女性のアントレプレナーシップがなぜ求められるか理論的に確認し、ケーススタディを通じて女性起業家の情熱と未来への思いを紹介することで、アントレプレナーを肯定的に捉え、女性の人生における選択肢の一つとして起業家という生き方を提言する。また、アントレプレナーシップを高めるロールプレイを巻末に用意し、事業をデザインする具体的手法とアントレナーシップとしての自身の素養が再確認できる。
【Special Interview】
水野美紀さん
平野ノラさん
【第1特集】
好奇心が育つ! 体験したくなる!
子どもの世界が広がる本 124冊
PART1 作家×本
○『大ピンチずかん』作者・鈴木のりたけさん家の読み聞かせ
○『ねないこだれだ』作者・せなけいこさん家の本
PART2 小学校×本
○学校司書に聞く!読書の悩みQ&A
○自然体験/多様性/ジェンダー・グローバル
今この時代に読みたい本
PART3 体験×本
○教えない教え方で話題!
篠原信先生に聞く「自ら知りたい!」と思う方法
○[水族館][動物園][科学館]などに聞く
「五感を刺激する本」
PART4 おうち×本
教えて!本好き親子の推し本&読書術
【第2特集】<新学期・新学年応援特集1>
今日から使える38のヒント
集中できる 学習環境の整え方
○家の中で、子どもの集中力を上げるポイントはなんですか?
○モノの配置や選び方で、集中力は格段にアップ!
○いろいろあって、こうなりました 学習環境・わが家の正解&教訓
○ちょい足しにも♪人気ショップで見つけたお役立ちアイテム
【第3特集】<新学期・新学年応援特集2>
4月だけじゃなく5月も注意!
ストレス・不安・緊張の処方箋
○新学期、どんなシーンでストレスを感じているの?
○これってストレスサイン? 子どもの観察ポイント
○ほんの少しラクになる 魔法の言葉
○体をゆるめる深呼吸 緊張がほぐれるストレッチ
○『スマホ脳』著者、アンデシュ・ハンセンさんに聞く
今どきのストレスとの付き合い方
【第4特集】<新学期・新学年応援特集3>
花まる学習会の先生が全力伝授!
新学年の勉強 つまずきの予習
[算数]各学年の盲点&フォロー術を解説!
[国語]全学年「漢字」をあなどるなかれ!
[英語]モチベーションのキープ&アルファベット
[理科]おもしろい!と感じられれば大成功
[社会]興味関心の見つけ方、育て方
【Book in Book】
認知機能を鍛えて“学習の土台”をつくる!
コグトレ・パズル
数える・写す・覚える・見つける・想像する
5つの力をバランスよくトレーニング!
【第5特集】
弱みを強みに変える! 自分から学べる子になる!
「わが子らしさ」の見つけ方
○まずは子どもの姿をネガポジ変換してみよう
○子どもはどのタイプ? 学びの特徴をとらえよう
○自分から学ぶ子になるための6つのポイント
【連載】
イラストレーターtomekkoの脱・カンペキ親修行/学校生活でうまくSOSを伝えるには?
花まる学習会代表 高濱正伸のもっと花まるTALK/成田修造さんと語る「起業家精神」
旅は学びの宝庫「まな・たび」リターンズ/港町・横浜へタイムトラベル !
きょうこ先生と中学受験のぞき見!/仕事と受験の両立、どうしてる?
