致命的な失敗を未然に見つけ、生産性を高める組織改革の全てがここにある。
なぜ、優秀な人だけを集めてもうまくいかないのか?
「多様性」のメリットとパワーを解き明かす名著
各メディアで続々紹介
★NewsPicks「あなたの組織に多様性が必要な「科学的根拠」」(2022年8月24日配信)★
★産経新聞「話題の本」(2022年1月8日付)★
★読売新聞「本よみうり堂」 (2021年9月26日付)★
★著述家/『人文知は武器になる』著者・山口周氏絶賛!!
「多様性は大事」に
実は腹落ちしていない人に
本書を読んでほしい。
「多様性」が“綺麗事”ではなく、
“競争優位の核”だということがわかります
多様性にはどんなメリットがあるのか?
オックスフォード大首席卒・異才のジャーナリストが、
歴史をひもとき、あらゆる組織における
「多様性」のパワーと有効性を提示する。
◆なぜ、CIAは9.11を防げなかったのか?
◆なぜ、グッチは成功し、プラダは失敗したのか?
◆なぜ、ルート128はシリコンバレーになれなかったのか?
◆なぜ、1940年代に米空軍で事故が多発していたのか?
◆なぜ、一流の登山家たちが集まっても、エベレストで遭難してしまったのか?
◆似たもの同士の交流から信念が強化される「エコーチェンバー現象」の 問題とは?
多様性は大事だ。一方で、多様性を推奨する言説や態度にどこか違和感を覚えてしまう人も多い。多様性はむずかしく、面倒くさい? 多様性はきれいごとで逆差別? いま私たちに必要なのは、様々な違和感を起点にしながら、しかしその違和感に開き直ってしまうことなく、現実を直視して問い続けること。そのためのレッスン。
はじめに
多様性について考えることがなぜ重要なのか
多様性奨励への違和感を問いほぐす
第1章 多様性は豊かさをもたらす?
1 多様性の現実と出会うーー日本とオーストラリア
2 多様性を称賛する語り
3 多様性は私たちを豊かにする?
4 多様性の寛容による差異の管理
5 多様性は生産的?
6 多様性が差異を封じ込める
第2章 多様性の奨励にコミットする?
1 多様性はイノベーションをもたらす
2 多様性の奨励と差別・不平等の後景化
3 見せかけのコミットメント
4 前向きで心地よい多様性
5 問いとしての多様性
6 反多様性が照らし出す根源的な問い
第3章 日本に多様性はない?
1 日本に多様性はない?
2 多文化社会としての日本
3 「日本人ー外国人」が覆い隠す多様性
4 多文化共生と「外国人」の限定的な受け入れ
5 多文化主義なき多文化共生
6 多文化共生から多様性の奨励へーー何が変わったのか?
7 「外国人問題」の台頭
8 差別の深刻さに向き合う
9 差別禁止法の不在
10 心の問題を超えて構造・制度を変える
第4章 多様性が押し付けられる?
