三代目 J SOUL BROTHERSがAERAの表紙とインタビューに登場
「自分たちがかっこいいと思うものに情熱を燃やす」
●表紙+インタビュー:三代目 J SOUL BROTHERS
表紙に登場する三代目 J SOUL BROTHERSは現在、ドームツアーを敢行中。ソロでも活躍する7人ですが、グループとして集結したときにひときわ大きなパワーとなります。約15年、不動のメンバーで活躍を続けるダンス&ボーカルグループは世界的にも稀。「自分たちがかっこいいと思うものに対して情熱を燃やせているのが大きい」「一度も守りに入らず挑戦し続けている」と話します。華やかに見える表舞台の裏で、「沈んでいても真面目に何かをやっている」という努力を続ける姿もインタビューから垣間見えます。そんな7人の華やかな色気あふれる姿を、本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花が捉えました。美しい花々を背景にした写真の数々をぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集:話し方・聞き方の極意
巻頭特集は、誰もが一度は悩んだことのある「話し方・聞き方」がテーマです。職場で上司や部下とのやりとりにストレスを感じたり、オンラインの打ち合わせで戸惑ったり、子どもへの声かけに悩んだり、親の言動に苦しんだり、夫婦間や恋人間のコミュニケーションに苦労したり、とにかく悩ましい話し方・聞き方について、専門家が細かくアドバイスします。話術といえば、政治家は演説が肝心です。最近、大きな選挙が相次ぎましたが、心を惹きつける演説はどういうものかも解説しました。コミュニケーションについて総合的に学べる特集です。
●斎藤元彦・兵庫県知事再選の背景
11月17日に行われた兵庫県知事選。県議会の全会一致の不信任を受けて失職した斎藤元彦氏が、出直し選挙で再選を果たし、兵庫県知事に返り咲きました。失職から始まった選挙戦でしたが、有権者の支持が膨らんでいき熱狂ともいえる状況が生まれ、再選となりました。この結果はなぜ生まれたのか。前明石市長の泉房穂さん、神戸学院大学客員教授の谷口真由美さん、選挙取材が豊富なフリーランスライターの畠山理仁さんが分析します。
●佐藤ママ×長女(東大理3→研修医)
4人の子ども全員が東大理3に合格したことで知られる佐藤亮子さんは、専業主婦の道を究め、子どもたちの受験サポートをした過去を持ちます。その佐藤さんの長女はいま、大学を経て研修医として働いています。そんな長女ですが、母というロールモデルを見て「専業主婦になりたい」と思ったこともあるそうです。女性が働くということについて、子育てと仕事を両立することについて、佐藤さん親子が本音で語り合う対談です。
●松下洸平×塚原あゆ子
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、演出家・映画監督の塚原あゆ子さんとの対談全6回のうち、いよいよラスト6回目です。数多くの作品を手がける塚原さんのインプット方法は? その答えに、松下さんも納得です。そして、二人共通の息抜きの方法でも盛り上がります。そして、対談の最後に、松下さんが、塚原さんをイメージして選んだ「色」は何色でしょうか。笑顔あふれる二人の写真もお楽しみに。
ほかにも、
・NISA人気投信、トランプ株高は つみたて投資枠売れ筋ランキング
・生前葬する20代に棺桶買った39歳も 若者たちにも広がる「終活」
・政界揺るがす「赤旗砲」の威力 「しんぶん赤旗」スクープの裏側
・片づけで人生を変えた女性たち
・にしおかすみこさんが語る介護 「自分の幸せをいちばんに」
・辻井伸行 世界へ、情感あふれる新たな一歩
・市川染五郎 アイデアの源
・百田夏菜子 この道をゆけば ゲスト・坂本冬美
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・2050年のメディア 下山進 トランプ当選とメディア
・現代の肖像 八嶋智人・俳優
などの記事を掲載しています。
池上彰さんと佐藤優さんが「米大統領選後の世界」について緊急対談
日米関係や中東問題を語り尽くす 特集「トランプ政治再び 世界は」
AERA11月25日号は、ドナルド・トランプ氏が大統領に返り咲くことが決まった米大統領選を受け、ジャーナリストの池上彰さんと、作家・元外務省主任分析官の佐藤優さんの緊急対談を掲載。米大統領選に加え、日米関係や中東問題など、世界が今後どうなっていくのか、徹底討論しています。働く祖父母にいま“孫休暇”が広がっているのを知っていますか。子育てに向き合えなかった昭和世代が、孫育てに向き合っている実態を描きます。パリ五輪でも話題をさらった男子バレーボール。いま国内のSVリーグに大注目が集まっています。高橋藍選手や西田有志選手ら、人気選手の躍動感あふれる写真も見ものです。大好評連載「百田夏菜子 この道をゆけば」は、演歌界のレジェンド、坂本冬美さんとの対談が続きます。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、演出家・映画監督の塚原あゆ子さんとの対談です。他にも様々な企画が詰まった一冊です。
●巻頭特集:トランプ政治再び 世界は
アメリカではトランプ氏が次期大統領となることが決まり、巨大な権力を手中に収めました。「アメリカファースト」を掲げ、国際協調から撤退していく懸念もあるトランプ氏。ウクライナや中東などの情勢も泥沼化しているなか、日本は、世界は、どこへ向かうのか、池上彰さんと佐藤優さんが語り合います。池上さんは今回の大統領選挙を「階級闘争」のように見えたと分析します。佐藤さんも「あの国が変わっている」と語り、米国の変容について解説します。そのトランプ氏に、日本の石破茂首相はどう対峙すればいいのか。「ゴルフ」に代わる武器が石破氏にはあると、二人は指摘します。国際問題や経済のゆくえなど、幅広いテーマで縦横無尽に語り合っています。さらに、選挙後の米国のいまについて、またこの結果を生んだ米国民の心理についてなど、多角的に分析した特集になっています。
●働く祖父母に広がる“孫休暇”
孫のために休暇を取れる制度が企業や自治体で広がっています。昭和のモーレツ会社員で、家庭や子育てを顧みることがなかったような世代が、孫のために休暇を取るという状況が少しずつ生まれています。管理職世代の育児への理解が深まり、若い世代も育休取得がしやすくなるなど好循環も生まれているようです。“孫休暇”という新しい現象について取材しました。
