致命的な失敗を未然に見つけ、生産性を高める組織改革の全てがここにある。
猫たちの世話をし、買い物帰りにビールを飲んで、
タヌキと闘い、たまにお客に料理を振る舞う。
そんな女将の胸の内。
独特な味覚の父や女王様のような母を懐かしみ、おかしなルールやお上に怒り、美味しいものを作り続ける……。“人外魔境”より再び届いた、「真っ当な食、真っ当な命」をめぐるエッセイ。
『猫屋台』は赤字上等の道楽仕事。
料理に“愛”があり過ぎたのかもしれない。
50年以上通い続ける実家のような民宿の“メシマズ問題”の解決。安いお店のおひとり様でも、守らなければならない“お行儀”。38年前の阪神優勝祝勝会でのほぼ“遺影”となった記念写真。ネパールの空港で思い知った「食うことは、信教にも勝る」ということ。猫のために開け放した家に上がり込む、タヌキとの合戦。
美味しさとユーモアと、憤りと懐かしさに満ちた、食エッセイ。
多様性は大事だ。一方で、多様性を推奨する言説や態度にどこか違和感を覚えてしまう人も多い。多様性はむずかしく、面倒くさい? 多様性はきれいごとで逆差別? いま私たちに必要なのは、様々な違和感を起点にしながら、しかしその違和感に開き直ってしまうことなく、現実を直視して問い続けること。そのためのレッスン。
はじめに
多様性について考えることがなぜ重要なのか
多様性奨励への違和感を問いほぐす
第1章 多様性は豊かさをもたらす?
1 多様性の現実と出会うーー日本とオーストラリア
2 多様性を称賛する語り
3 多様性は私たちを豊かにする?
4 多様性の寛容による差異の管理
5 多様性は生産的?
6 多様性が差異を封じ込める
第2章 多様性の奨励にコミットする?
1 多様性はイノベーションをもたらす
2 多様性の奨励と差別・不平等の後景化
3 見せかけのコミットメント
4 前向きで心地よい多様性
5 問いとしての多様性
6 反多様性が照らし出す根源的な問い
第3章 日本に多様性はない?
1 日本に多様性はない?
2 多文化社会としての日本
3 「日本人ー外国人」が覆い隠す多様性
4 多文化共生と「外国人」の限定的な受け入れ
5 多文化主義なき多文化共生
6 多文化共生から多様性の奨励へーー何が変わったのか?
7 「外国人問題」の台頭
8 差別の深刻さに向き合う
9 差別禁止法の不在
10 心の問題を超えて構造・制度を変える
第4章 多様性が押し付けられる?
1 違和感を問いほぐす
2 正しさの押し付け?--対話を遮断しないために
3 一方通行ではないーー相互行為としての受け入れへ
4 全面的な受け入れではないーー共感・同調できなくとも
5 ゼロサムゲームではないーー逆差別を超える
6 構造化された差別・不平等への視座
第5章 他者の生きづらさを自分ごととする
1 自分ごととする社会的想像力
2 共感力と向社会的行動
3 共感から共関へ
4 特権を学びひらく
5 連帯の困難さーー協繫に向けて
6 インターセクショナリティと協繫
第6章 多様性が封じ込めてきたものを解き放つ
1 多様性が封じ込めてきたものを解き放つ
2 「透明化」された隣人の可視化
3 必ずしも調和的ではない共生の現実
4 多様性がもたらす豊かさとは
5 自分ごととして関わり合う学び
6 批判的は建設的ーー多様性をモヤモヤと問いほぐす
おわりにーー周回遅れのトップランナーたれ
参考文献一覧
