千年以上にわたるビザンツ帝国の歴史。本書は、文字どおり波瀾万丈・有為転変の連続であった、その軌跡を描き出す試みである。個性豊かな皇帝が登場し、過酷な政争や熾烈な外交および戦争が展開された歴史は、ダイナミズムに富んでいる。コンスタンティノープルの発展、帝国が各地に及ぼした影響、十字軍との関わりなど、豊富な論点を踏まえて、帝国の内実を描き出す。
「ザ・DBテキスト」ともいえるデータベースの入門書.構成は旧版を踏襲しながら,新たにビッグデータとNoSQLについて論じている.加えて,随所に理解を深められる改訂を行い,演習問題を充実させ全てに模範解答をつけた.
データベースとは何か/リレーショナルデータモデル - 構造記述 -/リレーショナルデータモデル - 意味記述 -/リレーショナルデータモデル - 操作記述 -/SQL/リレーショナルデータベース設計/正規化理論 - 更新時異状と情報無損失分解 -/正規化理論 - 高次の正規化 -/データベース管理システム/質問処理の最適化/トランザクション/障害時回復/同時実行制御 - 同時実行制御とは -/同時実行制御 - スケジュール法と2相ロック法 -/ビッグデータとNoSQL
現代の知性人にとって最も必要なのは、 老子の無為の生き方である。これに徹した時、真に自由無礙、 自在心として、天地を貫く生き方ができる。
この講義は老子の言葉のただ単なる注釈ではなく、著者自身の魂をもって解釈する指導者必読の書。
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日本が直面する大きな課題の一つに移民がある。すでに欧米各国では社会問題になっているが、これまで日本では大々的に論じられてこなかった。しかし、近年は少子高齢社会の進展や産業界からの要請、排外主義の昂揚など多くの論点が浮上している。本書は、実証的な研究を下敷きにして、日本の移民をめぐる問題を包括的に論じる。さまざまな分野にまたがる移民問題の実態を描く。
人生の達人の言葉は、当たり前なことを言ったとしても、そこにその人の全人格の裏打ちがあるから、強くこちらの胸に迫る。一読、真の勇気と永遠なる平安を与えられ、読み返すたびに、私たちは浄福感に満たされるのである。
著者が五井先生から時折り拝聴した言葉の数々を書き留めたもの。何気ない言葉の中に、五井先生の人格や思想が偲ばれる好著。
短編370篇
勝った人より「負けた人」幸せな人より「日の当たらない人」だから竹内政明の編集手帳は沁みるんだ!
読売新聞 名物コラム16年分から選んだ珠玉のコラム集
内容紹介
年の瀬の商店街で親子連れとすれ違ったとき、小さな男の子が「ナミダクジ」といった。手を引いたお母さんが「ア・ミ・ダ……」と笑った。(中略)そういう言葉はないが、無理に漢字をあてれば「涙籤」だろう。真ん中を選んだつもりが、予期せぬ横棒1本に邪魔されて端っこにたどり着いたり、逆に、思いもよらぬ幸運にめぐり合ったり、人の世の浮き沈みは涙籤かも知れない。(本文より)
読売新聞1面コラム「編集手帳」の執筆を退いた竹内政明氏の最後のコラム集。 勝った人より「負けた人」に、幸せな人より「日の当たらない人」に寄り添い、人々の心の襞に分け入る 当代きってのコラムニストによる自選120編の「傑作選」と、ラクレ未収録分30編を収録。「泣けるコラム」で多くのファンを魅了してきた竹内氏の珠玉の作品集。
バルセロナを中心にスペイン随一の繁栄を誇るカタルーニャは、かつてイタリアやギリシャまで地中海全域を支配した大帝国だった。建国の父・ギフレ「毛むくじゃら伯」、黄金時代のジャウマ「征服王」や、騎士・錬金術師・怪僧らが地中海せましと活躍する栄光の中世から、長い衰退期と混乱をへながらも再生への努力を続ける現代まで。20世紀初頭のバルセロナの繁栄、スペイン内戦から、21世紀の独立運動までを増補した決定版
日本には1700種類のクモがいる。もともとクモは地中に生活していたが、網を張って待ち伏せするクモに進化し、さらにあちこち歩き回って獲物を捕らえるクモが生まれた。花の蜜を吸うクモ、投げ縄を放つクモ、花嫁をぐるぐる巻きに縛ったり催眠術をかけたりして交尾に及ぶクモ、我が子に自分の体を与えるクモなど、特徴ある生き方をするクモも多い。その種類から生態観察、人との関わりまで、クモの全てを紹介。カラー370点。
結婚のあり方が大きく揺らいでいる。
離婚・再婚、選択的夫婦別姓、共同親権、同性婚、パートナーシップ、事実婚、生殖補助医療、養子縁組……。
リベラル派と保守派に分断され、個々の論点についてすれ違う議論がなされがちななか、本書では共同性、性愛関係、親子関係の3点で議論を整理し、一貫した視点から本質とこれからを見通す。
結婚をめぐる自由化がもたらす「しんどさ」も指摘する。
本質を知りたい人のための羅針盤。
2004年の法人化により、日本の国立大学は自律と教育・研究の活性化を求められた。
だが、目標を達成したとは言いがたい。
原因は国からの交付金の先細りなのだろうか。
同様の改革を進めたドイツの国立大学は、厳しい予算下でも、複数校が競争しつつ世界大学ランキングの上位を占めている。
学長のリーダーシップなど、日本で礼賛されてきた英米モデルを見つめ直し、日独の明暗を分けた大学統治のあり方を比較検証する。
はじめにーー なぜドイツと対比するのか
第1章 数字に踊らされる大学人
1 数値目標の広まり
2 ドイツの大学統制のゆるやかさ
3 数値指標は有効か
4 「メリハリ論」の特異さ
5 「外国」では大学予算が潤沢なのか?
