「資金繰り」とは、会社の収入と支出を管理して、収支の過不足を調整することです。現金、預金以外の、支払にすぐには利用できない貸付金や売掛金、不動産などは「資産」ですから資金繰りに対処することはできません。また“黒字倒産”という言葉があるように、売上が多く、利益が出ているからといって倒産しないわけではなく、資金繰り(支払い)に窮すればアウトです。したがって資金繰りは、会社経営を継続していくうえで最も重要といっても過言ではありません。
本書は、資金繰りの基礎知識と、いざというときに困らないための実践的な対応策をやさしく手ほどきする本。資金計画や資金繰り表のつくり方から、融資を受けたり、資金調達するためのノウハウまで網羅。中小企業の経営者や役員はもちろん、財務や経理担当の部課長にも、これだけは知っておかなければならない、という内容満載のすぐに役立つ実用本です。
本邦初の入門書として好評を博した『環境倫理学のすすめ』の続編。温暖化、持続可能性、石油資源、貧困、生態系など、環境分野で重要なトピックスを網羅的に取り上げ、環境倫理学を具体的に解説。環境問題を総合的視点で考察する上で重要な考え方がよくわかる。「増補新版」では各章末に新たに「補遺」を加え、現代人が深く考えるためのヒントも提示
解説動画で自学自習をサポート!
日常学習から共通テスト準備まで使える問題集!
「要項(重要事項のまとめ)」「用語CHECK」「例題」「基本〜標準的な問題」の4段階構成で,無理なく着実に実力UP。思考問題も充実しているので,基本を学びながら思考力を鍛えることもできます。また,巻末には,大学入学共通テストの出題傾向を反映した「巻末チャレンジ問題」を収録しているので,共通テスト対策も万全。さらに,紙面上のQRコードから,すべての例題の解説動画(10個)や章末総合問題の解説動画(15個),重要用語の確認テスト(全4章分)を配信し,自学自習を徹底的にサポート。豊富な問題演習とコンテンツで入試に繋がる基本を身につけたい人にオススメ。
タイ・カオヤイの森での1000日間の記録。熱帯の森での動物による果実食と種子散布の謎を解き明かす。
地球上の生物の複雑多様な進化の謎は「自然淘汰」と「突然変異」のみで語れるのだろうか?答えは「否」!秩序ある生物世界に関しては、自然淘汰や突然変異も重要だが、これに加えて「自己組織化」が決定的な役割を担っている。すべての秩序は自然発生的に生まれる、と自己組織化理論は主張する。本書では、この理論に則って進化の様子を丹念に読み解いてゆく。さらにこの理論は、カンブリア紀の大爆発、生物のネットワーク、経済システムから、民主主義の生まれた所以にいたるまでを説明する。新しい視点からの理論的挑戦でわくわくできる一冊。
複雑さ・知識・学習を重視する現代進化経済学の立場から、20世紀の新旧のユートピア(中央集権的社会主義、純粋自由市場経済)を批判し、資本主義を超えた、将来の実行可能な社会経済システムを展望する。
原書初版発行から40年以上もの間、細胞生物学、分子生物学のバイブルとして使用されている教科書。長期間に渡り日本語版がなく、このたび待望の最新日本語版が完成。細胞の分子レベルでの仕組みを、平易な文章と1,500点以上の明解な図で示し、原理の説明に加えて重要な遺伝子、分子の名前も具体的に紹介。脇に余白を残した一段組レイアウト、段落の中身を具体的に表す説明文のような見出し、統一された美しい図をふんだんに用いて説明、旧版からの特徴的なスタイルを継承。細胞生物学の概念的枠組みを身につけ、研究者へのスタートラインに立つための知識を提供、大学院入学試験の出題範囲としても使われる。目次立ては旧版を継承しつつも、内容は新たな発見を盛り込み大きくアップデート。約1/4の図版を新規追加または更新。日本語版は原書の頁と一致するように編集、必要に応じて原文と照合した学習もしやすい。旧版から継続された訳者を中心に少人数エキスパートによる翻訳、読みやすく理解しやすい文章を実現。
