東京に多様性はあるか?
生物多様性を、「生物資源」と、人類の「生存基盤」という二つの価値と、さらにその両方を統合したアプローチである「地球公共財」と位置づけて考察。大航海時代以降の植民地・帝国主義時代からグローバル企業などによる現代のバイオテクノロジーの時代までの生物資源をめぐる先進国・途上国という構図、自然保護を目的とした国立公園で生じる軋轢や地域社会との関係。人類と自然との相利共生関係。そして近年世界的な標語となったSDGsを見据え、将来世代に引き継ぐべき「三つの共生」を提起する。
それだからこの国は面白い。日本の常識は一切通用しない。元駐在員が書き留めた、リアルな現地事情。
この本では、文化って、なんだろう?世界の文化には、どんなちがいがあるの?ちがう文化と出会ったら、どうしたらいいの?子どもたちに、できることは?を考えます。
自分を愛し、相手を尊重することから世界が変わる。多様な人々と生きる、幸せな社会をつくるために。
脳・神経ーneuroと多様性ーdiversity。この2つの言葉から生まれたニューロダイバーシティは、「脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこう」という考え方です。発達障害と呼ばれる現象を、能力の欠如や優劣とは異なる視点、意味で捉えなおす言葉であり、さらには「すべての人の脳や神経の在り方」がその対象となる裾野の広さを持った言葉でもあります。
高度化・複雑化する顧客のQCDへの要求に対して生産方式と計画管理の最適解を紐解く!
社会学界の最前線で活躍している若手研究者による論文集。都市社会学、地域社会学、沖縄研究、移民研究、地域福祉、障害研究、宗教社会学、生活史調査などの専門家が、社会の現状分析を試みる。
「生きていれば、きっといつかいいことがあるはずだ」人々が楽観的かつ貪欲で、明日へのエネルギーに満ちた「昭和」という時代は、世界の歴史の中でも特に興味深い時代だったとヤマザキマリは語る。先を見通せない不安と戦う今、明るく前向きに生きるヒントが詰まった「昭和」の光景を、様々な角度から思い出しながら丁寧に綴られた考察記録。
国際標準の包括的性教育の拠点は学校。「寝た子を起こす」論、学習指導要領の“はどめ規定”など日本の性教育政策のボトルネックを克服し、保育園・幼稚園、学校教育での実践をサポートする理論的入門書!
ことばに魅せられて半世紀。言語学研究と教育の集大成。言語学、英語学、英語教育学の諸相をめぐる61論文+書評・論評9本を収載。
心の科学的理解へとつながる、6本の「大動脈(AORTAS)」。共感覚の基本的特徴や神経機構の詳解と、色字共感覚者18名へのインタビューから、「共感覚とは何か」に迫る。