1 違和感を問いほぐす
2 正しさの押し付け?--対話を遮断しないために
3 一方通行ではないーー相互行為としての受け入れへ
4 全面的な受け入れではないーー共感・同調できなくとも
5 ゼロサムゲームではないーー逆差別を超える
6 構造化された差別・不平等への視座
第5章 他者の生きづらさを自分ごととする
1 自分ごととする社会的想像力
2 共感力と向社会的行動
3 共感から共関へ
4 特権を学びひらく
5 連帯の困難さーー協繫に向けて
6 インターセクショナリティと協繫
第6章 多様性が封じ込めてきたものを解き放つ
1 多様性が封じ込めてきたものを解き放つ
2 「透明化」された隣人の可視化
3 必ずしも調和的ではない共生の現実
4 多様性がもたらす豊かさとは
5 自分ごととして関わり合う学び
6 批判的は建設的ーー多様性をモヤモヤと問いほぐす
おわりにーー周回遅れのトップランナーたれ
参考文献一覧
特集:性決定機構の多様性
「性は誕生した時に決まり,一生変わらないもの」,世間では多くの人がそう信じて疑わない。
特にヒトの場合,性は二者択一であり,中間の性は存在しないというのが一般的な概念であった。
だが,生物学の最前線が明らかにするのは,性はそれほど単純に決まるものでもなく,絶対的なものでもないという事実である。
本特集では,性はいつ・どのようにして決まるのか,そのメカニズムは種によってどのように異なるのかについて,第一線で活躍中の各研究者たちが紹介・解説する。
性分化の基礎から,哺乳類の性を規定する遺伝子発現の制御の最先端,マウスや魚類で研究が進んでいる性決定や性決定遺伝子の多様性,ツチガエルから探る性染色体の進化,複雑で可塑性に富んだ魚類の性決定機構,性転換機構に重要な役割を果たしている脳の性分化,さらにヒトの性に関する諸問題についても生物学と医学の双方の視点から取り上げる。
本特集で性決定機構の複雑多様さ,簡単に結論づけられない問題が数多く存在することを知っていただければ幸いである。
ほか注目の特別寄稿「競技スポーツ界におけるアスリートの性判定について」や,各連載も必見(「実験観察の勘どころ」「高校生物・ワクワク宣言!!」「日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全」「植物を集める!! 」「フォトコンテスト 生物科学学会連合」)。
なぜインド人は家族を重んじ、時間におおらかで、「つながりを」大切にするのか。食事や祭り、マナー、仕事、人づきあいなど、日常のさまざまな場面を通して行動や考え方の背景を解き明かし、インドをより身近に理解する一冊。
本書は、その成り立ちや地域ごとの特徴、保全の課題と将来展望までを、日本全国47都道府県の事例を通して学べる一冊。
第I部では生物多様性の基礎知識や生態系サービス、自然資本、ホットスポット、外来種問題などの重要テーマをわかりやすく解説。さらに、30by30やネイチャーポジティブ、ビジネスとの関連など最新の動向にも触れ、人と自然が共生する社会のあり方を考える。
第II部では都道府県ごとに生物多様性を特徴づける環境条件、生物多様性の空間パターン、保全重要地域、生物多様性の特徴、保全と利用、地域を支える自然資本としての生物多様性を紹介し、身近な例から生物多様性を考えるきっかけとなる。
日本列島の多様な自然を俯瞰しながら、生物多様性の現在と未来を読み解く一冊。
第1部 生物多様性の基礎知識
1. 生物多様性とは何か、なぜ重要なのか
生物多様性の定義 / 生物多様性の多面的な要素 / 生物多様性の空間的な階層 / 生物多様性の重要性:生態系サービス / 自然資本のストックとしての生物多様性 / 生物多様性と健康、ウェルビーイング
2. 日本の生物多様性ホットスポット:「鳥の眼」で俯瞰する自然の豊かさとその成り立ち
生物多様性の重要性を示す保全優先度 / 日本の生物多様性地図(J-BMP)
3. 消えゆく生物多様性
