あの男が大統領として戻ってから、自由、人権、司法、立法、経済、国際関係、ホワイトハウス…あらゆるものが破壊されてしまった。そしてベネズエラまでも!
2026年の正月早々、世界を驚愕させたベネズエラ侵攻だが、その予兆はあった。
本書は、週刊文春の連載コラムをトランプの再選が決まってからの1年間ぶんを集めたものだが、2025年11月発表のコラムにはこうある。
<(大統領次席補佐官スティーヴン・)ミラーは今、ベネズエラを狙っている>
<トランプ政権は同国のニコラス・マドゥーロ大統領が麻薬カルテルを運営していると主張している。もちろんマドゥーロ大統領はそれを否定し、ベネズエラの社会主義政権打倒が目的だと非難している。>
同年1月7日、ミネアポリスの住民女性が移民関税執行局(ICE)の職員に射殺された事件は、日本でも大きく報じられた。
この組織の問題点は、本書では何回も触れられている。その一つがこれ。
<(2025年)9月12日に犯罪歴のないメキシコ移民がICE職員に射殺された。ICE職員は彼が自動車をバックさせて職員を轢いたからだと主張しているが証拠映像はなかった。これでシカゴ市郊外のICEの移民拘置所前に抗議する人々が殺到、ICEは彼らにペッパーボール弾や催涙ガス弾を撃ち、抗議者や取材記者を逮捕・留置した>
トランプがグリーンランドに触手を伸ばしていることについても、2025年1月の段階で紹介して、警鐘を鳴らしている。
トランプの周囲にいる人物たちもメチャクチャだ。
ICEの上部組織はDHS(国土安全保障省)だが、その長官クリスティ・ノームは、ICEなどの制服を着てライフル構えるなど、コスプレばかりしているので「ICEバービー」と呼ばれている。
2億6000万ドルもの私財を投じてトランプを大統領選挙に勝たせ、DOGE(政府効率化省)の責任者に任命されると大量リストラを断行した世界一の大富豪イーロン・マスク。
ウクライナのゼレンスキー大統領に「感謝が足りないと」と言いがかりをつけ、テレビカメラの前でつるし上げた副大統領のJDヴァンス。
厚生長官に任命された反ワクチンの陰謀論者のロバート・F・ケネディ・ジュニア。
「反トランプのデモ参加者は同じプラカードを掲げている。誰かが資金を出している」と陰謀論を堂々と展開する司法長官のパム・ボンディ。
史上最年少の27歳でホワイトハウスの報道官に就任したカロライン・レヴィットは、支離滅裂な発言のため「エアーヘッド・バービー(アタマ空っぽのお人形ちゃん)」の異名をとる。
日本からは見えにくいアメリカの姿を、現地在住の筆者が、毒舌をまじえてユーモラスに描く!
