未熟有機物は害をもたらすという常識をひっくり返し、逆に未熟物こそ土をよくし連作障害を減らすとする画期的新技術。「堆肥づくりは必要ない」と豪語する嫌気性微生物農法のしくみ、実際を豊富な実例とともに紹介。
〈ウロボロス〉の手に落ちた学都惑星那藜から、命からがら脱出したリリエンスールたち。O2のはからいで、連邦宇宙軍の護衛付きで、いよいよラフェール星系へむかった。ラフェール人復活計画を実行に移すのだ。だが、執拗な〈ウロボロス〉の魔の手は行く先々で、一行を待ちかまえていた。シオがさらわれ、ジョナサンも傷ついた。そしてシタン病に冒かれたマリリンは一歩一歩死に近づいていた。彼らはめざすラフェール星系で、封印を解くことができるのか。いよいよ佳境、華麗なるスペース・オペラ。
ニッポンに連れてって。かれらはなぜ国境を越えるのか-。法務省を休職して、海外出稼ぎ労働者の送り出し国と受け入れ国の実情をさぐる旅へ。
新聞記者を卒業間際に、わが国初の名古屋市立大学「社会人大学院」へ入学。厳しいリポート、緊迫の講義、熟年学生は悪戦苦闘。“落ちこぼれ”は挽回できるのか?かつての“遊学生”のツケは?泣き笑いのキャンパスライフを本音で綴る、生涯教育の必読本。
シタン病に冒されたリリエンスールは、ラフェールの王宮の地下で治療を続けていた。その間、王宮内を散策していたジョナサンは、美少女の幽霊と出逢うが…。一方、秘密結社〈ウロボロス〉の魔の影は、執拗にも追り来る。ラフェール文明の再興をかけて、リリエンスールは、敵に立ち向かっていく。壮大なる、スペース・オペラ、物語はいよいよクライマックスへー。
本書は、わが国の自動車、電機企業のアメリカ現地生産について、日本多国籍企業研究グループが、10年近くにわたり進めてきた日米共同の実地調査プロジェクトの研究成果を総括したものである。
ウロボロスの手から、O2ことオスカーシュタインを救いきれなかったリリエンスールは、カイユの館で突然倒れた。体の不調を懸命に隠すため、皆から離れ単独行動を取る彼を、心配げにみつめるジョナサンたちであった。一方、那藜の“大公”と仇名される、ユーフェアミの父、ナヴァルフォールがカイユへとやって来るが…。新生ラフェールをめざして、今、宇宙の歴史が、新たにまわりはじめようとしている。大好評、スペース・オペラ、感動の完結編。
素朴な中にも、どこか優雅なものがあり、ロマンの色濃いアジアの伝統芸能。日本芸能との類似に驚倒。
昭和11年(1936)年、吉田茂は駐英大使に任ぜられた。折りしも、日独伊防共協定の締結(1936年)、日中戦争の勃発(1937年)によって対米英関係の緊張が最も高まった時期である。外交という手段によって、何とか米英との戦争突入を回避しようとする吉田の努力もむなしく、破滅への道をひた走る日本。炯眼にもこの戦争の無謀を予測していた吉田は、天皇に戦争終結を直言した。いわゆる「近衛上奏文」に関係した廉で憲兵隊に拘束を余儀なくされてしまった。そして、昭和20年(1945)年の終戦とともに外相に就任、いよいよ激動の戦後政治が幕を開ける。
知的活動に必須。情報の入手法、管理法、発表法のノウハウと知恵が満載。