●男子バレーボールに“沼る”
男子バレーボールがいま熱いんです! 国内では10月に「SVリーグ」が誕生。世界最高峰のリーグを目指しています。そのSVリーグは、開幕戦がテレビの地上波で中継され、観客動員数も史上最多を記録するなど人気が爆上がり! パリ五輪にも出場した高橋藍選手や西田有志選手、昨季の最優秀新人賞を獲得した渡邉晃瑠選手らに注目が集まります。その人気の背景にあるものはなにか、スポーツジャーナリストが分析します。
●百田夏菜子×坂本冬美
大好評連載「百田夏菜子 この道をゆけば」は、演歌歌手の坂本冬美さんがゲストの全4回中3回目。以前は「素の自分」を見せることに抵抗があったと語る坂本さんに対し、百田さんもまた、自分の中に違和感を抱えながら、虚と実のあいだで闘っていたと言います。そんな二人のここだけで繰り広げられる深いトーク、仲の良さが伝わる撮り下ろし写真をお楽しみください。
●松下洸平×塚原あゆ子
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、演出家・映画監督の塚原あゆ子さんとの対談6回中の5回目。ドラマ「最愛」の撮影現場で、松下さんは塚原さんから、「余計な動きをいっぱいしてほしい」とリクエストされたそうです。その心は? 芝居や表現に対する二人のこだわりが詰まった対談です。柔らかな雰囲気があふれる撮り下ろし写真と共に誌面でご覧ください。
ほかにも、
・闇バイト強盗から身を守る
・核のない世界へ 若者たちが抱く使命感
・非日常空間で「親子ワーケーション」
・パートナーとの性欲ギャップに悩む
・「簡素化」するお葬式 小規模でも十分?
・【女性×働く】 Z世代の「専業主婦願望ゼロ」
・小泉今日子 この物語がいまを選んだ
・向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 高野翔・大塚啓志郎 ライツ社代表取締役社長
などの記事を掲載しています。
大谷翔平選手の今季の活躍と「その先」を見通す巻頭特集
シーズン54本塁打の打球速度と飛距離も分析
AERA11月18日号は、今季、異次元の活躍を見せた大谷翔平選手の今季を振り返りながら「その先」を見通す巻頭特集です。表紙も、二刀流復活が期待される来季以降を見据えているような大谷選手の報道写真が飾っています。世界が注目した米大統領選は、トランプ氏の圧勝で終わりました。「またトラ」で米国はどうなるのか、最新状況を現地ジャーナリストが詳報します。「五星三心占い」が大人気のゲッターズ飯田さんが、2025年の運気を占う企画も収録。タイプ別に2025年の運気と開運ポイントなどを詳しく伝えます。中学受験本番まではあと少し。併願校を考える際のポイントを徹底解説しました。今年度の受験生にはもちろん、これから中受を考える家庭にも参考になる内容です。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、演出家・映画監督の塚原あゆ子さんとの対談が続きます。「現場で起きる奇跡が多い」(松下さん)という丁寧な作品づくりについて貴重なトークです。他にも様々な企画が詰まった一冊です。
●表紙+巻頭特集:大谷翔平
ワールドシリーズ優勝を果たし、頂点を極めた大谷翔平選手。今季のすごさ、そして来季の二刀流復活への期待を、『ルポ 大谷翔平』の著書もある在米ジャーナリストが分析します。また今季の54本塁打を詳細に読み解く記事も。打球速度・飛距離ベスト3を記録したのは何号だったのか、打球はどの方向に飛んだのか、右投手と左投手ではどちらから多く打ったのか、など詳細に解析します。さらには、ドジャースの地元ロサンゼルスと大谷選手の地元岩手の盛りあがりぶりも取材しました。表紙は、「その先」を見つめる大谷選手の報道写真です。
●米大統領選 「またトラ」で深まる分断
米大統領選はトランプ氏圧勝という結果に終わりました。トランプ氏と言えば、歯に衣着せぬ物言いで、時に対立もあおる言動が特徴です。再び大統領に就任するという「またトラ」で、米国民の分断がさらに深まる懸念もあります。なぜこの結果が生まれたのか、今後米国はどこへ向かうのか、米国民たちの思いを現地ジャーナリストが取材しました。
●ゲッターズ飯田が占う2025年
占いの勉強と実践から独自に編み出した占術「五星三心占い」が大人気のゲッターズ飯田さん。2025年の運気と開運ポイント、そして占いとの付き合い方などについて、聞きました。25年は変化の第1段階が来る年になりそうだとのことです。タイプごとの運気や開運3か条、ラッキーカラーやラッキースポットも詳細を収録。25年に向けて、開運のアドバイスを参考にしてください。
●中学受験 “全落ち”防ぐ併願戦略
年明けから本番が始まる中学受験。合格を手にするには、本人の実力に加えて併願校選びも大切になってきます。受験競争が激しくなり、特に中堅校の難易度が上がっているなかで、どういう戦略を立てればいいか、実践的な記事です。2025年は試験日が集中する2月2日が日曜日となることで変化があります。子どものメンタルにも大きく影響する“全落ち”という結果にならないためのスケジュールの立て方や考え方をアドバイスします。
●松下洸平×塚原あゆ子
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、演出家・映画監督の塚原あゆ子さんとの対談6回中の4回目。塚原さんは、丁寧な作品づくりで知られ、ドラマや映画のヒット作を連発しています。そんな塚原さんから見た松下さんはどんな俳優でしょうか。ここでしか聞けない二人の貴重なトークです。優しい雰囲気や信頼関係が伝わってくる撮り下ろし写真もお楽しみに。
ほかにも、
・デジタル赤字 搾取される日本 赤字額は過去最大の5.5兆円
・「石破さんは足利将軍」 元自民党事務局長が語る今後の政局の行方
・引き継がれた命を社会で全うする 心臓移植経験者が移植後の生活
・山本由伸の度胸、今永昇太の洞察力 侍メジャーリーガーの今季を分析
・月城かなと 宝塚退団で変わっていく過程を
・【女性×働く】連載 専業主婦と働く女性「わかり合えない私たち」
・百田夏菜子 この道をゆけば ゲスト・坂本冬美
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・下山 進 2050年のメディア 生成AIは新聞を殺すのか?
