ちゃんみながAERAの表紙に登場「自信は憎しみを愛に変える」
AERA3月10日号の表紙には、時代の代弁者であり、ガールズグループオーディション「No No Girls」のプロデューサーとして社会現象を巻き起こした、ちゃんみなさんが登場します。人生哲学がたっぷり詰まったロングインタビュー、必見です。3月8日の国際女性デーにちなみ、巻頭特集は「変わる。女性も男性も」。女性をとりまく課題や働く女性たちの本音、そして社会がどう変わってきたのか、幅広いテーマの記事で迫ります。非常に悲しい現実ですが、子どもの自殺が増えています。特に女子の増加が顕著です。背景になにがあるのか考えます。俳優でありBE:FIRSTのメンバーとしても活躍する三山凌輝さんの短期集中連載「Keep it real」は最終回。未来をテーマに語っています。大好評連載「百田夏菜子 この道をゆけば」は、新たなゲストに元卓球日本代表の石川佳純さんを迎えます。同世代対談は会話がはずみまくり。他にも様々な企画が詰まった、盛りだくさんの一冊です。
●表紙+インタビュー:ちゃんみな
プロデューサーを務めたガールズオーディション「No No Girls」は大反響を呼び、そのなかでちゃんみなさんが発した熱く温かい言葉に、多くの人が心を奪われました。今回のAERAのインタビューの中にも「自信は憎しみを愛に変える」「自分も含めて頑張っている人は報われるべき」「生きていたら当たり前に突き刺さってくるNOに打ち勝つ力を自分で身につけなければ」など、心に深く刻まれる言葉がたくさんあります。表紙とグラビアの撮影はもちろん、蜷川実花。迫力と美しさが両立した、メッセージ性の強いビジュアルは、二人の思いが融合して生まれました。ちゃんみなさんの唯一無二のその存在を、写真と言葉で体感してください。
●巻頭特集:変わる。女性も男性も
働く女性が出産後もキャリアを重ねられるよう、職場の両立支援施策などが拡充され、管理職につく女性も増えてきました。ただ、それでもキャリアを諦めざるを得ない女性はいます。その原因は、家庭内にあります。「夫」格差が、女性のキャリアの差につながっているーー。巻頭企画では、そんな“家庭内ダイバーシティー”について考えます。特集では、様々な切り口で女性をめぐる課題を掘り下げます。選択的夫婦別姓は、いま4度目の大きな「波」のなかにあり、今度こそ実現するか政治の動きに注目が集まります。出産をめぐる生殖医療の進展は歓迎の声がある一方、「産むかどうか葛藤を長引かせる」という面もあります。これらを巡る女性たちの複雑な思いにも迫りました。ほかにも、AERA Womanスペシャルサポーターの座談会、AERAの記事でふり返る「女性」の変化など、多角的に取り上げます。
●子どもの自殺が増加 特に顕著な女子
小中高生の昨年の自殺者数が過去最多になりました。1日に1.5人の子どもが死を選んでいることになります。昨年の自殺者全体は過去2番目の少なさだったのに、子どもは過去最高。その背景にはどんな問題があるのでしょうか。さらに顕著なのが、女子が増え続けていることです。今回の調査ではじめて男子を上回りました。親子関係、いじめ、受験競争の激化など、何が影響しているのか、専門家などと考えます。
●三山凌輝「未来」を語る
俳優としてもアーティストとしても世界を目指し活躍する三山凌輝さんの短期集中連載「Keep it real」は最終回となりました。今回のテーマは「未来」。未来に向けどんな思いがあるのか、三山さんの思いが語られます。蜷川実花が撮り下ろした写真とともに届けるエクスクルーシブな内容を、最後までお楽しみください。
●百田夏菜子×石川佳純
ももクロのリーダー・百田夏菜子さんがゲストとトークを繰り広げる対談連載「この道をゆけば」は、日本の卓球界を牽引してきた石川佳純さんを新たなゲストに迎えます。2023年5月に現役を引退するまで長きにわたり、日本のエースとして活躍してきた石川さん。その生活はどんなものだったのでしょうか。同世代の二人が意気投合しながら送る対談です。ステキな撮り下ろし写真と一緒にご覧ください。
ほかにも、
・9割高 強まる米騒動 背景に農水省の失策
・本屋が導く出版構造改革 今村翔吾×紀伊國屋書店会長・高井昌史
・【新NISA】金ファンド人気 2.7倍売れた
・「謎マナー」なぜできる?
