キリスト教において、教会一致運動と訳されるエキュメニズム。その中心的な課題とは何か。
女性の按手の是非やセクシュアリティに関わる問題群は90年代以降の「エキュメニカルの冬」をもたらしたとされるが、そこではいかなる論争と実践が展開されてきたのか。多くの取り組みと議論を一次資料を通して丹念に辿る。
ジェンダー正義の視点から綴られた、これまでにない新たなエキュメニズムの歴史!
「コラム」ではエキュメニカル運動を理解するための基本概念を丁寧に解説する。
序 論
第1章 エキュメニカルの冬
第2章 信徒の参加
第3章 女性の参加
第4章 女性の按手
第5章 ヒューマンセクシュアリティ
第6章 ジェンダー正義
結 論
[コラム]
1 世界宣教会議(WMC)
2 国際宣教協議会(IMC)
3 生活と実践(Life and Work)
4 信仰と職制(Faith and Order)
5 世界教会協議会(WCC)の成立
6 ミッシオ・デイ(missio Dei)
女の子にもなりたくないし、男の子にもなりたくない。
私はただ、自分自身でいたい。
クィア、ノンバイナリーのコミック作家マイア・コベイブの自叙伝。
自身の生い立ち。幼少期から思春期で過ごした環境、そして、青年期にかけてクィアをテーマにした音楽や漫画、ファンタジー作品と出会い、自身の性のあり方に向き合い出すことで、生まれた、気づき、葛藤、戸惑いを丁寧に描く。
ひとりの人間の、ありのままの記録。
2020年 アメリカ図書館協会 アレックス賞受賞
2020年 ストーンウォール図書賞名誉賞(ノンフィクション部門)受賞
親密なパートナーからの暴力、性的虐待、身体的・経済的・心理的虐待、テクノロジーを悪用した暴力、人身売買、女性器切除、強制的な児童婚など、女性や女児に対する暴力を撲滅するにはどうしたらよいか。OECD調査研究をもとに、この複雑な問題の根本的な解決に迫る。
序文
頭字語・略語
要旨
第1章 ジェンダーに基づく暴力の防止と対処が重要な理由
1.1 ジェンダーに基づく暴力は社会に蔓延している問題であり、政府にとって最優先すべき課題である
1.2 GBVの高いコスト
1.3 GBVに関してCOVID-19がもたらした特有の課題と機会
1.4 OECD GBVガバナンス・フレームワーク
1.5 本書の手法と構成
第2章 強固な法的枠組みの必要性とその構築
2.1 国際社会はGBVに関して基準となる重要な枠組みと指標を確立してきた
2.2 DVに関する国の法的枠組みの欠陥が女性をリスクにさらす
2.3 レイプに対し同意に基づく法的枠組みを採用することは、性的暴力に関する誤った考えを正そうとする国の意図の表れである
2.4 セクシャルハラスメントは公共の場、教育環境、職場での差別を永続させる
2.5 女性器切除と児童婚を禁止する法律は悪影響から女児を保護できる
2.6 政策提言
第3章 総合的かつ効果的な全政府的アプローチ
3.1 はじめに
3.2 GBV撲滅のための全政府的なシステムによるアプローチに向けて
3.3 政策提言
第4章 被害者/サバイバー中心のガバナンスとサービス文化
4.1 はじめに
4.2 OECD加盟国全体で被害者/サバイバー中心の文化を確立するために
4.3 危機下でも被害者/サバイバー中心の文化を維持するーーCOVID-19パンデミックから得た教訓
4.4 政策提言
第5章 親密なパートナーからの暴力への対応
5.1 IPVは統合的な対応を必要とする複雑な問題である
5.2 統合的政策はGBV撲滅のための全政府的枠組みの鍵である
5.3 統合的サービス提供とは?
5.4 統合的サービス提供はIPVへの対応でどのような役割を担うのか?
5.5 IPVに対処するためのサービス提供における機会と課題
5.6 政策提言
第6章 司法へのアクセスと説明責任
6.1 はじめに
6.2 被害者/サバイバー中心の司法へのアクセス経路に向けて
6.3 GBV事件の説明責任に対する解決手法とアプローチ
6.4 説明責任と評価はGBV対応の有効性向上に不可欠である
6.5 COVID-19パンデミック下でのGBVに対する司法の対応
6.6 政策提言
謝辞
翻訳された言葉には必ずわたし達の社会があらわれ、
そして翻訳されたものは社会に影響を与える。
翻訳小説の女性達は原文以上に「女らしい」言葉で訳されていることがあります。翻訳と社会とわたし達の密接な関係を読みとき、性差別をなくすための翻訳、社会に抗する翻訳の可能性を探る一冊。
「はじめに」より一部抜粋
翻訳には、それまでにあった古い考えにとらわれない、新しい言葉を生み出す可能性があります。そして、社会の中に存在しなかったり、埋もれたりしている概念を言葉によって「見える化」したり、それまでの偏った見方を変えたりする力があります。
【目次(一部)】
はじめに
『プラダを着た悪魔』の主人公はどんな話し方をする?
「ハリー・ポッター」のハーマイオニーには友だちがいない?
小説はフィクション、わたしたちはリアルな存在
[……]
第一章 小説の女たちはどう翻訳されてきたのか
日本語への翻訳とジェンダー
日本語の女ことばと男ことば
翻訳の中の女性はもっとも典型的な女ことばを話す?
