既存の施設やノウハウを活用し、地域の特性に合わせて工夫を凝らした「小規模分散型」の電力システムを実現する。
モノノケは、古代・中世において、正体不明の死霊を指した。病気や死をもたらす恐ろしい存在で、貴族たちを悩ませた。近世に入ると幽霊や妖怪と混同され、怪談や図案入りの玩具などで親しまれるようになる。近代以降、根拠がないものとして否定されつつも、怪異は根強い人気を博し人びとの興味をひきつけてやまない。本書は、モノノケの系譜をたどりながら、日本人の死生観、霊魂観に迫る
相次ぐ企業の偽装事件、ストレスで心身を病む会社員、つづく役人の文書改竄・不適切調査、そして長すぎる老後への不安。なぜ、こんな世の中になってしまったのか? 本書は社会のさまざまな「壁」を前に立ちつくし、苦悩を抱えて生きるすべての人に向けて書かれました。著者がフィールドワークで発見したスリランカの「悪魔祓い」、偉大なる仏教思想家や志ある宗教者たちの言葉などを通して、生きる哲学としての「立て直す力」を熱く提言します。
ルターに端を発する十六世紀ヨーロッパの宗教的動揺は、イエズス会というまったく新しい組織を生んだ。霊操と教育を重視し、異教徒への宣教を実践するイエズス会は、ポルトガル・スペインの植民地開拓と軌を一にして、新大陸やアジアへと進出した。かれらの思想や布教方法はどのようなもので、それはどんな経済的基盤に基づいていたのか。現地社会に与えた影響や「キリスト教の世界化」の行く末はどうだったのか。
企業の健康診断の方法を知っていますか? 貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書をどう分析すれば企業の業績を正確につかめるか。自社の過去の実績と比較して傾向を知ると同時に、業界平均値との比較で健康度合いを知ることが重要である。本書は、「中小企業実態基本調査に基づく経営・原価指標」の業界平均値を使って、財務分析の進め方を解説したもの。
1部 経営・原価指標の分析・活用の手引き
2部 収益性(経営成果)の分析(経営指標の活用)
3部 安全性(財務体質)の分析(経営指標の活用)
4部 生産性・人件費の分析(経営指標の活用)
5部 原価・損益分岐点の分析(原価指標の活用)
6部 経営戦略に役立てる財務分析(その他指標の活用)
トピックス コロナ禍を踏まえて経済情勢の急変とその対応
(巻末付表) 経営・原価指標の主要計数
新学習指導要領のキーワードを「書き込んで覚える」問題集です。
学年,分野ごとのキーワードが比較できるよう構成しています。
何を覚えればいいのかがひと目で分かるので,効率よく学習することができます。
また,トピック別に各教科からの関連事項をピックアップした特別資料付き!
本試験で必出の新学習指導要領対策は,この1冊でOK!
意図的に活動を生み出すための、6つの視点に基づく授業構想。
結婚のあり方が大きく揺らいでいる。
離婚・再婚、選択的夫婦別姓、共同親権、同性婚、パートナーシップ、事実婚、生殖補助医療、養子縁組……。
リベラル派と保守派に分断され、個々の論点についてすれ違う議論がなされがちななか、本書では共同性、性愛関係、親子関係の3点で議論を整理し、一貫した視点から本質とこれからを見通す。
結婚をめぐる自由化がもたらす「しんどさ」も指摘する。
本質を知りたい人のための羅針盤。
明治維新に際し、朝敵の汚名を着せられた会津藩は、降伏後いかなる運命をたどったか。維新の裏面史を赤裸に描く回顧録。
狂言・歌舞伎・文楽や、松尾芭蕉『笈の小文』、夏目漱石『草枕』など、近世から近代の文学作品には意外と茶の湯が登場します。自身も茶道の稽古を積む著者が、軽妙な筆致で茶の湯ブンガクの世界を案内。「サムライにとって茶の湯は出世のツールだった!?」「正岡子規が茶懐石の味噌汁を考察!?」など、思わぬ茶の湯のあり様や文学者の姿、そしてちょっと現代の茶の湯に通じる教訓も読みときます。
「豊かな社会」に蔓延する無気力ーーそれは、生存への脅威やどうしようもなく襲いかかる苦痛から解放されただけでは、「効力感」、つまり意欲的に生き生きと環境に働きかける態度は生まれないことを物語る。本書は、心理学における研究実験成果をひろく紹介しつつ、自律性の感覚、他者との交流、熟達のもつ意義など、さまざまな角度から、効力感形成の条件を掘りさげる。さらに、社会や教育のあり方と効力感との関係を検討する。ロングセラーの版を改め、読みやすくした。
今こそ見直したい日本文化。互いを尊敬してやまない96歳の偉人二人が、日本人の感性から文学、あの世とこの世のことまでを語り合った“空前絶後”の対談集
医療情報システムの導入・更新でお悩みの医療関係者・システム事業者必携!