親子で楽しく作ろうEduキッチン/晴れた日はピクニックへ! わんぱくサンド
読者の家計診断/老後の資金は手厚くためている一方で、毎月の家計は赤字です
世界に羽ばたくスーパーキッズの育て方/ボードゲームデザイナー南端匠くんの母・愛さん
現役小学校教諭のここだけの話/木村翔太先生の裏保護者会
AERA with Kidsインスタアンバサダー通信
アンバサダー Column「双子育児で気づいたこと」
ジャーナリスト一色清さんの親子で語るニュースのキーワード「能登半島地震」
【国際女性デー】「働く女性のリアル」を特集
ラッパーのAwichさんが表紙とインタビューに登場
AERA3月11日号は、3月8日の国際女性デーにちなみ「働く女性のリアル」を特集。日本の女性が直面する現状や課題、模索する持続可能な働き方とはどんなものかを考えます。その表紙には、女性のカリスマでもあるラッパーのAwichさんが登場。ロングインタビューでは、自分の命とエネルギーをかけてやりたいことへの思いを語っています。突然の結婚発表で国内外に衝撃が走った大谷翔平選手についての記事も。その存在が、世代を超えた多くの人にどれだけ影響を与えているかがわかります。新しい女性像を切り開き、社会問題への発言でも注目される小泉今日子さんのインタビューもあります。また、一人の人生に迫る人物ルポ「現代の肖像」は、純烈のリーダー、酒井一圭さんが登場します。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、俳優の仲野太賀さんとの対談が続き、「仕事とプライベート」について語り合います。ほかにも、多彩な記事が詰まった一冊をぜひご覧ください。
●巻頭特集「働く女性のリアル」
女性の地位向上やジェンダー平等について考える「国際女性デー」。AERAはこの日にちなみ、女性の生き方や働き方を考える特集をします。女性が男性化することでキャリアを積む時代は終わり、持続可能な働き方の模索が始まっています。仕事かプライベートかではなく、どちらにも同じ熱量を注ぎたいという思いや若い世代の変化の兆し、また社会がどう変わらなくてはならないかなどを多角的に報じています。特に男女格差が激しい政治分野の課題や、女性の健康を考えるフェムケアについての記事もあります。さらに、女性の生き方をテーマに、創刊以来、手厚い報道を続けてきたAERAのこれまでを振り返りながら、女性の変化を読み解く記事もあります。
●表紙&インタビュー:Awich
新時代を切り拓くラッパーのAwichさん。スタジオに現れた“女王”は、ステージで見せる堂々としたカッコよさに加え、柔らかな雰囲気をまとっていました。沖縄出身、10年以上の空白期間を経てメジャーデビュー、いまや若い世代を中心にカリスマ的人気を誇ります。「Awichがきっかけで新時代が来た!となったら面白いし、今は、カルチャーや沖縄の若い人たちの意識が変わっていったり、日本の女性たちが活発になっていったり、変化を感じるのが楽しい」と話します。そして女性たちにメッセージを届けます。「自分がどうしたいのか、なぜそう思うかを掘り下げていけば、揺るがないものがきっとあるはず」。撮影は、もちろん蜷川実花。時代をリードする女性クリエーター二人の共演によって撮られた、時代のその先を見つめる視線が印象的な写真の数々、ぜひ誌面でご覧ください。
●大谷翔平 結婚の衝撃と今季への期待
国民の“アイドル”とも言える大谷翔平選手。ドジャースに移籍して最初のオープン戦で本塁打を放ち、話題をさらったと思った矢先、驚きの結婚発表でさらなる衝撃が走りました。女性ファンのなかには、「心臓に悪かったです」「デコピンになりたい」など、複雑な心境も。それだけ老若男女から愛される存在だということがわかります。また、大谷選手のスプリングトレーニングを通して、現地でどんな反響があるのか、今季への期待はどうか、などについて在米ジャーナリストが書いた記事もあります。世界中の注目が集まる大谷選手の“いま”が詰まった記事です。
●小泉今日子「楽しそうな大人」として立つ
その言動に常に注目が集まる、小泉今日子さん。明確な意志を持ち、新たな女性像を切り開き続けてきた存在です。そんな小泉さんに、新刊刊行を機に、「日本の女性の現状」や「芸能界やメディアの転換点」など、社会的テーマについても聞きました。自ら道を切り開く原動力は、若い人たちへの思い。「私はちゃんと『楽しそうな大人』としてたくましく立っていてあげないといけないなと思います」と語っています。いまの思いが詰まった貴重なインタビューです。
●現代の肖像:酒井一圭・純烈リーダー
スーパー銭湯アイドル「純烈」のリーダーといて、年間300近いステージに立つ酒井一圭さん。常に自分を客観的にプロデュースし、熱意で周囲を巻き込む姿勢が、唯一無二の存在感を築いてきました。その紆余曲折、波瀾万丈な人生を、本人だけでなく酒井さんに近しい方々にもじっくりと取材した人物ルポです。ここでしか読めない、酒井さんの一面が垣間見える内容です。
●松下洸平×仲野太賀
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、俳優の仲野太賀さんとの熱いトークが続きます。今回は、仕事だけでなくプライベートの話にも及びます。仲野さんのフットワークの軽い休みの過ごし方については、松下さんもびっくり。お互いに刺激を受け合う様子が伝わってくる内容です。二人の距離感の近さが伝わってくる、さまざまな表情を捉えた写真も必見です。
ほかにも、
・政倫審出席も暗雲はれず 岸田政権の終わり方
・【独自】新NISAで1月に買われた株「高配当だらけ」
・10代に広がるオーバードーズ 若者のSOSのサイン
・花粉症と入試シーズン重なる問題
・「オレたちは“最下層”だ」 ヨルダン川西岸地区の難民キャンプルポ
・向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・新連載 会いたい人に会いにいく 杉山邦博さん
などの記事を掲載しています。
人間と動物を対立させる価値観を退け、ポストヒューマンやクィアの思想を取り込んで、動物表象に潜むジェンダー力学を浮き彫りにする。動物や人間、精霊やウイルスをめぐる物語に分け入り、マルチスピーシーズとジェンダーの視野で作品の可能性を浮上させる。
25ans2024年4月号の特集内容
■生見愛瑠さんが登場!ときめく最愛カラーを味方に♡いつだってピンクに夢中!