女性、子ども、性的少数者、疾病・障害、外国人、民族、出自、犯罪被害者…。メディアはどう、「人権の尊重」の役割を果たしてきたのか。一方で、組織の中に多様性はあったのか。SNS時代に、メディアと私とあなたの新しい関係を探る「次世代のジャーナリズム考」。
特集:食虫植物研究の最前線 -普遍性と多様性を探る
通常の植物とは異なった進化をした植物である食虫植物。
その奇抜さゆえに多くの人々を魅了するが,しかしその本質的意義は,単なる異端性にあるのではない。
近年,ゲノム解析や形質転換技術により,普通の植物がどう変わることで食虫植物が進化したのかがわかってきた。
また,植物に普通的であるが普通の植物では研究することが難しかった生命現象の分子機構(短期記憶,活動電位発生伝播等)も,食虫植物をモデルとすることで明らかになってきた。
さらに,日本の中に新たな種が分布することなど,これまで知られていなかった生態学的特性も明らかになってきている。
本特集では,その存在無くして植物を語ることはできない食虫植物の研究最前線について,各研究者たちが巻頭グラビア付きで紹介・解説する。
多様性の理解,普遍原理の探求,そして未知の仕組みの発見へとつながる可能性等,まだまだ面白い問題が残されている食虫植物,その魅力をぜひ本誌にて堪能いただきたい。
ほか投稿「精子の形と行動ーその多様性と進化」ほか各連載も必見(「日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全」「高校生物・ワクワク宣言!!」「実験観察の勘どころ」「植物を集める!! 」「フォトコンテスト 生物科学学会連合」)。
◎特集:食虫植物研究の最前線 -普遍性と多様性を探る
総論.食虫植物はどのように進化したか -流用の進化史
長谷部 光泰(基礎生物学研究所)
1.食虫植物の海を越えた分布拡大 -日本新産のワカクサイシモチソウを例に
早川 宗志(ふじのくに地球環境史ミュージアム)/濱地 秀徳
2.日本のナガバノイシモチソウ類 -分類学的整理,進化的背景と保全
渡邊 幹男(愛知教育大学)/田川 一希(鳴門教育大学)
3.食べるか,食べられるか? -食虫植物と昆虫の進化的攻防
田川 一希(鳴門教育大学)/大崎 遥花(兵庫県立人と自然の博物館)
4.食虫植物のゲノム進化
福島 健児(国立遺伝学研究所)
5.ハエトリソウの情報処理 -植物における記憶や触覚のような仕組み
須田 啓(埼玉大学)
6.モウセンゴケの動きを操る電気シグナル -神経のない植物の活動電位の謎を追う
瀬上 紹嗣(基礎生物学研究所)
◎連載
日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全
[第15回]多様な「サワガニ」の魅力 -“普通種”の多様性解明と保全に向けて
國島 大河(摂南大学)/高田 賢人(和歌山県立自然博物館)
高校生物・ワクワク宣言!!
とにかく&フィールドへ! -伝統を引き継ぎながら新たな挑戦
高橋 友理(岩手県立盛岡第一高等学校)
実験観察の勘どころ
ヒドラの安定的な飼育培養法・再生実験方法およびヒドラの産卵について
鈴木 恵子(法政大学国際高等学校)
植物を集める!!
[第24回]メンデル・マニュスクリプト
長田 敏行(東京大学名誉教授・法政大学名誉教授)
◎投稿
精子の形と行動 -その多様性と進化
稲葉 一男(筑波大学)
縄文人ってスゴイ!
