【?】に当てはまる言葉、わかりますかーー?
●長い間人々を脅かしている地縛霊。僧侶が何度念仏を唱えても。全く成仏する気配がない。「あ、こいつ、【?】の霊だ!」(→答えは漢字1文字)
●電子機器に疎い祖父が電子書籍リーダーを買った。読みたい本はたくさんあるらしいが、真っ先に【???】を読み始めた。(→答えは漢字3文字)
●「鶏が先か?卵が先か?」明確な答えはいかなる本にも書かれていない。しかし、【??】においては間違いなく卵が先だ。(→答えは漢字2文字)
●ふと参加したお花見のイベントが不自然なくらいに盛り上がっている。私は思った以上に【???】に囲まれているようだ。(→答えはカタカナ3文字)
……など、答えがわかるとスッキリする超短編クイズを収録。クイズの答え&物語の解説は、ぜひ本書でお楽しみください!
2030年のビジネスシーンでは常識となっている知識を、1冊に凝縮! 「その時」が来てからでは遅い! ビジネスリスクに備える参考書。
夏休み、おばあちゃんからもらった日記に目標を書いてつぎつぎと実現させた光平。冬休みに再び日記を始めることに決めた。ところがクリスマスイブの日、インフルエンザにかかり、日記のスタートが遅れてしまった。
冬休みの最初の目標は、「ぼくは一月一日、石原さんにはげましの年賀状を書いた」。日記に書いたことは自分との約束で、実現させるためには自分で努力するしかない。しかし、年賀状によだれをたらしたり、上下逆さまに書いてしまったり、失敗の連続。それでも、なんとか年賀状を完成させることができた。
その後も日記に、「スミス先生に英語で質問した」「100メートルを泳いだ」「マラソン大会で去年の記録を30秒更新した」などを書いて、光平は夏休みよりも高い目標に挑んでいく。
失敗や挫折を経験して成長していく姿を描いた一冊。
「読書感想文におすすめの本」として好評の『願いがかなうふしぎな日記』の続編。
「競合A社がこの販促キャンペーンを行ったところ、売上が2倍になった。だから当社でも同じキャンペーンをやろう」
「業界大手のB社がこのITシステムを導入したら、現場の業務コストが3割削減された。だから当社も同じシステムを導入しよう」
そうした意思決定の多くは失敗に終わります。なぜなら、うまくいったケースには特殊な文脈や前提条件があるから。前提条件が変われば、結果も変わります。
そこで必要なのが、「何が原因となって、どんな結果が生じるのか」という因果関係を推論するスキル。これこそが「科学的思考法」です。
本書では、因果関係のない相関関係を、因果関係だと勘違いしないための区別の仕方を解説。さらに、あなたのビジネスで、ある施策を行うと、どんな効果があるのか、その因果関係を確かめる「科学的実験」の方法も解説します。
科学的実験ができるようになると、仮説を立てて実験し、その結果を分析して、また仮説を立てる、というサイクルを正しく回すことができるようになります。そして、低コストで、かつ、速いスピードで、成功へと至ることができます。
日米のビジネススクールで教鞭をとり、イノベーションについて研究する著者が、世界の急成長企業は当たり前にやっている、意思決定の質を高め、「正解のないイノベーション」を起こすための思考法を解説。
「経験と勘」に頼った意思決定から脱しよう!
《目次》
●第1章 「科学的思考法」とは何か
●第2章 それは本当に「因果関係」?
●第3章 真の因果関係を発見するための「科学的実験」の方法
●第4章 「科学的実験」をデザインする
●第5章 「失敗」できる組織が科学的思考法を育てる
なぜ、うまくいかないのか。それ自分に向いていないことに取り組んでいるせいかもしれません。では、自分が向いていることは何か。誕生日に秘められた、数字のメッセージ自分の特性を知り、人生に活かせば、最高の人生につながるはず!
「生まれた日」に託された「数字の暗号」を読み解くだけで、あなたの才能はもちろん、前世から引き継いでいるカルマや相性、さらに恋愛、結婚、仕事、金運、健康、外見などに至るまで、あなたが抱えている宿命が、コワいほどわかってしまうのが、本書の誕生日占い。
宿命は、もともと、あなたの中に「在る」もの。ですから、「当たっている」と感じるのは当然。誕生日のメッセージがもつウリ、強み、長所、特徴こそ、本来のあなたの姿。本書を通じて、あなたが自らの意志で選び取った「宿命」を活かし切って、さらに人生を輝かせましょう。
●誕生日に秘められた「数字の暗号」の読み解き方
●31日の「宿命数」は、9グループに分類される!