身にまとうだけでハッピーな気分になれるピンクは、エレ派の公式カラー。
あらゆるシーンで私たちをエンパワメントしてくれる心強い味方として、
春のおしゃれに上手に取り入れたい!
ファッションやジュエリーはもちろん、おうちで過ごすリラックスタイムまで、
ピンクの高揚感に包まれましょう。
■おしゃれオールスターズに大調査!この春リアルに欲しいもの
うきうきと心が弾む季節が到来!軽やかな気持ちにフィットする
春らしいアイテムをワードローブに投入すれば、お出かけ気分が高まります。
そこで、25ansでおなじみのおしゃれリーダーズに、
今リアルにほしいもの&買ってよかったものをASK。
お買い物プランの参考書としてぜひチェックを。
■おしゃれ好きなお嬢さまの家に住む小物たちが主人公「Bag&Shoes Houseへようこそ」
春のおしゃれ計画の始まりに、真っ先にチェックしたいのがバッグ&シューズ。
定番の装いも、新顔の小物ひとつで、ぐっとトレンド感ある雰囲気に!
生まれたての小物たちが集まる館から、あなたが連れ出したい推しを見つけて。
■召しませ!Afternoon Tea ジュエリー
出会いと始まりの季節、春がやってきました。
会食も増えるこのシーズン、エレ派社交の舞台といえばやっぱりホテルのアフタヌーンティー!
集うメンバーやホテルのテイスト別に提案するジュエリーやウォッチを身につけて、
華やかに、かつ気分を上げてスタートを切りましょう。
■全10ページ:Number_i 岸優太さん撮りおろし&独占インタビュー
2024年の幕開けとともに新たな活動を表明し、
新時代へとスタートを切ったNumber_iの岸優太さん。
無限大の可能性を私たちに見せてくれる彼の、現在進行形をキャッチ。
■注目の俳優・白石 聖さんが初登場!ペールトーンでつくる「幸せ♡シフォンメイク」
2024年の春は、アイシーピンクやシャーベットオレンジ、ラベンダーなど、
ペールトーンのやさしい色みを使ったメイクが一大トレンドに!
程よくグロウな肌に繊細なパール、マット&シアーな質感のポイントメイクを合わせた、
シフォンのように軽やかで透明感に満ちた最旬メイクをご紹介します。
■国際女性デー特別企画:エレ派の未来は“We”でつくる!
3月8日は“女性の生き方を考える日”として国連が制定した国際女性デー。
日本でも、近年ジェンダー平等を目指す動きが高まるものの、
依然として課題は多い状況です。しかし、そんな世の中を変えるアクションは、
きっと孤独な闘いではないはず。
願いや悩みを共有し、連帯して声を上げていけたら─。
社会にインパクトを与える勇気と行動力を持ち、そして何より未来にときめく気持ちにあふれたエレ派たちは、連帯感、つまりは“We”の意識で世界を巻き込み、女性たちの未来を切り開いていける存在ではないでしょうか。
■これからの時代を生き抜く教育を求めて ボーディングスクールという選択
未来を担う子どもたちにどのような教育を施すか…。時代は変われど、
多くの人が関心を寄せるテーマですが目下、話題となっているのが
ボーディングスクールへの留学。ときに“最高の投資”ともいわれる、その実体は?
イギリスの事例を中心に、基礎知識から専門家や卒業生のお話まで、
気になる情報をたっぷりお届けします。
and more!
※25ans2024年4月号では通常版のほかに、
岸優太さんが表紙に登場する増刊「岸優太特別版」を発売します。
※特別版は表紙のみ異なり、内容は通常版と同じです。
初の単独カバー&独占インタビュー!Number_i 岸優太さんが『25ans』4月号特別表紙版に降臨!