・現代の肖像 小林修三・湘南鎌倉総合病院院長
などの記事を掲載しています。
|特集|チームの力を最大化する●マッキンゼーが実践するチームの成果を最大化する3つの原則マッキンゼー・アンド・カンパニー シニアパートナー アンガス・ドーソン元 マッキンゼー・アンド・カンパニー 最高人材責任者ケイティ・ジョージ●競争も協調も行き過ぎれば害となるリーダーシップチームはなぜ機能不全に陥るのかチューリッヒ大学 教授トーマス・ケイルザ・ネクスト・アドバイザーズ パートナーマリアンナ・ザングリーロ●カギとなる特性を理解し、4つのステップで進める経営幹部のチームワークを強化する方法ベイン・アンド・カンパニー パートナーグレゴリー・レスタージュベイン・アンド・カンパニー パートナーサラ・ニルソン・デハナスベイン・アンド・カンパニー パートナーピート・ジェレンド●スターではなくチャンピオンを目指すNFL「史上最高」の選手はチームをいかにして勝利へと導いてきたのかアスリート、起業家 トム・ブレイディハーバード・ビジネス・スクール 教授ニティン・ノーリア●[インタビュー] 個の力を組織に活かす評価・報酬制度へカルビーは「全員活躍」を掲げ、チームプレーを全力で推進するカルビー 代表取締役社長 兼 CEO江原 信|HBR翻訳論文|【競争優位】●独自のリソースとケイパビリティはあるか生成AIで持続的な競争優位は築けないユタ大学経営大学院 教授 ジェイ B.バーニーボストン コンサルティング グループ ヘンダーソン研究所 所長 マーティン・リーブス【経済予測】●予測モデルや終末論に騙されていないかマクロ経済のリスクを正しく読み取る方法ボストン コンサルティング グループ グローバルチーフエコノミスト フィリップ・カールソン=スレザックボストン コンサルティング グループ シニアエコノミスト ポール・スワーツ【ブランドマネジメント】●成功企業はどう実践しているかブランドマネジメントをAIで強化するハーバード・ビジネス・スクール 助教授 ジュリアン・デ・フレイタスハーバード・ビジネス・スクール 教授 エリー・オフェック【会計学と気候変動】●企業の責任範囲を見極める気候変動の会計学 3:「消費者による排出量」開示の3原則ハーバード・ビジネス・スクール 名誉教授 ロバート S.キャプランオックスフォード大学 ブラバトニック公共政策大学院 教授 カシーク・ラマンナ|Idea Watch|●共感を示したいならゆっくり話そう●個人情報の利用がすべて禁止されたらどうなるのか●チャットボットは動物よりも人型ロボットが好まれる●フィールドの中でも外でも勝利する●紹介プログラムの効果を高める方法●女性は男性よりも給与交渉をしている『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編●旧フロンティア地域出身のCEOが率いる企業は、より多くの特許を取得しているジョージ・メイソン大学 教授 レイ・ガオ|EI[Emotional Intelligence]|●CEOが物言う取締役会とうまくやっていく方法バンガード・グループ・フォー・リーダーシップ創設者兼プリンシパル ケン・バンタカヨン・パートナーズ マネージングディレクター スティーブン D. ガロー|Synthesis|●仕事におけるAIの可能性と危険性『ハーバード・ビジネス・レビュー』 シニアエディターエベン・ハレル
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●令和4年国民健康・栄養調査によると、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性18.1%、女性9.1%であり年齢が高いほど糖尿病有病者の割合が高くなることから、今後、糖尿病有病者は高いレベルで維持されることが予想されます。一方で、治療や支援の進歩を背景に糖尿病有病者の平均死亡時年齢は延伸しています。
●また、糖尿病有病者の主要死因において血管障害の比率は一貫して低下していることから、糖尿病有病者において糖尿病に併存する疾患の治療の重要性が高まっていることがうかがわれます。
●本特集では、はじめに「糖尿病診療ガイドライン2024」における食事療法のポイントや、糖尿病有病者にとくに多い併存疾患である心不全、糖尿病関連腎臓病、がん、肥満症などに焦点を当て、糖尿病に併存するときの治療と栄養支援のポイントについてご解説いただきます。そのほか、行動科学・社会医学的視点を踏まえた支援やケアのポイントと、低栄養を合併する糖尿病や予防のための時間栄養学の視点、能登震災における栄養支援についてご解説いただきます。
【目次】
「糖尿病診療ガイドライン2024」食事療法のツボ
【頻度の多い併存疾患】
心不全と糖尿病
糖尿病性腎症における最新の動向と治療戦略
悪性腫瘍・がんと糖尿病
肥満症と糖尿病ー肥満を合併した糖尿病患者の治療を含めて
糖尿病と精神疾患のある人の支援
【糖尿病栄養支援の最新トピック】
低栄養と糖尿病
糖尿病予防のための時間栄養学
能登半島地震における石川県栄養士会・日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)の栄養支援
●NSTスタッフのための画像診断セミナー(4)〈最終回〉
咽頭と嚥下
●学会レポート
国際肥満学会 ICO2024 in Brazil報告記
●学校給食に学ぶ 食品ロス削減のコツー「2R・3R」の視点から(4)〈最終回〉
調理の段階におけるReuseの視点からの食品ロス削減
●スポット
2型糖尿病患者のコンビニエンスストア利用状況
10代の女性アスリートの月経回復に対する早期介入の有用性
●ズームアップ
超実践的な栄養サポートと食材の“栄養価×コスト×喫食率”の追求
●著者に聞く
『ダイアローグ〈対話〉のはじめかたー医療・福祉にかかわる人のための対話哲学レッスン』
連載
●谷口先生と基礎から学び直す 体液・代謝管理(5)
日常的な水分補給について指導できるようにー飲水学の知識をフル活用して、管理栄養士であるからこそできる指導を
●これだけは知っておこう 臨床栄養学ビギナー道場(6)
栄養輸液をもっと深く理解するために窒素、アミノ酸について勉強しよう
●栄養指導・栄養管理に活かしたい 食物繊維学の新常識(11)
食物繊維素材の特徴と活用法
●Dr.雨海の男性臨床栄養学(30)〈隔月連載〉〈最終回〉
サプリの逆襲(3)-もう一つのACS……鉄とMg
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
ゆず
●こんだてじまん
じまんの一品料理 キーマカレーと離水しない粥/医療法人社団静実会 ないとうクリニック複合サービスセンター
●報告
集中治療領域における便秘のフローチャート作成前後での排便状況比較
BAILAは働く30代女性をエンパワメントするファッション誌。
12月号の表紙は佐藤晴美さんです。
FASHION
【大特集】センスのいいシンプルはジュエリーと時計でかなえる!
