「山田宏一の日本映画誌」全面改稿!巨匠からプログラム・ピクチャーまで寅さんからロマンポルノまでドキュメンタリーから自主映画まで日本映画の面白さをとことん語った映画評論家・山田宏一の日本映画論集成。
生誕105年!ゴジラを育てたマエストロ。伊福部昭映画音楽研究本の先駆的著、文庫化!作曲家・伊福部昭が映画音楽を担当した黒澤明、本多猪四郎、成瀬巳喜男、今井正、新藤兼人監督などの映画作品を中心に、独創的な音楽観、芸術観、人生観に迫った渾身の書。
図書館用ハードカバー愛蔵版。映画ノベライズ。高校こそ脱ボッチを目指す春野美月。入学して3週間たつのに、友達はゼロ……。そんなある日、美月がバイトするカフェにバスケ部イケメン四天王があらわれる。朝倉永久(天然王子)、朝倉瑠衣(キュートときどき腹黒)、若宮恭介(ミステリアスなお兄様)、多田竜二(硬派でウブ)。イケメン4人とにハチャメチャ青春DAYSが始まる!!?
図書館用ハードカバー愛蔵版。イケメンだらけの青春デイズを描いてベストセラーとなっている
ボッチ女子×イケメンたちの青春ラブストーリー『春待つ僕ら』の映画ノベライズ!
大事なものが見つかれば、人は強くなれる──。
ずっと周囲にとけこめず一人ぼっちだった美月は、
高校入学をきっかけに、“脱ぼっち”を目指してもうまくいかない。
そんなとき、偶然バイト先にバスケ部のイケメン四天王があらわれる。
四天王の一人でクラスメイトの永久は、自分に自信がもてない美月に
「美月にも、大事なものがきっと見つかると思うよ」とはげます。
バスケと仲間を本気で愛するバスケ男子たち、そして幼なじみや友達との出会いによって
美月の青春が輝きだす。
壮烈カイバー銃隊/ゼンダ城の虜 1952/地球を駆ける男/欲望の砂漠
/ゴールデン・コンドルの秘宝/怒涛の果て/ジャングルの宝庫
/闘牛の女王/凸凹宝島騒動/魔法の剣
ジェンダーを学ぶ方、関心を抱く方のための入門書。
身近にある書籍や映画を手がかりにして、ジェンダーに関連する知見を読み解いていく。
ジェンダー問題に関心を持ち、さらに関係する書籍を読み進めていく契機になる1冊。
おおまかに、ジェンダーをめぐる社会の動向を、第1段階(1980年代)、第2段階(1990年代)、
第3段階(2000年以降?現在)に分類し、この3段階のジェンダー課題を広く、
また日本だけでなく外国の問題も含めて取り上げる。
さやわか×西兼志対談「アイドル〈の/と〉歴史」、付録「コンテンツーコミュニケーション発展史」収録の
特集1「一〇年代ポピュラー文化ーー〈作者〉と〈キャラクター〉のはざまで」。
『ムーンライト』『へレディタリー/継承』『A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー』など話題作を連発する、
現在再注目のインディペンデント映画会社「A24」を日本で初めて本格的に紹介/分析する
特集2「A24 インディペンデント映画スタジオの最先端」。
堀潤之によるゴダール最新作『イメージの本』論、批評誌レビューほか掲載。
★特集1「一〇年代ポピュラー文化」
インタラクティブな作品が増えている近年の状況を踏まえ、