2024年の幕開けとともに1stデジタル・シングルをリリースするなど、新章へのスタートを切ったNumber_iの岸優太さん。『25ans』は2度目の登場、初カバーを飾ります。今回の撮影では「ハイエンドな岸優太」をコンセプトに、ドルチェ&ガッバーナのジャケットをはじめ、数々のラグジュアリーブランドの最新ルックをエレガントに着こなし、奥行きのある表情を見せてくれました。今の思いや理想の50年後を語ってくれた独占インタビュー、プライベートQ&Aも。
25ans2024年4月号の特集内容
■生見愛瑠さんが登場!ときめく最愛カラーを味方に♡いつだってピンクに夢中!
身にまとうだけでハッピーな気分になれるピンクは、エレ派の公式カラー。
あらゆるシーンで私たちをエンパワメントしてくれる心強い味方として、
春のおしゃれに上手に取り入れたい!
ファッションやジュエリーはもちろん、おうちで過ごすリラックスタイムまで、
ピンクの高揚感に包まれましょう。
■おしゃれオールスターズに大調査!この春リアルに欲しいもの
うきうきと心が弾む季節が到来!軽やかな気持ちにフィットする
春らしいアイテムをワードローブに投入すれば、お出かけ気分が高まります。
そこで、25ansでおなじみのおしゃれリーダーズに、
今リアルにほしいもの&買ってよかったものをASK。
お買い物プランの参考書としてぜひチェックを。
■おしゃれ好きなお嬢さまの家に住む小物たちが主人公「Bag&Shoes Houseへようこそ」
春のおしゃれ計画の始まりに、真っ先にチェックしたいのがバッグ&シューズ。
定番の装いも、新顔の小物ひとつで、ぐっとトレンド感ある雰囲気に!
生まれたての小物たちが集まる館から、あなたが連れ出したい推しを見つけて。
■召しませ!Afternoon Tea ジュエリー
出会いと始まりの季節、春がやってきました。
会食も増えるこのシーズン、エレ派社交の舞台といえばやっぱりホテルのアフタヌーンティー!
集うメンバーやホテルのテイスト別に提案するジュエリーやウォッチを身につけて、
華やかに、かつ気分を上げてスタートを切りましょう。
■全10ページ:Number_i 岸優太さん撮りおろし&独占インタビュー
2024年の幕開けとともに新たな活動を表明し、
新時代へとスタートを切ったNumber_iの岸優太さん。
無限大の可能性を私たちに見せてくれる彼の、現在進行形をキャッチ。
■注目の俳優・白石 聖さんが初登場!ペールトーンでつくる「幸せ♡シフォンメイク」
2024年の春は、アイシーピンクやシャーベットオレンジ、ラベンダーなど、
ペールトーンのやさしい色みを使ったメイクが一大トレンドに!
程よくグロウな肌に繊細なパール、マット&シアーな質感のポイントメイクを合わせた、
シフォンのように軽やかで透明感に満ちた最旬メイクをご紹介します。
■国際女性デー特別企画:エレ派の未来は“We”でつくる!
3月8日は“女性の生き方を考える日”として国連が制定した国際女性デー。
日本でも、近年ジェンダー平等を目指す動きが高まるものの、
依然として課題は多い状況です。しかし、そんな世の中を変えるアクションは、
きっと孤独な闘いではないはず。
願いや悩みを共有し、連帯して声を上げていけたら─。
社会にインパクトを与える勇気と行動力を持ち、そして何より未来にときめく気持ちにあふれたエレ派たちは、連帯感、つまりは“We”の意識で世界を巻き込み、女性たちの未来を切り開いていける存在ではないでしょうか。
■これからの時代を生き抜く教育を求めて ボーディングスクールという選択
未来を担う子どもたちにどのような教育を施すか…。時代は変われど、
多くの人が関心を寄せるテーマですが目下、話題となっているのが
ボーディングスクールへの留学。ときに“最高の投資”ともいわれる、その実体は?
イギリスの事例を中心に、基礎知識から専門家や卒業生のお話まで、
気になる情報をたっぷりお届けします。
and more!
