インボイス制度のもと本書独自の内訳表や新しい申告書付表、課税取引金額計算表等を用い、免税事業者等からの課税仕入れや控除対象外消費税の計算・申告を正しく行えるよう解説。2割特例を適用した場合の申告書作成例と適格請求書発行事業者の実務に関するQ&Aを新たに収録したほか、令和6年度税制改正(プラットフォーム課税の導入や仕入税額控除・簡易課税制度の見直し等)の解説を充実。「インボイス制度と簡易課税制度」のコラムでは2割特例終了後の取扱いについても解説。
プラットフォーム課税の創設、国外事業者における事業者免税点制度の特例等の見直しなど、令和6年度税制改正に加え、消費税法基本通達、消費税経理通達を始めとしたインボイス制度の施行に伴う見直しを踏まえた最新版。
個人事業・フリーランスの方に向けて、消費税申告をわかりやすく解説。
消費税申告に関わる疑問や、1年間のスケジュール、申告方法の選択、申告方法ごとの計算方法や記入の手順まで、豊富な図版でラクラクわかる。
インボイス制度もやさしく解説。
はじめての人でもこれでOK!
事務所の仕事で避けることができない消費税。軽減税率やインボイスで複雑化した実務に最低限必要な項目を経験の浅い職員向けに三層構造で紹介。所長が職員に読ませたい一冊。
本書では、企業利益や課税所得の計算に当たって、消費税をどのように処理するかについて、消費税の経理処理に関する企業会計と法人税の基本的な考え方を解説するとともに、勘定科目ごとの消費税の検討のポイントを掲げ、設例を交えながら実際の取引を想定した経理処理の方法を実務的に解説。また、消費税額に異動が生じた場合の法人税の申告調整の方法についても設例を交えて解説。具体的な設例を通して、課税、非課税、不課税、免税の判定から会計経理処理の仕訳を明示して、税務処理の方法を解説。インボイス制度の施行に伴い、その経過措置への言及も含めて具体的な設例を追加して大幅改訂。
●著者の税理士業務、読者から寄せられた質疑なども参考に、特に勘定科目ごとの消費税等の経理処理事例を一層充実。
●前版以降の消費税に関する税制改正並びにインボイス関連の取扱いが一般化された消費税基本通達及び大幅改正された消費税等の法人課税上の取扱いを定めた消費税経理通達とそれに伴う法人税の改正等に伴う所要の整備について補正・加筆し、事例についても大幅に追加して改訂。
〇海外取引をする納税者の裾野が広がる中で、所得税や法人税だけではなく、事業者が海外取引に係る消費税の税務処理を検討する場面が増えてきています。
〇本書は、消費税の国際的な側面を構成する主要4制度(内外判定・輸入消費税・輸出免税・電気通信利用役務の提供)を一体的にとらえて、各制度の趣旨や目的、仕組みや課題、制度間の関係性、実務上の留意点などを整理しています。
〇第4章では、30 の事例に基づいて主要4 制度を復習するとともに、国内取引に係る規定と海外取引の消費税を対比させながら、少し掘り下げた検討をしています。
〇インボイスの経過措置等の解説や、プラットフォーム課税、国外事業者の納税義務の厳格化などの令和6年度税制改正の内容も織り込んでいます。
〇税理士、海外取引を行う企業の経理担当者におススメの一冊です。
第1章 海外取引の消費税は国内取引の例外
1 国内の取引だけに課税する税金と海外取引
2 主要4 制度の概観
3 国境で税を調整する理由
第2章 海外取引消費税の税法規定
1 内外判定
2 輸入消費税
3 輸出免税
4 電気通信利用役務の提供
第3章 テーマ別論点整理
1 インボイス制度と海外取引消費税
2 インボイス制度の経過措置と海外取引
3 非課税・不課税取引と輸出免税
4 船舶等の譲渡・貸付けと国際輸送・通信
5 港の風景と輸出免税
6 インコタームズと消費税
7 郵便で貿易する
8 国外事業者の納税義務の厳格化(令和6 年度税制改正)
9 小規模事業者の海外取引と消費税
10 所得課税と消費課税の国際課税の比較
第4章 事例でもう少し考えてみる
1 内外判定
2 輸入消費税
3 輸出免税
4 電気通信利用役務の提供
5 海外子会社と消費税
6 小規模事業者の海外取引