土地開発と生息地の喪失 / 気候変動(温暖化)が生き物に与える影響 / 経済のグローバル化と外来種の拡大 / 珍しい生物が大好きな日本人:盗掘・密猟やエキゾチックアニマルの問題 / 社会構造の変化と人が管理してきた半自然生態系の衰退 / 半自然生態系の重要性
4. 生物多様性の保全と再生
保全区による保全と30by30 / 脱炭素・再生可能エネルギー事業と生物多様性保全 / 野生動物の管理:クマの個体群動態から考える害獣と対応策
5. ネイチャーポジティブと「自然と共生する世界」を目指して
生物多様性とビジネス
第2部 都道府県別生物多様性とその特徴
北海道/【東北地方】青森県/岩手県/宮城県/秋田県/山形県/ 福島県/【関東地方】茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/【北陸地方】新潟県/富山県/石川県/福井県/【甲信地方】山梨県/長野県/【東海地方】岐阜県/静岡県/愛知県/【近畿地方】三重県/滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/和歌山県/【中国地方】鳥取県/島根県/岡山県/広島県/山口県/【四国地方】徳島県/香川県/愛媛県/高知県/【九州・沖縄】福岡県/佐賀県/長崎県/熊本県/大分県/宮崎県/鹿児島県/沖縄県
コラム
生物多様性の成り立ちの仕組みその1:歴史効果と生物多様性の緯度勾配
生物多様性の成り立ちの仕組みその2:ミッドドメイン効果と生息地の安定性
「都」の発展を支えた木材資源の多様性と日本の森林文化の持続可能性
生物多様性の成り立ちの仕組みその3:日本の草原は地球史の保存庫
世界自然遺産と生物多様性の保全
生物多様性の成り立ちの仕組みその4:生物地理学と代謝理論
生物多様性の主流化:「見える化アプリ」による教育普及活動
多様性教育は、日本の人権教育の弱みを乗り越えるものです。日本における人権教育の取りくみは、情緒的・道徳的・慈善的といった傾向があるといわれます。優しさや思いやりで差別をなくそうとする傾向です。本来の人権教育は、優しさや思いやりではなく、政府の責任によって差別をなくし、さまざまな抑圧を解消していこうとするものです。日本では、人権教育が道徳教育の心理主義や心がけ主義に引っ張られています。そのために、個々人の気のもちようで差別も解決できるかのような傾向から抜けられません。その結果、差別に象徴される社会のあり方と自分との関わりを考える傾向が弱く、他人事で終わって、確かな知識や行動力が育ちにくいのです。
多様性教育はそうした傾向を乗り越え、自分から出発して世の中の差別を見抜く力を培い、差別に立ち向かう行動力を育むための論理と具体的な学習活動をもっています。仮に自分が被差別の立場にないとしても、自分に関わることとして差別問題などを受けとめ、行動力につなぐことができるのです。
本書は、個別の人権課題について、上記のような多様性教育の考え方を適用しようとする書籍です。教育の理論だけではなく、学習を深めるための具体的な視点やアクティビティ(学習活動)を提案しています。それらは、さまざまな課題について考えヒントにもなることでしょう。
この1冊で理論・事例がまるっとわかる!
多様なみんなが過ごしやすい教室づくりのスタートガイド
本書の概要
「合理的配慮、基礎的環境整備、平等と公正、社会モデルーー大切さはわかるけど、実際問題、どうすればいい?」そんなモヤモヤに、正面から向き合う1冊が完成しました。
鍵になるのは、多様性・公正・包摂の3つの考え方。DE&Iと称されるこれらをベースにした学校づくりをわかりやすくお伝えします。
Part1:学校現場の疑問やモヤモヤを入り口に、DE&Iの考え方を一つずつ紐とく〈入門編〉
Part2:学校や先生の実際の取り組みを、バックストーリーと合わせて知る〈事例編〉
Part3:押さえておきたいことばのほか、インタビューで当事者の声にふれる〈知識編〉
明日から使えるヒントがつまった決定版!
