豆の産地を重視し、豆の個性を最大限に引き出す淹れ方を追求する新しいコーヒーカルチャー「サードウェーブコーヒー」が定着しつつある。品質の高い「スペシャルティコーヒー」の人気が高まり、それを売りにする喫茶店や販売店も増えている。ブドウの生産地によってワインの味わいが変わるように、コーヒーも栽培品種・生産方法によって味わいが異なるため、いままで以上に細かい情報が必要とされているが、産地まで簡単には訪ねられない現状がある。
本書ではコーヒーの基礎知識や好みに合った淹れ方に加え、国別のコーヒー産地を、地図と写真、そして詳細な解説(主要産地、品種・銘柄、味、トレーサビリティ、生産量、標高、収穫期、レキシ、グレードなど)で紹介。産地・農園レベルの情報を求めているプロ、セミプロ、ハイアマチュア必携の1冊。日本語版の監修は、スペシャルティコーヒーの第一人者である丸山珈琲の丸山健太郎氏。
はじめに
第1章 コーヒーの世界へようこそ!
アラビカ種とロブスタ種/植物としてのコーヒーノキ/コーヒーチェリー/コーヒーの品種/コーヒーの収穫/コーヒーの精製/コーヒーの取引/コーヒー飲用の歴史
第2章 コーヒー豆から究極の1杯へ
コーヒーの焙煎/豆の買い方と保存方法/コーヒーのテイスティング/コーヒーの挽き方/コーヒーに適した水/抽出の基本/エスプレッソ/自家焙煎
第3章 世界のコーヒー生産地
アフリカ:ブルンジ/コンゴ民主共和国/エチオピア/ケニア/マラウイ/ルワンダ/タンザニア/ウガンダ/ザンビア
アジア:中国/インド/インドネシア/パプアニューギニア/フィリピン/タイ/ベトナム/イエメン
南北アメリカ:ボリビア/ブラジル/コロンビア/コスタリカ/キューバ/ドミニカ共和国/エクアドル/エルサルバドル/グアテマラ/ハイチ/米国ハワイ州/ホンジュラス/ジャマイカ/メキシコ/ニカラグア/パナマ/ペルー/ベネズエラ
用語集/索引
今、多くの関心を集めている「コーヒー焙煎」。
その技術と考え方を紹介した専門書!
弊社では、2017年、繁盛店にコーヒー焙煎の技法を取材した
『人気店のコーヒー焙煎』が話題となりました。
本書は、その本をパワーアップし、時代に即した内容となっています。
本書から人気店の考え方と焙煎技術を学び、
新しい品質のコーヒー豆にどう取り組むかを知ることによって、
焙煎技術のさらなる向上のきっかけにできます。
現在、焙煎に取り組まれている方、
これから自家焙煎を始められる方のための一冊です!!
フランスでベストセラー!コーヒーの教科書、待望の邦訳
コーヒーのいれ方、コーヒーの種類、豆の分類、産地等これ一冊でコーヒーの基本が全てわかる実用書。イラストで分かりやすく、コーヒーの知識を伝えます。初心者はもちろん、コーヒー愛好家にとっても新鮮な、深くて濃い情報が満載です。
コーヒーの焙煎度別・ベストマッチなお菓子の作り方、考え方を教えます。
・「カフェ・バッハ」が教えるコーヒーに合うお菓子レシピ
・全てのお菓子に、相性の良いコーヒーをご紹介
・作り方のプロセス写真が豊富で、動画みたいに分かりやすい
コーヒーの焙煎度によって、お菓子との相性が変わること、ご存知ですか?