デザイナーとして世に知られているウィリアム・モリスですが、その人生の後半を社会変革に献身したことは、あまり知られていません。工芸職人であり芸術家であるからこそ、すべての人間が地球上で楽しく美しく生きる平等な社会を願ったモリス。その実現をめざして、全国を駆けめぐっておこなった講演の代表的なものを、この本で取り上げました。
本書の翻訳にあたっては、ノーマン・ケルヴィン編集の『William Morris on Art and Socialism』、メイ・モリス編集の『The Collected Works of William Morris』22巻、23巻、メイ・モリス著の『William Morris:Artist, Writer, Socialist』2巻、フィリップ・ヘンダーソン編集の『The Letters of William Morris to his Family and Friends』所収の論文を底本としました。
1 私はいかにして社会主義者になったか(1894年)
2 小芸術(1877年)
3 不当な戦争ー英国の労働者たちへ(1877年)
4 民衆の芸術(1879年)
5 金が支配する世の芸術(1883年)
6 意味のある労働と無意味な労苦(1884年)
7 芸術の目的(1886年)
8 未来の社会(1887年)
各論文の背景と解説
訳者あとがき
訳あって離縁したお雅が営む「旭屋」。夕餉の献立に困ったおかみさんたちの間で、持ち帰りのお菜をたっぷり揃えた見世は評判を集めている。
けれど、お雅には最近悩みがあった。長屋の差配が見世先に立って、お菜を求めるおかみさんたちを「女房だろ、母親だろ、なぜ自分で作らない」と説教するようになったのだ。おかみさんたちの足は遠のき、せっかく拵えたお菜も余ってしまう。そんな矢先、差配の内儀が体調を崩してしまい……。(収録作「はるいわし」)。
気難しい差配や常連客の色恋、そして元亭主や母親との関係に悩まされながらも、お雅は旬なお菜を拵え、「旭屋」を逞しく切り盛りする。江戸をめぐる四季と人間模様を丁寧に描いた、心温まる時代小説。
<収録作品>
お菜を買いに来たおかみさんを叱る差配。どうすれば?「はるいわし」
お花見の季節。常連客の色恋沙汰に巻き込まれ……「さくらのうたげ」
町でにわかに流行る「大食い競べ」、勝負の行方は?「おおぐいくらべ」
秋が深まる中、お雅の元亭主が見世にやって来た!「きくかほる」
正月早々、料理茶屋の大女将である母親が訪ねてきて……「さとのあじ」
自然豊かな岡山で暮らす人気作家。平々凡々な毎日かと思いきや……。妄想一杯な日々のあれこれをユーモアたっぷりに綴ったエッセイ集。
3分に1回、あなたは騙される!?
パン職人のレンは恋人のリリィに十一月の誕生石であるトパーズを贈ろうと決心するが……?(「誕生石」)、父の作った自分によく似たロボットが気に入らない少女は怒って……(「そっくりロボット」)、売れない作家の元に守護霊を破格で貸すという男が現れて……(「守護霊レンタルサービス」)。全ての話がどんでん返し! 読み終わるまでの三分、あなたもきっと騙されるーー珠玉のショートショート三十六篇。
新規書き下ろしを加え再編集。
陰キャ同士、恋愛初心者の檜さんと杉村くん。
すこしずつ互いの距離が縮まり、
“すき”という認識の共有が叶うものの、
好きの暴走で思考回路は恋の迷路に。
教室の隅、ひっそりと、でもしっかりと。
好きあい近づく2人の変態的な恋愛ドラマ、完結!
明和八年、道頓堀で近松半二の「妹背山婦女庭訓」は人々を熱狂の渦に巻き込む。芝居道楽が高じて絵にも義太夫節にも才を見出す者、半二の娘を頼る弟子、半二に敵わないと歌舞伎へ移った者…。操浄瑠璃に魅せられた人々の人生を喜怒哀楽豊かに生き生きと描く。直木賞&高校生直木賞W受賞『渦』に続く群像物語。
AIが切り拓く新時代の定石に乗り遅れるな!
最新のAI定石研究に基づいた、「プロレベルの実力を身に着けたい人」のための問題集!