学生や若手研究者にも手に取りやすい価格を実現。細胞生物学、分子生物学テキストの最高峰として、学生・大学院生・教官・研究者など、それぞれの要望・用途に応えるべく待望の刊行。
生物のそれぞれの個体を取り巻く環境は、生物の生息のありようを大きく左右する。環境の構成要素として非生物的な条件がもっぱら認識されるが、周囲にいる他の生物も環境の構成要素である。というのは、生物はほとんどの場合単独では生きておらず、同種あるいは他種の生物と密接な関係を保ちながら生きているからである。本書では、生物の生息に影響を及ぼす環境条件について、生物的条件や景観に関わる条件なども含めて解説する。さらに、長期的な視点に立った場合に、環境が進化や種分化にどのように関わり得るのかの概要も紹介する。
1.生物にとって環境とは何か 2.気候と生物 3.地形と生物 4.植生と植生遷移 5.植生と動物との関係 6.水域生態系における生産者と分解者 7.生物的環境 8.生態系における撹乱 9.景観生態学的要因 10.人間による環境改変1 : 都市化 11.人間による環境改変2 : 農村の場合 12.人間による環境改変3 : 河川の改変とその生物への影響 13.生物多様性と進化 14.生物の進化1 : 種分化と種間関係 15.生物の進化2 : 孤立した生物生息場所が持つ意味
リニューアル後の地球館を中心に、研究者に聞いた科博の見どころ&遊びどころがいっぱい!
第六回配本、第六巻は『自然科学史/数学史/医学史』。標題分野における著作・論文を幅広く収録。解題担当は武田時昌。
科学史の諸領域にわたり独自の史観を打ち立て、独創的な研究を生み出すと共に科学史を一つの学問分野として確立した藪内清(1906-2000)。単行本未収録の論文、入手困難な著作を中心に多岐にわたる氏の業績を編む。各巻解題・月報付。
第七回配本第6巻は『自然科学史/数学史/医学史』。標題分野における著作・論文を幅広く収録。解題担当は武田時昌。
【目 次】
第一編 自然科学史
ギリシャ科学の精神
序論 自然科学の源流 / 第一章 エジプトとバビロニア / 第二章 科学の誕生 / 第三章 プラトンとアリストテレス / 第四章 アレキサンドリア時代の科学 / 第五章 ギリシャ・ローマ時代の科学
自然科学史 古代・中世編
第一章 古代文化民族の科学 / 第二章 ギリシア時代の科学 / 第三章 アレキサンドリア時代の科学 / 第四章 グレコ・ローマ時代の科学 / 第五章 イスラム時代の科学 / 第六章 中世のヨーロッパ科学
科学史概説
第一章 古代の遺産 / 第二章 ヨーロッパ中世とイスラム / 第三章 新時代の科学 / 第四章 ニュートンとその時代 / 第五章 近代科学の成立
第二編 数学史
支那数学史
第一章 古代の数学 / 第二章 九章算術 / 第三章 劉徽及び祖沖之父子 / 第四章 算経十書 / 第五章 隋唐の数学 / 第六章 宋元の数学と天元術 / 第七章 明代の数学 / 第八章 西洋数学の輸入 / 第九章 清代の数学
中国の数学
算学啓蒙について
天平時代の尺度
数え方の多様性
数学書にみる政治ーー人民への配慮
第三編 医学史
『黄帝内経素問』
新出土資料と医学
中国における伝統医学
予防医学と薬の三品分類
解 題(武田時昌)
第一編 自然科学史
ギリシャ科学の精神
序論 自然科学の源流 / 第一章 エジプトとバビロニア / 第二章 科学の誕生 / 第三章 プラトンとアリストテレス / 第四章 アレキサンドリア時代の科学 / 第五章 ギリシャ・ローマ時代の科学
自然科学史 古代・中世編
第一章 古代文化民族の科学 / 第二章 ギリシア時代の科学 / 第三章 アレキサンドリア時代の科学 / 第四章 グレコ・ローマ時代の科学 / 第五章 イスラム時代の科学 / 第六章 中世のヨーロッパ科学