クリやドングリをアク抜きしてクッキーをつくったり、イヌやイノシシを飼ったり、クリ林を長期間にもわたって管理して大型建物をつくったり、インフラさえも整備していた。さらには、特産品や鉱山を開発し、特産品は水上交通を利用して遠隔地まで運び、交易していた。
みな定住生活がもたらした産物である。
縄文人と縄文文化、変化する暮らしと「いのり」「まつり」が意味する精神世界を紐解く。
第一章 縄文文化と縄文人
縄文時代とはどのように定義されるのか?/縄文人とはどのような人びとか
第二章 土器の登場と生活の変化
縄文土器とは何か?/定住生活の開始と定住革命への胎動
第三章 高度な動植物利用─定住革命の進展・その1
低地遺跡の調査からわかってきたこと/動植物管理技術の発達
第四章 ムラと「ムラのネットワーク」──定住革命の進展・その2
縄文時代の集落/縄文ネットワークの発達
第五章 墓から読み解く縄文社会──定住革命の進展・その3
縄文時代の墓/複雑化してゆく社会
第六章 精神文化の発展──定住革命の進展・その4
縄文人のいのり/縄文のまつりーー祖霊祭祀の発達
神経発達症など発達に特性のある児童生徒は学校で様々な苦労をしている。認知・行動・コミュニケーションのスタイルや興味関心の対象などに定型発達児とのギャップがあり、少数派であるがゆえに多数派である定型発達児に合わせることを強いられ精神的な不調や過剰適応を生じることもある。発達に特性のある子どもたちが安心して活動できる学校とはどのようなものか。本書では、通常の学級における望ましい児童生徒と教師との関係や教室環境、学校の中で安心して過ごせる場所、特別な教育の場での児童生徒の特性やニーズに合った活動、学校を拠点とした卒業後まで続く余暇活動支援などについて、神経発達症の当事者や教員養成の視点なども含め多面的に論じ、真にインクルーシブな未来の学校の姿を描き出す。
目次より
第1章 発達に特性のある子どもの学校生活の問題と支援
第2章 学校や教室に穏やかな心地よい風をー「こうあるべき」の呪いからの解放
第3章 ⼦どものやる気スイッチ探します!-科学する通級指導教室
第4章 多様な子どもたちがいることを前提とした学校づくりをめざして
ー 困りごとを研究する「自分研究」をベースとした通常の学級と特別支援の連携
第5章 「2.5プレイス」としての保健室を拠点とした支援
第6章 卒後の余暇活動支援・生涯学習支援ー「若竹ミュージカル」の実践から
第7章 当事者の視点から学校環境を調整する
第8章 発達支援マインドをもつ先生になるために大切なこと
LGBT、ジェンダー、移民、多文化共生、視覚障害者、貧困、生きづらさ、当事者研究、インターセクショナリティ、教育実践ーー様々な分野の多様性との対話を通して、それらが抱える問題点を批判的に検証し、差別構造の解消に向けた連帯と実践の可能性を探る。
「一番重要なのは、自分の頭の中の多様性」
無駄に増える不要なルールやコンプライアンス至上主義、カタチだけの女性優遇、SNSで暴走する正義幻想、「変わり者」の徹底排除ーー。
「多様性の尊重」が叫ばれて久しいが、今の日本社会は上っ面の「多様性」が自由を奪い、差別と分断を生む本末転倒な状況に陥っている。その原因は一体どこにあるのか?
『ホンマでっか!? TV』でもおなじみの“生物学の専門家"池田清彦が、「多様性」とは何かを解き明かし、世の中にはびこる “なんかいやな感じ”を喝破する!
「多様性社会」を正しく生きる知恵と教養が身につく一冊。
●尊重されるのは「都合のいい枠の中の多様性」
●誰にでも「能動的な欲望」を解放する自由がある
●道徳的に生きること=正しい生き方だとは限らない
●必要なのは「多様性の尊重」というフィクションに近づく努力
●感性や嗜好を他人に「理解してもらう」権利は誰にもない
●配慮するのは自由だが、強制されるものではない
●コミュニケーションとは、自分や相手が「変わること」
●イノベーションを起こすのに必要なのは異質な頭脳
到来するAI社会。大事なのは、SDGsと正しく向き合う思考法。
持続可能な社会とは、科学的なアプローチで達成すべきもの。しかし現在の国際社会では、科学的なデータが都合よく利用され、本質とはかけ離れた政策が実行されている。さらに、グローバリズムの思想が世界全体の持続性を失わせるとともに、社会的な道徳性や規範も崩れつつある……。