●1日生まれから31日生まれまで、各日6ページにわたって、オールカラーで解説
元素は現在、全部で118種類ありますが、天然にあるのは約90種類です。その約90種類の元素が、1億を超える地球上の物質や宇宙にある物質も含めて、さまざまな種類の物質を織りなしています。元素は結びつく相手や結びつき方を変えて膨大な物質(万物)をつくりあげているのです。
本書は、天然にあるものとないもの計118種類、原子番号1「水素」から原子番号118「オガネソン」まで、すべての元素の世界を、身近で興味深い話題に結びつけながら、やさしく解き明かしています。学校で習った理科や化学が苦手だったとしても知的好奇心をもって元素の世界を知りたい人に、最適です。
●太陽エネルギーの源は水素の核融合
●天然塩(自然塩)のつくり方
●鉛筆はなぜ「鉛の筆」というのか?
●タバコを吸うと被ばくする⁉
●ローマ時代の水道管、などというように、興味深い話が満載です。
好評書籍の情報をアップデートして文庫化。読みだしたら止まらない一冊。
妻と離縁をしたいが、持参金を使い切ったために別れられずにいる乾物屋の主人。食べすぎで出戻ってきた姉を大喰い会に参加させることで、賞金を稼ごうとするが…「福袋」(朝井まかて)、つわりで食べられなくなった年下の義母のために、流行の猪鍋屋を訪れた定町廻り同心の千蔭。評判通りの味に義母の食も進むが、千蔭は猪鍋屋の騒動に関わることになり…「猪鍋」(近藤史恵)他、江戸の美味を描いた傑作五編を収録。
なぜ『古事記』は新羅寄りで、『日本書紀』は百済を擁護するのか?『古事記』と『日本書紀』の違いから浮かび上がってくるものとはー外交問題が“古代最大の内乱”を引き起こした!?鍵を握る「壬申の乱」の謎から古代史の常識を覆す!
◆リーダーしか発言しないチーム、結局何も決まらない会議……
◇形だけの対話から脱却し、成果を生む「話し合いの作法」とは?
◆言いたいことが言い合える有意義な場をつくる全技法!
ふと気づくと、「偉い人」やリーダーしか発言していない会議、
長時間話しても、有意義な結論が出ない打ち合わせ……
こうした「残念な話し合い」が今、日本のいたるところで発生している。
しかし、立教大学で人材開発・組織開発を研究する中原淳氏は、
現代の職場やチームでは、多様な人々とともに「答えのない問い」に挑み、
試行錯誤しながら、その先に解決を目指す必要があるため、
「話し合い」の重要性は今後ますます増していく、と語る。
そこで本書では、メンバーの相互理解を促す「対話の作法」と、
納得感ある結論を導く「決断の作法」を合わせた、
「話し合いの作法」について、わかりやすく丁寧に解説。
職場や組織で発生する「分断・対立・多様性」を乗り越え、
チーム・メンバー全員の力で成果を生む技術がここにある!
【本書の内容】
第1章 話し合いが苦手な国、ニッポン
〇話し合いが苦手な日本人、その3つの理由とは?
〇「一見、仲がよい」だけでは、心理的安全性は高くない?
〇表層のダイバーシティと深層のダイバーシティ
第2章 「話し合い=対話+決断」--よい話し合いのプロセスとは?