科学史概説
第一章 古代の遺産 / 第二章 ヨーロッパ中世とイスラム / 第三章 新時代の科学 / 第四章 ニュートンとその時代 / 第五章 近代科学の成立
第二編 数学史
支那数学史
第一章 古代の数学 / 第二章 九章算術 / 第三章 劉徽及び祖沖之父子 / 第四章 算経十書 / 第五章 隋唐の数学 / 第六章 宋元の数学と天元術 / 第七章 明代の数学 / 第八章 西洋数学の輸入 / 第九章 清代の数学
中国の数学
算学啓蒙について
天平時代の尺度
数え方の多様性
数学書にみる政治ーー人民への配慮
第三編 医学史
『黄帝内経素問』
新出土資料と医学
中国における伝統医学
予防医学と薬の三品分類
解 題(武田時昌)
これから資本主義は長期にわたって苦しみながら朽ちてゆくーこれまでの危機理論を検証しながら、民主政治の解体と資本主義の変容を洞察する。『時間かせぎの資本主義』の著者による資本主義終焉論の決定版。
思いがけない事故や犯罪、災害との遭遇、また虐待やDVなどによるトラウマティックな体験で苦しむ人たちが、おびただしい数存在する。しかし、わが国にはトラウマやPTSD 患者を治療する医療資源がまだまだ不十分であり、科学的根拠に基づくケアはさらに少ない。
患者には、過ぎ去ったはずの出来事が、今まさに起こっていることのように再体験され、それによって苦しめられつづけるのがPTSDの症状である。患者は、トラウマに関連する場所や刺激を回避するため、生活が非常に制限される。さらに、意識上でも身体上でも、危険に対する最大限の警戒態勢を保っているため、つねに緊張し、覚醒亢進し、目の前の物事に集中するのが困難になる。
本書は、エビデンスの認められている認知行動療法の一種であり、トラウマ・PTSDの対応に特化した心理療法「認知処理療法(CPT)」についての本邦初の包括的な手引き書の第2版である。その基本的な考え方から、実施の仕方まで、じつに丁寧かつ詳細に解説されている。
また、好評だった第1版を改訂した今回の第2版では、新たに「認知的事例概念化」の章を設ける、LGBTQIA+などの新たなトピックを取り上げる、もともと1つだった章を2〜3の章に分けてセッションごとに独立した章にするなど、臨床場面でより活用しやすいものになっている。
第1部では治療法成立の起源から研究の状況を概観すると共に、臨床実践に先立って必要なことを詳しく解説する。第2部では、12回のセッションそれぞれの目標と手順を述べた後、すぐに使えるシートや具体的な配布資料、その記入例などと共に具体的な進め方を詳細に解説し、ふり返りや話し合いを経て、伝えるべきことや練習課題を示す。第3部ではさまざまなかたちのCPTや集団CPTについて解説し、トラウマの種類や個人要因による特有の問題・トピックについても考察する。
認知処理療法は様々な背景を持つ人のPTSDへの心理療法として有効性と安全性の科学的な検証結果が多数報告され、多くの診療ガイドラインで第一選択のひとつとして推奨されている。
トラウマへの臨床上の重要性が高まり、診療報酬の対象となるなど、日本の臨床現場で今、認知処理療法を広く実践することが求められている。本書はその現場に、強力な医療資源を提供することになるだろう。
黒潮と日本の魚類相。黒潮が南から北へベルトコンベヤーのように魚類を運搬すると同時に、魚類の分布を分断する障壁にもなっているという仮説を探る。
私たち人間がやっている行動や、築いてきた社会・文明によって生じた物事は、ほとんど昆虫が先にやっている。狩猟採集、農業、牧畜、建築、そして戦争から奴隷制、共生まで、彼らはあらゆることを先取りしてきた。特に面白いのは繁殖行動。相手と出会うため、あの手この手を使い、贈り物、同性愛、貞操帯、子殺し、クローン増殖と何でもアリだ。どうしても下に見がちな私たちの思考を覆す、小さな生物のあっぱれな生き方を気鋭の研究者が大公開!
