心に消えない虹を描いて、大人になっていく両親からの過度な期待、離婚、コンプレックス、それぞれどんな悩みを抱いているかは、クラスメイトであっても知ることはない。五年二組という社会で生きる子どもたちの心の成長と、絆を描いた物語。
大宮エリー、書き下ろしの詩と絵で綴られる大人のための絵本。
[商品について]
ー言葉ではなく、心で語り合う日々-
手の平に乗るほど小さかった子猫の「ネコさん」は、1歳のときに事故で背骨と後ろ足を骨折し、後ろ足の自由を奪われた。何度かの手術を経て、前足の力だけで何とか歩けるようになったものの、自力での排泄はできない「ネコさん」。1日に何度も強制的に排泄を促し、オムツを交換する日々は、単純な作業であっても決して楽な作業ではなかった。仕事の疲労、世話疲れからふと漏らしてしまった、言ってはいけない「一言」に、「ネコさん」はすぐさま反応するーー。
オムツを履きながら精いっぱい生き抜いたネコと家族の、16年間の命の絆の物語。
「目次]
プロローグ
一 新しい家族
二 事故?
三 オムツをはいたネコ
四 後ろ足が!
五 ネコさん階段を登る
六 安楽死?
七 オムツさえ替えれば
八 尋ねネコ
九 ネコの涙
十 ペットと子供
十一 ネコからのメッセージ
十二 拾い猫クーチャンの物語
十三 オムツがいらなくなった日
十四 子供たちへ
あとがき
著者略歴
[出版社からのコメント]
犬や猫を飼ったことのある方であれば、彼らが想像以上に人の心を理解する生きものであると実感されたこともあるでしょう。それは飼い主の「思い込み」ではなく、生き物同士が共に暮らすことで生まれる共感に近い感覚である様に思います。「ネコさん」と飼い主の間にどの様な「共感」が生まれたのか、ぜひ本書をご覧になって確かめていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
佐久間 良一(さくま・りょういち)
福島県生まれ。
その後、14歳まで東京都、神奈川県で過ごす。
北海道工業大学卒業後、建築設備の会社を経て、現在、(有)アクアサービス代表。
趣味は、落語鑑賞、音楽鑑賞、バイクツーリング(主宰する「なかよしライダーズ」の名誉顧問は柳家小三治師匠)。
まるで宇宙船のようにも見える、不思議な形をした星の投影機。44年間の使命を終え閉館した東京・渋谷の五島プラネタリウムに、不思議な少年がやって来た。「おじさん、プラネタリウムはどんな時代の星でもつくれるんでしょう?昔に吸い込まれそうになったことはない?」-一つの思いが心に刻まれ、昭和20年前後の時代にタイムスリップする感動の物語。
世界38の国と地域から参加した全119組のアーティスト情報を網羅。「現代美術」「映像プログラム」「パフォーミングアーツ」「プロデュースオペラ」…。各テーマに応じたキュレーターのテキストも多数収録。国内最大級の国際芸術祭・あいちトリエンナーレ2016公式カタログ。
1976年放送のNHK大河ドラマ「風と雲と虹と」テーマ曲。当時は目新しかった和楽器とオーケストラを組み合わせた響きと、斉唱で歌い上げられる旋律は、聴き手を平安中期へと誘う魅力を放っています。
パート譜はレンタル扱い。
NHK大河ドラマ 第14回「風と雲と虹と」(1976年放送)
演奏:NHK交響楽団、山本直純(指揮)、東京混声合唱団
演奏所要時間:約2分20秒
容疑者、全員名探偵!?
ようこそ、絶海の孤島にて過ごす二泊三日の常軌を逸した休暇へ
現代本格の雄、文月優臣のデビュー三十周年記念パーティーに愛読者(ファン)代表として招待された「僕」こと“中村あき”と、元探偵でクラスメイトの鋸りりこ。絶海の孤島に集められた気鋭のミステリ作家と僕たちは、前代未聞の密室殺人に挑戦することになってーー!?
星海社FICTIONS新人賞から飛び出した、文句なしの本格ミステリここにあり!
オリジナルの新作を中学生に贈るクラス合唱曲集。一昨年度の『千年樹の夢』に次ぐシリーズ第37集となる。音楽の授業の副教材、また校内合唱コンクール(合唱祭)など行事の選曲に最適。ミマス、栂野知子、松井孝夫、大藤 史、弓削田健介、田附奏、筒井雅子、清水宏美の新作合唱曲全10曲を収録。全曲収録の範唱CD付き。
[曲目]
1はじまりの予感(混声三部)
2空の美術館(混声三部)
3虹が生まれる(混声三部)
4言葉さがして(混声三部)
5星のように(混声三部)
6光よ 満ちて(混声三部)
7Steamship〜夢の蒸気船〜(混声三部)
8ひとつしかない輝き(混声三部)
9ここからはじまる(混声三部)
10郷愁歌(混声四部)
日露戦争がはじまった明治37年の秋は、稲づくりもうまくいき、一家の生活は、ようやく安定するかにみえた。だが、ある晩豊太郎に召集令状が届く。北海道開拓のルーツを探る大河小説、第3巻。産経児童出版文化賞大賞、日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞受賞。中学以上向。
A6サイズ、1日1ページのほぼ日手帳。軽くしなるハードカバータイプで、下敷きがついています。あざやかなストライプが目に飛び込んでくる、インパクトあるデザイン。不規則な幅や境界線のゆらぎからあたたかみを感じられます。「2025」の数字は落ち着きのある金の箔押し。
ある朝、母の夢にあらわれた、しぶくように美しい虹の色。あれはいったい何を告げていたのか。
12年前の2012年、笹子トンネル事故で他界した息子が、生前に撮影したネパール・モロッコ・カンボジア・チベットの写真の数々に、母の添えた〈いのちの詩と物語〉が響き合う。共著による写真詩集。
2019年、共同通信社ビルのギャラリーでひと月にわたって開催された写真展には、さまざまな人々が訪れた。その記録をつづったエッセイも、あわせて収録。
画家・葉祥明氏推薦。