愛と戦慄の満州編、堂々開幕!!
しばらくの間、満州に滞在することになった和臣と麗は、2人でしばしの甘い時間を過ごすことに。 ただ、結婚について和臣に考えがあることを聞かされた麗は、たちまち不安になってしまい・・・!?
一方、満州の関東軍に所属する和臣は、ある人物のもとを訪ねにいく。和臣が断ち切るべきと考えている、九蘭閣下との隠された関係とはーー・・・!?
そして、2人がいよいよ天から授かったものがあきらかに!?
【編集担当からのおすすめ情報】
少年ブラヰドの魅力のうちのひとつが、登場人物達の華麗な衣装です! 大正時代という文化が混ざり合う時代背景の中で、軍服とドレス、和装と洋装、男装と女装などが入り交じった様々な衣装にも注目してみてください!!
「わかりやすい文章で日本の古代史がすんなり入ってくる。なんとなく疑問に思っていたことがすっきりし、一気読みでした」〔読者カードより〕など、好評を得た単行本がついに文庫化! 境内の由緒書きよりもさらに遡った“真の神社の起源”を知りたい。著者は断層、火山、鉱物などに注目。たとえば諏訪大社上社前宮が中央構造線、糸静構造線の交点に位置する事実。聖地誕生の謎は地中にあり! 神話も手掛かりに、真摯な取材と豊かな知見で解き明かした“答え”がこの1冊に。『聖地の条件 神社のはじまりと日本列島10万年史』を改題。
マリアは死にたいと思った。日本に着いたその日から売春を強要されて身も心も引き裂かれんばかりであった。こんなことがいつまで続くのか。もはや覚醒剤を打ち、性の快楽に溺れるしか絶望から逃れる術はないのか?ダンサーを夢みたフィリピーナの苛酷な現実と在日韓国人家族の悲劇。国境を超えた人間存在の闇を問う山本周五郎賞作家の初期傑作。
ここに集められた「愛を知る人」をめぐる断想59篇は、自らもひそやかな愛に生きた社会学者ジンメル(1858-1918)の手になるものである。晩年の厳しく澄んだ思念の結晶である「日々の断想」166篇とともに、ジンメルの思想の特色をなす「試み」「断想」的性格の魅力が十二分に発揮された哲学断想集。
モロッコの古都マラケシュの人々の心に深く旅し、その話し言葉・叫び声・つぶやき・歌などの神話的・呪術的に響きあう聴覚上の世界に、失われた「原初の言葉の顕現」と「人間の魂の始原の郷国」をさぐりだす。異文化にふれあいながら、作家カネッティの「死の意識」の風景のなかに、マラケシュが直面する内的現実を浮き彫りにした感受性あふれる紀行文学的文明論。
フランクフルト学派の名著。亡命先のアメリカで書かれた。西欧文明の根本的自己批判として名高い。“啓蒙”の光と闇を理論的軸にオデュッセイア論・サド論で具体的に神話の寓意や道徳の根拠を検証。米国大衆文化や反ユダヤ主義批判によって近代の傷口を暴き現代の課題を示す。
植民地という原罪、中央の論理で容赦なく切り捨てられる坑夫たち、消費され踏みにじられる女性ー一枚岩とされた戦後日本に走る数々の断層に鋭く注目し、それらを克服しようとしなやかな思索を重ねてきた森崎和江。末端労働者や女性たちの苦脳、谷川雁や埴谷雄高など戦後知識人の素顔を、孫世代の論客が聞き出していく。格差社会の今日、なおも存在する断層に苦しむ人たちに向けた、異色の日本・日本人論。
往年の名曲をスーパープライスで!
いま、ヒップホップの「リアル」とは何か。移民の血を受け継ぐアメリカのラップ、生きるために移民を強いられたアフリカやアジアのラップ、そして非移民者たちのことばである日本のラップ…。国境も経済も軽々と超えて五大陸に伝播し再生産されてきたラップが描く世界の「断層」を熱く追う。
運命を切りひらき、少女は偉大な王となるーー。
現代から約3500年前、古代エジプト。男性が王座につくことが当たり前だった時代に、女ファラオとして国を治めたハトシェプストという人物がいた。“男装の女王”と謳われるほど、強く気高く生きた彼女の激動の生涯、その幕が、いま上がる!
