現代を読み解くには世界宗教の基礎知識が不可欠である。中東のイスラム教徒とユダヤ教徒、イスラム教のスンニ派とシーア派、インドのヒンズー教徒とシク教徒等、宗教紛争の根にあるものとは何か?本書は、世界の主要な宗教・宗派、教典、宗教史上の事件や運動等を地域別、系統別に整理し、とくに日本との関連に留意しながら解説する。講談社学術文庫『日本宗教事典』の姉妹編。
新しい視点から見る大航海時代。マゼランの世界周航はどのようにして行われ、それは今の私たちに何をもたらしたのか?「コロンブス夜話」に続く第2弾。
銀行に頼らず資金をつくる43の方法。直接金融から間接金融までわかりやすくかんたんに解説。
賢い投資のヒントが満載
土木技術者必携の一冊
道路橋の点検義務化に伴って、その維持管理サイクルが本格的に回り始めつつあります。点検の結果、劣化が進んだ橋や安全性に課題がある橋においては、改修や改良が求められることになります。
改修や改良の手法は数多いものの、その選定を行ったり、実際に施工したりすることが困難な例は珍しくありません。従来の主流であった橋を新設する仕事とは、条件が大きく異なるからです。
本書では、近年の橋の改修・改良事例のうち、設計や施工の面で工夫を凝らした事例を集め、図や写真をもとに分かりやすく、その内容を解説しています。これからの橋の維持管理、設計、施工に携わる技術者が必携の一冊です。
・上部構造
・下部構造
・改修・改良プロジェクト
Part1 上部構造
case1 [桁橋/補強・拡幅] 源太橋
死荷重を維持して補強と拡幅を実現
case2 [桁橋/改修]長崎自動車道鈴田橋
劣化コンクリートを桁ごと摘出
case3 [桁橋/改修]阪神高速東大阪線高架橋
支承をまとめて桁の一体化で損傷防止
case4 [桁橋/改修]西名阪自動車道御幸大橋
合成桁を非合成桁に変身させて再生
case5 [桁橋/改修]中国自動車道青津橋
LCCを考慮して床版を全面取り替え
case6 [桁橋/改修]首都高速都心環状線高架橋
高耐久伸縮継ぎ手が一晩で施工可能に
case7 [トラス橋/改修]長浜大橋
リベット補修する築77年の現役可動橋
case8 [トラス橋/補強]関越自動車道片品川橋
維持管理も考慮した免・制震の導入
case9 [アーチ橋/延伸]あゆみ橋
桁の分割と横移動で通行止め期間を短縮
case10 [アーチ橋/再利用]中川橋
築80年超のアーチを横取りして架け替え
case11 [アーチ橋/改修]名島橋
土木遺産の外観を壊さずに断面修復
case12 [アーチ橋/補強]中央自動車道落合川橋
全体を制震で抑え補強部を絞る
case13 [吊り橋/改修]関門橋
初の大規模規制で床版を補修
case14 [吊り橋/補強]伊勢湾岸自動車道名港西大橋
中日本高速で初の斜張橋の免震化
Part2 下部構造
case1 四ツ木小橋
吹き付け厚さ8cmで橋脚を耐震補強
case2 南武線稲城長沼駅付近高架橋
地上すり付け部が高架橋に変身
case3 首都高速池袋線高架橋
新設橋脚で既設橋脚を挟んで撤去
case4 野口橋
増し厚34mmの工法を初めて採用
case5 湖山橋
橋脚を残したまま軽量盛り土構造に
case6 栄橋
仮締め切りせずに工期を半減
Part3 改修・改良プロジェクト
case1 東海道新幹線大改修
鉄道橋を使いつつ長寿命化
case2 阪神高速大改造
3700億円の更新・修繕は個性派ぞろい
case3 首都高速大改造
約6300億円の工事・設計のポイント
金融業務能力検定「融資中級」は、日常の融資実務全般にわたる基礎知識および判断力を検証できる検定試験です。本書は、同検定の受験生の利便を図るためにまとめた試験問題解説集です。事例問題を豊富に収録し、基礎知識のみならず、実務への対応力を確認することができます。
円門章の訓読と影印、信解章の影印を掲載
序 宗学の興隆を願う
融通円門章 影印
融通念佛信解章 影印
融通円門章 訓読