本書は、医療情報システムの導入・更新プロセスおよび注意点などを網羅したマニュアルです。
経験豊富な医療コンサルタントである著者が、導入・更新プロセスを5つのフェーズと13のプロセスに分けて、以下のノウハウをわかりやすく解説しています。
・導入・更新プロセスの全体像
・各プロセスの進め方
・よくある失敗とその解決策
・FAQ
・各プロセスのチェックシート
本書は、以下の方におすすめします。
・医療機関のシステム担当者・責任者
・医療機関の経営者
・医療情報システムを提供するシステム事業者
特に「絶対にミスはできない、でも医療情報システムに詳しい人もいない! 」とお悩みの医療関係者におすすめの1冊です。
序章 医療情報システムの必要性と課題
第1章 医療情報システム導入・更新のプロセスと課題
フェーズ1 現状分析・基本計画策定
第2章 システム現状調査・分析
第3章 現状ヒアリング
第4章 基本方針検討
第5章 基本計画策定
フェーズ2 要求仕様書作成
第6章 要求仕様書作成
第7章 システム機能確認
第8章 調達資料作成
フェーズ3 システム会社選定・契約
第9章 調達実施
第10章 契約交渉・締結
フェーズ4 システム構築
第11章 機能・運用検討
第12章 システム設定
第13章 プロジェクト管理
フェーズ5 確認・稼働
第14章 操作研修・確認・稼働
付録 チェックシート
国家資格・公認心理師が誕生し、より一般普遍的なカウンセリングの方法が求められている今、ロジャーズのカウンセリング理論(自己一致、共感的理解、肯定的関与)から発展したフォーカシングをベースとした心理療法は、日本のカウンセリングにおける共通基盤としての実践理論にもなりうると考えられる。本書では、基礎や専門用語を解説したうえで、実際の臨床場面での実践、プロセスを、具体的な事例に即して丁寧に示す。
13人の能楽師が自らの過去・現在・未来を語るインタビュー集。何十年後にも読み返したい、能・狂言ファンにとって必読の一冊。〈能・狂言ファン、必読! 13人の能楽師が自らの過去・現在・未来を語る〉〈いま注目を集める能楽師13人が勢ぞろい。能楽界にとって意義あるインタビュー集〉
〈数多の茶人の手を経て受け継がれた名物茶入の物語〉
〈茶人たちは、なぜ、名物茶入に魅了されたのか〉
2016年に『淡交』で連載し、非常に好評を博した「名物茶入の履歴書」の新書版化。「濃茶を入れて点前に用いる陶製の器」である茶入は、「一国一城に替る」と評されるほど高い価値をもち、中でも「名物」と評価されるものは数多の茶人の手を経て茶の湯史を彩ってきました。本書では、名物茶入の来歴や見所、逸話などをイラストや表を多用して紹介するとともに、中興名物を選定した小堀遠州に私淑し、数多くの中興名物を蒐集した土浦藩主・土屋政直を通して茶人が名物茶入に対して抱いた想いについても概観します。また、巻末には稽古などにも役立つ茶入に関する付録などを豊富に掲載し、ハンディで、実践にも役立つ一冊とします。