※25ans2024年4月号では
岸優太さんが表紙に登場する増刊「岸優太特別版」のほかに、通常版を発売します。
※特別版と通常版は表紙のみ異なり、中面の内容は同じです。
ジェンダー分野やマイノリティの採用、労務管理に詳しい2名の社会保険労務士と、当事者の立場から全国をめぐって講演活動をしている1名が、共著という形で現在進行形のリアルなジェンダーのテーマについて、書き下ろしています。
ジェンダーフリーの採用定着やジェンダーギャップの解消を目指す職場の方にオススメの1冊です。
暗黙のうちに男性主体で語られてきた歴史は、女性史研究の長年の歩みと「ジェンダー」概念がもたらした認識転換によって、根本的に見直されている。史学史を振り返りつつ、家族・身体・政治・福祉・労働・戦争・植民地といったフィールドで女性史とジェンダー史が歴史の見方をいかに刷新してきたかを論じる、総合的入門書。
はじめに
第1講 女性史研究の始動ーー世界と日本
1 先駆的な女性史研究
2 戦後の日本女性史研究
3 女性史研究の拠点としての地域女性史
第2講 第二波フェミニズムと新しい女性史
1 「新しい女性史」の誕生
2 「新しい女性史」は何をもたらしたか
3 「新しい女性史」の日本での受容
第3講 ジェンダー史
1 ジェンダー史の登場
2 ジェンダー史と構築主義歴史学
第4講 歴史叙述とジェンダー
1 歴史教育とジェンダー
2 ジェンダー視点は歴史叙述を変えたか
第5講 家族を歴史化する
1 家族に関する神話の崩壊と家族の歴史化
2 伝統社会における家
3 近代家族論の精緻化
4 近代家族の普遍化と揺らぎ
5 日本での家族史研究と女性・ジェンダーの視点
第6講 近代社会の編成基盤としてのジェンダー
1 身分制
2 近代的ジェンダー観の形成とその制度化
3 国民・ナショナリズムとジェンダー
第7講 身 体
1 身体は不変か?
2 性・生殖の歴史研究
3 L(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)
第8講 福 祉
1 福祉研究へのジェンダー視点の導入
2 福祉活動の出発点としての戦時福祉
3 福祉活動と女性の社会進出
第9講 労 働
1 働き続けてきた女たち
2 労働概念の転換と女性就業
3 労働と労働者のジェンダー化
4 女性労働者保護法とジェンダー・家族
第10講 植民地・戦争・レイシズム
1 植民地とジェンダー
2 戦争がもたらしたもの
3 戦争・占領と性暴力
図版出典一覧
主要参考文献
「国際協力の仕事」が体感できる、今までなかったワーク集!
コロナ禍に続く戦争の勃発で世界的な混乱が長引いています。SDGsの実現には日本の協力が欠かせません。海外ボランティアへの期待はもちろん、海外との業務提携や技術輸出、アジア圏での商業網は日本経済の生命線です。
しかし、途上国で現地の人たちと一緒に働き、成功を収めるには情熱だけでは足りません。次々と発生するトラブルを解決する現場力を身に付けるためには、多くの先人の知恵を学び、事前にトレーニングする機会が必要です。
本書は各章末と巻末に掲載された多数のアクティブ・ラーニング用教材で学習内容を確認しながら、現地でのコミュニケーション力と実践力を身に付けることができる画期的教材です。
1 現状を知る
第1章 安全な水の確保
第2章 母子手帳の活用
第3章 初等教育の拡充
第4章 インフラの整備
2 方法を知る
第5章 国際協力プロジェクトとは何か
第6章 ロジカル・フレームワーク手法
第7章 PCM手法
第8章 PLA手法
第9章 政府予算でおこなう国際協力
第10章 組織制度づくり
第11章 小規模融資
第12章 新しい国際協力の取り組み
3 課題を知る
第13章 地球規模の課題
第14章 国際協力の潮流
第15章 これからの国際協力
4 実践ワーク
圧倒的な想像力で、性別の“当たり前”をユーモラスにぶっ壊す!!
