2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」第1部(第1回〜24回)のシナリオ集。
「いだてん」は宮藤官九郎氏が、4年近い月日をかけて完成させた大傑作だ。
第1部は、日本人で初めてオリンピックに出場した選手で「日本マラソンの父」と言われる金栗四三の半生を描いている。同時代に生きた落語家の古今亭志ん生の生き様を織り交ぜながら、日本の明治から昭和のスポーツ史を見事に面白く”物語”に仕立てた。これができるのは、エンターテインメント界のリーダー、宮藤官九郎しかいないだろう。
スポーツへのリスペクトと、落語に対する愛がぎっしりと詰まった作品だ。
この「完全シナリオ集」は、いわゆる決定稿と言われる役者やスタッフに配られる台本をまとめたものである。台本は撮影現場で適宜変更されるため、実際放送されたものとの違いを楽しむのも、通にはおすすめ。
通でなくても、シナリオを読むことで、金栗四三の熱量や、若き志ん生の破天荒ぶりに泣いたり笑ったりができる。そして、じっくりと宮藤氏の天才性を知ることになるだろう。
巻頭にはカラー8Pでドラマの名シーンが、巻末には、豪華なオリジナル企画が3本収録。
中村勘九郎×綾瀬はるか対談/松尾スズキインタビュー/森山未來インタビュー
役者が、宮藤脚本をどう解釈し、どう演じたかが分かり、これも面白い。
ドラマは現在進行形だが、その間にシナリオを読めるのも貴重。
全576ページという厚さだが、何度も読みたくなる作品だ。
第2部も12月中旬に刊行予定。
話題の大河ドラマ、最終回までを完全ガイド!
巻頭は、脚本を書き終えた宮藤官九郎ロングインタビュー。そして、阿部サダヲ×星野源×松坂桃李×松重豊の座談も必読!“東洋の魔女”の密着企画、ドラマをつなぐ落語演目の解説など、情報満載の一冊。ついにドラマはクライマックス、アスリートたちの晴れ舞台がやって来る!
「いだてんロス」は本書が救う!
2019年、幾多の波を乗り越えて、堂々完結したNHK大河ドラマ「いだてん」。
この作品は大きく分けて二部構成。日本マラソンの父、と呼ばれる金栗四三を主人公にした第一部が24話まで、そして、第二部は、東京にオリンピックを招致するために奔走した田畑政治を主人公にした25〜47話まで。
本書は、第二部のシナリオ本となる(第一部のシナリオ集も発売中)。
著者の宮藤官九郎氏にとっては4年がかりの大仕事となった「いだてん」。本書は決定稿と言われる撮影前の台本。撮影、編集によってあえなくカットされてしまった大事なセリフもここには残っている。また、第二部の終盤、支流となっていたストーリーがダイナミックに合流しまさに「大河」となる作りは、本書にて感動とともに確認することができる。
「いだてん」が終わって泣いている貴方にはぜひおすすめの書籍。
巻末には、主人公田畑政治を演じた阿部サダヲインタビューと、演出家の、井上剛、西村武五郎、一木正恵、大根仁と制作統括の訓覇圭の座談会も収録されている。これらを読むと、この作品のONE TEAMを感じることができる。
ドラマもいよいよクライマックスを迎える話題の大河ドラマ「いだてん」のオリジナル・サウンドトラック第三弾となる<大河ドラマ「いだてん」オリジナル・サウンドトラック 完結編>の発売が決定!
音楽を手がけるのは、連続テレビ小説「あまちゃん」のヒットも記憶に新しい、数多くの映画・ドラマ音楽を手がけ、フリージャズ、インディペンデントからメジャーシーンまで、そしてアジアからヨーロッパまで、シーンや国境の枠を飛び越えて活躍する気鋭の音楽家・大友良英。
今年の3月に発売となった<前編>、7月に発売となった<後編>に続いての第三弾。
ドラマの冒頭を飾るお馴染みのメインテーマの別ミックスバージョンとなる「いだてん メインテーマ 完結編ミックスVer /2019年大河ドラマ メインテーマ」や、3月にNHKホールで開催された「RUN! HOPE! RUN!〜N響×大友良英×いだてんコンサート」での本番非公開の貴重な「スタジアム コンサートVer」などを収録。
今作のハイライトは何と言っても7分にも及ぶ、メインテーマのロングバージョンとなる「1964 /いだてんメインテーマロングVer」。
1年間のドラマの集大成となるだけではなく、来年開催される東京オリンピックへ向けてのアンセムとなるような、そんなアルバムに仕上がっている。
また、ブックレットには脚本家の宮藤官九郎氏、演出家の井上剛氏のコメントも掲載。
2014年に一大ムーブメントを巻き起こした連続テレビ小説「あまちゃん」のクリエイティブチームが再集結する話題の大河ドラマ「いだてん」。
「あまちゃん」でもそのオープニングテーマを始め、数々の音楽作品が音楽シーンで大ヒットを記録した大友良英が手がけるオリジナルサウンドトラック。
話題の大河ドラマ、ガイドブック第2弾!