本書からわかること
よくあるギモン、モヤモヤを入り口にひとつずつわかる
本書では、多様性への対応についての代表的な疑問やモヤモヤーー「こんなときどうする?」を入り口に、包摂の考え方を一つずつお伝えします。
豊富な事例・アクティビティで、体験しながらわかる
子どもの「つらさ」を軽減しながら、働く大人の持続可能性を高める取り組みが、実は全国で少しずつ広まっています。本書では、そうしたさまざまな地域・校種の先生/学校の実践事例を豊富に収録しました。各事例には実践された先生のバックストーリーも掲載し、「思い」「葛藤」ごと受け取れる内容になっています。
各章に設定したアクティビティを通して体験的に学ぶこともでき、研修や職員室での対話にも活用できます。
*事例掲載にあたっては、児童・生徒の個人情報等が特定されないよう十分に配慮しています。
当事者の声にふれ、さらに深める
知識編では、押さえておきたいことばのほか、学校生活の中で実際に困難や障壁を経験してきた方のインタビューを掲載。当時学校に望んでいたこと/苦しかったこと/助けられた先生の対応など、リアルな声にふれることで、DE&Iの理解がより深まり、子ども理解、構造理解がしやすくなります。
さらに学びを深めたい方のための著作ガイドも巻末付録として収録。
こんなときにおすすめ
● いろいろな学校や先生の多様性対応の事例を知りたいとき
● 子どもたちを一人ひとり大切にしたい気持ちと葛藤があるとき
● 「学校DE&Iの実現や包摂する学校づくりをやってみたい!」と思ったとき
● 研修や職員室で、同僚と多様性への考え方を深めたいとき
現代の多様化した教育問題を考えるにあたり必要不可欠である、
「ジェンダー」や「ダイバーシティ」(多様性)の視点から編まれた、
いわゆる「教育原理」の学びを深めるテキスト。最新の教育状況を盛り込んだ第二版。
第1部(第1章から第5章)では、教育の思想および歴史について扱う。
前半2章では、教育とは何かについて考え、教育思想の成り立ちについて理解を深める。
後半3章では、ジェンダーや多様性の視点を取り入れた西洋と日本の教育の歴史について理解を深める。
第2部(第6章から第9章)では、教育の理念について扱う。教育課程とカリキュラム・マネジメント、
子どもの権利、教育の公共性、および教育の機会均等の理念および課題について、
ジェンダーおよび多様性の視点を織り交ぜつつ、考察を深めていただきたい。
そして、第3部(第10章から第13章)では、現代日本の学校教育が抱える諸課題を扱う。
現在も可視化されにくく社会的支援の網の目からこぼれやすいと考えられる、貧困家庭の子ども、
社会的養育によって育つ子ども、外国につながる子ども、性的マイノリティの子どもが直面する困難について
理解を深めるとともに、教育的支援の可能性について考える。
コラムでは、初版からの「特別支援教育」「児童虐待」「性教育」「地域社会」のトピックスに加え,
「子ども」「フリースクール」「夜間中学」「学校教育におけるDX」というテーマを新たに追加した。
【執筆者】
奥野佐矢子、本多みどり、田渕久美子、高橋英児、*藤田由美子、*谷田川ルミ、二井仁美、
角替弘規、岩本健良(*は編者)
LGBT、ジェンダー、移民、多文化共生、視覚障害者、貧困、生きづらさ、当事者研究、インターセクショナリティ、教育実践ーー様々な分野の多様性との対話を通して、それらが抱える問題点を批判的に検証し、差別構造の解消に向けた連帯と実践の可能性を探る。
世界各国で自然の損失を食いとめ、再興していこうとするネイチャーポジティブという世界的合意に向けて様々な取り組みが進んでいます。そのような中、英国のイングランドでは2024年に住宅開発などの開発行為を行う場合、開発後には従前よりも生物多様性を10%以上高める制度を開始した。世界中から注目が集まる「生物多様性ネットゲイン」です。開発地で生物多様性を高められない場合には、他の土地(オフサイト)の生物多様性ユニットを購入することになります。そのため、生物多様性が劣化した集約農業の農地、特に生産性が芳しくない農地の自然環境を再生するビジネスが成立してきているのです。
例えば、住宅を開発すれば高まる生物多様性、大型ドローンが生み出す大農場の野花咲く草原、絶滅したビーバーがつくりだす池沼と湿地とアグロフォレストリー、かつての泥炭地の再湿潤化が生み出すカーボンクレジット、窒素やリンなどの栄養塩を低減する草原管理、小さな自然工法の組み合わせによる自然洪水管理など、様々である。それは、日本との社会的背景や自然環境の違いなどを差し引いても、日本のネイチャーポジティブやグリーンインフラを考えていくにとても示唆に富んでいました。
