契約、手形・小切手、債権回収、担保、会社組織・活動、会社の役員、労働の各分野の項目を見開き2頁、図入りでわかりやすく解説。
司法書士独自の目線から、予防法務につながる重要テーマを網羅的に収録。実務の手引きとなる最適の一冊!
19世紀末、大旱魃に苦しむブラジル北部の辺境を遍歴する説教者と、彼を聖者と仰ぐ者たち。やがて遍歴の終着地に世界の終りを迎えるための安住の楽園を築いた彼らに、叛逆者の烙印を押した中央政府が陸続と送り込む軍隊。かくて徹底的に繰返された過酷で不寛容な死闘の果てに、人々が見たものは…。’81年発表、円熟の巨篇。
会計基準の新設・改正や税制の改正等に伴って絶えず変化する税効果会計への影響を適時・適切に理解しておかないと、会計上の税金費用へのインパクトを見誤ってしまうリスクがある。第6版では、2016年3月期から本格適用となる企業結合会計基準・連結会計基準の改正をはじめ、2015年12月に公表された繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針や税制改正に伴う税効果会計に与える影響などにも対応している。
高齢化が進み、いずれ消滅に至るとされる「限界集落」。だが危機を煽る報道がなされているのに、実際に消滅したむらはほとんどない。そこには逆に「限界集落」という名付けをしたことによる自己予言成就ーありもしない危機が実際に起きるーという罠すら潜んでいる。カネの次元、ハードをいかに整備するかに問題を矮小化してきた、これまでの過疎対策の責任は重い。ソフトの問題、とりわけ世代間継承や家族の問題を見据え、真に持続可能な豊かな日本の地域社会を構想する。
銀行の業務は、さまざまな法律によって規制されている。条文を読んだだけではわかりにくい法律の基礎知識を法務部長(架空)との対話形式でていねいに説明。預金、与信、為替取引などの基本から債権回収や投資まで、銀行が取り扱う幅広い業務を取り上げ、実務と関連づけしながら法律を学ぶことができる。法律を学んだことのない読者にも理解できるよう、専門用語には説明を加えている。利益相反管理体制の構築や、資金決済法について新たに盛り込んだ。
新潟県十日町市の山間部にある雪深い池谷集落。戦後過疎化の一途をたどり、中越地震でも大きな被害を受けて廃村の危機に直面したむらが、どうやって奇跡の再生を遂げたか?むらで踏ん張ってきた数戸の旧住民と都会から訪れるボランティアや移住者が、力を合わせて地域再生を進めた経緯をつぶさにたどる。後半は、地域おこし協力隊任期終了後、池谷に移住した著者が、自らの実体験を通して地域おこしのノウハウをわかりやすく解説する。
海事ビジネス関係者にとって船荷証券の知識は必要不可欠ですが、複雑で奥深い一面もあり、思わぬ落とし穴に陥る場合もあります。本書は、新進気鋭の海事弁護士・実務家が船荷証券を取り扱う上で留意すべきポイントを135の豊富な事例をもとに解説し、あなたのビジネスを強力にサポートします。
のれんの減損判定、減損処理と耐用年数の短縮、外貨建ての将来キャッシュ・フローの見積り、他の会計基準との関係…実務で直面する疑問を、110のQ&Aで解説!
「埋木舎」と自ら名づけた部屋住み時代より武芸に親しみ、とりわけ茶道に深く傾倒した幕末の大老・井伊直弼。安政の大獄の直前に成立したとされるその著書『茶湯一会集』には、「一期一会」「独座観念」といった茶の湯の真髄といえる概念の解説に加え、茶事茶会における主客の心得が子細に示されている。
安政期幕政改革の最良の息子。機略縦横、横井小楠の「公共の政」理論にみちびかれ、幕府・諸藩の障壁を撒し、改革勢力の全国的連合に全精力をもやしつづける海舟。しかもついにその夢を実現できなかった彼はけだし不遇の政治家というべきだろう。このような視角から、幕末・維新期におけるもろもろの政治コースのなかで海舟の演じた役割を探る。