1 シンプルコーデが似合う素敵先輩のジュエリーと時計STORY
2 憧れのあの人が語るジュエリーと時計の哲学
3 一生もの時計こそ、ストーリーのある名品を
4 スタイリスト百々千晴さんが教える、シンプル服×ダイヤがいい理由
5 ON・OFF着回せる、作り置きジュエリーセット
6 around10万円ウォッチは服に合わせて着替えたい!
7 アップルウォッチ派のための“手もと盛り″Tips
・”新しい世界”に合うアウター選び
・バイラミューズ川口春奈inもふもふstyle
・〈グレー派外勤〉栞里と〈ブラウン派内勤〉聡子の“カセット服”が便利すぎる着回し15Days×2
・30代のためのロングブーツ再履修コーデ集
・通勤電車でもオフィスでも暑くないニットが欲しい!
・きれいめ派こそレイヤーヘアであか抜ける!
BEAUTY
【学美容1】ヘア&メイク林由香里さんが提案!around33歳で更新したいメイクのスタンダード
【学美容2】5年後何が起こるか知ってしまった私が今日から始めるエイジングケア
【学美容3】どうする?ダウンタイムスキンケア
LIFESTYLE
【BAILA COLLEGE】働く大人のためのお金の価値観アップデート塾
・”話が通じない人”とうまく働く方法
・画家・田村一村をめぐる奄美大島のアートな旅
・働くオトナたちを魅了する‼「ゴールデンカムイ」のキャラクター徹底解説
PEOPLE
山崎賢人
大橋和也
尾上松也×松本幸四郎
and more……
「ジェンダード・イノベーション」とは、男女のステレオタイプに陥ることなく性差を知的創造と技術革新に組み込んでいくことで、新たな開発や発見を実現するという概念である。世界的な大きな広がりをもって推進されつつあるジェンダード・イノベーションの本邦初の入門書。
21世紀に入った現在でも、日本では理系に進む女子学生が少なく、ましてや研究者となり活躍している人材はごく少数にとどまる。本書は『朝日新聞』で科学記者として長年取材活動を重ねてきた著者が、各分野で世界的にも活躍している女性研究者28人にインタビュー。彼女たちがどのように研究者を目指し、道を切り開いてきたのか、また、プライベートでどんな葛藤があったのか、深掘りして聞き出す。
30代から70代まで、幅広い世代の研究者が登場し、時代による考え方や環境の違いを感じ取ることができる。数十年前の日本では、現代では考えられないような差別的待遇がまかり通っていた。そんな環境で仕事をする苦労とともに、普段は語られることの少ない家族の話題なども、著者ならではの視点と話術によって引き出される。
理系分野に興味を持つ中高生、研究者を目指す大学生・大学院生の指針となるだけでなく、仕事を持つ多くの女性たち、そして男性たちへのエールともなろう。
AERAdot.にて2023年1月〜2024年1月に好評連載されたものをベースに、書籍化。
・プレコンセプションケアは、妊娠転帰の改善だけでなく、将来の母子の健康増進にも寄与する概念である。その対象は、妊娠希望者に限らず、生殖可能なすべての世代に広がっている。その一方で、男性、子ども、思春期の若者、精神疾患や障害のある方、性的マイノリティの方への対応が十分でないなど、課題も多い。
・本特集では、この概念を「性と生殖に関する正しい知識と適切な医療の提供により、個人の尊厳を守り、健やかな生活を送るためのサポート」と位置づけ、各分野の専門家が、多様な背景を持つ人々への包括的なアプローチを含めた具体的な実践を紹介する。
■プレコンセプションケアの現状と課題
・はじめに
・産科合併症既往がある女性へのプレコンセプションケア
〔key word〕プレコンセプションケア、産科合併症既往、次回妊娠への準備
・内科的慢性疾患に対するプレコンセプションケア
〔key word〕プレコンセプションケア(PCC)、妊娠、内科的慢性疾患
・精神疾患を抱える女性へのプレコンセプションケア
〔key word〕プレコンセプションケア、先天異常、共同意思決定
・知的障害者に対するプレコンセプションケア
〔key word〕知的障害、性教育、合理的配慮、自己決定
・プレコンセプションケアにおける妊娠と薬
〔key word〕プレコンセプションケア、薬の安全性の評価、情報提供
・男性へのプレコンセプションケア
〔key word〕APA(advanced paternal age)、酸化ストレス、エピジェネティクス
・LGBTQに対するプレコンセプションケア
