●高専の環境系学科、土木・建築科1〜5年生、大学では環境系学科、建築学科1〜2年の必修の授業である「環境工学」のテキストとして編修しており、最新の国立高専のモデルコアカリキュラムの内容に準拠しています。
●改訂版では、統計の更新のほか、持続可能な開発・騒音の捉え方・生態系など最近注目を集めている話題の充実などをはかりました。
●初学者も学びやすいよう、身近な事例を章扉や予習問題、本文側注に掲載しています。
●演習問題の解答や、本書に書ききれなかった最新の話題やデータ類は「WebにLink」として、ダウンロードデータをご提供予定。
日本動物学会編集による書下ろしの事典。1項目2頁/4頁の解説で、分類系統、遺伝、細胞、進化、発生、生理・神経系、内分泌、生体防御、行動、生態までの各分野と、さらには動物学の歴史、応用としてのバイオミメティクスをそれぞれ1章ずつ設け、動物学が一望できる。カラー口絵には多種多様な生きものの姿を掲載。
発達障害、心身症、慢性疾患を持つこどもに対して小児科医として関わるための心構え、診療技法、診断、治療、社会的サポートをBio-psycho-eco-socialな観点から捉える発達行動小児科学の成書。初の日本語訳。
1 発達行動小児科学の基礎
2 ライフステージ
3 こどもの社会的・環境的背景
4 発達および行動に影響を及ぼす生物学的因子・疾患・曝露
5 発達障害
6 行動・学習・情緒・メンタルヘルスにおける多様性
7 医療状況がこどもの発達および行動に及ぼす影響と支援
8 機能的発達領域における多様性と課題
9 発達行動小児科学における評価と測定
10 発達および行動上の問題に対する介入・支援・治療
11 発達行動小児科学における社会的・法的枠組みと支援体制
12 結論
本書では、「形が進化するとはどういうことか」という古くからの問題に取り組んだ学者たちの歴史を振り返りながら、進化生物学と発生学を取り込むことによって動物形態学が現在どのような理解の体系になりつつあるのかを描いていく。そして発生プログラムの背景にある遺伝子に関する現在の知見を手掛かりに、最終的に動物がたどってきた進化のシナリオをひもとき、動物の祖先がもっていたであろう太古の姿を考察する。
ゲノム時代に大きな変貌を遂げた微生物学のための教科書。
基礎編の第1部では、微生物を扱う幅広い分野を統一的にカバーする視点から、共通の性質や取り扱いを学ぶ。分類編の第2部では、ゲノム情報に基づく最新の分類体系を取り入れて、種ごとの多様な特徴を概観する。これらを土台として、応用編の第3部では医療や産業への応用といった技術分野を扱う。
第1部 基礎編 地球は微生物の惑星
1.微生物と人類 -世界史の中の小さな巨人ー
2.培養と滅菌 -生きるべきか死すべきかー
3.代謝の多様性 -パンのみにて生くるにあらずー
第2部 分類編 微生物は分子ツールの宝庫
4.グラム陽性細菌 -強くなければ生きていけないー
5.プロテオバクテリア -近接する善玉菌と悪玉菌ー
6.その他の細菌と古細菌 -極限環境を生きるパイオニアー
7.真核微生物とウイルス -一寸の菌にも五分の魂ー
第3部 応用編 赤・白・緑のテクノロジー
8.感染症 -病原体とヒトの攻防ー
9.レッドバイオテクノロジー(医療・健康) -命を支える微生物ー
10.ホワイトバイオテクノロジー(発酵工業・食品製造) -おいしい微生物ー
11.グリーンバイオテクノロジー(環境・農業) -緑の地球を守る微生物ー
100年続く大学の森である芦生研究林が、地元美山町の住民と、森と里の共再生を目指し本気の超学際研究に取り組んだ。多様な価値観と立場が交錯する中での協働のコツや苦労、研究者の変化、継続のヒントまで。
本邦初の入門書として好評を博した『環境倫理学のすすめ』の続編。温暖化、持続可能性、石油資源、貧困、生態系など、環境分野で重要なトピックスを網羅的に取り上げ、環境倫理学を具体的に解説。環境問題を総合的視点で考察する上で重要な考え方がよくわかる。「増補新版」では各章末に新たに「補遺」を加え、現代人が深く考えるためのヒントも提示
現在の経済学/経済学者への批判宣言! 経済学者たちの“対話の場”が必要である。
2008年金融危機、2020年パンデミックの経験から、主流派マクロ経済学の変容と退化が暴き出された。レギュラシオン理論の立場から、ケインズの伝統から離れ市場万能論に陥っている経済学の現状と、専門に入り込み全体を見ない経済学者という「職業集団」のあり方の両面を、徹底批判。