〇「対話」と「決断(議論)」─話し合いの2つのフェイズ
〇日本全国で発生中!「残念な話し合い」5つの病
〇究極の病「対話ゼロで、ただちに多数決病」
第3章 対話の作法
〇「何でもいいから話してごらん」では対話は生まれない
〇なぜ人は年を取ると話が長くなるのか
〇リーダーのなにげない「いいね!」がフラットな関係を壊す
第4章 決断の作法
〇決断とは、メリット・デメリットを明らかにした議論の「先」にある
〇多数決に安易に逃げるな
〇決めた後は「自発的フォロー」が不可欠
第5章 「話し合い」にあふれた社会へ
〇「対話と決断」こそ、話し合いにあふれた社会への第一歩
〇すべてのリーダー・管理職に話し合いのスキルを
〇「言葉」が軽視され、「論理」で考えられない社会
年収260万円→2年で10倍に!働きながらお金持ちになるための「馬渕流・知的生産スキル45」
本書は社会人のための勉強法です。どんな人でも勉強をすれば、今の収入を10倍に増やせます。しかし、9割の人は「お金を増やすための勉強の仕方」を知らず、受験勉強からアップデートできていません。収入が高い人が毎日欠かさず「勉強」するのはなぜか。本書では、お金持ちに共通する勉強法を明かすとともに、人気経済アナリストでありながら、かつて就職に失敗し「頭でっかち」と言われていた著者が、当時の年収260万円から10倍アップした秘訣を初公開。新聞・雑誌からの情報収集・分析・整理術をはじめ、仕事や投資に役立てるためのSNS活用法、忙しくても勉強時間を確保するためのマルチタスク術など、アナリストならではのメソッドが満載です。
「家庭ができて勉強する時間がなくなった」「学び直しって何から始めればいいかわからない」という人にも、まず本書の勉強法を始めてみることをおすすめします。
<本書の内容(一部)>
第1章 お金持ちはなぜ学び続けるのか〜「頭でっかちな勉強」と「稼げる勉強」
・経済学の知識だけでは儲けられない
・自分の知的財産をバランスシートで考える
第2章 投資スキルも経済知識も「基礎固め」が9割〜最速でお金に好かれる7つの勉強法
・最初に「本」を読まない
・馬渕選出! 本当は教えたくない「推しの専門家」
第3章 平日は「仕事8割」でいい〜「短期集中」で結果を出す神ルーティン
・「小さな手ごたえ」がモチベーションになる
・朝9時まではインプットの時間に充てる
・電車・タクシーの中では「新聞の速報」をチェック
第4章 勉強は一人でやるな!〜知識が爆増する「雪だるま式勉強法」
・「ブラッシュアップゾーン」を増やしていこう
・身近にいる尊敬する人を「壁打ち」相手にする
第5章 稼ぎたかったら、保険の営業パーソンに学べ!〜誰でも1億円プレーヤーになれる「お金の勉強」
・まずはマネー誌、ビジネス誌を読め
・経済動向で参考になる指標3選
・トレンド年表をつくろう
終章 知識を昇華し、育てる〜馬渕式 お金を生む「書き方」「話し方」
・バカと思われるくらい「そぎ落とす」
・「知の5角形」で強みと弱みを分析しよう
モナコのパレスエリア(王宮前)に暮らす唯一の日本人による、初の著書!
本書では、50歳で最愛の夫をなくしたキャリアゼロの専業主婦が、世界中のセレブが集まる国・モナコでの幸せな生活を手に入れるまでの、驚きの方法をお教えします。
●ごく普通の主婦が、起業からたったの数年で成功できた理由とは?
●なぜ、コネがない状況で最も移住が難しい国での暮らしを実現できたのか?
モナコの幸せなお金持ち達から学んだ、人生を豊かに幸せに生きるための極意を「思考」「時間」「人脈」「習慣」「金銭」「買い物」のジャンルで、57に厳選して紹介。信じられないような「理想の人生」が手に入る1冊!
●「挨拶+褒め言葉」で幸運とお金を回す
●「読書」する習慣を身につける
●ワインソムリエに「おまかせで」と言わない
●お金持ちが寄付をする「本当の理由」
●スマホを手放し、「一人時間」を確保する
●モナコのマダムは「かわいい」より「シック」etc.
「モナコに移住してから知り合ったあるご夫婦に、『これからは仕事が3割、遊びが7割で生きていきたいんですよね』という話をしたときのことです。ご夫婦は驚いた顔でこちらを見ると、こんなふうにおっしゃいました。『あなたはね、何かを我慢しないと自由を得られないと思っているんだよ。でもね、仕事も楽しいと思えたら、人生は10割がハッピーな時間になるんだよ』目から鱗が落ちました。『人からの評価を気にする人生なんていらない。いつも自由に私らしく生きていたい』そう思えるようになってから、人生が楽しくてたまらないのです。絶対に自分以外の人に、人生のオールを渡してはダメ。唯一無二のあなたの人生は、自分の手の内にあるのです」(本書「はじめに」より抜粋)
宇宙のことどこまで知ってる?