新鋭・犬童千絵が鮮やかに描き出す、古代エジプトの風景とそこに暮らす人々、そして自ら運命を切りひらいたのひとり女性。漫画誌ハルタで連載中のヒストリカル・ロマン、待望の第1巻!
今日を生きる言葉。日ごとに新しく御言葉に出会い、生きるための力を与えられる珠玉の言葉。
活断層は、けっして怖くない!立体地形図で、全国34の活断層を詳しく解説。いま注目を集める天然の段差・活断層を楽しく、科学的に知るための画期的入門書!
熊本、鳥取、福島沖──なぜ、大地震が頻発するのか? 地震の連鎖は「活動期」に入ったからなのか? 日本列島に走る活断層の数はなんと2000以上、次の地震を引き起こす「火種」は今もどこかでくすぶりつづけている──。活断層とは何か? 直下型地震はどうして起きるのか? 今知りたい疑問に答えます。
熊本、鳥取、福島沖──なぜ、大地震が頻発するのか?
活断層の動きが活発化する「地震の活動期」に入ったのか?
日本列島に走る活断層の数は2000以上。
活断層とは何か? 直下型地震はどうして起きるのか?
今知りたい疑問に答えます。
地震とは、地殻内にたまった歪みが断層を通じて一瞬のうちに解放される現象です。日本列島には、確認されているだけで2000以上の活断層が存在し、互いに複雑に影響しあっています。ひとたび地震が起きれば、その歪みが別の活断層へと伝播し、新たな地震へと連鎖する構造になっているのです。今もどこかで次の地震を引き起こす「火種」はくすぶりつづけている──これが私たちが住む日本列島なのです。次の地震はいつ、どこで起きるのか? 活断層と直下型地震のメカニズムと最新の研究成果を豊富な図と写真でわかりやすく解説します。
これからも容赦なく大地震は起こり続けます。建物は強くできても、地震を制御できるわけではありません。過密化した都市直下での内陸地震は、まだ阪神・淡路大震災以降経験していません。今後想定もしていない被害がもたらされる可能性があります。私の行ってきた活断層研究が地震の予測や防災・減災にすぐに役立つとは考えていませんが、地学現象のひとつとしての活断層を理解していただくことが、防災・減災にも遠回しに繋がるのではないかと考えています。(あとがきより)
プロローグ 熊本地震
第1章 日本を襲う2種類の地震
第2章 地震と断層
第3章 活断層はどこまで解明されたか
第4章 内陸地震を予測する
第5章 内陸地震のハザード評価
第6章 平成28年熊本地震はどのような地震だったのか
第7章 地震は連鎖する──活断層地震の「火種」とは
第8章 直下型地震に備える
トトメス2世の暴虐は激しさを増し、シェプストの妹・ネフェルの身にも危険が及ぶ。幼い妹を守ろうとするシェプスト。だがこの企てに手を貸していたのは、シェプストが最も信頼していた人物だった……! 敵は味方になり、味方が敵になる。一瞬の油断も許されないエジプト宮廷劇、待望の第3巻。
第1回(1969年)日本芸術大賞を受賞した、香月泰男の不朽の名作「シベリア・シリーズ」。戦後美術史の記念碑的連作が新たな視点でよみがえる!時系列でたどる追体験型画集!
大人気シリーズKZの深層をえぐる、ディープなKZ'D『KZ' Deep File』。南アルプス、美しい断層の村で突如として起こった連続事件!ヘリコプターの墜落、白骨の出現、インターチェンジに消えた数学の天才は何を見たのか!?迫る集中豪雨の中、少年たちの奔走が始まる!謎と友情の書き下ろし長編。
南アルプス、美しい断層の村で突如として起こった連続事件!
ヘリコプターの墜落、白骨の出現、インターチェンジに消えた数学の天才は何を見たのか!?
迫る集中豪雨の中、少年たちの奔走が始まる!
謎と友情の書き下ろし長編。
序 章
第1章 星々の村
第2章 奇妙な種子
第3章 生還できるか
第4章 マジック
第5章 時限爆弾
終 章