スペシャルティコーヒーの草分け「カフェ・バッハ」が、コーヒーに合うお菓子41レシピ、コーヒーとお菓子の合わせ方や考え方、ハンドドリップの抽出の仕方など。惜しみなく公開します。
すべてのお菓子にコーヒーとの合わせ方をご紹介、作り方はプロセス写真を多用し、まるで動画みたいに分かりやすい親切な誌面です。
巻末には「カフェ・バッハのコーヒー豆図鑑」ポスター付き。
PART1お菓子作りの基本テクニック
PART2浅煎りに合うお菓子
PART3中煎りに合うお菓子
PART4中深煎りに合うお菓子
PART5深煎りに合うお菓子
PART6バリエーションコーヒーに合うお菓子
カフェ・バッハが教えるコーヒー基本の”き”
コーヒーの産地
コーヒーとお菓子の相性
コーヒーの焙煎度とお菓子の相性
カフェ・バッハが教えるコーヒー抽出のきほん
お菓子から引けるコーヒーとの相性さくいん
カフェ・バッハのコーヒー豆図鑑
日々の暮らし、日常の中での【コーヒーとの暮らし】をテーマにしたwebブログやYouTube、SNSで大人気の「CAFICT」初の書籍。コーヒーを楽しむ時間、道具、器について。くつろいだり、気分が上がったり。女性ならではのコーヒーの”楽しみ方”を体感する一冊。もちろん、「最初に揃えたい道具」から「おいしく淹れるコツ」「好きな器」「自分にあった豆選び」「コーヒーのおともレシピ」などたくさんの情報も。「コーヒーと暮らす」すべての人へ。
コーヒーにこだわってみませんか??
いま、コーヒーを趣味にする方が増えています。コーヒーは心も体も癒してくれますし、頭をスッキリさせれば仕事もはかどります。
私たちの日常に溶け込んでいるコーヒー。どうせ飲むなら美味しいコーヒーを飲みたいものです。
でもコーヒーを自分で淹れるって難しそう…。どんな道具が必要でどんな淹れ方をすればいいのかわからない…、とここで諦めてしまう方も多いのではないでしょうか?
そういう方にぜひ読んでいただきたいのが本書です。
チャンネル登録者数6万人を超える人気コーヒーYouTuber岩崎泰三が贈る「おうちカフェ入門」、知識ゼロでもこだわりの本格コーヒーが入れられるようになります。
とにかくここだけ押さえておけば大丈夫!というポイントをわかりやすく解説した後で、コーヒー作りに必要なおススメの器具を紹介します。
また、本格的なハンドドリップコーヒー以外にも「おいしいドリップバッグの淹れ方」、「おいしいインスタントコーヒーの淹れ方」、「おいしいアイスコーヒーの淹れ方」など、幅広く紹介しています。
さらに著者がおいしいコーヒーを求めて世界各地を旅した「コーヒーハンティング世界紀行」も多くの写真とともに掲載、最終章ではどんな食べ物にどんなコーヒーが合うのか、「泰三流コーヒーのマリアージュ&アレンジコーヒーレシピ」まで収録しています。
この一冊でコーヒーの基本から応用編まで一気に学ぶことができます。
ぜひ皆さんもこの本で深淵で味わい深いコーヒーの世界に足を踏み入れてください。
Part1
ちょっとこだわりたいあなたへ
泰三流ドリップコーヒーをおいしくする6つのヒント
Part2
もっとこだわりたい人のための基本のハンドドリップレッスン
Part3
道具の選び方
Part4
豆の選び方
Part5
コーヒーを学ぶ
Part6
泰三流コーヒーのマリアージュ&アレンジコーヒーレシピ
Part1
ちょっとこだわりたいあなたへ
泰三流ドリップコーヒーをおいしくする6つのヒント
Part2
もっとこだわりたい人のための基本のハンドドリップレッスン
Part3
道具の選び方
Part4
豆の選び方
Part5
コーヒーを学ぶ
Part6
泰三流コーヒーのマリアージュ&アレンジコーヒーレシピ
コーヒーは、現代の必須教養だ。
なぜなら、例えば……
「コーヒー文化」は世界共通の話題であり、
「コーヒーの歴史」は現代にいたる国際関係につながっていて、
「コーヒービジネス」には日本人が苦手な事業戦略が見えるし、
「コーヒーの嗜み」には海外が絶賛する禅の精神が潜んでいるからだ。
アジア人初の世界チャンピオンであるバリスタでありながら、
コーヒーコンサルタントとして
日本マクドナルドはじめ国内外の企業のビジネスに関わる著者が語る
コーヒーの過去から未来まで、おさえておきたい教養がここに。
巻末では、コーヒー初心者のための淹れ方・選び方も解説。
世界一のバリスタが教える嗜み方とは?
