人間と性を巡る教育と文化の総合情報
子どもたちに性の多様性をどう教え、教職員の意識をどう変えるのか。そして、教員のカミングアウトは学校に何をもたらしたのか。性差別をしないことを学校でまなぶ方法。セクシュアリティが人権であるという前提に立ち、性が持つ多様性を排除するのではなく、むしろ生き方や社会を豊かにする上で欠くことのできないものととらえる。本書は、このような性の多様性を尊重する立場から、学校教育をつくり直すことに挑戦する。
女性と結婚したゲイのお話、HIVに感染したボーイのお話、男性に痴漢したお客様のお話、外国人ボーイのお話etc…“普通”という言葉に、囚われてしまわないように。“誰か”を知ることで、“自分”を知っていけるように。描き下ろし40P超!!“生きづらさ”を抱える、私達のお話。
人間関係をうまく築けずに孤立し、性的アイデンティティの混乱にも苦しんでいたニック。27歳でアスペルガー症候群と診断された後に始めた自閉症に関する啓発活動が軌道に乗った矢先に、児童ポルノ所持容疑で逮捕されてしまった。発達障害のある人が性的問題でつまずかないために、何ができるのか。当事者の自伝、両親の手記、専門家のアドバイスからなる必読の書!専門医である訳者による、最新の知見を踏まえた詳細な解説を付す。
ゲイ(同性愛)×DV(家庭内暴力)×風俗。自分を守るために、他者を理解するということ。誰もが差別に加担しうる社会に生きるということ。恋をすること。そして、誰かを愛するということ。これは“生きづらさ”を抱える、私達のお話。
性について子どもにどう話せばよいのか、悩んでいる保護者へのメッセージ。タブーとされがちな性の問題に取り組むための実践的な方法を、自閉症児の親ならではの繊細さと経験を交えて紹介!体の変化や生理、男性と女性の問題を別個に解説。公的私的な場所における性行動、性的虐待、性別を超えた指導なども網羅。
性の解放は、われわれに何をもたらしてきたのか。感情革命の行く末を問う。
母親との決別をきっかけに特殊な業界へ飛び込んだ「もちぎ」、様々な人たちとの出会いと別れを繰り返すなかで学んだ経験を詰め込んだ一冊。
「セックスを避けられるようになって…もう愛されていないのかもしれない」そうした寂しさをひっそりと抱えている中高年の男性や女性は多いようです。男性は、中高年期の女性の心と体の変化を知らない。女性は、中高年期の男性の心と体の変化を知らない。そのことが、寂しさの根っこに存在しています。気持ちのすれ違いは、お互いの心と体の変化を知ることで解決するはず。中高年期ならではの豊かで穏やかな性を楽しみ、愛で満たされた毎日となるようにーぜひ本書を今日から役立ててください。