生態学者の求める生物群集の多変量解析(相関と行列、クラスター解析、序列化、空間構造、群集の多様性)に特化したR解析本。
本書は3 名の生態学者の視点から多変量解析の主要な方法を解説しており、数値生態学とR言語による実装の橋渡しとなるものである。様々な探索的アプローチから始まり、相関と行列、クラスター解析、序列化の実例など、多変量解析の重要な構成要素を論理的に解説している。最後の2章では生態学における近年の重要な議題となっている空間構造や群集の多様性について触れる。これらは、記載的手法からはじまり、実験的、予測的など様々なアプローチを包含するものであり、現代の多変量の生態学的解析において生じる疑問に対応することのできる広いツールボックスを提供するものである。この第2 版ではR コードを刷新し、より快適で多様なアプリケーションに応えるものとなっている。また新しい特徴として、種の形質と環境の関係に関する研究や群集の多様性解析を含んでいる。
[原著: Numerical Ecology with R, 2nd Edition, Springer, 2018]
森林と人はどのように歩んできたか。生態系と社会の視点から森林の歴史と未来を探る。〔内容〕日本の森林のなりたちと人間活動/森の恵みと人々の営み/循環的な資源利用/現代の森をめぐる諸問題/人と森の生態系の未来/他
絶え間なく変わる環境と、限りある資源のなかで
アフリカの漁民たちが見出した「すみ分け」の知恵
◇ 乾いた大陸・アフリカで、貴重な水産資源を持続可能なものにするため、多民族の漁民たちの間で進化してきたすみ分けのシステムとは。
◆ 地域や漁法・漁獲種に応じて多様化していったアフリカ内水面漁業の実態とその在来知の豊かさを、豊富なデータを用いて明らかにする。
◇ 国家主導による生産力至上の政策や、先進国目線での環境保全プロジェクトで変わりゆくアフリカ漁業の世界に警鐘をならす。
◆ アフリカやネパールなどで、先住民たちの生活・文化を追い続け、「近代化」への疑問を投げかけ続けた一人の日本人研究者の足跡。
第1章 スワンプ漁撈民の活動様式
第2章 熱帯内陸湿原の追い込み漁
第3章 バングウェウル・スワンプにおける魚資源の持続性について
第4章 マラウイ国・シレ川下流域の事例から1
第5章 シレ川下流域の事例から 2 : エレファント・マーシュ、バングラ・ ラグーンの事例を中心に
第6章 タンガニイカ湖北西部における漁撈活動と漁獲物流通の現状と諸問題
第7章 チルワ湖南部の事例から:2007年の調査を中心に
第8章 チルワ湖南東部ルンガジにおける水産資源利用の事例:2015年の調査から
第9章 チルワ湖西部の漁獲水揚げ地点における漁民活動の比較
第10章 ネパールにおける山岳観光の現状と問題に関する人類学的研究:東部ネパール・バルン川流域の事例から
“地上に太陽を作る研究”ともいわれる核融合エネルギーの研究開発は現在、技術的実証・経済的実現性の確立を目指す第三段階まで進み、21世紀中ごろの実用を目指して突き進んでいます。本書では核融合の基礎知識から核融合反応を起こす方法と方式、それぞれのメリット・デメリットなどを図や写真を交えながらわかりやすく解説していきます。