・相葉雅紀×浅利陽介 幸せを嚙みしめて
・向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・2050年のメディア 下山 進 “メディアの守護神”かく語りき
・現代の肖像 SHUN SUDO・アーティスト
などの記事を掲載しています。
IMP.がAERAの表紙とインタビューに初登場
「7人で乗り越えられない壁はないと思っています」
AERA12月16日増大号は、IMP.の7人が本誌表紙に初登場します。「挑戦の年だった」という2024年を振り返りながら、7人の絆とこれからへの思いを語るインタビューは必見です。
表紙に登場するIMP.は、今年デビュー2年目に突入しました。ただ、10年程度の下積み時代を含めると、メンバー7人は長い時間と分厚い経験を共にしています。インタビューでは「7人で乗り越えられない壁はないと思っています」「全員の根幹に『7人なら大丈夫』という気持ちがあると思います」などと、深い絆を語っています。「僕たちはアイドルでもありアーティスト」と言うように、幅広い個性を武器にIMP.にしか出せないカラーを表現していく意気込みが伝わるインタビューです。表紙とグラビアの撮影はもちろん、本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花。グループカラーであるピンクを背景に、7人それぞれの魅力が伝わる迫力の写真です。ぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集:拡大するVTuber市場
巻頭特集は注目のVTuber市場を深掘りしました。いまや日本国内で800億円という市場規模に成長。キズナアイ、星街すいせい、七海うららなどの人気VTuberが次々誕生し、内閣府やロサンゼルス・ドジャースも注目する存在となっています。グローバルでも市場は拡大中で、2030年までに市場規模は7548億円に達するという予測もあります。そんななか、“K-POP×バーチャル”で注目を集めるのが韓国の新星「PLAVE」。HYBE JAPANと提携し近く、日本本格進出の予定です。そのPLAVEの5人にも取材しました。さらに、本誌40代男性記者がなんとVTuberデビュー。体当たり体験ルポもありますので、ぜひご覧ください。
●兵庫県知事選の問題の本質
11月にあった兵庫県知事選。県議会の全会一致の不信任を受けて失職した斎藤元彦氏が、出直し選挙で再選を果たしました。その後、PR会社社長のネット投稿をきっかけに公職選挙法違反疑いの指摘が相次いでいます。PR会社社長への批判も高まっていますが、この問題を告発した弁護士、大学教授は、斎藤氏の責任追及が本質だと語ります。この問題について様々な証言をもとに考えます。
●手取りはなぜ増えない
「昇進しても手取りが増えない」「インフレになっても手取りが増えない」などという悲鳴が聞こえます。先の衆院選では「手取りを増やす」と訴えた国民民主党が躍進しました。いま注目される「手取り」はなぜ増えないのでしょうか。その推移を独自試算で“見える化”しました。その結果わかったのは、増えるどころか大幅に減っているということ。何が問題なのか、対策はないのか、考えます。
●松下洸平×北村一輝
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、前号からスタートした俳優・北村一輝さんゲストのシリーズ2回目です。朝ドラ「スカーレット」で、松下さん演じる八郎の義父を演じた北村さん。二人で撮影当時の話で盛り上がりました。ある時、怖い“お父ちゃん”からセットの裏に呼び出されて、言葉をかけられたそうです。貴重なエピソードをぜひ誌面でご覧ください。二人の様々な表情を捉えた撮り下ろし写真もお楽しみに。
ほかにも、
・日本で広がる「静かな退職」 「一生懸命はばかばかしい」若者たち
・ノーベル平和賞 核廃絶の思い強く
・インデックスに勝つ投信あるのか
・【女性×働く】共働き親も、だから小学校受験
・土井半助先生(忍たま乱太郎)に惹かれるワケ 沁みる優しさ、初恋ふたたび
・堂本光一 終わりなき「SHOCK」
・EXILE TAKAHIRO 正解はなくとも噓のない歌を
・ミイナ・オカベ 世界を魅せ、日本へ
・百田夏菜子 この道をゆけば ゲスト・森尾由美
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・2050年のメディア 下山 進 離職した看護師がnoteに小説
・現代の肖像 澤田智洋・世界ゆるスポーツ協会代表理事
などの記事を掲載しています。
「すべての精神現象を刺激ー反応の枠組みでとる」行動療法の大家・山上敏子が、下山晴彦研究室を領域に、行動療法の基礎から応用までを「臨床の楽しさ」とともに語った東大講義の記録。
整形医学に長年かかわる著者が、歳をとっても自立した生活を送るための方法や、スポーツの効果とケガのリスクをわかりやすく伝える。長寿者の人口増加がもたらす食糧・水不足問題、社会保障問題などへの影響にも触れ、広い見地から「不老長寿」にまつわる想いを語る。
最新科学「エピジェネティクス」のすべてを、全世界注目の「遺伝学者×医師」が解き明かす!食事、仕事、人間関係、環境…何気ない日常が、遺伝子を変える!?世界18か国で大絶賛!