天才物理学者ホーキング博士に師事した、宇宙論研究者が、「太陽の本当の色」「星座占いを正しく行うには」などの身近な話題から、「銀河を覆うダークハロー」「巨大ブラックホールの謎」などのホットな宇宙論までを、わかりやすく面白く解説します。
○目次より一部を紹介
宇宙の果てはどうなっているの?/宇宙はどんな形をしているの?/宇宙ができる前には何があったの?/宇宙はどのように終わりをむかえるの?/太陽が1つなのは宇宙規模では非常識/太陽系「重爆撃期」と多くの謎/宇宙人がいそうな惑星は現在10個/ホーキング博士のタイムトラベラー実験/存在自体がふしぎなブラックホール/ダークマター、ダークエネルギーとは何か/なぜ宇宙は人間に都合よく調整させているのか?
□生理中、おなかや腰が痛い
□経血量が多い
□イライラ、ウツウツする
女性の皆さん、これらのことを「当たり前」だと思っていませんか?
延べ5万人の子宮を診察してきた女医・駒形依子先生が、これから妊娠・出産に向けて体を整えていきたいと考えている女性にいつもいっていることがあります。それは、「生理痛がなくて、PMSも生活に支障が出るほどひどくなくて、経血の量が正常範囲内の状態になって初めて妊活のスタートラインに立てる」ということです。
生理痛、月経過多から内膜症、筋腫、不妊まで、どうすれば改善することができるのか。「子宮が大好きすぎる産婦人科医」駒形依子先生が立ち上がれないほどの不調をかかえるなかで、自分自身が向き合い、見直すなかで見つけたセルフケアの方法を全て公開します。自分でできる体質改善メソッドで自律神経を逆手にとって、子宮のポテンシャルを高めましょう。
今の積み重ねが未来の自分をつくっていくのです。
私たちには、自然治癒力という素晴らしい力が備わっています。その力を使わないなんて、とてももったいないことです。ぜひ、今日から、生きる基礎を立て直し、自律神経を逆手にとり、自分のなかに眠っている自然治癒力をどんどん引き出していきましょう。
「環境に配慮せよ」「資本主義が諸悪の根源」…今、巷に溢れる環境問題を取り巻く言説には、美談めいた「きれいごと」が散見される。しかし、日本で早くからSDGs・ESGの重要性を発信し続けてきた著者は、「環境問題を解決するための最短経路は、見掛け倒しの環境配慮や資本主義批判の脱成長の中にはない。むしろ、この数年で大きく姿を変えた『新たな資本主義』の中にある」と語る。本書では、環境危機の各種データや資本主義の歴史などを振り返りながら、環境問題を克服する新たな資本主義ー「ネイチャー資本主義」について解説する。徹底したリアリズムで環境問題を論じた画期的一冊。
楽しい毎日を送りたいと思いながら、「つまらない」が口ぐせ。
やりたいことを叶えたいと思いながら、「忙しい」「時間がない」が口ぐせ。
もっと自信をもちたいと思いながら、「自分なんか」が口ぐせ……。
こんなマイナスの口ぐせを脳にインプットすると、脳の無意識のコンピュータは、本当にそうなろうとがんばってしまいます。
一方、毎日を生き生きと楽しそうに過ごしている人は、「面白い」「楽しい」「うれしい」「なんとかなる」「私ならできる」など、気持ちが軽くなり、行動できる口ぐせを使っています。
脳の無意識のコンピュータは、その言葉にふさわしいものに意識を向け、ふさわしい感情になり、ふさわしい行動をとる……というように、言葉通りのプログラムが設定されます。
現実が口ぐせを生むようですが、実はその逆。
口ぐせが、感情、思考、行動を生み、それによって見た目や表情、環境、人間関係まで変えていくのです。
感情や行動を変えるのは難しくても、口ぐせを変えるのは簡単。意識すれば、口ぐせは変わります。口ぐせの力で、だれでも人生をプラスの方向に進めることができるのです。
<本書の内容>
第1章 朝起きてから、夜寝るまで気持ちが前向きになる口ぐせ
あなたの現在は、あなたの発した言葉によってつくられています
第2章 ついつい使っていませんか? こんなマイナスの口ぐせ
私たちは思った以上に、口ぐせに影響されています
第3章 「どうせ無理」という思い込みを疑い、夢を叶える口ぐせ
言葉の力は偉大。行動力も、想像力も、継続力も言葉が生み出してくれます。
第4章 人間関係がうまくいって、自分も幸せにする口ぐせ
いい口ぐせは「言われた人」より「言った人」に”ご利益”があります