工学博士武田邦彦が、科学的な知見から環境問題とサステナブル政策の欺瞞を解き明かし、AI革命後の未来に光を当てる一冊。
人間は物事を理解するために、まず分類をする。だから自然界に境い目などないのに、人間は世界を理解しようとしてさまざまな境界線を引いて分類をしてきた。厳密に見える分類の仕方は実は人類の都合でしかなく、知見を重ねながら分類のものさしは変わってきた。そうまでしても枠に収まらないのが自然界であり、多様性なのだ。多様性を理解するのは大変だ。だが、多様性は美しい。
【登場する生物・植物(一部)】イヌ、ネコ、クジラ、イルカ、パンダ、ミドリムシ、イチゴ、オオバコ、ワスレグサ、ツメクサ。精緻で親しみのある挿画を豊富に掲載(イラスト点数:約30点/イラストレーター:金子貴富)
現代の多様化した教育問題を考えるにあたり必要不可欠である、
「ジェンダー」や「ダイバーシティ」(多様性)の視点から編まれた、
いわゆる「教育原理」の学びを深めるテキスト。最新の教育状況を盛り込んだ第二版。
第1部(第1章から第5章)では、教育の思想および歴史について扱う。
前半2章では、教育とは何かについて考え、教育思想の成り立ちについて理解を深める。
後半3章では、ジェンダーや多様性の視点を取り入れた西洋と日本の教育の歴史について理解を深める。
第2部(第6章から第9章)では、教育の理念について扱う。教育課程とカリキュラム・マネジメント、
子どもの権利、教育の公共性、および教育の機会均等の理念および課題について、
ジェンダーおよび多様性の視点を織り交ぜつつ、考察を深めていただきたい。
そして、第3部(第10章から第13章)では、現代日本の学校教育が抱える諸課題を扱う。
現在も可視化されにくく社会的支援の網の目からこぼれやすいと考えられる、貧困家庭の子ども、
社会的養育によって育つ子ども、外国につながる子ども、性的マイノリティの子どもが直面する困難について
理解を深めるとともに、教育的支援の可能性について考える。
コラムでは、初版からの「特別支援教育」「児童虐待」「性教育」「地域社会」のトピックスに加え,
「子ども」「フリースクール」「夜間中学」「学校教育におけるDX」というテーマを新たに追加した。
【執筆者】
奥野佐矢子、本多みどり、田渕久美子、高橋英児、*藤田由美子、*谷田川ルミ、二井仁美、
角替弘規、岩本健良(*は編者)
世界的に生物多様性への関心が高まる中、生物多様性に配慮した森林管理や施業を評価しようとする試みが広がりつつあります。この流れは、林業経営において、質の高い森林整備による新たな収益の可能性を広げることにつながります。そのためには生物多様性を林業経営の中でどのように捉え、実際の施業や経営にどのように生かしていくのか。
本書では、専門家による解説や、日本各地の実践事例を整理し紹介しました。
生物多様性と林業経営を考える一助となる一冊です。
ジョージア州知事戦で全米史上初めて黒人女性として主要二大政党の州知事候補に任命された弁護士・作家・実業家の顔をもつ著者が、自らの半生を語る。権威的な社会の変革にむけて力と連帯を獲得し、リーダーシップを発揮していくための実践的戦略を説く。
「企業・行政・地域・専門家が一体となり、滋賀県の生物多様性保全に挑む生物多様性びわ湖ネットワークの取り組みは、全国に誇れる先進的なモデルです。」(日本トンボ学会会長 苅部治紀)--外来種が侵入しにくい企業の敷地内には、予想以上に希少なトンボが数多く生息している。敷地内の生息調査と環境整備にはじまり、滋賀県内各地のトンボ調査、博物館と連携した展示や報告など、県内に事業所を置く企業メンバーによる10年にわたる活動を紹介。
はじめに
プロローグ 生物多様性びわ湖ネットワークの設立
第1章 メンバー企業の取り組み
1 ダイハツ工業の取り組み
2 ダイフクの取り組み
3 旭化成の取り組み
4 積水樹脂の取り組み
コラム 生物多様性の保全に向けた取り組み
5 トンボの保全活動で見えてきた企業の凄さ
第2章 滋賀県内各地でのトンボ調査
1 なぜ指標種にトンボを選んだの?
2 トンボのすごさと滋賀県のトンボの現状
3 まずはこのトンボを知っておこう!