ジェンダー/セクシュアリティ/階級/文化を規定する〈自然〉概念を内破させるために
霊長類学、免疫学、生態学など、生物科学が情報科学と接合されるーー。高度資本主義と先端的科学知が構築しつづける〈無垢なる自然〉を解読=解体し、フェミニズムの囲い込みを突破する闘争マニフェスト。
生命科学で今何が起きているか?寿命がわかる?体型は遺伝子で決まっている?個人情報は大丈夫?遺伝子操作につながるの?もう、そんなの知らないでは済まされない!
ジェンダーの視点から,自分たちの性とそのあり方を問い直していく入門テキストの第3版。恋愛,労働,育児など,さまざまな生活の場面に焦点を当てた本文と,マンガ,特別講義,コラムやエクササイズなど,工夫をこらした構成で日本の現状に鋭く迫る最新版。
第1章 女であることの損・得,男であることの損・得
第2章 作られる〈男らしさ〉〈女らしさ〉
特講1 女性学って何?
マンガ1 あなたとわたし
第3章 ジェンダーに敏感な教育のために
第4章 恋愛の女性学・男性学
特講2 男性学って何?
第5章 ジェンダーと労働
マンガ2 花子さんの見た未来?
第6章 多様な家族に向かって
第7章 育児はだれのもの
マンガ3 今日の一日の幸
第8章 国際化のなかの女性問題・男性問題
特講3 平和の思想と〈男らしさ〉
第9章 ジェンダー・フリー社会の見取り図
日本における移民の社会的統合状況につき階層論をベースに検証。移民受け入れをめぐる観念的議論を超え、具体的な課題を展望する。
国勢調査個票データを用い、日本における移民の社会経済的状況を定量的に分析、その傾向と特徴をナショナルレベルで明らかにする。文化的共生に重点が置かれてきた日本における移民研究を階層概念を軸に再構成、欧米の移民研究との理論的接続をはかり、移民の社会的統合を進めるにあたり具体的な議論につなぐ視点を提供する。
はじめに
第I部 問題の所在,及びその背景
第1章 現代日本における移民受け入れと社会学的課題
1 現代日本における移民受け入れとそれをめぐる政策論争
2 移民受け入れをめぐる社会学的課題
3 本研究の目的,及び構成
第2章 近代以降の日本における移民受け入れの歴史ーー国際移動転換の観点から
1 現代日本における国際移動転換と移民人口の増加
2 諸外国における国際移動転換
3 日本を取り巻く国際移動の歴史
4 社会変動の主要因としての国際移動転換
第3章 日本の移民研究における方法論的課題ーー移民の階層的地位に注目して
1 移民研究における移民の階層的地位
2 米国を中心とした欧米の移民研究における階層的地位の位置づけ
3 日本の移民研究における理論的枠組み
4 日本の移民研究における社会的統合アプローチの可能性
第II部 移民の階層的地位に関する実証研究
第4章 移民男性の労働市場への統合状況とその要因ーーImmigrant Assimilation Modelに基づく分析
1 日本における外国人人口の増加とその階層的地位
2 先行研究の検討
3 命題,及び探究課題
4 記述統計による分析
5 多変量解析による分析
6 外国人の労働市場への緩やかな統合
第5章 ジェンダーの視点から見た移民女性の階層的地位
1 日本における「移民の女性化」
2 移民研究におけるジェンダー
3 命題,及び探究課題
4 記述統計による分析
5 多変量解析による分析
6 日本における「二重の障害」仮説の妥当性
第6章 移民第二世代の教育達成に見る階層的地位の世代間移動ーー高校在学率に注目した分析
1 移民第二世代の教育達成の重要性
2 先行研究の検討
3 本研究の命題と探究課題
4 記述統計による分析
5 多変量解析による分析
6 移民第二世代の教育達成に見る階層的地位の世代間移動
第III部 展望
第7章 現代日本における移民の社会的統合とその展望
1 本研究で明らかにされたこと
2 現代日本における移民の社会的統合とその展望
あとがき