〔key word〕LGBTQ、トランスジェンダー、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス&ライツ
●TOPICS 医用工学・医療情報学
・医療DXの価値向上に向けた設計
●TOPICS 救急・集中治療医学
・集中治療患者の状態悪化を人工知能で予測するーー機械学習モデルを用いたリアルタイムの診療支援
●連載 臨床医のための微生物学講座(24)
・RSウイルス
〔key word〕RSウイルス、細気管支炎、パリビズマブ、喘鳴、接触感染
●連載 緩和医療のアップデート(19)
・救急・集中治療と緩和ケア統合の現在と今後の展望
〔key word〕コミュニケーションスキル、ケアのゴールの話し合い、withdraw
●連載 自己指向性免疫学の新展開ーー生体防御における自己認識の功罪(11)
・免疫とグライコームーーグライコームの1細胞解析技術
〔key word〕グライコーム、糖鎖、免疫、1細胞
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(25)(最終回)
・死因究明の実践8
●FORUM 数理で理解する発がん(15)
・ライト・フィッシャーモデルの期待値・分散と固定確率
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●今回の特集では女性アスリートに焦点を当てて、「健康」と「栄養」の支援について取り上げます。女性アスリートの健康を取り巻く現状を理解し、栄養支援の重要性までを解説した特集となります。
●質の高いパフォーマンスを行うために肉体的にも精神的にも強い負荷をかけ、日々トレーニングをしているアスリートは「健康」であるとは言い切れない状況です。一方で「健康」を第一と考えると、パフォーマンス向上のためのトレーニングを前進させることは難しくなります。
●本特集で紹介されるスポーツ栄養学における科学的エビデンスは、読者の臨床においても活用いただき、深みのある充実した栄養管理につなげていただければ幸いです。
【目次】
特集にあたって
女性アスリートの栄養に関連する課題
相対的エネルギー不足(REDs)と栄養管理における対応
女性アスリートの三主徴と無月経への対応
女性アスリートと疲労骨折ー整形外科医の立場から
女性アスリートを支える研究と普及啓発活動
女性アスリート外来における栄養指導の実際
女性アスリートに対する栄養サポート事例
●NSTスタッフのための画像診断セミナー(1)
画像表示の基本的ルールと胸部
●病棟のプロフェッショナルたち
都城市郡医師会病院 ICU
●スポット
骨粗鬆症に対する人間ドックでの管理栄養士の取り組み「骨コツ御膳」
心血管疾患の発症予測に最適化したメタボリックシンドローム診断基準ー日本人56万人のビッグデータに基づく修正案
連載
【新連載】デンシエット(カロリー密度)が拓く 食事管理のミライ(1)
カロリー密度に注目した低カロリーでも満腹・満足のデンシエット
【新連載】セキララ開業奮闘記(1)
開業を決めてから最初の法人契約に至るまで
●谷口先生と基礎から学び直す 体液・代謝管理(2)
体液管理に必要な単位を学ぶー皆様のメックやモルへの苦手意識をなくしてみせます
●これだけは知っておこう 臨床栄養学ビギナー道場(3)
点滴、輸液のことも知っておいてほしい、これからの管理栄養士には
●カンファランスで学ぶ NST難症例ケーススタディ(4)〈隔月連載〉
SMART目標に基づくNST介入の実践と成果:治療意欲の低下がみられた食道癌術後の一例(済生会横浜市東部病院NST)
●栄養指導・栄養管理に活かしたい 食物繊維学の新常識(8)
短鎖脂肪酸(SCFA)の機能
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
バナナ
●こんだてじまん
じまんの一品料理 豆腐のチーズケーキ・柏餅風プリン/医療法人永寿会 福島病院
●報告
2型糖尿病を有する多発外傷の高齢者患者に積極的栄養強化を行った一症例
ピアノの歴史を学ぶと演奏はもっと楽しくなる! 第2弾はロマン派中期から現代まで。ピアノと作曲家たちの関係や、作曲時の試行錯誤やこだわりがわかり、曲や奏法への理解が深まる。ショパン、リストなどピアノの大作曲家が活躍し、「ブルクミュラー」「バイエル」「ハノン」などの教則本が登場したピアノの黄金時代を、一挙に解説!!
