術前の循環器評価
NOTE
1 アルコール多飲者が入院した場合の注意点
2 B型肝炎再燃のリスク評価
3 免疫関連有害事象(irAE)
4 経腸栄養
5 肺塞栓症の予防
●付録
主な血液検査項目一覧
緊急時によく使われる血液検査
緊急時の代表的な昇圧・鎮痛・鎮静組成
主な抗菌薬の略語一覧
●索引
管理栄養士国家試験出題基準に準拠した,管理栄養士・栄養士養成課程向けのミニマムエッセンスな「臨床栄養学」の教科書.総論は管理栄養士,各論(疾患・病態別栄養管理)は医師と管理栄養士の分担執筆とし,少人数体制とすることで記述の質とバランスを確保.理解を助ける,フルカラーで親しみやすいイラストを多数掲載.
【序 文】
2023年5月に医療従事者の人員配置の報告職種に管理栄養士・栄養士が追加され,医療施設において高い専門知識を活かして患者を健康にすることがより一層求められるようになりました.臨床におけるこの数十年での病態解明・診断・治療の進歩は著しいものです.それらに対応した最新のエビデンスに基づいて,最良と思われる医療への支援として,20年ほど前より診療・治療ガイドラインが作成・改定されるようになりました.管理栄養士においてもそれぞれのガイドラインに沿ったEBN(evidence based nutrition)に基づいて栄養管理を実践することが求められています.
日常生活においては,ICT(information and communication technology)の急激な発展により,DX(デジタルトランスフォーメーション)としてオンライン・オンデマンドで世界中から,いつでも,あふれるほどの情報・知識を映像などで得ることができるようになりました.その弊害として,最近では管理栄養士を志す方々においても,以前と比べて長い文章を読んで知識を得ることに苦手意識を抱く方が増えていると日々感じています.
このような時代に管理栄養士を志す方々にふさわしい臨床栄養学の教科書として,『これだけはおさえたい! 臨床栄養学テキスト』をこのたび刊行することとなりました.本テキストの特徴として,
・ 「管理栄養士養成のための栄養学教育モデル・コア・カリキュラム」に沿って,2023年改定の管理栄養士国家試験出題基準に準拠した内容となっている.
・ ミニマムエッセンスとして,なるべく文章は短く箇条書きを目指して記載している.
・ 医師と管理栄養士の分担執筆とし,各論の疾患項目1つずつに対して,病態の解説,栄養アセスメント,栄養ケアをバランスよく記載している.
・最新の診療ガイドライン指針に沿った診断・治療を掲載している.
・重要な語句はゴシック調で強調している.
・ 特に覚えておいてほしい内容やトピックスに関して,コラムや脇組イラスト,用語解説として多く取り入れている.
などがあります.手に取った瞬間にかまえずに読みたいと感じる紙面としたこと,読みやすくて必要な知識を得られることに加えて,管理栄養士の資格取得後に,臨床栄養の場で働く際のテキストとしても役立つ教科書になったと自信をもっております.本書が管理栄養士を目指す多くの方々に少しでも貢献できることを祈念しております.
2025年1月吉日
編集者を代表して 保坂利男
住居学に求められる諸問題を「サスティナビリティ」(持続可能性)の観点から解説。
「住居学」は建築物だけでなく、ライフスタイル、住環境、家具・設備などのソフト面を対象とし、子どもから高齢者まで、生活者が安全で健康的に暮らせる住居・住環境を探究。
本書は従来の住まいづくりの基本を踏まえつつ、シックハウス、アスベスト問題、欠陥住宅、耐震偽装、スケルトンインフィル等の長寿命化技術、少子高齢化社会に対応した空間デザイン等の幅広いトピックスに対応。豊富な図表と写真を掲載し、見開き2ページで完結したシンプルな構成で明確に解説。
3.11震災以降の住居を取り巻く社会の変化と資料の見直しを行ない、最新データに更新した改訂第2版。生活科学系、家政系の大学・短期大学の教科書として最適。
★シリーズ累計20万部突破!★
病気のしくみと薬の働きを徹底図解。
全てのテーマをイラストで解説しているので、難解な薬の作用機序もラクラク理解
第1章 薬理学総論
第2章 脳・神経系に働く薬
第3章 循環器系・血液の薬
第4章 消化器系の薬
第5章 代謝・内分泌系、腎・泌尿器系の薬
第6章 呼吸器系の薬
第7章 炎症・免疫・アレルギーの薬
第8章 感染症の薬
第9章 がんに対する薬
管理栄養士・栄養士養成課程における栄養教育・指導論実習のテキスト。個人・集団のライフステージから臨床までの事例・症例から19テーマを取り上げ、栄養教育マネジメントサイクルに沿って実習できるように編集した。まずは予習を兼ねて事例・症例を真似ることから始め、さらにオーダーメイドの栄養教育へと進み、現場に直結した知識とスキルを身につけることをめざした。第3版では日本人の食事摂取基準(2025年版)のほか最新の各種治療・予防ガイドライン等に準拠。
第1部 基礎理論編
1 栄養教育の概念
2 行動科学の理論・モデルと栄養教育
第2部 基礎実習編
実習1 栄養教育における栄養ケア・マネジメント(栄養ケアプロセス) -自分自身の栄養状態を知ろうー
実習2 食事調査の方法
実習3 アンケート調査の進め方
実習4 コンピューターによる統計解析
実習5 カウンセリングの基本的技法 -やせ願望者のための栄養教育ー
第3部 実習事例・症例編 -個人を対象とした栄養教育・栄養指導ー
実習6 育児が初めての母親を対象とした離乳食の進め方指導
実習7 食物アレルギー児への保育所での栄養教育と保護者支援
実習8 朝食欠食の子どものための個別的な相談指導
実習9 肥満者のための栄養教育 -特定健康診査・特定保健指導ー
実習10 糖尿病患者のための栄養教育 -入院栄養食事指導ー
実習11 慢性腎臓病患者のための栄養教育 -外来栄養食事指導ー
実習12 脳梗塞療養者のための栄養教育 -在宅訪問栄養食事指導ー
第4部 実習事例・症例編 -集団を対象とした栄養教育・栄養指導ー
実習13 保健センターにおける妊婦のための栄養教育
実習14 保育所における親子への食育 -3歳児料理教室による体験学習ー
実習15 小学校における「学級活動の時間」を活用した食に関する指導
実習16 事業所における生活習慣病予防のための栄養教育
実習17 地域における高齢者の介護予防のための栄養教育
実習18 高血圧症患者のための栄養教育
実習19 脂質異常症患者のための栄養教育
本書ではPT・OTを目指す学生にとって必要十分な小児科学の基礎的知識を学習できるようになっています。基本構成は前版を踏襲しつつ、臨床での治療活動における重要度から小児の神経疾患、心身医学的疾患、虐待などの項目を刷新して、さらに充実度を高めました。