21世紀に誕生して以降、囲碁AIはめざましい成長を遂げました。
人類に勝利するまで至ったAIは、以前まで悪手と思われていた打ち方が実は良い手だったことを示し、逆にこれまで普通に扱われていた打ち方に疑問を呈するなど、囲碁のさまざまな常識を覆してきました。
特に「ダイレクト三々」に代表される新時代の定石は、かつて常識だった定石の打ち方に取って代わりつつあります。
現在でもAIによる解析と研究は盛んに行われ、囲碁の戦略は絶えず変化を続けています。
本書では「実戦ですぐに使える」定石に重点を置き、対局の中で使われることの多い最新の定石とその対応方法について紹介。『星編』『小目編』『その他の定石』それぞれの問題を自分の力で解くことで理解を深め、実際の対局で活かしやすい形となっています。解けた問題がひと目でわかるチェック項目付き。
はじめに
第1章 「星」編
第2章 「小目」編
第3章 その他の定石
おわりに
国宝は「重要文化財のうち世界文化の見地からも価値の高いもの、類いない国民の宝」と定義され、現在1144件(2025年)が認定されている。普賢菩薩像から伊藤若冲までの「絵画」、弥勒菩薩半跏思惟像など「彫刻」、日本刀などの「工芸品」、銅鐸・金印・古墳出土品などの「考古資料」、中尊寺金色堂など「建造物」、「書跡・典籍」、「古文書」、「歴史資料」の8分野がある。本書では、歴史的背景や、史実にもとづきながら、見所、詳細な情報を掲げ、丁寧に解説。知っておきたい、興味深い国宝を中心に、写真ではわからない驚きや不思議・謎に踏み込んで紹介する。
はじめに
第一章 旧石器時代から古墳時代
コラム1 国宝ってなに?数はどれくらい?
第二章 飛鳥時代から奈良時代
コラム2 国宝って誰が決めるの?
第三章 平安時代
コラム3 人間国宝ってどんな人?
第四章 鎌倉時代から南北朝・室町時代
コラム4 国宝の宝庫・国立図書館とは?
第五章 安土桃山時代から江戸時代
ほかコラム
20 世紀を代表するグラフィックデザイナー、ポールランドが、現代のデザインの基本ともなるいくつかの原則を 自らの作品を参照しながら理論的に解説する、作品集の体裁のデザイン解説書。
芸術至上主義
美と実用性
デザイナーの問題
広告におけるシンボル
シンボルの万能性
トレードマーク
ストライプ
想像力とイメージ
形と内容の融合
アイデアのアイデア
繰り返しの意味
ユーモアの役割
遊び絵と視覚的なおもしろさ
コラージュとモンタージュ
昨日と今日
印刷における形式と表現
読みやすさについて
古き良き“Neue Typografie"
デザインと遊戯本能
ブラック ブラック ブラック
パッケージの芸術
三次元
色の複雑さ
生き生きとした描写
セザンヌに学ぶ
デザインの政治
完全性と発明力
パブリックスペース活用の歴史や制度を初めて体系化。歴史的変遷を見やすい年表形式で辿るとともに、おさえておきたい政策や法令、条例等、都市に賑わいや居心地を創出するテクニカルなアプローチを国内外の60の制度・プログラムで網羅した。自治体・コンサル・企業・市民・研究者、あらゆる立場で実践に使える待望の教科書。
「小説家になろう」にて4000万PVの大人気作コミカライズ!
狂鬼と呼ばれる凶暴な生き物がひしめく灰色の森<深界>で覆われた世界。
隻眼の青年シュオウは、自らの目で世界を見定めるため旅立ち、王都ムラクモに辿り着く。
宝玉院の卒業試験「深界の森の踏破」に従士として参加することになったシュオウは、素人ばかりの小隊、限られた物資、狂鬼の存在と無理難題な状況の中、活路を見出すことはできるのか!?
天井知らずの立身出世ファンタジーはここから始まる。
※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。
陰陽寮の頭・土御門家の姫君『香菜』。
異世界に聖女として召喚された彼女を待っていたのは無礼な言葉の数々。
いいように使おうとする王族に対し、彼女は苛烈な力で場を制圧する。
「其方らは妾をなんと心得ておる」
生きるために戦う聖女の、容赦なき断罪劇が開幕するーー。
・日本では1年間でプール2万個分の食料が捨てられている
・1%のお金持ちが「世界の半分」の富をもつ
・パパ、ママ、先生、大人たちは働きすぎ?
・地球温暖化で東京も大阪も水没!?
・世界とつながるICTってなんだ?
・SDGsの小さい「s」ってなに?
など身近な話題と、具体的なデータから
地球の「今」と「未来」を知るレッスン!