初出一覧
参考文献
図表一覧
事項索引
人名索引
科学の詩人・佐治博士とその主治医で男性医学の第一人者・堀江教授が、たがいの人生を語りながら、宇宙と人体の響きあいや現代医学の真実から、自信喪失した男性の新しい生き方など、みんなが元気になるヒントを探る。
「男らしさ」という価値観に縛られてきた男性を、芸術や文学はどのように描いてきたのか。欧米や中国の映画、文学、芸術、演劇を男性表象の視点から読み解き、社会のマジョリティーだからこそこれまで語られなかった多様な「男らしさ」を析出する表象分析。
序 文 マスキュリニティ、二十世紀、表象 熊谷謙介
第1章 表現主義のマチズモとアウトサイダー性 西岡あかね
1 「男性の運動」としての表現主義
2 アルフレート・ヴォルフェンシュタインの「男」の詩学
3 女性の表現主義と「男性性の危機」の言説
第2章 新しい男の誕生?--ダダにおける「新しい人間」のマスキュリニティ 小松原由理
1 一九一九年ーー女たちの年、あるいは男たちの危機?
2 「ゴム男になりなさい」--跳ねる男、踊る男、殴る男
3 マッチョな紳士、あるいは男性ダダイストの理想の身体
4 男性性の攪乱?--女装、両性具有、キメラ男
5 ハウスマンのモード論ーー「新しい男」のためのファッション
6 再びの軍服化?--「新しい男」のゆくえ
第3章 洪深のアメリカ留学体験ーー自伝における人種差別・恋愛、そして演じること 中村みどり
1 中国の近代化と留学生たち
2 前半生ーーアメリカ留学と演劇、父の死
3 自伝の記述ーー離婚・人種差別・恋愛
4 中国人留学生のアメリカ体験ーー胡適・聞一多との比較
5 アウトローとしてのアメリカ留学体験と創作
第4章 男らしくない西部劇小説『シェーン』--冷戦期アメリカの核/家族 古屋耕平
1 カウボーイと家庭
2 カウボーイと原子爆弾
第5章 「人間らしさ」への道、「男らしさ」への道ーーラルフ・エリソン『見えない人間』 山口ヨシ子
1 実体がない黒い身体
2 「不定形な黒きもの」としての「僕」と「マン」の仮面をかぶった「もの」たち
3 南部出身の黒人男性としての自己確立と「人間らしさ」への道
4 「男らしさ」への道、そして「見えない」女性たち
第6章 母、マジョリティ、減退する性ーーロマン・ガリと男性性 熊谷謙介
1 母と息子ーー『夜明けの約束』
2 強者の男性性、弱者の男性性ーー『ホワイト・ドッグ』
3 性の減退ーー『ここより先チケットは無効』
第7章 飛ばなかった王子ーーマシュー・ボーン版『白鳥の湖』にみる男性性と現代社会 菅沼勝彦
1 マシュー・ボーン版の登場
2 男性性のあり方を問う時代に
3 男性「白鳥」とは誰か
4 「白鳥」の舞いに魅せられて
5 幻想の裏切り
6 「成長」の失敗と母性
第8章 現代美術にみる狩猟と男性性ーーおとぎ話文化研究の視点から 村井まや子
1 「男らしい」狩猟
2 「赤ずきん」の猟師はどこから来て、どこへ行くのか
3 剥製が語るアメリカの自然史ーーエイミー・スタイン「飼いならされた(Domesticated)」シリーズ
4 オオカミとともにーー鴻池朋子「インタートラベラー」カンザス大学自然史博物館展
日本初の本格的中医学教科書シリーズ、第4弾。
本書は中医外科学 -- 皮膚の炎症・伝染病、乳房・甲状腺疾病、腫瘤・ がん、肛門直腸・男性泌尿器・外周血管などの疾病 -- についてまとめたもの。
中医学の「外科」は、現代医学でいう外科とは大きな隔たりがある。 特に中国・明代以降は、内科に対して、体表に現れる病症は肉眼で確認できることから「外科」と称されるようになり、皮膚の腫瘍・潰瘍、金創、打撲・ねんざ・裂傷、皮膚はもちろん乳房・目・鼻・耳・口腔・咽喉・肛門などの部位にできる病症、やけど・しもやけ・虫獣に咬まれるなどの病症、さらには泌尿器、生殖器の病症、性感染症などもその範疇である。臨床上重要で、難治性の疾病も多く、非常に広範囲に及ぶ学科である。