医療の進歩で男性でも母乳が出せるようになった世界。
哲夫は、ついに授乳を経験するが? (「父乳の夢」)
機械を装着することで筋力差がなくなり、性別による役割分業が減ったら? (「真顔と筋肉ロボット」)
性差への理解を深めたら月経が訪れるようになった男性の変化とは? (「キラキラPMS(または、波乗り太郎)」)
など、驚くべき想像力で性差が減った未来(ユートピア)をユーモラスに描く、全4編収録。
【著者略歴】
作家。性別非公表。2004年にデビュー。目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。他の著書に、『ミライの源氏物語』『母ではなくて、親になる』『ニセ姉妹』『美しい距離』など。日常の社会派。趣味は育児。
■【特集】ジェンダー平等と多様性で男性優位の社会を変えよう
「育児休暇や時短勤務を活用して子育てをするのは『女性』の役目」「残業も厭わず働き、成果を出す『女性』は立派だ」─。働く女性が珍しい存在ではなくなった昨今でも、こうした固定観念を持つ人は多いのではないか。
今や女性の就業者数は3000万人を上回り、男性の就業者数との差は縮小傾向にある。こうした中、経済界を中心に、多くの組織が「女性活躍」や「多様性」の重視を声高に訴え始めている。これ自体は歓迎すべき動きと言えるだろう。
だが、肝心なのは、中身である。内閣府が2022年に実施した世論調査では、約79%が「男性の方が優遇されている」と回答したほか、民間企業における管理職相当の女性の割合は、課長級で約14%、部長級では8%まで下がる。また、正社員の賃金はピーク時で月額約12万円の開きがある。政界でも、国会議員に占める女性の割合は衆参両院で16%(23年秋時点)と国際的に見ても極めて低い。
女性のエンパワーメントとジェンダー平等を目的に活動するHAPPY WOMAN(東京都港区)の小川孔一代表は「『SDGs(持続可能な開発目標)』や『ジェンダー平等』などの言葉は広く浸透し、いかに実装していくかというフェーズに入っているが、“やっているフリ”は逆に世間からの評価を下げる方向に働くだろう」と語る。
女性たちの声に耳を傾けると、その多くから「日常生活や職場でアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み、偏見)を感じることがある」という声があがり、男性優位な社会での生きづらさを吐露した(21頁に詳報)。
アンコンシャス・バイアスは、性差に限らずあらゆるところに存在するが、行き過ぎれば、社会発展の“障壁”になる。
3月8日は女性の生き方を考える「国際女性デー」だ。この日を前に、歴史を踏まえた上での日本の現在地を見つめるとともに、多様性・多元性のある社会の実現には何が必要なのかを考えたい。
時代は昭和でも、平成でもなく、令和である。ジェンダー平等と多様性の実現で、男性優位の社会を変えていくことが、より良い社会を築く足がかりになると信じたい。
文・佐藤千矢子、湯澤規子、高崎順子、石井妙子、得能摩利子、與那覇 潤、ブレイディみかこ、藤原章生、編集部
PART 1 納得感なきジェンダー平等 日本は「オッサンの壁」を壊せ
佐藤千矢子 毎日新聞社 論説委員
COLUMN 1 気づいていますか? 女性たちが感じるジェンダー
編集部
DATA データで見る男女平等 これが日本の“現在地”
編集部
PART 2 「わたし」としての人生を生きる 日本でも「静かな革命」を
湯澤規子 法政大学人間環境学部 教授
PART 3 女性を“忘れた”時代からフランスが転換できた理由
高崎順子 フランス在住ライター
COLUMN 2 女性参画で生まれたヒット商品 大切なのは“利用者の視点”
編集部
PART 4 拝啓 令和を生きる女性たち 今、学ぶべきは女性の歴史
石井妙子 ノンフィクション作家
INTERVIEW 1 男だから、女だからではない 価値を生む多様性の本質
得能摩利子 三菱マテリアル 社外取締役、フェラガモジャパン 元CEO
COLUMN 3 女性採用を契機に脱皮を果たしたある中小企業の挑戦
編集部
PART 5 スローガンが氾濫する日本 唱えるからには中身の吟味を
與那覇 潤 評論家
INTERVIEW 2 相互理解と共存の鍵握る能力「エンパシー」をどう育むか
ブレイディみかこ コラムニスト
PART 6 アフリカの旅で考えた差別意識の出どころ
藤原章生 毎日新聞記者、ノンフィクション作家
■WEDGE_SPECIAL_OPINION
・ウクライナ侵攻から2年 日本人に問われていること
PART 1 “20世紀型”はもはや限界 長期戦見据え抑止力の再構築を
宮家邦彦 キヤノングローバル戦略研究所 理事
PART 2 欧米に見られる「支援疲れ」 今こそ日本流で独自の貢献を
廣瀬陽子 慶應義塾大学総合政策学部 教授
Column ウクライナでも稼働! 世界に誇る日本の「モバイル浄水器」
編集部
PART 3 本音と諦観が渦巻くロシア 大統領選でルビコンを渡るか
黒川信雄 産経新聞社 元モスクワ特派員
■WEDGE_OPINION 1
・「賃金と物価の好循環」実現で「金利のある世界」に備えよ
渡辺 努 東京大学大学院経済学研究科 教授
■WEDGE_OPINION 2
・医療費46兆円の時代 単価でなく受診回数抑制の改革を
成瀬道紀 日本総合研究所調査部 主任研究員
■WEDGE_ REPORT
・地震防災対策に長寿命化 あなたのマンションは大丈夫?
