四季折々の添え描きのある便りは、実に楽しい。心なごみ、豊かな気分にさせてくれます。“なるほど、これなら描けそうだ”と思うものばかり。春夏秋冬、十二支、年賀など1年を網羅。とても重宝な1冊です。
人生は詮じつめると、人と人とのふれ合いの連続である。ふれ合った相手方から何をつかんで我が身につけたか、彼、もしくは彼女の人生とは、結局はその収支決算表であるまいか。そのためには心の用意が必要であろう。いわゆる問題意識である。問題意識こそは一期一会を結実させる起爆剤である。
「均等法」を機にコース別の選別がつよまり、一方でパートタイマーや派遣労働者はとめどなくふえていくが、こんな働き方で女性の地位は向上するのだろうか。他方、夫である男性の万年ヒラ社員化、長時間労働、出向、失業がすすんでいる。「均等法」は女性のことだと傍観していて、実は男性の足許が崩されつつあることに気付いた人はどれだけいるだろうか。女性の総労働力化がすすむ今日、職場と家庭で向き合う男と女の関係をさぐってみた。
確実にポイントを獲れるプレイヤーになるためには、不合理な動きや無用なクセは障害になる。そんな自己流のプレイに悩む中級者、多くの中級者を抱える日本のコーチ達に、コーチング法の権威バン・ダー・ミーヤが多くの欠点矯正法の中から最も実効のある練習をピックアップ。
北海道で笑われた人119人がつづる、愛と勇気のオートバイ体験。
「犬神家のたたりは、おビンズルさまでなおせるか…。山椒魚とタコがとれる信州の川のハナシ…。軽井沢でのカルイ心のザワメキ…。信州ミソをなめても、信州をナメてはいけないという教訓…」などなどなど、喜々快々のオートバイ体験記。
赤かぶ検事こと柊茂、信州・松本へ転任。彼を待ち受けるのは、とび切りの美人警部補行天僚子とすこぶる魅力的な若き弁護士秋月沙知子。そして早くも信濃路に事件のニオイが…。
日本は四季の変化の美しい国です。梅雨が明けると暑い夏が訪れ、やがて紅葉に彩られた秋が過ぎると、雪の舞う冬を迎えたあと、一斉に花開く春がめぐってきます。こんな日本のお天気の移り変わりを、この本はわかりやすく、月を迫って説明しています。読み進むうちにお天気を理解し、気象への興味がわいてきます。小学校高学年から中学生向きです。
戦いでは「なるべく無駄なく、短時間に、確実性を」要求される。この諸条件を満たすべく簡潔にまとめあげた門派が形意拳である。つまり、形意拳における速さとは、反応の速さであり、敵のわずかな動きを察して、次の瞬間、疾風のごとく敵を封じつつ確実に敵を撃ち倒すーこれが形意拳なのである。
20世紀末のメガロポリスをさまよう騙し舟。波間より湧き昇る愛と性と死のイリュージョン。巨大なメリーゴーラウンドに遊ぶ時代の少年たちが迷路の夜に落下する。世紀末幻想を描く虚構純愛。
重い知恵おくれの施設止楊学園を創設し、汗と涙にまみれながら本物の教育をめざす夫と、熱い愛をもって共に生きる妻。2人を駆り立ててきた一途な信仰と情熱に、魂を揺さぶられるエッセイ集。