第5章 お金と仕事に愛され、ゆたかさを引き寄せる口ぐせ
お金に縁のある人は、お金にいい言葉をかけ、仲良くつき合う賢者です
第6章 感情に振り回されず、「いま」を大切にする口ぐせ
人生の時間を大切にするためには、いい口ぐせを使い、いい感情で過ごすことです
第7章 毎日をご機嫌に、自分らしく生きる口ぐせ
口ぐせによって知恵とやさしさと、喜びを手に入れていきましょう
「集団的自衛権をもたない国は侵攻される」。ウクライナをはじめ、世界がロシアの暴虐から得た教訓である。
ところが、日本には「集団的自衛権は憲法違反」という珍奇な説を訴える人々がいる。アメリカを憎み、日米同盟を壊そうとする憲法学者が、あろうことか国連憲章にある国際法上の「自衛権」がおかしな概念であり、日本国憲法こそが正しい、という倒錯した議論を展開しているのだ。国際社会の合意、平和維持のルールを突き崩そうとする危険な主張にほかならない。
著者は近年の空気に危機感を抱き、本書で「集団的自衛権の考え方は国連憲章以前から存在する」ことを明らかにする。たとえばアメリカ合衆国が19世紀に掲げた「モンロー・ドクトリン」(「孤立主義」の表現は誤り。本書参照)や、自由主義陣営の優越性を守る「トルーマン・ドクトリン」、ウッドロー・ウィルソン大統領が語った「いかなる国も自国の政策を他国民の上に及ぼそうとしてはならず、すべての人民が妨害されることなく、脅かされず、恐れることなく、弱小国も強大国も等しく、自らの政策と発展の道を決定するのに自由でなければならない」というビジョンである。
しかしウィルソンの構想は現在、「勢力圏」を唱えるロシアや膨張主義を正当化する中国によって悪用されてしまっている。ウクライナに続く侵略の犠牲者がいつ、どの国から出ても不思議ではない状況だ。今こそ、日本を守る集団的自衛権の意味を正しく伝えることを試みたい。
日本の社会システムにおける構造的欠陥を問う。
前作『THINK CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』(東洋経済新報社、2019)がベストセラーとなった著者、クリスティーン・ポラスの最新作。
本書では、パンデミック後に常態化した在宅勤務、またデジタル化により急速に人と人との交流が減り、ビジネスおよびメンタル面での弊害が大きくなる中、「コミュニティ」こそが、この状況を打開するものだと提案します。
統計によれば、職場に「コミュニティ」を感じないと答えた人は65%、同僚とのつながりを感じないと答えた人は76%。一方で、職場で「コミュニティ意識」を感じることのできた人の74%が「よりやる気が出た」、81%が「離職をしない」と答えています。コミュニティ=(必ずしも職場に限らず)同じ目的意識を持った人とのつながりが、デジタル化、孤独が深刻化する現代のビジネス、生き方において最も重要であることを示しています。
Part1では、職場のコミュニティづくりに焦点をあて、リーダー層や貢献度を高めたい一社員として、情報共有、人材管理、会社の風土づくり、意味・意義の提供、社員のウェルビーイングという多方面の観点からコミュニティ意識を向上する方法を提案します。
Part2では、個人がコミュニティを構成する一人としての貢献を高める方法を紹介します。
私たちは自分の居場所を感じたいと強く願っているにもかかわらず、多くの人が孤立感を感じています。テクノロジーの発達と現代の職場慣習により、人々は常に連絡が取れる状態でありながら、さらに疎遠になりつつあります。そして、人との交流が少なくなるにつれて、幸福度も低下しています。このことは、メンタルヘルスの危機に火をつけ、何年にもわたって影響を及ぼし、人々はより孤独になり、組織の生産性や利益も低下させるでしょう。
ポラスは、ビジネス、ヘルスケア、ホスピタリティ、スポーツなど、無数の業界を網羅する彼女ならではの深い調査と把握力で、何十万人もの人々の経験を統計から推定し、変化の可能性を示しています。
ポラスの知見の応用は無限であり、ストーリーやケーススタディはポジティブで高揚感を与えてくれます。職場、PTA、スポーツなど、それぞれのコミュニティが結束し、発展していくためのヒントを与えてくれるのです。
もう、「コミュ障」なんて言わせない!未来を劇的に変える虎の巻。話し方のプロが教える待望の最新刊。