中西 享 ジャーナリスト
■連載
・商いのレッスン:事業の“あり方”と“やり方”(笹井清範)
・偉人の愛した一室:堀 辰雄 「奈良ホテル」(奈良県奈良市高畑町)(羽鳥好之)
・MANGAの道は世界に通ず:実はみんな女性になりたがっている? VRによる制約の解放(保手濱彰人)
・インテリジェンス・マインド:ソ連への内通者「モグラ」を探せ! CIA対KGBの戦い(小谷 賢)
・誰かに話したくなる経営学:「ただの石」を「重要資源」に 半導体製造を支えているもの(岩尾俊兵)
・時代をひらく新刊ガイド:『老化は治療できるか』 河合香織(稲泉 連)
・近現代史ブックレビュー:『戦時下の演劇 国策劇・外地・収容所』(編)神山 彰(筒井清忠)
・フィクサー:第二章 箝口(真山 仁)
・モノ語り。:コーヒー豆の「エルドラド」 イフニコーヒー(水代 優)
●一冊一会
●各駅短歌 (穂村 弘)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●読者から/ウェッジから
第一次世界大戦、言葉も肌の色も異なる人々が世界中からヨーロッパに集まった。るつぼの中、語られることなく歴史から抜け落ちていった女性たち、黒人兵たち、「原住民」労働者たち、そして戦場に遺体がさらされたままの無名の人々。人種、ジェンダー認識の起源としての第一次世界大戦を描き、砲撃がかき消した人々の声に耳を澄ます、戦場の社会史。
はじめに
第1章 軍隊と人種
(1)「白人の名誉」
(2)「黒い戦力」
(3) アメリカ軍と人種
(4) 軍隊・階級・人種
(5) 兵士たちの社会
(6) ハーレム・ヘルファイターズーーあるアフリカ系アメリカ人連隊の経験
第2章 戦争と労働
(1) 戦場の労働ーー戦いを支える
(2) フランスにおける労働力ーー「外国人」・「原住民」
(3)「原住民」労働者の労働と生活
(4) 労働補給部隊
(5) 砲撃を受けて
(6) 労働者たちの声
(7) 中国から戦場へ
(8) 戦後に残る人種認識
第3章 人種とジェンダーの交差
(1) 戦場のジェンダー規範ーー「純潔」をめぐって
(2)「白人」女性と植民地兵及び「原住民」労働者との出会い
(3) アメリカ軍におけるジェンダーと人種の交差
(4) インドシナ植民地出身者とフランス人女性労働者
(5) 人権の境界を越えた親密な関係のもつ意味
第4章 越境する人種主義ーーセクシュアリティをめぐって
(1) ドイツ軍の侵攻占領と戦争プロパガンダ
(2) ドイツの情報戦と人種認識
(3) アメリカ流人種主義の輸出
(4)「黒い恥辱」--国際的な「恐怖」の共有
第5章 象徴としての平等性ーー戦死者を悼む
(1) 埋葬と追悼
(2) 象徴としての平等性
(3) 追悼と記憶
(4) 無名兵士の埋葬
(5) 追悼のジェンダー化と人種化ーーアメリカの場合
むすびにかえて
あとがき
索引
明治期から現在までの図書館は女性にどのようなサービスや資料提供を行ったかをジェンダーの観点から文献により検証・考察した一冊。戦前に存在した婦人閲覧室や戦後に設立された男女共同参画センター・女性情報ライブラリーについて取り上げ、その存在意義を再確認できる。日本の図書館におけるジェンダー問題を可視化し、関連資料提供の際のヒントに。「巻末に索引」付き。
日本には国籍や母語、敬虔さなどからみて、多様で多彩なムスリム(イスラーム教徒)が暮らす。彼ら/彼女らの個々に異なる経験を鮮やかに描き出し、日本のムスリムを取り巻く歴史的・社会的状況を詳らかにした上で、受け入れや共生への課題や方向性を示す。
「イスラーム・ジェンダー・スタディーズ」シリーズ刊行にあたってーー7『日本に暮らすムスリム』
はじめに
第1部 日本でムスリマ/ムスリムとして生きる
第1章 ムスリム理解を考えるーームスリム“も”食べられるインクルーシブ給食と日本人ムスリマのヒジャーブの事例から[佐藤兼永]