作品と鑑賞者の間で起こっているダイナミズムとは具体的にどのようなものなのか、
またその中に置かれ「コンテンツを使役する/に使役される鑑賞者」となったわたしたち自身について考えます。
アイドル/メディア論研究で知られる西兼志と、ポップカルチャー批評のさやわかによる対談【アイドル〈の/と〉歴史】ほか、
一〇年代文化が持つコミュニケーション要素の系譜を総覧した、
【コンテンツーコミュニケーション発展史 「会いにいける」から「反逆される」まで】他を掲載。
●さやわか×西 兼志「アイドル〈の/と〉歴史」
●高井くらら「コンテンツーコミュニケーション発展史 〈会いにいける〉から〈反逆される〉まで」
●難波 優輝「バーチャルYouTuberエンゲージメントの美学ーー配信のシステムとデザイン」
●楊 駿驍「あなたは今、わたしを操っている。--「選択分岐型」フィクションの新たな展開」
●得地弘基(劇団・お布団主宰)インタビュー「破壊する倫理と破壊される権利、その表現と葛藤」
●横山宏介「ユビキタスとデミウルゴス」
★ジャン=リュック・ゴダール『イメージの本』特別論考
●堀 潤之「ピクチャレスク・ゴダールーー『イメージの本』における「絵本」の論理」
★特集2「A24 インディペンデント映画スタジオの最先端」
『ムーンライト』のアカデミー賞受賞にはじまり、
『レディバード』『へレディタリー/継承』など話題作を連発する
新進気鋭のインディ映画会社である「A24」を日本ではじめて本格的に紹介/分析。
2012年に設立されたばかりの同社の歴史を追う【What is A24?】、
監督など関係者の言葉を紹介する【The Voices for A24】、
作品の魅力を紹介する【A24フィルモグラフィーーポスト・ジャンル映画】、
戦後アメリカ独立映画の歩みを追う【インディペンデント映画史】他、二つの論考を掲載。
●横山タスク「A24と失われた共同体たちーー部屋と家から見る映画」
●伊藤元晴「A24と二つのゴースト」
★etc.
●批評誌レビュー
『アンドレ・バザン研究』第二号[特集]存在論的リアリズム
『LOCUST』vol.01
●伊藤弘了によるエッセイほか
のび太が北極で発見した巨大ロボットは、地球侵略のための秘密兵器だった! ドラ映画のオールカラー版フィルムコミックス!
渋谷の老舗とんかつ屋の三代目・アゲ太郎は、他にやりたいことも見つからず、キャベツの千切りの毎日……。
ある日、弁当の配達ではじめて訪れたクラブで、密かに憧れていた女性・苑子に出会いドキドキ。
音楽にあわせて盛り上がるフロアに、これまでにない高揚感をおぼえる。
そしてやる気ゼロだったアゲ太郎は、一目惚れした苑子のハートを射止めるために、"豚肉"も"フロア"もアゲられる男「とんかつDJ」になることを決意!
でも、豚肉にも触ったことがない、DJ機器にも触ったことがない、能天気なアゲ太郎の道のりは、一に勢い、二に勘違い、三は運命の出会い!?と爆走爆笑の大ハプニングだらけ!果たして彼は、「とんかつDJ」として、2つの高き頂点を目指せるのか!?
大人気コミックスが北村匠海主演で映画化!友情、努力、勝利がたっぷり詰まった満腹絶倒の映画をあますところなくノベライズ!