4 高島市でのヒメサナエ・グンバイトンボ調査
5 幻のムカシトンボを探しに
6 びわ湖バレイでのアキアカネ調査
7 県内のトンボ調査
コラム 減り続ける湿地
第3章 トンボ調査結果の発信
1 琵琶湖博物館での活動展示
2 インスタグラムの活用とトンボフォトコンテスト開催
3 協働が実らせた受賞への歩み
4 伊吹の子供たちに 伊吹薬草の里文化センター
5 多賀町立博物館との連携
6 日本トンボ学会大会での発表
エピローグ 保全のための新たな取り組み
おわりに
世界で存在感を示せなくなった日本にとって
再び国際社会で活躍するために必要な「真の多様性」とは?
日本で行われている建前ばかりの男女雇用機会均等やダイバーシティ経営は、
むしろ「やったつもり」になることで現実を見る目を曇らせてしまいます。
文化や歴史、習慣など世界との違いを学び、
受け入れるところから本当の多様性が身につきます。
そうすることで、「失われた30年」を脱し、
日本人がグローバル社会で活躍できるようになるのです。
かつて世界第1位の国際競争力を誇っていた日本は、バブル経済崩壊後、
低下の一途をたどり、革新的なものを生み出すこともほとんどできていません。
この30年で、パソコンとインターネットが結びつき、
巨大なコミュニケーション環境下で新たな価値観、文化が醸成されました。
しかし、日本は多様性や型破りを認めようとしない社会です。
「男女平等」「女性活躍推進」「ダイバーシティ経営」などが盛んに口にされていますが、
日本のジェンダー・ギャップ指数はランクを下げ、最新の調査で156カ国中120位でした。
この調子では、イノベーションは生まれません。
本書では、ブラジルで生まれ、アメリカの大学で数学を学び、
アフロアメリカンの女性と国際結婚、また重量物ダンボールの会社を世界各国で
大きく発展させてきた著者が、
教育、ビジネスにおいて現在の日本の問題点をあぶり出し、
今後、日本人が国際社会でどう活躍していくべきかを提案します。
自律的に生きる「個」を育てるデンマークの多様性教育の実態に迫る!昨今の日本に漂う成長無き閉塞感を打開すべく、教育現場では「主体性」・「協働性」と並び第3の学力要素として「ダイバーシティ(多様性)」が叫ばれるようになった。しかし子供らが持つ個性・多様性を学校教育で均質化し、学力テストの結果が学校での序列化を招く我が国の教育でそれを浸透させることは難しい。本書では、日本と同様に国際学力調査PISAショックを受けた北欧・デンマークの「多様性を認め育てる教育」、他者とのコミュニケーションを通じて自らの考えを深め、単一解答にとどまらない複合的な課題に取り組む能力に着目。北欧デンマークが子どもたちの多様な生き方を可能にする学力とその評価方法を緻密な現地調査から明らかにした新進気鋭の良作。
4巻は、性や障がい、民族など、わたしたちの社会にある多様性についてわかりやすく解説。社会のなかで多数を占めるマジョリティと少数のマイノリティの間にある差別や不平等をなくすにはどうすればいいのか? だれもが生きやすい社会に変えていくためのヒントがつまったシリーズ最終巻。
ジェンダー、DV、いじめ、共同親権、過労死、冤罪……
わたしたちが直面する人権問題に、どう向き合っていけばよいのか?
ジェンダーギャップをはじめ、国際的にも指摘される日本の遅れた人権環境。
多様性の時代を迎え、ますます複雑化する人権問題を前に、私たちは何を、どう変えていくべきなのか。
具体的な事例をもとに、一人ひとりの意識をアップデートするための手がかりを探る。
職場で、教育現場で、家庭で、いま求められる「人権」のあるべきかたち
第1章 「人権」受難時代の問題例を解く
第2章 DVと人権問題
第3章 増え続ける虐待から児童を守る
第4章 同性婚とパートナーシップ制度
第5章 生存権を保障する生活保護
第6章 婚姻における夫婦の「氏」の選択
第7章 違法捜査の実態と被疑者の人権侵害
第8章 離婚をめぐる妻の人権問題
第9章 止まらぬ過労死事件ーー問われる経営者の人権感覚
第10章 いじめ事件と人権侵害
第11章 こどものための共同親権
第12章 トランスジェンダーの性転換をめぐる法律と人権問題
第13章 袴田事件から考える再審制度
第14章 6つの冤罪事件を読み解く