コラム1 日本の大学で「イスラーム」を教える[小野仁美]
第2章 「ムスリムであること」とどう向き合うかーー第二世代の語りから[クレシサラ好美]
コラム2 SYM名古屋モスクーー日本中のみんなに伝えたい、一人じゃないよ[カン夢咲/パイン・ゼイイエトゥン/クレシ明留]
第3章 若いムスリム女性のアイデンティティ形成ーー日本とパキスタンにルーツをもつ女性たちの事例から[工藤正子]
コラム3 日本の化粧品市場におけるハラール認証の実効性ーーインドネシア出身ムスリム住民への調査から見えたもの[武田沙南/石川真作]
第4章 日本でムスリムとして子どもを育てる[アズミ・ムクリサフ]
第5章 ヴェールの可視性から考える在日外国人ムスリム女性の葛藤[沈雨香/アキバリ・フーリエ]
コラム4 中古車・中古部品貿易業と千葉のスリランカ人コミュニティ[福田友子]
第2部 歴史と社会制度
第6章 見えにくいものを見るということーー日本のイスラーム社会の概要と実態把握上の課題[岡井宏文]
コラム5 日本のイスラーム建築[大場卓/深見奈緒子]
第7章 日本の入国管理制度とグローバリゼーションーーとくにムスリムの定住の観点から[伊藤弘子]
コラム6 あるクルド人家族との出会いから[温井立央]
第8章 在日ムスリム定住化までの様相ーーイラン人とトルコ人を比較して[森田豊子]
コラム7 インドネシア人技能実習生と考える地域の未来[西川慧]
第9章 インドネシア人女性の生きる闘いーーエンターテイナーたちのライフヒストリー[佐伯奈津子]
コラム8 日本ートルコ交流略史[三沢伸生]
第10章 「日本を懐かしむトルコ人」との邂逅ーー日本人特派員が描いたイスタンブルのタタール移民[沼田彩誉子]
コラム9 1920〜40年代の神戸のテュルク系ムスリムと教育活動[磯貝真澄]
第3部 受け入れと共生
第11章 保健医療分野におけるムスリム対応とモスクによる取り組み[細谷幸子]
コラム10 鹿児島マスジドーー地方の外国人散在地域におけるムスリムの居場所[森田豊子]
第12章 ヨーロッパの「移民問題」から何を学ぶか[石川真作]
コラム11 日本のムスリムと埋葬[岡井宏文/森田豊子]
第13章 日本とカナダの難民認定ーーアフマディーヤ・ムスリムのある一家を事例として[嶺崎寛子]
特論 アフガニスタン女性からのSOSを読み解く[小川玲子]
参考文献
中世の男性は人前で烏帽子を外せず、女性は長い黒髪が必須。史料や物語から中世の人々のジェンダーをめぐる意識をやさしく紹介する。
プロローグ 男とは何か、女とは何か
第一章 男たちの烏帽子狂騒曲
1 元服して冠・烏帽子をかぶる
2 烏帽子が落ちたら一大事
3 寝るときも烏帽子をかぶったか?
4 烏帽子と身分制
5 烏帽子のダンディズム
第二章 女たちの重い黒髪
1 女の人生と黒髪
2 髪の長さは身分を表す
3 見えない女たち
4 美女か不美女か
5 かづら大作戦
第三章 中世に、女であるということ
1 女はつまらない
2 穢の問題と女の仕事
3 女も男も同じ「人」
エピローグ 烏帽子と王権
●第7版は新たな執筆陣が加わり、オールカラーとなって約10年ぶりの改訂を行いました。
●第1部では社会学の基礎的な内容を学び、第2部と第3部では保健医療社会学を中心とした内容を学ぶ構成となっています。
●第1部で学ぶ社会学の基礎的な概念の説明では、日常的なできごとや身近な経験と関連づけて学習ができるよう、わかりやすく解説しています。
●第2部以降も、イラストやコラムを適宜入れ、初学者でも理解しやすい紙面構成となっています。
●これから看護をはじめとした医療を学ぶ学生が、医学的な視点だけではなく社会学的な視点をもち、さまざまな視点から対象(患者)を見ることができるような内容となっています。