※本書は「すぐわかる!4コマピアノ音楽史 ロマン派〜20世紀」(GTB01090092)と同じ内容です。
Niche(ニッチ)として知られる帝王切開瘢痕は子宮切開創の内腔に形成される三角形の欠損。術後の約60%に認められ、うち約30%が出血、疼痛、不妊などの症状を経験し、帝王切開瘢痕症候群(CSDi)と診断される。中長期予後の鍵となるniche(ニッチ)に焦点を当て、標準的帝王切開術を解説する。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●肝臓病診療は、長年、肝臓代謝研究、肝臓形態組織研究、ウイルス学を礎として取り組まれ、最近は、ウイルス性肝炎の克服、肝癌治療の免疫チェックポイント阻害薬、肝硬変の薬物・栄養・運動療法、アルコール対策、新たな代謝障害性脂肪性肝疾患の概念など目覚ましい変化や発展とともに混乱も起こりえる状況です。
●2023年6月に、欧米の肝臓学会から代謝障害を加えた新たな脂肪性肝疾患の概念やスティグマを考慮した用語の変更が提案されました。2024年2月に公表された厚生労働省の飲酒ガイドラインでは、アルコール代謝の個人差や性差を考慮した飲酒量の提言と全身臓器への影響が示されました。
●今回の特集では、診療目標を肝硬変、肝癌の抑制に加えて他臓器がん、糖尿病、心血管系疾患、サルコペニア、フレイルなど多岐にわたった内容です。現在進行形の慢性肝疾患診療の最新知識を知って肝臓疾患を身近に感じ、日常の栄養管理に活用できるものとなることを願っています。
【目次】
特集にあたって
【概論】
慢性肝疾患診療の最新動向ー疾患概念・用語の変化と飲酒ガイドラインを中心に
【病態進展予防のための病態・栄養アセスメント】
アルコール関連肝疾患の病態・栄養アセスメント
非アルコール性脂肪性肝疾患の病態と診断
【慢性肝疾患治療の基本と展望】
脂肪性肝疾患の栄養療法
肝硬変の栄養療法
肝疾患の薬物療法ー脂肪肝から肝硬変まで
肝疾患におけるサルコペニアー原因と対策
肝疾患と全身臓器のクロストークー肝硬変にともなう肺病変
【Column】
肝疾患病態栄養専門管理栄養士制度に基づく肝疾患に対する「治療としての栄養療法」確立への期待
●メタボロミクス研究の栄養・食品分野への展開と栄養学研究の未来〈後編〉
フードメタボロミクスと給食管理
●病棟のプロフェッショナルたち
日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第一病院 ICU
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
専門的かつ高度な教育と研究を通し、保健・医療・福祉に貢献できる高度な専門性を有する人材を育成
天使大学大学院 看護栄養学研究科 栄養管理学専攻
●スポット
中高年女性の食品摂取量評価ー対面講座とオンライン講座の違い
筋質指標としての位相角ー高齢者における身体機能との関連からみた有用性
連載
【新連載】これだけは知っておこう 臨床栄養学ビギナー道場(1)
専門用語を英語で理解しておくと、1ランク上がる!
●カンファランスで学ぶ NST難症例ケーススタディ(3)〈隔月連載〉
経腸栄養で長期間下痢に難渋し低栄養が進行した患者に対し、NSTが介入し経口摂取まで移行できた症例(東京医科大学病院NST)
●栄養指導・栄養管理に活かしたい 食物繊維学の新常識(6)
腸内細菌と食物繊維
●代謝からみた 身体活動&栄養のサイエンス最前線(12)〈最終回〉
推定エネルギー必要量とは何かを考察する
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(21)〈最終回〉
食形態の調整に拒否的な低栄養患者が、ミールラウンドと多職種からの栄養指導によって自宅退院できた一例
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
サヤインゲン(インゲンマメ)
●こんだてじまん
じまんの一品料理 ムースカツカレー/JA神奈川県厚生連 伊勢原協同病院
●国家試験
第38回管理栄養士国家試験 解答・解説(2)
本書では,プレシジョン栄養学とはどのようなものかという概説から,個別化方法の進歩,さらには社会実装に向けた実践についての最新の話題を,気鋭の専門家11名の研究成果を基に各領域からアプローチする。
近年,医療や栄養学に於いて個人対応が求められるようになってきている。ゲノム情報を利用した医療(プレシジョン医学〈先進医療〉)が成功をおさめ,日本でも一部がんゲノム医療として保険適用されるに至った。疾病予防,QOL向上を目指して栄養学に於いてもプレシジョン栄養学(オーダーメイド栄養学,テーラーメイド栄養学,個人対応型栄養学,個別化栄養学)が急速に期待されるようになってきている。
プレシジョン栄養学は,個人を特定(個別化)するところから始まる。近年,ゲノム,エピゲノム,トランスクリプトーム,プロテオーム,メタボロームなどのオミクス生物学による網羅的解析によって精密に個別化する手法が進展してきた。さらに,腸内細菌(マイクロバイオーム)研究が進み,腸内細菌の多様性が個人差や体質,疾患への感受性をよく説明することがわかってきた。生活パターンなど多様なライフスタイルを支える最も重要な因子である睡眠やエネルギー摂取をできるだけ詳細に検討することで,個別化することは重要である。性別もライフスタイルに非常に大きな影響を与える因子である。特に女性のライフスタイルの複雑さは,個別化の大きな因子となる。時間栄養学の観点から,食事のタイミングが健康や体質を決めることが明らかになり,体内時計が個別化の重要な因子となっていることもわかってきた。現代の情報通信技術の進歩は,パソコン,スマートフォン,スマートウオッチなど様々な電子端末を連動することを可能にし,「寄り添い」ながら,「持続可能」な情報を取得して,フィードバックすることができるようになった。それらのウエアラブルデバイスを使って非侵襲的に体の中を推測することができるようになってきている。
社会実装に向けては,多くの産業界の連携が必要である。ゲノムやマイクロバイオームの検査会社,ウエアラブルデバイスの開発会社,食品会社,レストラン,食品宅配会社,コンビニエンスストア,食事評価会社,スマート家電,情報解析・AI技術の産業である。そしてそれらを支えるのが,「デジタルプラットフォーム」である。レシピデータベースや個人情報などの権利保護を実現しつつ,緩やかに共有できる社会インフラが必要である。
プレシジョン栄養学は,食の出口としての健康を提供するとともに,過剰なエネルギーを摂取せず,最適な食事を提供することにより食品ロスを減らして,なおかつ美味しい食生活を提供できることに貢献できるものと考えている。
★第6回「書店員が選ぶ今年の本」選出(自己啓発・経営、経済、科学部門/韓国書店組合連合会発表)
★寄せられた賛辞
“女性の経験と共にあるさまざまな議論が複雑に入り混じった科学の話を読んでいるうちに、私自身も、科学と女性が出合うことで、目の前の壁を飛び越えられる日が来るかもしれないと夢見るようになった。”--キム・チョヨプ(韓国SFの俊英)
“我々が今まで男性の立場から科学をしてきたことに気づかされた。(…)女性が参加し、女性の観点で創造されるフェミニズムと科学技術の研究は人類の希望だ。”--チャン・ハソク(科学史・科学哲学者/ケンブリッジ大学教授)
★本書の内容
受精は、能動的な精子が受動的な卵子を捕獲する過程ではない。
卵子凍結はあるのに、男性のための精子凍結がないのはなぜ?