巻頭は、阿部サダヲ×中村勘九郎×役所広司の座談。新聞記者・田畑政治の同僚、世界の舞台で大活躍の水泳選手など、新しい登場人物を一挙紹介! 関東大震災、第二次世界大戦の足音……逆境の中でも輝くアスリートの栄光と苦悩、それを支える人々の泣き笑い。波乱万丈のドラマをさらに深掘りできる一冊!
【章立て】
座談 阿部サダヲ×中村勘九郎×役所広司
出演者紹介&インタビュー
水泳チーム座談会
水泳撮影の舞台裏
美術特集〜関東大震災からの復興を描く
女子アスリートの系譜
オリンピックとその時代
あらすじ
大友良英とスゴ腕ミュージシャンたち
実感放送〜スポーツ中継の歴史をひもとく
いだてん新聞 ほか
巻頭は、ダブル主演の中村勘九郎×阿部サダヲ対談。ビートたけし、役所広司、綾瀬はるか、生田斗真をはじめとした豪華キャスト20人超のインタビューは必見!ドラマの舞台裏から日本のスポーツ黎明期の知られざる物語まで、情報満載のガイドブック。
ドラマもいよいよ第二部に突入の話題の大河ドラマ「いだてん」のオリジナル・サウンドトラック 第二弾。
音楽を手がけるのは、連続テレビ小説「あまちゃん」のヒットも記憶に新しい、数多くの映画・ドラマ音楽を手がけ、
フリージャズ、インディペンデントからメジャーシーンまで、そしてアジアからヨーロッパまで、
シーンや国境の枠を飛び越えて活躍する気鋭の音楽家・大友良英。
ドラマのオープニングタイトルバックで使用されているメインテーマの歓声入りバージョン
「いだてん メインテーマ 歓声入りVer 2019年大河ドラマ メインテーマ 」)含む全21曲収録。
FINEBOYS 2025年8月号とFINEBOYS 2025年8月増刊号 OSOMATSUSAN Editionは表紙のみが異なり内容はすべて同一です。
BESTな夏服!
COVER:おそ松さん
記録的おしゃれな僕に
BESTな夏服!
Part1
アリーナ、準備はできてんのかー?
夏男、集合!
Part2
僕たち、はじめて話したよね。
夏服を変えたら、君と距離が縮まった。
Part3
色白の僕がワンツーコーデで出かける日。
インドア派の夏がキタ。
Part4
じつは“おしゃれに見えること”しています。
「何もしてないっす(夏の嘘)!」
Part5
今こそ、着たことない服を!
夏だもん、騙されてみよう。
甘い服×甘い服でもっとかわいく
キャラメルラテ、あ、ホイップ追加で。
派手じゃないのに目立つ俺
無地で勝てれば本物!
松野家の6つ子が『FINEBOYS』の表紙を飾る!?
おしゃれな「おそ松さん」がやってきた!(マジ!?)
少年忍者・檜山光成もじつは
しれっと174cmサンダル
関西ジュニア・渡邉大我の朝はバタバタです
秒で履けシュー!
だっておしゃれなほうがよくね?
じつは俺、SNSもこだわってる系
コインロッカーからはじまるストーリー
旅するキャリーケース
ほか
スポーツってなんだ? オリンピックってなんだ? マラソンって、クロールってなんだ? 気がついたら明治も大正も昭和も駆け抜けていた! 大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」全47回を徹底分析。戦前戦後を一気にかけぬける名作ドラマを味わい尽くす、TVドラマ愛好家のための新しい羅針盤。
大友良英氏(『いだてん』音楽担当)推薦!
「『いだてん』をここまでか!ってくらい味わいつくした、
これこそ、日本近現代史の教科書にすべき名著です!」
徳川幕府の金山総奉行・大久保長安は伊豆国天城峠にて、巨大な猪を一人で倒す女を目撃した。
それこそは一日に四十里も山を駆けるという漂泊の山の民「撫衆」、美しき野生の姫「お狩さま」の姿であった──。
時は慶長12年、江戸開府から数年経ち、徳川・豊臣の最終決着の予感があった頃。徳川隠密や忍者が暗躍し、「天城の義経」率いる撫衆たちにも、その異能を求めて各陣営が味方につけるべく接触してきた。
しかし世人を避け、争いを好まぬ撫衆たちは、時代の大渦に巻き込まれつつも、自由を求めて今日も山野を駆け巡る──。
ついに完全新規エピソード突入!予測不能の未来へ!!
