これは、人類が初めてのぞいたオオカミの生活の記録である。
もっと恋しよう、もっと旅しよう、もっと仕事しよう。自分の努力と考えで得たものこそが、本当の幸せだと思うから。漫画家として三十年。愛の物語を生み出してきた著者が贈る珠玉のエッセイ。
たんぽぽの仲間たちのスポークス・ウーマンは、あわてんぼうで、うっかりやさんで、ポーっとしていた危なっかしいけど、どこか一本芯の通ったたんぽぽの根っこのような不思議な先生。ついに刊行、自然流ふれあいルポ作品。
チビ電ってダンボールでつくったちいさなでんしゃなんだ。ぼくたちはチビ電にのってまちにでかけたんだ。もう、さいこーだったよ。
「子どもは、そんな口きいちゃいけません」いかにも優等生といったかんじで、先生のうけもいい、イヤミなやつがあらわれた。ぼくたち、あっけにとられていたけれど、あんまり目にあまったから、いっちゃった。「バカか、おまえは」って。そしたら、ピィー、ポン、バチバチ、ボヨーンさ。-あのひとことから、事件がはじまったんだ。第14回福島正実記念SF童話賞大賞作品。小学校低・中学年向き。
みずたまりにひとりぼっちのメダカくんを、アマガエルくんがみつけました。「メダカくん、どうしたの?」4〜5歳から。
メタン、ベンゼンからバイアグラ、ダイオキシンまで、付属CD-ROMに分子データを収録した分子事典。掲載データは、系統名、分子式、分子量、性状、沸点など。索引付き。約1200の分子の3Dモデルを収録したCD-ROMを付録とする。
世界一のポケモントレーナーになることを夢見て、ピカチュウとともにマサラタウンを旅立ったサトシ。さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、旅の途中で出会った少女、カスミとともにニビシティにたどり着いた。初めてのバッジをかけて繰り広げられる死闘!そして、新しい仲間が…。テレビアニメシリーズの構成作家が放つ大興奮のノベライズ、待望の第2弾。
「落ち葉を拾う?子どもじゃあるまいし、大人がすることじゃあないね」そう考えているとしたら大間違い。同じ紅葉でもイロハモミジとハウチワカエデでは色がちがう。同じ木でも染まり方はじつに個性的だ。破れたり穴だらけになったりする葉もあり、そういう葉はかえって味わいがあって美しい。大人はそう思ったりする。
自由な言論活動が抑圧される「暗い時代」において、人々は、「孤独なる思考」のうちへ、あるいは「同情」によって身を寄せあう狭いサークルの「小さな物語」へと自閉していく。20世紀の「暗い時代」を通過したハンナ・アーレントは、「真理」よりも「対話」の可能性を愛したレッシングのなかに、新たな政治のパラダイムを発見した。それは、他者にたいして開かれた「友情」を通して、「共通世界」を継承・発展させていく政治である。
約700種の生態写真を、通常の分類体系に準じて36のグループに分けて掲載。生態観察に役立つように編集された、斬新で画期的な図鑑である。特によく見たい44種については闘争、求愛、産卵などの写真とともに、繁殖期、産卵時間、産卵場所などを具体的に解説し、「観察のポイント」をまとめた。
人材を集めてつくるチームは、食材を集めてつくる料理と似ている。高級食材だけの料理がおいしいとは限らないように、稼ぐ人だけを集めたチームが、稼ぐチームになるとは限らない。他方、ありふれた食材でも組み合わせや味付けを工夫すれば、おいしい料理ができあがる。安い人中心のチームでも、目的にあわせた組み合わせや人材にあわせた動機づけで、結構いけるチームになる。素材を生かした絶品料理をつくるには秘伝の「レシピ」が必要なように、人材を生かす「稼ぐチーム」づくりにも「レシピ」が必要だ。レシピ次第で、人材は生きたり死んだりする。この本では、チームづくり・運営のレシピを示している。