アシスタントロボットが「女型」である理由とは?
本書は、かつて科学者になる夢をあきらめた著者が、フェミニズムと科学技術社会論に出合い、憎んでいた科学と「和解」し、女性の観点から科学を見つめ、科学の観点から女性の体と経験を理解しようとした思索の軌跡をまとめたものだ。
“私は、科学と分かり合えなかった経験のある人たち、そのせいで科学の本にはなかなか手が伸びないという読者を思い浮かべながら本書を執筆した。ほかでもない、私がそういう人間だったからだ。”(「はじめに」より)
本書の探究は、「子どものような純粋無垢な好奇心」からばかり出発するわけではない。その出発点は、卵子凍結について悩むことかもしれないし、高校を卒業してすぐに受けた二重手術かもしれない。うつ病になること、摂食障害になること、妊娠とキャリアについて考えること、無責任な父親について考えること、かもしれない。さまざまな要素が混ざり合う、複雑な個人の暮らしから、本書は話を始めていく。
客観的で普遍的で価値中立的であることを装いつつ、じつのところ女性について無知だった科学にかけられた「呪い」を解き、「よき友」として付き合っていくためのエッセイ集だ。同時に、理系への進学を検討している学生や、その子らを見守る大人たちにもおすすめしたい。
“科学が本当の意味で変化するためには、賢い女子学生ではなく、平凡な女子学生こそもっと必要なのだ。(…)科学者や工学者になりたいという女の子や青少年が周囲にいたら、めいっぱい励ましてあげてほしい。(…)「実力さえあれば女でもなんだってできる」といった言葉の代わりに、「今までそこそこしか勉強してない男子学生だって科学者になれたし、科学界の80%に所属できているんだよ」と付け加えてあげてほしい。”(「おわりに」より)
「はじめての国試対策」から「国試直前期」まで使える必修問題集!
『クエスチョン・バンクSelect必修』のポイント
◎過去の必修問題全問(第93〜113回)に加え、知識を補う予想問題を収録
◎選択肢ごとのていねいな解説で理解がぐんぐん進む
◎300点以上の図版・イラストで学習をサポート
◎『レビューブック』『クエスチョン・バンク』と完全連携。項目ごとのポイントを動画で解説
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◎『病気がみえる』シリーズ、『看護がみえる』シリーズのイラストや参照ページを掲載
【POINT1】低学年や初学者の基礎固めにもピッタリ!
★巻頭カラー「必修対策まるわかりガイドブック」
低学年や初学者のために、国試対策のスタートにピッタリな特集記事を掲載。国家試験の概要や出題傾向など役立つ情報もりだくさん。「必修対策ってどうすればいいの?」を解決します!
★効果的な学習をたすける「!」マーク
93〜112回の必修問題で5回以上問われた頻出テーマかつ正答率70%以上の問題についており、必修問題対策のうえでおさえる優先順位の高い問題がひと目でわかります。
【POINT2】必携!特別付録で差をつけよう!
★クイック動画
収録している各問題について、解説動画がついています。ポイントを絞った解説で、理解度が一層アップ!
★「法律・統計マル暗記カード」
必修問題頻出の法律・統計分野のうち、過去に3回以上出題された内容を、おもてに問題、うらに答えが入ったカードにしました。
持ち運びやすくて手軽に使えるから、移動中や就寝前などいろんなシーンで活躍する受験生のお助けアイテムです!
★下敷き(問題を隠す時にも役立ちます!)
「問題を問いている途中で答えが見えちゃう…」。そんなご意見を受けて、解説・答えを隠せる下敷きを付録にしました。しかも片面には覚えておくべき検査値を掲載!
基礎医学
基礎看護学
成人看護学総論
A章 消化器疾患
B章 肝・胆・膵疾患
C章 循環器疾患
D章 内分泌・代謝疾患
E章 腎・泌尿器疾患
F章 免疫・アレルギー/膠原病
G章 血液・造血器疾患
H章 感染症
I章 呼吸器疾患
J章 脳・神経疾患
K章 運動器疾患
L章 眼疾患
M章 耳鼻咽喉疾患
N章 歯・口腔疾患
O章 皮膚疾患
P章 女性生殖器疾患
老年看護学
小児看護学
母性看護学
精神看護学
地域・在宅看護論
看護の統合と実践
健康支援と社会保障制度
第113回看護師国家試験 問題・解説
上海モダンガールの織りなす抵抗文化に迫る歴史記社会学研究
国際都市上海の「モダンガール」を半植民地主義の視座から捉え直し、トランスナショナルな女らしさの構築メカニズムを探究する。
[上海モダン]の震源地で誕生した女性誌『玲瓏』のなかの「モダンガール」を分析し、メインストリームだった母性主義イデオロギー自体の混成的性格と、多層的な勢力間の相互牽制の可能性を解き明かす。
序章 国際都市上海の「モダンガール」
1.新名詞としての「摩登女」
2.モダンガールという問題系
2-1.モダンガールの表象研究
2-2.半植民地主義という視座
3.本書の対象と方法
3-1.女性誌『玲瓏』とその周辺
3-2.研究の方法
4.本書の構成
第1章 女性中心の言説空間の誕生:『玲瓏』の創刊
1.「モダン」を競う女性誌
2.女性読者層の拡大
2-1.女子教育の成長
2-2.課外読物としての女性誌
3.『玲瓏』の創刊経緯
3-1.女性読者の包摂
3-2.男女読者の棲み分け
4.「読み」の規定
4-1.購読する行為のジェンダー化
4-2.まなざしの馴致
5.「女性向け」と「モダン」
第2章 「モダンガール」を語る:外見を介した女性性の回復
1.母性主義の台頭
2.「旧女性」と「新女性」のはざまで
2-1.「モダンガール」vs「旧女性」
2-2.「モダンガール」vs「新女性」
3.「外見/内面」をめぐる論法