その基礎から臨床応用(定義、病因病機、弁証論治)までを網羅したのが本書。治療の項目では、日本で認可されている漢方製剤を記載して馴染みやすいものとなっている。

第 1 章 中医外科学総論
範囲/命名の原則/基本用語/致病素因/発病機序/弁証/治法
第 2 章 瘡瘍
癤/疔/癰/丹毒/瘰癧/褥瘡(床ずれ)
第 3 章 乳房疾病
乳癰/乳癖/乳核/乳岩
第 4 章 癭
気癭/肉癭/癭癰/石癭
第 5 章 瘤・岩
血瘤/失栄
第 6 章 皮膚疾病
熱瘡/蛇串瘡(帯状疱疹)/疣/風熱瘡/癬/湿瘡/接触性皮膚炎/
風瘙痒/牛皮癬/粉刺
第 7 章 肛門直腸疾病
肛裂
第 8 章 男性泌尿器疾病
子癰/陰茎痰核/男性不育症/慢性前立腺炎/前立腺増生症
第 9 章 周囲血管疾病
血栓性浅静脈炎/臁瘡/脱疽
第 10 章 その他の外科疾病
焼傷/腸癰
※本教科書に登場する主要生薬一覧表
この本は企業に関するデータを用いて分析を行い、その結果を論文にまとめるために必要なことを説明しています。この本を読むことで、企業にかかわる実証論文を作成する能力を身につけることができます。この本は、いままでのデータ分析の本といくつかの点で明確に異なっています。
◆この本の特徴1--研究プロセス全体を学ぶ
この本の特徴の1つ目は、統計学だけではなく、テーマの決め方や論文の書き方などの研究プロセス全体について説明していることです。商学部やビジネススクールで統計学を勉強する学生の多くが求めているのは、統計学の練習問題を解けることではなく、卒業論文や専門職学位論文を書く能力です。そのことを念頭に、統計学の知識だけではなく研究プロジェクトを実行し、論文を書くための知識を身につけるという観点から執筆しています。
◆この本の特徴2--実証分析の結果を例として用いている
この本のもう1つの特徴は、例として企業データを用いた実証論文を多数紹介していることです。統計学の教科書では、身長と体重の関係や英語の成績と数学の成績の例などを用いて説明することがよくあります。この本では、できるだけ企業に関係する例を用いています。さらにこの本では、それぞれの章で学ぶ手法が実際の学術論文でどのように使用されているかの例が多数しめされています。
◆この本の特徴3--XがYに影響を与えているということをどのように示すのか
企業に関する論文には、さまざまなスタイルがあります。理論的に経営を分析するものもありますし、いくつかの実例(ケース)をもとに概念と概念の関係を抽出するものもあります。この本では企業データを集めて「変数Xが変数Yにどのような影響を与えているか」というテーマに関して統計的な分析を行う論文を書くことを説明しています。このように書くと、せまい分野に関する説明だと思うかもしれません。しかし、勉強を進めると、非常に多くの論文がこのように書かれていることがわかります。
◆この本の特徴4--東洋経済新報社の財務データを用いた実例
企業にかかわる分析において、上場企業の財務データが用いられた論文は無数にあります。このため、企業データを用いたデータ分析を学ぶためには財務データを用いることが望ましいといえます。この本の練習問題には、付属のウエブサイトからダウンロードする東洋経済新報社の財務データを用いる問いがいくつかあります。実際の財務データを用いて分析することができることが、この本のもう1つの特色です。この本では、東洋経済新報社の協力のもと、2000年から2009年の10年分の日本の時価総額上位200社の財務データを利用しています。企業データ分析を学ぶ教材としてはたいへん画期的です。
管理栄養士国家試験のうち30問が応用力試験として出題されている.だが,応用力試験は複数の出題分野から横断的に問われるため,苦手意識がうまれやすく,得点の伸び悩みから対策が後回しになりやすい.本書は,応用力試験への苦手意識を取り除き,より高得点を目指すためのガイドブックである.