日本では放棄農地が増えており、生物多様性が豊かな自然環境に再生する方法が求められている。筆者は営農が困難で放棄された農地の土地のポテンシャルを読み解き、湿潤か乾燥しているかどうか、人為的な働きかけがどの程度できるかどうか、社会的条件として何を考慮すべきかを考え合わせ、生物多様性が豊かな10タイプのハビタットに自然再生する手法を開発してきてます。
本書籍では2025年に英国の自然再生の現場を7つ回り、生産性が低い農地を自然に還す取り組みを、ビジネスと絡めて先駆けて実践している事例を写真と図、現地インタビューなどを交えて紹介しながら、日本でのネイチャーポジティブの在り方を提案する。さらに、日本のネイチャーポジティブのキードライバーとなりうると考えている放棄農地の自然再生の手法についても紹介します。
本書の概要
次期学習指導要領に向けて「多様性の包摂」がひとつの柱として打ちだされ、障害者差別解消法改正にともない「合理的配慮」の提供が義務化されるなど、社会の多様性への共通認識がこの数年で少しずつ広まってきました。
一方で、「多様性と学びの質はトレードオフ(二律背反)だ」という声を耳にします。「質の高い教師の育成」という用語も目にします。このとき語られる「質」--これまで「質の高い教育」とされてきたものとは、どのような社会をめざしてきたでしょうか。従来の教育は、果たしてその社会を実現してきたでしょうか。あるいは、ほかならないその「質」によって失われたものはーー?
「多様性」がその内実以上に用語として広まる今、公教育が社会モデルの実装をする意味、多様な他者を知り、学ぶ場を提供する意味について対話から考える1冊です。
本書からわかること
「質の高い教育」とはなんなのか
社会にもとから存在する多様性が、さまざまな声や政策から少しずつ広まってきました。次期学習指導要領改訂をめぐる議論でも、「多様性の包摂(Equity)」が柱のひとつとして打ちだされています。
一方で、社会の実態に目を向ければ、言葉こそ広まりをみせるものの、差別や排除、分断の強まりを感じることも増えています。このなかにあって、同質性を高めた集団で競い合わせる教育が、はたしてよりよい未来を招くのか? 本書はこうした疑問からはじまります。
社会は、多様な他者でできている
不登校児童・生徒が40万人を超え、特別支援学校・特別支援学級の数も増加し続けています。学びの選択肢が増えること、それによって子どもたち一人ひとりによりあった教育を 受けられることは大切です。しかし、そこには排除の構造も隠れています。またその一方で、通常の学級は、その同質性を保ったまま、あるいはこれまで以上にせばまった「ふつう」により、ますます同質的な集団になりつつあります。デモクラシーの根幹である「多様な他者を知り、折り合うことを学ぶ」のは、より難しい環境となっています。そのなかでは、教師が「ふつう」を管理し続けなければならないこともまた、苦しみの多い時間です。
ここで葛藤の種となるのが、「多様性」と「学び(教育)の質はトレードオフである」という言説です。
私もみんなも共に生きていくために。
デモクラシーを守る教育とは
本書では、立場や所属の異なるみなさんとの3つの対話を軸に、「多様性と学びの質は両立できるのか」について考えていきます。
「質」を問うことは、学校の役割、その目指す社会を問い返すこと。葛藤も可能性も聞きひらいた1冊です。
女性、子ども、性的少数者、疾病・障害、外国人、民族、出自、犯罪被害者…。メディアはどう、「人権の尊重」の役割を果たしてきたのか。一方で、組織の中に多様性はあったのか。SNS時代に、メディアと私とあなたの新しい関係を探る「次世代のジャーナリズム考」。
★作品社公式noteで「訳者あとがき」全文公開中→「人間の多様性 試し読み」で検索!
人種差別や不平等は悪いと思いながらも、
「なぜ悪いのか」「どうして差別や不平等があるのか」を
うまく説明できず、困っている人に。
科学的なファクトに基づいた、議論のための入門書。
人間はひとりひとり違うし、人間の集団もそれぞれに異なっている。
しかし、そこにはどのような違いがあり、それは何を意味するのだろう?