国際法に続く,ビジュアルテキスト第2弾。初めて環境法を学ぶ学生や法学部以外の学生のためのテキスト。写真や地図など豊富なビジュアル素材を収載し,わかりやすい解説とともに構成する。環境法を見て読んで,興味をもって学べる一冊。
Chapter1 環境法とは何か
Chapter2 環境被害の防止と回復
Chapter3 水と大気の汚染と対応
Chapter4 地下に潜む見えないリスク
Chapter5 身のまわりにある見えないリスク
Chapter6 良好な住環境の形成のために
Chapter7 良好な景観をつくる・まもる
Chapter8 廃棄物だからこそ丁寧に
Chapter9 循環型社会づくりへのチャレンジ
Chapter10 生物多様性と持続可能性
Chapter11 予測し,評価し,行動する
Chapter12 企業にとっての環境法
Chapter13 環境マーケットが企業活動をみつめる
Chapter14 地球の危機に立ち向かう
Chapter15 海の生き物の危機に立ち向かう
建築家・長谷川逸子の住宅と集合住宅の作品集。初期から最新作までを、1:1972-1983 長い距離・ガランドウ、2:1984-1991 複合と多様性、3:1994-2014 コミュニケーションの装置、の3期に分け紹介する。評論家・植田実の文も収録。
1893年、御木本幸吉が世界で初めて成功させた真珠養殖は、今日新たな段階に入っている。遺伝子、ゲノム情報を適用することによって、より高品質な真珠生産を目指し養殖技術の革新が図られている。本書は真珠養殖125年を記念して行われたシンポジウムを基礎に、新時代に突入した今日の真珠養殖技術の最先端を、真珠研究の第一人者が紹介する。主な目次 1章 養殖真珠研究の歩み 2章 真珠や貝殻はどのような細胞が作っているのか 3章 ゲノムから探るアコヤガイの多様性と進化 4章 アコヤガイ母貝の系統保存 5章 真珠層の色調関連成分の化学分析 6章 真珠層の色調を決定する遺伝子 7章 真珠層形成の機能タンパク質 8章 アコヤガイの赤変病研究の現状 9章 アコヤガイの真珠収穫後の有効利用
私たちは、熱と仕事を相互に変換する装置(熱機関)を利用している。しかし、熱と仕事は同じエネルギーの一形態であるが、等価でない側面がある。膨大な実験を通じて、巨視的な量の間に成り立つそうした関係を数学的体系にまとめあげたのが熱力学である。本書では、エントロピーを出発点として熱力学を演繹的に導いていく。ただし、熱力学の生物、物理、化学に関わる現象への応用を考え、分子論との繋がりについても配慮する。
1.分子運動論だけではPV=NRTにたどり着けない? 2.まずエントロピーよりはじめよ 3.思索の飛び道具:数学 4.示強変数の定義と平衡状態の予測 5.熱=仕事!?:エネルギーの移動 6.熱≠仕事!?:状態変化の方向性 7.エントロピーに代わるより使いやすい熱力学関数を求めて 8.ポテンシャルとしての熱力学関数 9.水と水蒸気とどちらが安定か:物質の三態と相平衡 10.物質の多様性を俯瞰する:多成分系の相図 11.エントロピーが支配する希薄な系:束一的性質 12.世界を救った熱力学:窒素固定の化学熱力学 13.自己組織化≠エントロピー減少:溶液内の実効相互作用とファンデルワールス描像 14.生物を熱力学で捉え、統計力学で考える 15.表面張力の熱力学:小さかったはずの表面効果
ゲーム理論の枠組みの拡充と豊富な比較・歴史情報の結合によって、経済学・組織科学・政治学・法学・社会学・認知科学における制度論的アプローチを統合しようとする画期的業績。シュンペーター賞受賞。
人口減少に対して都市のコンパクト化論が盛んだが、その後退的で否定的な印象によるマイナス思考が、地方の希望を損ねかねない。必要なのはパラダイムシフトを好機と捉え、空き地や空き家を活かして多様な都市空間を生み出し、新しい暮らしと都市への希望を創り出すことだ。計画は何ができるか、なすべきかを明らかにする
序 章 都市縮小問題と土地利用計画 浅野純一郎
1編 都市縮小・都市希薄化の実態と土地利用の課題
第1章 海外の都市縮小事情と日本の状況 海道清信
第2章 首都圏郊外部で進む都市の希薄化:横浜市と金沢区の高齢化と地区の状況 中西正彦
第3章 拡大しながら空洞化する首都圏近郊都市 秋田典子
第4章 DID 縮小区域から見た地方都市 浅野純一郎
第5章 東日本大震災被災地の空間変容の実態と新たな取り組み 姥浦道生、苅谷智大
2編 計画・制度の課題と可能性
◆都市計画制度の課題と可能性
第6章 都市縮小に向けた都市計画法制度のあり方 中出文平
第7章 都市計画法指定区域の縮小に向けた取り組み 松川寿也
第8章 逆線引き制度の適用可能性 浅野純一郎