魔族が神に恋をしたーー。
ミクとロボット魔王を介して繋がった生き残り魔族達。
内なる脅威が乙女の皮を破り、神々への反逆の狼煙を上げる!
ピンチを迎えた中、思いがけず明かされるイースリイの過去。
【E3プロジェクト】の全貌とはーー!?
そして新たな魔族の命が宿り、調教師の描いた青写真が現実となっていく!
血沸き肉躍る凶悪バトルアクション、真実の第8巻!
2023年12月刊
いだてん メインテーマ/2019年大河ドラマ メインテーマ
ピアノアレンジ集
(4手連弾&ソロ・スローバージョン)
大友良英 作曲・監修
江藤直子 編曲・ピアノ編曲
疾走感あふれる大河ドラマ『いだてん』のテーマを、作曲家公認のアレンジで!
日本初のオリンピック選手、3度のオリンピック出場、マラソン世界記録を3度破る…。いまから100年以上前、まだマラソン競技が始まって間もない頃、日本には「いだてん(足の速い神)」にたとえられたランナーがいた。その名は金栗四三。この本は、伝説のマラソンランナー・金栗四三の功績を余すところなく紹介するものである。
いだてん メインテーマ/2019年大河ドラマ メインテーマ
吹奏楽譜
大友良英 作曲・監修
菊池幸夫 吹奏楽編曲
江藤直子 編曲・監修
疾走感あふれる大河ドラマ『いだてん』のテーマを、作曲家公認のアレンジで!
スコア=A4判・中とじ
16ページ
パート譜付き(スコア+パート譜 袋入り)
最終章、時は27年後へーー!!
魔族触手の兵器化技術によって、世界は狂気の戦火に包まれた。
韋駄天に恋した魔族達は、それぞれに意外な結末を迎える。
勝利を確信したミク主導のもと、“和解と共存”へと向かう中、ひとりギルだけは疑心を抱えていた。
そして魔王の正体が暴かれ、古の封印が解かれるとき、“最強の韋駄天”のラストバトルが始まる!!
神・人・魔物の800年ぶり生存闘争、ついに終幕!!!
2024年10月刊
人気ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」全47回の脚本、演出、俳優、そしてその舞台裏を徹底的にレビュー! あの役の見どころは? 日本の戦前戦後を一気にかけぬける!
全面戦争の勝敗が決し、ミク組ほか散り散りになって行動する生き残り魔族達。
逃げる者、計略を練る者、快楽を貪る者。
数年の時を経て、それぞれに神の審判が下されるーー!?
一方、リン不在の中、修行を重ねるハヤト・ポーラ・ギル達。
純粋魔族の増殖により暗雲たちこめる頃、魔族の頭脳・ミクの逆転の一手がついに動き出す★
絶望に向けて加速する騙し合い!
脳汁噴き出す凶悪バトルアクション、策謀の第7巻!
2023年2月刊
「出かけたい病」の祇園の女将が、経営するお茶屋の非日常と旅を行き来しながら、花街の京言葉で語り聞かせる、日本の歴史・観光散策。客への手紙という風変わりなスタイルで綴られている。訪れた場所は、北海道から屋久島まで津々浦々。それも史蹟に限らず博物館、美術館ほか展示施設などにおよび貪欲な行動力と探究心に圧倒される。よくもまあ、これだけ旅したものと驚く。読んでるうちに、旅人の語りを聴いている錯覚に陥り、読み終えたら、「そりゃ、博学になりまっせ!」。旅の空で「散り椿 地に寄せて 春を聴く」と詠む。・・・朧谷壽(同志社女子大学名誉教授)「帯」より
祇園の女将は筋金入りの歴女だった。
お茶屋、料理屋、カラオケのある店と祇園で三つの店を営む福嶋知子さんのもう一つの顔は韋駄天歴女。休日には好奇心の赴くまま東へ西へ、各地に歴史の跡を訪ね、駆け足でミュージアムを巡る。さらには寸暇を惜しんで観劇やコンサート会場へも。いつのころか、そのパワフルな行動力に瞠目した私が「韋駄天女将」と呼び、以後、彼女の代名詞となった。本書は月ごとの「おたより」をまとめたもので、該博な知識に裏打ちされた豊かな見聞記が楽しい。・・・中野章子「帯」より