序章 応用力試験を解くために
1章 臨床栄養学を中心とした問題
2章 公衆栄養学を中心とした問題
3章 栄養教育論を中心とした問題
4章 給食経営管理論を中心とした問題
恋人がいない、女性から好意を向けられない等の苦悩は、「非モテ」という言葉によって90年代後半からネットを賑わせてきた。
現在も「非モテ」問題は多くの男性の心を捉えて離さない。
しかし、本当に「非モテ」男性はモテないから苦しいのだろうか?
男性性が内包する問題について研究し、当事者の語り合いグループを立ち上げた著者が、男性が「非モテ」という苦悩を抱くまでの過程や内実を掘り下げ、問題の背景や構造を解き明かす。
そして「非モテ」の苦悩から抜け出すための実践まで男性学の視点から提示していく。
「“キモい"“弱い"“ダサい" 暴力的に片づけられがちな問題を豊かな言葉で掘り返す男性研究の書」--桃山商事・清田隆之氏、推薦!
◆目次◆
第1章 「非モテ」とは何か
第2章 「ぼくらの非モテ研究会」
第3章 追い詰められる非モテ・自分を追い詰める非モテ
第4章 女神への執着と非モテ
第5章 非モテから離れる実践
第6章 非モテの苦悩の正体を考える
第7章 つながりだした非モテ
終章 隣り合って「男」を探求するということ
◆著者略歴◆
西井 開(にしい・かい)
1989年大阪府生まれ。神戸大学発達科学部卒業後、会社員、NPO職員、無職期間を経て、立命館大学人間科学研究科博士後期課程。日本学術振興会特別研究員。臨床心理士。公認心理師。専攻は臨床社会学、男性・マジョリティ研究。
モテないことに悩む男性たちの語り合いグループ「ぼくらの非モテ研究会」発起人、男性の語り合う場をつくる任意団体「Re-Design For Men」代表。共著に『モテないけど生きてますー苦悩する男たちの当事者研究』(青弓社)がある。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●新型コロナウイルス感染症への対応が求められる現在、感染予防対策のほかにも、各自が体力や免疫力を維持・増進することは重症化を防ぐ意味では非常に大切な視点である。
●その方法の一つとして最近注目を浴びているのがプロ/プレバイオティクス・バイオジェニックス食品である。
●本特集では、「医療における乳酸菌応用の新展開」と題して、近年急激な進歩が見られるこれらの製品の臨床応用を中心に、最新の知見を交えて紹介する。
【目次】
プロバイオティクス,プレバイオティクス,バイオジェニックス─最近の話題:乳酸菌の免疫応答
医薬品としてのプロバイオティクス・プレバイオティクス
救急の場での乳酸菌の臨床応用
アレルギーと乳酸菌
うつ病と乳酸菌
歯科疾患(う蝕と歯周病)と乳酸菌
●巻頭カラー
簡単な脳のみかた〈後編〉
●スポット
糖尿病スティグマと医療従事者の役割
四肢切断患者の栄養管理
医療行為としての人工的栄養・水分補給の倫理的視点:A.S.P.E.N.ポジション・ペーパーーEthical Aspects of Artificially-Administered Nutrition and Hydration:An ASPEN Position Pape
●栄養指導に役立つ医薬品の知識
15.疾患における薬物治療と栄養(3)慢性腎臓病(CKD)に対する薬物療法・栄養療法
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ
ぶどう
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
龍岡栄養けあぴっと 認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
健康社会の構築に貢献できる食と栄養の高度専門職業人, 研究者を育成 長崎国際大学大学院 健康管理学研究科 健康栄養学専攻
●こんだてじまん
じまんの一品料理 えび天巻き/医療法人松徳会 花の丘病院
●Medical Nutritionist養成講座