人間のDNAは、人種、ジェンダー、そして平等について何を教えるのか?
本書は、最新の研究に基づいて、科学的な事実と、疑似科学的な神話を検討。
「遺伝」、「人種」、「進化」が、今日の人間の生活をつくり上げるのに果たした役割について解き明かし、よくある誤解を明らかにしていく。
「人間の差異は、生物学的あるいは遺伝的な違いで簡単にまとめられるものではなく、そこには環境、文化、教育、政治など、さまざまな要素が複雑に絡み合っている。本書は自然(生物)人類学と進化遺伝学の視点から、人間の差異のパターンに関する科学的な事実を明らかにし、疑似科学の神話から生まれた誤解をひとつひとつ解きほぐしていく。」--「訳者あとがき」より
【目次】
序文
謝辞
第1章 「DNAは人間の奥底にある核心」ではない
第2章 「運命は遺伝子の中にある」のではない
第3章 「人とチンパンジーは九八パーセントが同じ」ではない
第4章 「人間の差異とは人種のこと」ではない
第5章 「政治的・経済的不平等は遺伝子のせい」ではない
第6章 人間の親族関係は遺伝子を超える
第7章 男と女はどちらも地球生まれ
第8章 「二パーセント異国の血が混じっている」の嘘
第9章 ヒトはよりよい種類のヒトを産むことはできない
第10章 結論
参考文献と関連資料
図版および引用の出典
訳者あとがき
中等学校社会系教科及び総合的な学習(探究)の時間における多文化教育の単元開発と実践研究。開発した単元を実践にかけ、マジョリティとしての意識変革を促す上での有効性を検証し、多様性の尊重と社会正義の実現の視点から分析し再構築した単元を提示する。
到来するAI社会。大事なのは、SDGsと正しく向き合う思考法。
持続可能な社会とは、科学的なアプローチで達成すべきもの。しかし現在の国際社会では、科学的なデータが都合よく利用され、本質とはかけ離れた政策が実行されている。さらに、グローバリズムの思想が世界全体の持続性を失わせるとともに、社会的な道徳性や規範も崩れつつある……。
工学博士武田邦彦が、科学的な知見から環境問題とサステナブル政策の欺瞞を解き明かし、AI革命後の未来に光を当てる一冊。
アフリカ大陸の東側にある世界で4番目に大きな島、マダガスカル島。生息する生物の約70パーセントが固有種で、地球上でもここでしか見られないという貴重な島の自然を紹介する写真絵本。巨大なタコの足のように繁茂するディディエレアの森や林立するバオバブの大木、色あざやかなカエルやユニークなデザインの昆虫たち、絶滅した巨鳥エレファントバードの卵のかけらがちらばる砂浜など、見どころ満載の1冊です。
「一番重要なのは、自分の頭の中の多様性」
無駄に増える不要なルールやコンプライアンス至上主義、カタチだけの女性優遇、SNSで暴走する正義幻想、「変わり者」の徹底排除ーー。
「多様性の尊重」が叫ばれて久しいが、今の日本社会は上っ面の「多様性」が自由を奪い、差別と分断を生む本末転倒な状況に陥っている。その原因は一体どこにあるのか?
『ホンマでっか!? TV』でもおなじみの“生物学の専門家"池田清彦が、「多様性」とは何かを解き明かし、世の中にはびこる “なんかいやな感じ”を喝破する!
「多様性社会」を正しく生きる知恵と教養が身につく一冊。
●尊重されるのは「都合のいい枠の中の多様性」
●誰にでも「能動的な欲望」を解放する自由がある
●道徳的に生きること=正しい生き方だとは限らない
●必要なのは「多様性の尊重」というフィクションに近づく努力
●感性や嗜好を他人に「理解してもらう」権利は誰にもない
●配慮するのは自由だが、強制されるものではない
●コミュニケーションとは、自分や相手が「変わること」
●イノベーションを起こすのに必要なのは異質な頭脳