コロナ禍の影響は、それまでになかった“巣ごもり”需要を生みました。
それが巡り巡って、コーヒー豆を売る自家焙煎の店が注目を浴び、
現在では自家焙煎店の出店を希望する人が増えるという事態にまでなっています。
そして自家焙煎のコーヒー豆を売る店の中でも、競合激化が始まっています。
他店には真似できない個性や魅力的なコーヒー豆は、もちろん不可欠です。
さらにこれからはそれと同じくらい、その特徴を上手にお客にアピールすることが必要になっています。
そこで本書では、全国的にも知名度が高く、遠方からもお客を集めるほど人気のお店を取材し、
その個性の方向性から、各店独自の売り方や販促について取材し、200項目を超える人気店の販促を紹介しました。
自家焙煎店を開業されているかた、今これから自家焙煎店やコーヒーショップの開業を考えているかたにとって、
役に立つポイントが多く紹介されています。
ぜひ本書を参考にされてください。
休みの日の、晴れた昼下がり。
特に大きな予定はない。そんな日はきっと、喫茶店日和。
近所の居心地の良い喫茶店に行くもよし、
前から気になっていたお店を目指すもよし。
喫茶店で楽しめるのは、コーヒーの味だけじゃない。
自家焙煎の豆を一杯分ずつミルで挽くときの芳醇な香り、
心地よく体に染み渡るような音楽、丁寧に選び抜かれた器...。
店主のスピリットが隅々まで行き渡った空間で
特別なものを受け取りながら、心静かな時間を過ごす。
それはあなたの一日に、確かな豊かさを与えてくれる。
わざわざ電車を乗り継いで向かってみれば、
道々も、初めて降り立つ街も、
数年後に「あの日、楽しかったな」とふと思い出すような、
心をちょっとだけ温めてくれる、記憶に残る日になる。
あなたのオアシスになる一軒を見つけてみませんか。
コーヒー自家焙煎のカリスマ・『カフェ・バッハ』田口護と、
その後継者の田口康一による共著。
カフェ・バッハは50年の歴史を持ち、全国各地のグループ店も指導。
その確かな経験と技術に裏打ちされたコーヒー焙煎を、基礎から学べるのが本書。
これから焙煎を始める方、焙煎で悩んでいる方にとって道標になる一冊。
自宅で「自分好み」の極上の一杯が必ず淹れられる、バリスタ直伝の秘伝メソッド。
Kissaten 100
喫茶店のこと。
My Memories
喫茶店の記憶。
YOU 柚木麻子 牧野伊三夫 野宮真貴 大森克己 清水ミチコ ほか
Interior
日本全国、空間を楽しむ喫茶店。
Soundscapes
いい音のする店。
Non-Coffee Specialties
この一杯、を飲むために。
Cups&Saucers
名窯のヴィンテージ器で飲む。
難波里奈
Morning Meals
モーニングの魅力。
川口葉子
Sweet Treats
甘い時間。
長田佳子 森岡督行 小谷実由 松本隆
Graphics
デザインやグラフィックを考える。
山村光春
Meet the Owners
マスターに会いに行く。
菊池亜希子
Sakiko Hirano's Kissaten Foodlog
平野紗季子が出合った、喫茶店、あの味、この味。
LIFE WITH GOOD COFFEE
コーヒーの話。
Keywords
おいしいコーヒーのキーワード。
My Coffee Life
私のコーヒーライフ。
雅姫 加藤由佳 福本敦子 前田敬子 小谷実由 麻生久美子 石川博子ほか
Coffee Hopping Guide
京都・福岡 コーヒー街歩きガイド。
GOOD ROASTERIES & CAFES
新世代ロースタリー&カフェブック
Talking About Good Coffee
これからのおいしいコーヒーの話を。
丸山健太郎 小島賢治 大塚朝之 林秀豪
Ready for Coffee
プロに教わる、お菓子とコーヒー。
長尾智子 中村樹里子
世界の女性バリスタ活躍の礎を築いたパイオニアとして知られる鈴木樹氏の監修による、ビギナーのためのコーヒー入門書。絵とマンガによるわかりやすい解説で、難しいコーヒーの世界へあなたを誘います!