45.水分投与量の決定:私の考え方(1)
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
呼吸の総本山(2)-肺炎とCo-infection
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
29.菓子類1
●研究・調査
肥満および隠れ肥満者に対する取り組みやすさを考慮した運動・栄養介入指導の効果についての検討
●日本栄養士会医療職域
2022年度診療報酬改定要望について
自治体病院
飯塚市立病院 栄養部門における地域連携の取り組み
精神科病院
栃木県精神科病院栄養士協議会の活動報告
厚生労働省・消費者庁
9月17日「世界患者安全の日」・他
●おしらせ
神奈川県栄養士会医療事業部会主催 臨床栄養セミナー・他
トランス男性はどこにいるのか。移行後の実生活に根差して「男性」の範疇でトランス男性をとらえ直すとともに、これまでその存在がまったく想定されていない「男性学」に対して、当事者の視点から新たな見方を提起する意欲作。
はじめに
第1章 トランス男性とは
トランス男性とは
トランスジェンダーの用語
トランス男性の人生
トランス男性の治療
トランス男性が社会的に男性化するときのステップ
第2章 既存の男性学と、トランス男性の不在
男性学とは何だったのか
日本の男性運動の歴史
男性学はフェミニズムと手をとるのか
男性同士で同じものへ向かう
男性学においてトランス男性はどこにいる?
男を男たらしめる、覇権的男性性とは
トランス男性が獲得させられる男性特権
メディアにおけるトランス男性の不在
トランス男性の現状から
トランス男性は弱者男性なのか?
弱者男性論の抱える問題
男性差別の実態
ラディカル・マスキュリズムへの警戒
コラム 『幽☆遊☆白書』から読みとるトランス男性の不在
第3章 トランス男性の発掘
男性外部からのアプローチ
男性内部からのアプローチ
新しい視点から
第4章 第一の切り口:フェミニズムに囚われるトランス男性
なぜトランス男性とフェミニズムは親和性を持ちうるのか
「ピンクの赤ん坊」だったトランス男性
ラディカル・フェミニズムへの接近
トランス男性がフェミニズムに関わり続けることの困難さ
だからトランス男性はフェミニズムと別れなければならない
第5章 第二の切り口:トランス男性は男性学に潜在していたのか
トランス男性は主張しない?
少年と成人男性の対比
男性内部の多様性
トランス男性とゲイセックス
男性ホルモンによる性的感覚の変化
トランス男性の孤立した心理
男性同性愛という歴史
トランス男性にとっての同性愛
ゲイの男性性
コラム 『POSE/ポーズ』に見るトランス男性の不在と、夫人の抱える“名前のない問題”
第6章 第三の切り口:トランス男性の男性性を探して
トランス男性の男性性
Self-Organizing Men--トランス男性によるトランス男性のための本
女性コミュニティにいたトランス男性
女性との差異ーートランス男性の「胸」
ペニスのない男性
トランス性を残したいトランス男性について
なぜ手術要件なしで戸籍変更希望のトランス男性がいるのか
トランス男性の孤独と向き合う
おわりに
参考文献
遺伝がもたらす不平等な社会をいかに幸せに生きるか
子どもに親は選べない、どんな環境に生まれるかは運任せ。最近話題になっている「親ガチャ」という言葉があらわすのは、遺伝と環境要因がすべてを決めるので、努力することに意味はないと言った若者の諦念である。
確かに遺伝が、あらゆる要素に影響するのは事実である。しかし、遺伝についての最新の知見は常に更新されている。専門家ではない人間が過去の研究結果を軸に、あたかもそれが唯一の真理のように語るのは非常に危険である。
本書では、行動遺伝学の専門家が、一般読者の遺伝についての素朴な疑問に答えるとともに、遺伝における不平等を前提にしたうえで、「いかに自分らしく生きていくか」、「幸福に生きるのか」。そのための方法を論じていく。