女子高生の高橋あさみが「消費税」について学びながら、政治家、官僚、財界の大物、マスコミ、経済学者など、ひと癖もふた癖もあるキャラクターと対峙する。彼女はどう立ち向かうのか?ソクラテス的対話により不思議な世界が展開する。
本書は、プロの疑問に応えるために、判例・裁決例をはじめ、著者が実際に対応した事例や他の税理士から受けた相談など、実務で役立つ事例を選抜したものです。
消費税の課否判定の判断基準を明らかにすべく、課税庁の見解・取扱いと判断の要点を詳解しています。
『消費税申告書作成事例集』の第5版。インボイス制度に係る判断や処理、免税事業者からの仕入税額80%控除について、4つの章を設けて解説。
事業者が、日々行う様々な取引についての消費税の課税・非課税・免税・不課税の課否判定、標準税率又は軽減税率の判定を正しく行うことは、税額計算等の税務処理に必須であり、重要となります。本書は、日常的に行われる具体的な取引を勘定科目別に区分し、取引項目ごとに課否判定を表形式によって一目で解決。併せて軽減税率制度の対象品目等が瞬時に解決できるよう編集。
職業会計人の方々はもとより法人企業、個人事業者等の消費税実務に携わる方々の実務必携書です。職業会計人の方々はもとより法人企業、個人事業者等の消費税実務に携わる方々、特にインボイス制度の開始により初めて申告が必要となる事業者の実務必携書です。
☆本書は、「第1編 解説」、「第2編 消費税 課否判定早見表」、「第3編 軽減税率判定早見表」、「第4編 参考(消費税法基本通達)」の4部構成
● 第1編は、消費税の基本的な仕組み、消費税の課否判定において重要な消費税の課税の対象、軽減税率制度の概要、適格請求書等保存方式(インボイス制度)の概要について要点をわかりやすく解説
● 第2編は、具体的な取引項目を勘定科目別に区分し、取引項目ごとに課税・非課税・免税・不課税の課否判定と根拠法令通達を明示するとともに、課否判定にあたっての留意事項を“チェックポイント”“アドバイス”“誤りやすい事例”として多数収録した課否判定一覧表
● 第3編は、「軽減税率適用対象取引等判定早見表」及び「食品表示法・食品表示基準の分類からみた判定表」により、軽減税率が適用される対象品目等を瞬時に判断
● 第4編は、消費税課否判定及び軽減税率判定において欠かせない消費税法基本通達を収録
☆巻末に、「索引」を収録し、課否判定・軽減税率判定がすぐできるよう掲載ページを探しやすく編集
<いよいよスタートするインボイス制度の基礎から最新情報まで60分でひとつかみ>
【巻頭】複雑な納税ルールをさくっと読み解くための「インボイス制度早わかりQ&A」「登録判定シート」「4つの改正ポイント」を用意しました。
消費税の仕入税額控除に必要なインボイスの発行と経理処理。サービスの売り手であるフリーランスや個人事業主は、発行事業者にならないと取引先を失うのではないか/税の負担が大きくなってしまう…など、不安を多く抱えています。一方の課税事業者側も、経理処理の対応準備など、情報を求めています。本書はインボイス制度を理解するための消費税のしくみ(軽減税率など)から解説し、発行事業者・課税事業者双方が知っておきたい知識を57節で網羅します。
法人税に関する法令・通達が規定する内容は極めて広範囲に及ぶと同時にきめ細かく定められているため非常にボリュームがあり、かつ難解であるといわれています。本書は、そのような法人税に関する基本的事項を図表やフローチャートを多用して体系的に解説しています。
今回の改訂に当たっては、賃上げ促進税制、交際費等の損金不算入制度及び中小企業事業再編投資損失準備金制度等の見直し並びに特許権等の譲渡による所得の課税の特例(イノベーションボックス税制)や戦略分野国内生産促進税制の創設等といった令和6年度税制改正を織り込み更に内容を充実。
消費税法令規通達、地方税法令規ほか消費税関係法規通達を収録。今版では、国外事業者に係る課税の適正化、インボイス制度、外国人旅行者向け免税店制度の見直し等をフォロー。
税理士試験消費税法の基本構造を体系的に説明した、理論問題対策用の書籍です。
本試験の出題傾向に対応し、暗記しやすいように構成を工夫しています。