マルセイユから葛飾柴又へ。知られざる影響
『男はつらいよ』の原型が、フランスのマルセル・パニョル作品にあったことは、
山田監督自身が語っているが、あまり知られていない。
「ポピュリスム」と呼ばれるその系譜に山田を位置づけつつ、
日本映画史をたどりなおす。
「吉村さんの著作を通して僕は
自分と自分の作品を客観的に見ることを学んだ。
このような優れた映画学者
(あえてそう呼ばせていただく)に
温かく見守られたことの幸福を、
この本を読みながらしみじみ思う。」
ーー山田洋次
[目次]
第I部 ポピュリズムについて
第1章 ポピュリズムとポピュリスム
第2章 フランク・キャプラのポピュリスト・コメディ
第II部 家城巳代治小論ーーその戦争責任論ともかかわって
第3章 家城巳代治素描
第4章 『姉妹』を中心に
第5章 家城の戦争責任論
第III部 山田洋次ーー『男はつらいよ』のルーツはフランス戯曲
第6章 山田洋次映画は大衆迎合か
第7章 パニョル『ファニー』をめぐって
第8章 『愛の讃歌』から『音楽劇 マリウス』へ
第9章 企業内で映画をつくるということ
第IV部 小津安二郎におけるポピュリズム
第10章 戦前小市民映画と『東京物語』
第11章 小津安二?・黒澤明から山田洋次へ
付論 『東京物語』と競輪、そしてアルコールーー『全日記 小津安二郎』に見る
第I部 ポピュリズムについて
第1章 ポピュリズムとポピュリスム
第2章 フランク・キャプラのポピュリスト・コメディ
第II部 家城巳代治小論ーーその戦争責任論ともかかわって
第3章 家城巳代治素描
第4章 『姉妹』を中心に
第5章 家城の戦争責任論
第III部 山田洋次ーー『男はつらいよ』のルーツはフランス戯曲
第6章 山田洋次映画は大衆迎合か
第7章 パニョル『ファニー』をめぐって
第8章 『愛の讃歌』から『音楽劇 マリウス』へ
第9章 企業内で映画をつくるということ
第IV部 小津安二郎におけるポピュリズム
第10章 戦前小市民映画と『東京物語』
第11章 小津安二郎・黒澤明から山田洋次へ
付論 『東京物語』と競輪、そしてアルコールーー『全日記 小津安二郎』に見る
「40年ほど前、海外暮らしの大変さも考えず、若い私は、イランから、あこがれの日本にわたってきました」。「越えなければならない壁がいくつも目の前に現れました」。
昭和末の日本に降り立ったイラン女性が覚えたての日本語を駆使し20代でイラン大使秘書を経験、帰国後は国営テレビで日本のドラマを翻訳・紹介し、再来日してからは公開されるほぼすべてのイラン映画の字幕翻訳に関わる。
世界の映画祭を席巻しはじめたキアロスタミらイランの監督たちの通訳・アシスタントを務め、各地の映画祭でイラン映画の紹介に奔走、多くの国際合作をプロデュースし、日本の監督のイラン・ロケや、イランの二大巨匠(ナデリとキアロスタミ)の日本での映画づくりを「命を削る」苦労で実現した。映画づくりを志す日本の学生たちの教育にもたずさわる。
イスラム革命、対イラク戦争、昭和の終わり、バブル崩壊、労働者の大量来日、アメリカの経済制裁……激動の時代のなかイランと日本を往復し、遠く離れた両国の「奥深くに似たところがある」「イランと日本は編みあわされた一つの国」と感じるまで二つの文化のかけ橋となった女性の映画愛に満ちた涙と笑いの半生記。
はじめに
序章 イランに生まれて
二つの町で/革命前のイラン映画/革命前夜
第1章 イランから日本へ
日本に行きたい/昭和最後の日本で/イラン大使の秘書として/イラン人と日本人
第2章 日本からイランへ
しばし日本とお別れ/日本のドラマをイランへ/イラン映画のニューウェーブ
第3章 再び日本へ
異国で子どもをかかえて/イランの映画を日本へ/クロサワとキアロスタミ
第4章 キアロスタミのかたわらで
日本のキアロスタミ/キアロスタミの映画/キアロスタミの哲学
第5章 イラン映画の監督たち
アミール・ナデリ/モフセン・マフマルバフ/マジッド・マジディ/アボルファズル・ジャリリ/カマル・タブリーズィー/ジャファル・パナヒ/バフマン・ゴバディ/アスガー・ファルハディ/イラン映画の現在
第6章 イランと日本を映画でつなぐ
合作映画をプロデュース/日本の監督がイランで撮る
第7章 イランの二巨匠が日本で撮る
ナデリの『CUT』/キアロスタミの『ライク・サムワン・イン・ラブ』/キアロスタミとの別れ
終章 四十年の軌跡 映画祭と映画人
索引・編集者付記
巻頭カラービジュアル4ページつき!!
