豊富な知識と経験からおいしいワインを選んでくれるソムリエのように、星空や宇宙の楽しみ方を教えてくれる「星空案内人」。そんな星空案内人になってみたい人に向けられた星と宇宙の入門書です。星空と宇宙の基礎知識、望遠鏡の使い方から、星を上手に説明するスキルまでをやさしく解説。読み終えたら、あなたも、誰かに星のこと、語ってみたくなることでしょう。
ブラックホールのゲップが銀河を作った?ブラックホールのそばでは、時間が止まる。40年以上前、宇宙人にメッセージを送って怒られた人たちがいる。「ビッグバン」という名前は、悪口としてつけられた。天の川銀河とアンドロメダ銀河はいつか合体する。地球滅亡を阻止するためには、太陽をかきまぜる必要がある。思わず人に話したくなる…おもしろすぎる宇宙のトリビア!吉田戦車によるシュールな宇宙人がたくさん登場!世界初!ブラックホールの撮影に成功した著者が摩訶不思議な“宇宙のなぞ”をユーモラスに解説!
宇宙論と天体物理学の交差点!基本原理・法則から観測データの解釈に至るまでを略さず解説。この一冊だけで「宇宙最大の天体」を理解できる。
太陽黒点の爆発により磁気嵐に見舞われる地球。その様子を私たちはオーロラとして目にしているが、磁気嵐の規模が大きくなるほど、現代文明に深刻なダメージを与えかねない。歴史上、そんな巨大磁気嵐が実際に発生していたのだとしたら。京都でもオーロラが観測される規模の磁気嵐があったとしたら。1度ならず何度も…。鎌倉時代の歌人、藤原定家が『明月記』に記した「赤気」の記録に導かれ、江戸時代、昭和、飛鳥時代へと続く、時空を超えたオーロラ探索の旅が始まる。
マイクロ波により捉えられた宇宙誕生から38万年後の「火の玉宇宙」。その火の玉の奥、さらに誕生時の宇宙の姿を探るキーとなるニュートリノと重力波とはどのようなものなのか。
自然科学の全分野を網羅した信頼と歴史のある科学データブック・最新版!Youtubeチャンネル登録者数28万人、面白くてためになる科学動画で大人気のくられ先生と科学の世界を楽しもう!
江戸時代後期から明治にかけて、仏教僧・普門円通によって体系化された「梵暦」と呼ばれる仏教天文学。千人を超える門弟たちは、彼を「開祖」とし、巨大なネットワークを作り、各地で活発な活動を行った。それほど大きな思想活動が、忘れ去られてしまったのはなぜか。仏典中の天文説とその背景となる「須弥界」という円盤状の世界像を、近代の自然科学と同じレベルで体系化し、その実用性を実証しようとした円通の仏教天文学と門弟たちの活動に新たな光をあてる意欲作。
時の権力者に屈せず、地動説を唱え続けたガリレオ。たとえ罪を着せられても、自分の信念を曲げず、自分の目で見たことを信じる理性と勇気を持っていた偉大な科学者ガリレオ・ガリレイの生涯を細部まで描き込んで、美しい絵で織りあげている。宝石のような一冊。
明日の日の出は何時だろうか、地球儀は球でよいのだろうか、東京タワーから物を落とすと真下に落ちるだろうか等々、ひごろ話題にされることの多い問題に、自分の力で答を出してみることは、正しい態度だし、天文学の理解におおいに役立つ。しかもその過程では読書だけでは得られなかった思いもよらない新事実を発見して、うれしくなったりするものである。本書には、比較的興味ある天文現象をできるだけ多く集めたものである。