今、大注目の大切な話「SDGs」について、
わかりやすいテキストとイラストで解説しながら
各項目を【3つのキーワード】にまとめました。
「エスディージーズってなに?」という基本から、
日本と世界の「ヤバイ問題・スゴイ取り組み」まで一気にわかります。
子どもと大人、一人でも親子でも読み進められる内容です。
「〜を解決するためにはどんな方法があるかな?」「もし◯◯になったらあなたはどうする?」など議論と思考を促すコメントも用意。
さらに、「SDGsがわかりやすくなる5つのP」
「SDGs=環境問題だけじゃない!経済・社会・環境の3つが大切」など、
あまり語られていない、SDGsの根本理解をたすける解説も準備。
調べ学習や授業、受験勉強、
さらに教養として身につけるためにも役立つ一冊です。
【監修】笹谷秀光
千葉商科大学基盤教育機構教授、CSR/SDGsコンサルタント、グレートワークス株式会社顧問。東京大学法学部を卒業。1977年農林省に入省し、環境省大臣官房審議官、農林水産省大臣官房審議官、関東森林管理局長を経て、2008年に退官。同年に伊藤園に入社、取締役、常務執行役員を経て2019年退社。2020年4月より現職。行政、ビジネス、学術という「産官学」すべてを経験。現在、日本経営倫理学会理事、グローバルビジネス学会理事、特定非営利活動法人サステナビリティ日本フォーラム理事、宮崎県小林市「こばやしPR大使」、未来まちづくりフォーラム2019・2020実行委員長。企業や自治体などでSDGsに関するコンサルタント、アドバイザー、講演・研修講師として幅広く活躍中。
【もくじ】
ようこそ 未来を考える教室へ!
1時間目 ゼロからわかるSDGsのきほん
2時間目 他人事じゃなかった!日本のヤバイ問題&スゴイ取り組み
3時間目 ここから未来を変える!世界のヤバイ問題&スゴイ取り組み
4時間目 やってみよう!今すぐできる26のアクション
5時間目 ふれてみよう!身近な取り組み
ようこそ 未来を考える教室へ!
タイムリミットは目前!? 地球の危機
SDGsって、つまりなに?
世界を渡っていくためのらしん盤をゲットしよう!
1時間目 ゼロからわかるSDGsのきほん
2時間目 ひとごとじゃなかった!日本のヤバイ問題&スゴイ取り組み
3時間目 ここから未来を変える!世界のヤバイ問題&スゴイ取り組み
4時間目 やってみよう!すぐできるアクション
体験学習 ふれてみよう!身近な取り組み
特集/
「駕籠真太郎の現在過去未来」
「蛭子能収最後の展覧会」展解説対談 根本敬×みうらじゅん
『信長公記』(しんちょうこうき)は、織田信長の家臣であった太田牛一が著した、信長の一代記である。足利義昭を奉じて上洛してから本能寺の変に斃れるまでの15年間の足跡がとりわけ詳細に書き記されている。しかもその記録はきわめて正確で、歴史研究が進み従来の信長像が大きく塗り替えられようとしている現今においても、本書は第一級史料としての地位を失っていない。戦国時代を駆け抜けた信長の生きざまが現代によみがえる!
2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』主人公・豊臣秀長が、絶大な信頼を寄せていた武将・藤堂高虎。その波乱万丈の生涯を描いたベストセラー小説が、新装復刊!
最初に仕えた近江の浅井長政が織田信長によって滅ぼされた後、主家を転々とした藤堂高虎は、豊臣秀長に見出され、戦さで次々と功を立てることで立身出世を遂げてついに大名に。
豊臣秀吉の死後、徳川家康に仕えて重用されたことから、節操がない、変わり身が早いと言われ続けた高虎は、いかなる武将だったのかーー。
「今後大事あらば、藤堂を先手とし…」と、家康をして言わしめた男の波瀾万丈の生涯を描く。