オーストラリア・南極・日本を舞台に、かわいくてざんねんな、いきものたちが大活躍!
コアラのリロイが自分だけのユーカリの木を探す旅に仲間と出発!?
アデリーペンギンがモテるために石ころを集める??
ニホンノウサギのウサオが家を飛び出しツキノワグマの月子と出会う…!?
ざんねんだけど、ざんねんじゃない。
おもしろくってためになる
3つの物語にドキドキ、ワクワク!
官能・エロ映画全盛の昭和の傑作、怪作が続々登場!歴史的にも貴重な作品群が懐かしい画像と共に甦る!
秘蔵カット・オフショット満載、特別対談、撮影日誌ほか収録の愛蔵版。
あなたの知らない日本映画の魑魅魍魎な世界にようこそ!
大人気シリーズ最新刊!!
ありがとう平成、こんにちは令和!!
時代が変われば映画も変わる……
日本映画の飽くなき進化を見届けよ!!
今が花盛り2.5次元系映画、底抜けAI映画、弁当ファシズム映画、
まだ見ぬ巨匠がひそむ地方映画、年に一度は必ずあるバトロワ映画……
新型コロナウイルス感染症によるパンデミックに襲われ、世界中でパニック映画が現実化した2020年。
そんな状況下においても、我らが皆殺し案件はコロナ禍においても変わらず健在であった!
地方映画、2・5次元系映画、幸福の科学映画、恒例のモナコ国際映画祭受賞作……
「誰がこんな映画作ったんだよ! 」と叫びたくなる謎映画がよもやパンデミック状態。
誰のために作られているのかわからない、誰が観ているのかもわからない、そんな映画たちを、
映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」がばっさばっさとぶった斬る!
「皆殺し映画放談」では、古澤健(映画監督)をゲストに迎え、
日本映画のあれやこれや、さらに2020年ベスト映画について大いに語りつくす。
二〇二〇年、時代はたしかに変わった。
パンデミックは予想外に大きなインパクトをもたらし、
映画の形そのものすら変えるのかもしれない。
だが、この“休止"をゼロからのスタートと考えるなら、
映画がこれまでの慣習を踏襲しなければならない理由は何もないのである。
これまで当たり前だと思われてきたことがすべて疑いなおされ、排除される、
そんな新時代が来るのかもしれない。
新時代の映画のかたちはまだわからないが、
そのときわれわれは心から、#ありがとう平成 #さようなら平成の映画と
過去の映画に別れを告げることになるのだろう。
未知の日本映画との遭遇、怒濤の日本映画レビュー54本!!!
『カイジ ファイナルゲーム』『ラストレター』『AI崩壊』『ヲタクに恋は難しい』
『シグナル100』『踊ってミタ』『弥生、三月 君を愛した30年』
『心霊喫茶「エクストラ」の秘密 ~The Real Exorcist~』『ケアニン ~こころに咲く花~』
『水曜日が消えた』『クソみたいな映画』『今日から俺は!! 劇場版』『糸』
『鬼ガール!!』『映像研には手を出すな! 』『彼女は夢で踊る』『461個のおべんとう』
『サイレント・トーキョー』『新解釈・三國志』など
皆殺し映画通信LIVE収録
第一部 皆殺し映画2020総決算
第二部 皆殺し映画放談2020 柳下毅一郎(映画評論家)×古澤健(映画監督)
第三部 皆殺し映画放談 柳下毅一郎の2020年ベスト10映画発表!
全56タイトルの元ネタを完全解説。劇中では描かれない美談の真相、ヒーローの実像、関係者のその後。
大学生の陸と葵海は幼なじみ。ある日、葵海が交通事故にあうと、いつのまにか過去に戻っていた。その鍵をにぎるのは陸が持つ「秘密のレコード」で…? 読むたび泣ける、純愛映画ノベライズ!