第2章 古き良き「学者の共和国」から公的サービス機関へ
1 世界的潮流のなかの法人化
2 20世紀末における高等教育の課題
3 法人化はどこでつまずいたのか
4 経営管理の強化の必要性
第3章 「ゆるやかな目標管理」でうまくいくドイツ
1 ドイツの業績協定と日本の中期目標・中期計画
2 ゆるやかな目標管理
3 ドイツの大学における本部と学部の関係
4 自己規律が働くドイツの大学
第4章 多元的な評価軸の大学間競争を
1 大学コントロールの理論的整理
2 国際的に見た日本の大学コントロール
3 ユニバーサル段階の大学コントロール
4 日本の大学間競争の何が問題なのか
5 多元的な大学間競争
おわりにーー 大学・行政・社会の信頼関係に向けて
1億3000万年前の恐竜たちの運動会! 草むらからいっせいにメガロサウルスの子どもたちが駆け出しますが、のろまなメガロはいつもビリです。体は大きいが、動作のおそい肉食恐竜の様子を物語と解説で、紹介します。最新情報にもとづく新版シリーズ第9弾。
パートタイム・アルバイトの労務管理から、フランチャイズ契約、風営法などの知識まで店舗運営の責任者として知っておくべき法律のポイントをやさしく解説。
「もっと〇〇な性格だったらなあ」--本書は、そんな思うようにいかない「性格」をめぐる疑問に、心理学の研究成果から実証的に答える。歳をとるにつれて人間はどう変わるのか。国民性や県民性などと言うが、住む地域がもたらす影響とは。時代が経つにつれ、人類は賢くなっている? 男女の違いはあるのか。そして「成功」できる性格とは。性格についてよく知ることで居心地よい環境を作り、幸福な人生を送るために。
近いうちにこの切っ先が、私の手の内で何人かの血を吸うであろう……。
Q大附属病院に入院をしていた「私」は、レントゲン室に勤務する異母弟から余命宣告をされる。
理不尽な運命を豪快に笑い飛ばした「私」だったが、生命が尽きるまでに成し遂げなければならない使命があった。
「私」は背広の内ポケットに家伝の短刀を忍ばせると、恐ろしい復讐の旅に出るのであった。
狂人は笑う
縊死体
難船小僧(S・O・S BOY)
焦点を合わせる
斜 坑
幽霊と推進機
爆弾太平記
冥土行進曲
解説 谷口 基
伝統芸能の魅力を次世代につなげる新書シリーズ企画。主に現在30歳前後までの若手歌舞伎役者総勢15名に、芸と役、家、将来についてなどを聞いたインタビュー集です(松也・梅枝・歌昇・萬太郎・巳之助・壱太郎・新悟・右近・廣太郎・種之助・米吉・廣松・隼人・児太郎・橋之助〈年齢順、敬称略〉)。聞き役は元NHKアナウンサーで、伝統芸能をわかりやすく伝える活動を続ける葛西聖司さん。歌舞伎界の将来を担う役者たちの、現在の立ち位置を記録した資料としても有用な書です。カラー口絵では各役者の舞台写真も掲載。
〈禅味あふれることばを銘に〉
〈銘から禅語も覚えましょう〉
茶道具の銘には禅語や禅の歴史にまつわるエピソードなどに取材したものも少なくありません。
本書は、既刊の淡交新書・茶の湯の銘シリーズ(季節のことば・和歌のことば・物語のことば)に加える新たな一冊として、禅語や禅に関わる銘や、禅味あふれることばの銘を簡単な解説とともに掲載、関連する禅語も併記して紹介します。
人間は運命というものをあまりにも知らなすぎる。だからいたずらに恐れ迷うのである。
運命とはいかなるものか、どうしたら運命を好転させ得るか、自分の想うままに動かしてゆけるか、などをこの本は深い信仰心を基盤にして説いている。
陸軍中野学校は何を教えたのかー総数二五〇〇余名、パレンバン落下傘降下、レイテ飛行場強襲の薫空挺隊、沖縄特攻義烈空挺隊、そして、アジア諸国の独立運動支援、最後の和平工作等々。世界のいたるところで任務についた秘密戦の華ー一切の名利も地位も求めず、日本の捨て石となった戦士たちの足跡を辿る。