翻訳小説の女性の話し方vs現実の女性の話し方
児童文学ではどうなる?
児童文学は保守的。児童文学の翻訳はもっと保守的。
翻訳者が再現しようとすること
汚いとされる表現にも意味がある
[……]
第二章 女たちのために自分たちで翻訳する
一九七〇・八〇年代に、自分でいる力をくれた翻訳があった
女性の健康のバイブル『Our Bodies, Ourselves』
わたしのからだは自分のもの。自分のからだをよく知ろう。
自分を大切に生きる権利は、みんなにある
『Our Bodies, Ourselves』の時代ー個人的なことは政治的なこと
『女のからだ』の時代ーウーマン・リブ
『からだ・私たち自身』の時代ーウーマン・リブからフェミニズムへ
フェミニスト翻訳の三つの具体的な方法
『女のからだ』のフェミニスト翻訳の方法
『からだ・私たち自身』のフェミニスト翻訳の方法
[……]
第三章 これからのために翻訳ができること
これから考えられる三つの変化
1一律の女らしさから、それぞれの個性へ
2ネガティブなイメージのない性器の名称へ
3「彼」と「彼女」だけでなく、インクルーシブな代名詞を
・日本で性差医学が紹介されてから、今年でちょうど四半世紀を迎える。それ以降、外来診療科の開設や研究会や学会の創設、循環器領域におけるガイドラインの公開など、国内でも発展を続けている。
・本特集では、各疾患領域の性差に加え、多職種連携、認定制度、医学教育、ジェンダー統計、イノベーションなど、今後の性差医学・医療の発展に欠かせない幅広いテーマを紹介。
・性差医学の最新知識と性差の視点に触れることで、明日からの診療や研究にいかせる新たな気づきとスキルアップのヒントを得るきっかけとなることを期待したい。
■性差医学の現在地ーー最新知識とエビデンス
・はじめに
・性差医学の歴史ーー日本導入から四半世紀、米国の動向も踏まえて
〔key word〕性差医学・医療、ORWH、日本性差医学・医療学会、女性の健康ナショナルセンター
・性差医学総論
〔key word〕性差医学、性ホルモン、超高齢社会
・心疾患における性差
〔key word〕虚血性心疾患、急性心筋梗塞、冠攣縮性狭心症、微小血管狭心症
・呼吸器疾患に関わる性差
〔key word〕免疫、睡眠時無呼吸、咳反射、気道過敏性、慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・消化器疾患における性差
〔key word〕上部消化管疾患、下部消化管疾患、肝疾患、胆道疾患、膵疾患
・メンタル疾患における性差
〔key word〕メンタル疾患、性差、月経前増悪、月経前不快気分症(PMDD)、うつ病
・老年医学における性差
〔key word〕健康寿命、介護、認知症、フレイル、性ホルモン
・産業医学における性差
〔key word〕健康の社会的決定要因(SDH)、行政の取り組み、令和モデル、女性特有の疾患の経済損失
・男性医学
〔key word〕テストステロン、LOH症候群、男性更年期障害
・性差とライフステージを意識した女性の健康促進に向けて
〔key word〕女性医学、女性の健康、性差
・薬物動態の性差
〔key word〕副作用、ADME、性差、腎排泄
・薬剤師からみた性差医療
〔key word〕性差、薬物動態、副作用、医薬品添付文書、後発医薬品
・性差医療における助産師の役割
〔key word〕助産師、ウィメンズヘルス、プレコンセプションケア(PCC)
・医学教育における性差と性差医学教育の導入
〔key word〕医学教育、性差医学、キャリア、子育て世代
・性差医学・医療認定制度の概要と展望
〔key word〕性差医学・医療、認定制度、エビデンス、ジェンダー
・ジェンダー統計
〔key word〕男女共同参画、公的統計、ジェンダー統計
・性差医療とオープンイノベーション
〔key word〕イノベーション、オープンイノベーション、性差医療
・性差医学・医療ーーベッドサイドからジェンダード・イノベーションまで
〔key word〕性差医学・医療、ジェンダード・イノベーション(GI)、更年期症状、デジタルヘルス、個別化医療
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
ウクライナ侵略とパレスチナ・ガザでのジェノサイドが続き、日本国内では政治や災害の問題に加え、国民の生活がますます困窮しています。こうした状況のもと、2024年版の女性白書は「くらしの平和を今こそー国際基準のジェンダー平等を求めて」と題し、くらしと平和が脅かされている実態と、いのち・くらしを守り、平和を希求し、国際基準のジェンダー平等を実現するための展望を見出したいと考えています。各方面からの総論・各論に加え、統計や各種資料も充実。
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◆掲載写真◆
【1月】Airbus A330
【2月】Airbus A380
【3月】Boeing 737-800
【4月】Boeing 787
【5月】Boeing 787
【6月】McDonnell Douglas MD-82
【7月】Boeing 747-400
【8月】Boeing 747-400LCF
【9月】Airbus A320
【10月】Boeing 737-800
【11月】Airbus A321
【12月】Boeing 737-800
【翌年ページ】Airbus A320
◆注意事項◆
法律の改正等により、国民の休日等が変更になる場合があります
販売目的の額装不可/禁無断転載
掲載月と撮影月が異なる月もございますので、ご了承ください
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