関白側近黒田官兵衛の改宗、秀吉の九州征伐・伴天連追放令とキリシタン大名大友宗麟・大村純忠の死去、(千々石)ドン・ミゲルらの遣欧少年使節の帰国等々-。重大事件があいつぐ天正十五年(一五八七)を中心に、動揺する西九州を描く。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。
趣味を極める、家族旅行、ハネムーン、一人旅、学ぶ旅、自分でつくる旅旅行記15選。旅のプロが教えるとっておきの旅づくり。
日本の常識が必ずしも通用しないインド進出の意思決定には、幅広い情報収集が不可欠。本書では、クロスボーダー案件に豊富な経験を有する執筆陣が、最新の情報を提供して進出企業を支援する。会社法改正、倒産法制定、FDIポリシーの改正、外国法律事務所の活動解禁へ向けた協議等の最新動向までフォローした最新改訂版。
「江戸無血開城」は、西郷隆盛と勝海舟の江戸での会談で実現したというのが「定説」になっている。ところが驚くことにこの「定説」を史実として証明する史料が見当たらないのである。本書の目的は、史料に基づかないこの「定説」を究明すること、すなわち「無血開城」の真実を解明することである。
日本の全国津々浦々で魚介類が水揚げされているが、この中にはとても美味だが量的に少ないものや時期が限られるものなど、とても珍重されているものがある。そして、これら様々な魚介類を原料として製造された水産加工品は、地域色豊かで地域の看板商品となっているものも数多く存在している。地域水産物を用いて新商品を開発することは、地域資源の有効活用はもちろんのこと、地域産業の振興に大きく貢献し、さらに人々に豊かな食生活を提供するという観点からも極めて重要である。
しかし、その一方で地域水産物を原料として製品を製造している水産加工業者は、規模の小さい経営体が多いこと、素干し製品のように製造中に殺菌工程がない製品も存在するなど、安全性にいくつかの問題を抱えている。
本書は、こうしたことを背景に、6次産業化を目指す地域水産物を活用した商品開発や衛生管理につて静岡水産技術研究所、石川県水産総合センター、中央水産研究所、(株)国際衛生の協力を得て現場に沿った内容をまとめたものである.
異世界を堪能しすぎの修学旅行は続く。
修学旅行の最中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされたものの、特にこの世界でやることもないので修学旅行の続きをはじめた沢木浩介たち。彼らと旅のスポンサーであるプリシラ王女は修学旅行を楽しんでいた。
異世界であろうと、修学旅行の定番コースは変わらない。お土産ショッピングをし、名物を食べ、史跡を巡って歴史に思いを馳せる。
しかし旅のもうひとつの目的である、異世界に散らばったクラスメート捜しはあまり進展していなかった。
そんな道中、浩介たちはドラゴンの脅威に怯える村に辿り着く。
浩介たちは「討伐してあげたい」と思うが、プリシラの「どういう脳の構造してたらドラゴンさんに勝てると思えるんじゃ? それとも将来の夢がひき肉なのかな?」というマジレスで冷静になる。ドラゴンは軍隊に任せてスルーしようとしたが、村人から「二か月前に突然現れた少年がドラゴンを諫めようと山へ向かい帰ってきていない」と知らされる。
聞けば聞くほどその少年はクラスメートっぽいので、一行はドラゴンが棲むという山へと向かうのであったーー。
異世界を堪能しまくっている高校生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第二弾!
キリシタン嫌いの夫人を離別し新夫人を娶って、フランシスコの教名で改宗した大友宗麟は、キリシタンの理想郷を目ざし日向に進出する。島津軍と合戦史上名高い耳川で戦い、敗れて豊後へ戻る…。フロイスはこのころ、豊後で布教に従事しており、その記述は詳細をきわめる。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。