条文を基礎に、合格答案の作成に必要不可欠な内容をテーマ別に収録しています。
また、重要語句等を赤文字とした2色刷で、赤シートに対応していますので、キーワードなどの暗記に最適です。
【改訂内容】
*2024年7月現在で、2025年試験に関する税制改正に対応
*試験傾向等に合わせた内容(解説等)の一部見直し
税理士、会計士、事業者、税務職員の必備書として6年振りの改訂版。令和6年6月28日発遣までの通達改正を織り込み、基本通達のすべての条項を詳細に解説した最新版となっています。インボイス通達、軽減通達、総額表示通達が基本通達に統合されたことから、税務調査対応・顧問先指導・税理士試験にも不可欠の一冊。巻末には様式通達、経理通達、税率引上げに伴う経過措置通達などを収録。
*Web版サービス付き
消費税に関する最新の関係法令や通達等を体系的に編集し、設例による申告書の記載例と各種届出書等の記載要領を収録した実務手引書。
本書は、消費税法を税区分コードから見た一風変わった内容ですが、インボイスだけではなく消費税全体をざっくり見渡せる内容になっています。令和5年10月から始まるインボイス制度を理解するためのベースとなる消費税法の知識を身につけることができ、さらにインボイス制度についてもざっくりわかります。
改訂版では、令和4 年11 月に国税庁から公表された「インボイス制度に関するQ&A」の改訂内容、令和5 年度税制改正の改正内容を加筆しています。
こちらの本を読み終えたら、姉妹書の「インボイスの気になる点がサクッとわかる本」も続けて読んでみてください。
ぜひ、この本で消費税法とインボイス制度を理解し、日々の業務に役立てていただきたいと思います。
目次
第1章 外注先が免税事業者なんです
1 消費税の考え方
2 納税事業者の取るべき道
3 インボイスっておいしいの?
4 インボイス発行事業者になるには
第2章 こちら側が免税事業者なんです
1 インボイス発行事業者になるといくら負担が増えるのか
2 免税事業者が取るべき道
3 登録申請をするにあたっての注意点
第3章 インボイス制度導入にあたって知っておきたい基礎知識
1 消費税の基本のキ
2 インボイス制度の請求書と帳簿
3 インボイス制度で電子化が進む?
第4章 売上げの税区分コードと海外絡みをマスターする!
1 売上げの税区分コード
2 課税・非課税・不課税。どうやって分けるの?
3 輸出は免税。輸入は?
4 海外絡みのいろいろ
第5章 仕入れの税区分コードをマスターする!
1 消費税の仕組み
2 税区分コードを選ぶ
第6章 簡易課税をマスターする!
1 簡易課税の適用要件
2 簡易課税の計算の仕方
3 ひとつの商売がひとつの業種とは限らない
4 簡易課税は「課税事業者となった場合の棚卸資産
に係る消費税額の調整」はダメ
5 簡易課税を選択中に大きな課税仕入れがある場合
6 原則3年縛り
7 簡易課税制度選択届出書を書いてみる
第7章 改正は続くよ、どこまでも
インボイス発行事業者になった消費税に不慣れなあなたの本!消費税はどんな取引にかかる?日頃の経理処理での注意点は?税額計算の基本はどうなっている?本則課税、簡易課税、2割特例の特徴は?素朴な疑問を解消しながら、経理処理や納税のポイントが理解できます。
●本書は、消費税の基本的な仕組みを中心に、会計処理の方法や、申告手続き等について、初めて学ぶ方にもわかりやすいよう、やさしく解説した入門書です。
●令和5年10月から、仕入税額控除の方式として、いわゆるインボイス制度(正式には「適格請求書等保存方式」と言います。)がスタートしました。本版はこれらに対応し、さらにインボイス制度に伴う新たな取り扱いを追加した、最新の内容です。
●巻末には参考資料として届出書の記載例も収録しています。
第1章 消費税の仕組み
第2章 消費税の課税対象取引
第3章 非課税取引・輸出免税取引
第4章 消費税の納税義務者
第5章 消費税の課税時期
第6章 課税標準額と課税標準額に対する消費税額
第7章 返品、値引きや貸倒れの処理
第8章 仕入税額控除とは
第9章 課税仕入とは
第10章 簡易課税制度とは
第11章 消費税を計算する期間は
第12章 申告と納付はどこにするのか