第9章 立地適正化計画の効果的活用方策:居住誘導区域内外の土地利用制度のあり方 中西正彦、松川寿也
◆拠点・居住地の再編
第10章 まちなか居住施策による中心回帰:北陸地方の主要都市を例に 眞島俊光
第11章 郊外住宅団地の持続的居住と集約化の可能性 藤田 朗
第12章 用途無指定区域における拠点集約の取り組み 竹田慎一、松川寿也
◆未利用地の発生と利活用
第13章 市街化区域内農地の保全と市街地縮小化への活用可能性 柴田 祐
第14章 空き地の複数区画利用と暫定利用の可能性 原田陽子
第15章 市街地再編に向けた空き家の整備のあり方 篠部 裕
◆他分野と連携した対応
第16章 都市の縮小と公共交通:バス路線再編を事例として 吉中美保子、榎本拓真
第17章 自治体税制からの検討:固定資産税制度から見た望ましい市街地集約化のあり方 樋口秀
第18章 郊外市街地のマネジメント:将来人口構造およびインフラ・サービスの費用便益予測を踏まえた検討 勝又済
3編 欧米諸国の都市縮小の実態と対応
第19章 欧米諸国における都市縮小事情と国際的な比較研究の必要性 Katrin Grossmann, Vlad Mykhnenko, Annegret Haase, Marco Bontje/浅野純一郎(訳)
第20章 ドイツにおける人口減少への都市計画的対応 姥浦道生
第21章 英国における衰退住宅地管理の歴史的経緯と課題 Peter Lee/浅野純一郎(訳)
第22章 放置されたブラウンフィールドの有効な再生方法英国と日本の取り組み方の比較 大塚紀子
第23章 縮退状況における計画アプローチとしてのグリーン・イフラストラクチャー Karsten Rucshe, Jost Wilker/秋田典子(訳)
第24章 米国における空き家・空き地問題への対処:市場メカニズム活用とランドバンク 藤井康幸
終章 多様な都市空間の創出に向けて 浅野純一郎、姥浦道生、松川寿也
はじめに
「水滸伝」事始め
梁山泊の豪傑一覧
第一章 好漢たちの武勇伝「これが漢(おとこ)の生きる道」
──フリーランスの強みを活かす
第二章 晁蓋と革命軍前夜
──小さい組織を躍動させるための人材登用・育成術
第三章 宋江入山で飛躍する梁山泊
──組織成長のカギはカリスマの存在か、人材の多様性か
第四章 晁蓋の死から新頭領誕生へ
──リーダーの仕事論
第五章 梁山泊帰順、国家の敵と戦う
──大きな組織内での人事のあり方を考える
あとがき
環境や食料、エネルギー、労働など、日本社会の現状と問題点をわかりやすく凝縮。いまこそ市場経済に振り回されない「もう一つの道」へと歩みを進めよう。
「ディテール」からひもとく近代建築の思考の痕跡。100を超える図版・写真とともに読む。
企業法制を巡る調査研究報告書の最新版。各国・地域の紛争、気 候変動等により、サプライチェーンの混乱や食料、エネルギー価格の 上昇が憂慮されてます。資本市場は、それら諸課題の解決に向けて 相応の役割を担う必要があり、サステナブルファイナンス市場の法整備 へ向けた議論が進められています。また、AI が投資戦略を新しく変え る中での準備態勢も求められています。本書では、金融・資本市場 を取り巻く環境の変化及び諸問題の最新動向をフォローし、企業法制 について理論と実務の両面から検討しています。これまでのシリーズと 同様、最前線の学者・実務家による調査研究を実施。金融・資本 市場法制の有り方を議論する上でのベースとなる 1 冊です。
第 1 章 サステナブルファイナンスの潮流と課題
中空 麻奈
第 2 章 米国の株式市場間競争と市場構造規制の見直し
大崎 貞和
第 3 章 今後のJ-REIT 制度改革の方向性~投資対象資産の多様化を巡る論点
関 雄太
第 4 章 大量保有報告書の共同保有者の実態
矢田 歌菜絵
第 5 章 実質株主把握に関する制度設計について~欧米制度の比較と日本法制への示唆~
金子 佳代
第 6 章 金融商品取引法19条2項の減額の抗弁
飯田 秀総
第 7 章 上場会社における決算手続きの遅延への対応のあり方─ 継続会方式の再検討
加藤 貴仁
第 8 章 第2次トランプ政権下の米国の金融規制改革の展開と「国際基準」
松尾 直彦
第 9 章 ドイツにおける公開買付規制
伊藤 雄司
第10章 フランスにおける会社法の構築̶過去・現在・未来?̶
石川 真衣
第11章 「時間稼ぎ」を目的とする買収防衛策の適法性について
行岡 睦彦
第12章 中国における証券集団訴訟の制度設計と反省
朱 大明
第13章 金融商品取引法制のゆくえ
神田 秀樹