4.女性性の回復への2つの道
第3章 「モダンガール」を演じる:美しさ規範の形成
1.表紙に写る身体イメージ
2.母親の不在
3.美しさ規範のあり方
3-1.曖昧な「健康美」
3-2.自己愛の涵養
4.「産む性」のオルタナティブ
第4章 西洋への視線:「女性の独立国」としてのアメリカ
1.ハリウッドの流行
2.ハリウッド・ドリームの構造
2-1.外見への同一化願望
2-2.中/西区分の表象戦略
2-3.「女性の独立国」という隠喩
3.抵抗としての「西洋」
4.「姉妹探し」のオクシデンタリズム
第5章 日本への視線:「賢妻良母の国」を超えて
1.「日本」への関心の両義性
2.「賢妻良母」の再文脈化
2-1.「世界」における「日本女性」
2-2.「賢妻良母」としての「日本女性」
2-3.ドメスティックな「モガ」
3.国家主義の時代へ
3-1.「国家」を思う「モガ」
3-2.「国家」を超える「モガ」
4.異種混淆のモダンガール
終章 上海の半植民地主義とジェンダー
1.モダンガールの抵抗文化
2.モダンガールの行方
あとがき
参考文献
初出一覧
付録
本書には、全部で六つの講演記録が収められています。内容は、(1)異国から日本へ来て、高齢者の介護をする女性たちとその日本における対応について、(2)出産という行為(場所)が自宅から施設へと変化することによって、当事者の主客逆転が起こっていることについて、(3)女性の稼ぎとその財産の管理の方法と、その変化のことについて、(4)産業化とそれが家族に与えた影響について、(5)戦後日本の農村生活改善事業の特徴と生活改良普及員の生き方について、そして、(6)教育社会学の立場から見て、日本における「しつけ」がどのように変化してきたのかについてなど、となっています。一般の読者の皆さんだけでなく、学問に従事する若い人たち、あるいは女性の暮らしや生活に関心を持っている若い人たちにとって、本書が新しい研究や調査の分野を切り開いていく一つのきっかけとなることを願っています。
第1回 東アジアの高齢化とケアの国際移動 安里 和晃
第2回 出産の近代化がもたらしたもの -日本とアジアとの比較からー 松岡 悦子
第3回 女性の稼ぎと家財管理、そしてその変化 波平恵美子
第4回 岐阜既製服産地における縫製業の盛衰と家族 前田 尚子
第5回 戦後日本の農村生活改善と「女性の人生」 小國 和子
第6回 一九五〇〜一九六〇年代の社会変動と子どもの生活 広田 照幸
あとがき
本物の社長になる人が、本当の自分を見つけ、自分軸で生きる方法『帝王学』を伝授!
西洋マーケティング的な一律の成功法則やマーケティングではなく、その人自身の個性を活かしたビジネス設計法、成功法を伝える。
そのため、2500年の歴史を持つ、東洋哲学である帝王学・陰陽五行論を現代ビジネスに応用し、自分の使命・才能・強み、そしてバイオリズムを知って、最適なビジネスを作り上げられる構成。
本書の総仕上げとして、魅力を付け周囲を動かしていくための帝王学の心得を丁寧に解説する。
1990年代、バブルが崩壊し、金融機関がつぶれ、金融の不祥事が噴出したとき、「そもそも金融機関の役割は何だったんだろう」と考えた。考えてみれば、自分たちが預けたお金が、何に使われているのか報告されたことはなかった。気付けば、自分たちが反対している事業は銀行から投融資を受け、皮肉にも、その銀行に自分たちが預金することによって支援している。これを断ち切りたい、そして、自分たちが納得できる先に融資する銀行が欲しいと思うようになった。
一方、1980年頃から、女性たちがお金を持ち寄り、地域を暮らしやすくしたいと、協同組合型の働き方による市民事業を起こし始めていた。しかし、立ち上げの資金を銀行に申し込んでも、女性だから、法人格が無いからと断られていた。自分たちを信用してお金を貸してくれる銀行が欲しいというのが、女性たちの切実な思いだった…。
この記録集は、無かったら作ればいい、と立ち上がった女性たちの物語。周囲に呼びかけ出資金を集め、応援したい事業に融資する非営利・協同の、透明性の高い金融機関「女性・市民コミュニティバンク(略:WCA)」を設立、四半世紀という長きにわたる活動を経て幕を閉じるまでの奮闘記である。
■目次
1 私たちは市民金融を作った お金を持ち寄り、市民事業を支援した1000人の奇跡
女性・市民コミュニティバンクの概要/設立の背景
設立の経緯/現代版の無尽ー信用組合作りをめざす/どうすれば信用組合を作れるのか
神奈川県金融課と折衝を開始
信用組合設立の活動(賛同者・出資金の募集)を開始
心強い助っ人ー銀行勤務経験者の参加
出資金の募集ー次々賛同者が現れる/信用組合を設立する活動を開始/
全国の小規模の信用組合を訪ねる/いろいろな分野の方たちからのエール
信用組合設立活動と壁、さまざまな模索/
信用組合でなくても融資が可能な金融ー「貸金業」の検討/貸金業という世界に飛び込む
「信用組合作り」と「貸金業登録」
融資先ーそれぞれに物語がある/個人への融資を始める/融資相談への対応と融資しなかった例
外部からの融資のためのお金の借入れ
…ほか
2 寄稿ー女性・市民コミュニティバンクにかかわった方々からのメッセージ
「協同組合の原点」をしんくみ業界に思い起こさせてくれた女性・市民信用組合設立運動
(大阪公立大学教授 由里宗之)
出資者からの声
融資先からの声
3 資料編
女性・市民バンク設立趣意書
女性・市民コミュニティバンク定款
出資金・借入金と融資残高の推移
分野別融資金額/分野別融資件数
女性・市民コミュニティバンク 年表
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