近年のブームで新たにコーヒーに目覚めた方も多いと思いますが。
コーヒーは何かと蘊蓄を語られることが多く、
「面倒くさいもの」と思われる面があるかもしれません。
実際、非常に奥の深い嗜好品ですから、コーヒー道とか、抽出とは、焙煎とは……
などと論じられたりしますが。
本書は「コーヒーハンター」と呼ばれ、コーヒーの普及に人生をかけ続けている筆者が、
「コーヒーをみんなで楽しく気軽に飲めるように」という願いから、
初心者の皆さん向けに書いた初めての一冊です。
とはいっても単なるハウツー本ではなく、コーヒーがどのようにしてあなたの元にたどり着いたのか、
どうしたらもっと美味しいコーヒーが飲めるのかなどを語り、
コーヒー好きの初心者の皆さんの参考にしていただける本になっています。
筆者の本分である、未知のコーヒー品種を探すコーヒーハンティングは、
まさに地理と歴史への理解から始まります。
宗教とヨーロッパの列強がコーヒーを広めた経緯があることなどを知ることで、
コーヒーへの理解が深まります。
また昨今のSNSの発展で、誤った情報が伝播していることが気になります。
業界内でも、品種や精選の誤解、また長らく誤用されている言葉などもあり、
それらの誤解・誤用を解くべく正しい知識を解説します。
厳選された世界のカフェ59店舗を事例に、 “オシャレ”なだけじゃない、
優れたデザインとブランディングがどのように人気を生み出すかを読み解きます。
新たな店舗の開業やリニューアルに役立つアイデア満載の一冊。
世界で愛される1杯をデザインする/顧客体験を創り出す/デザインで未来をよりサステナブルに/完璧なコーヒーブランドを醸し出す/業界の革新と進歩/カウンターのデザイン:機能、形状、効率性
アレンジ&テクニック
各店・人気店のレシピとニュースタンダード123品
軽井沢とは言え、観光客に気付かれることのない、閑静で美しい信濃追分の森の中にたたずむお店。焙煎の理想環境を求め、この地に根を下ろし、地元のコーヒー通に支持される自家焙煎店カワンルマー。店主の小野善造が自家焙煎と関わって40年。コーヒーの焙煎手順、テクニック、豆の基礎知識、店舗運営、そして抽出法など、本来、ほとんど公開されないプロ焙煎人の奥義を後進養成のために余すことなく書き下ろした。全国50店舗の開業に立ち会い、海外での指導も手がける珈琲マイスターが焙煎を愛する人々に贈る指南の書。
はじめに
一 焙煎とは
二 焙煎の本質
三 焙煎の準備
四 基本的な焙煎方法
五 究極の完全焙煎
六 コーヒーの抽出
七 コーヒーの基礎知識
八 自家焙煎店の開業
最後に
コーヒーの木の発見から、飲用の歴史、コーヒー・ハウスの賑わい、世界の産地事情、器具の進化、抽出・焙煎技術の変遷に至るまで「コーヒー」が辿った道のりのすべてがここにある。
1935年にアメリカで出版された、『All About Coffee』は世界中の愛飲家、業界人のみならずマニアの数を爆発的に増やした。当時はあまりにも高価で大部な高嶺の本だったが、このほど、その複雑多岐な内容を現代の需要に即して分かりやすく再構成。「伝説の珈琲バイブル」を本邦初の文庫化!コーヒー好き必読の書。
はじめに
第一章 コーヒーの伝播、飲用普及の歴史
コーヒーの木の伝播史
コーヒー飲用の始まり
西欧でのコーヒーの普及
フランスへの伝播
イギリスへの伝播
オランダとスカンジナビア諸国への伝播
ドイツへの伝播
ウィーンへの伝播
第二章 ロンドンのコーヒー・ハウスの隆盛、パリのカフェの賑わい
かつてのロンドン・コーヒー・ハウス
パリのコーヒー・ハウス/カフェ
第三章 アメリカ「コーヒーの国」概史
コーヒーの北米への伝来
ニューヨークのコーヒー史
フィラデルフィアのコーヒー・ハウス
第四章 コーヒー生産国──生産概要、歴史、生豆の品質
南アメリカ
中央アメリカ、メキシコ、ハワイ
西インド諸島
アジア
アフリカ
第五章 コーヒー器具・機器・技術の変遷
抽出方法と抽出器具の変遷
焙煎機器の変遷
原注・訳注一覧