あの夏を一生忘れない。兵庫県立こどもの館に集まった23人の中学生たちは初めての野外移動劇づくりに燃えた。ひと夏の熱いドキュメント。
人間は、存外簡単に死ぬものですー。「あなたに10億円さしあげます」課せられた条件はただひとつー1ヵ月間生存すること。そして、三人の熱い夏(サバイバルゲーム)は始まった。満票を獲得したデビュー作登場。第13回サントリーミステリー大賞受賞作。
庭造りの愉しみは、花を育てることだけではない。季節を知り、人生を識ることである。花開き新入学生で賑わう春、花も学生も暑さに萎える夏、果実も人生も実りを感じる秋、そして新しい出発を待つ冬…。イギリス文学者が体験する生命の不思議、庭との絆、失敗…庭仕事のすべてを、大学の四季とともに語る園芸エッセイ。
「ゆらぎ」とは、時間や空間がかわっていくにつれ、物理的な性質や状態が変化していく様子である。何もない「無」の世界から誕生した宇宙は、実はこの現象から始まった…。本書は、無とは何か、そして「1/fゆらぎ」の理論から宇宙と人類生成の謎を探るほか、音楽と心の関係などを1年間の講義スタイルでやさしく説き明かす。ロマンあふれるサイエンス・エッセイ。
東西の古い文献には日食・星食・流星・彗星などの数多くの天文記録が載せられているが、複雑な天文学的計算によって当時の状況を再現してみると、それが正確であるかどうかがわかる。著者は数々の記録の一つ一つを計算で確かめ、そのなかから興味深い話題を選びだし、昔の人たちが見た星空の世界へ読者を誘う。
本書は、著者が大学で行なってきた宇宙科学や数学の講義の合間に、思いつくままに語ってきた話題から12編を選び、1月から12月までの季節にのせてまとめてみたものです。
陽光きらめくぶどう畑、個性を競うワイナリー。銘醸、逸品の最前線をとことん歩いた「超」ワイン入門。
人が生まれた日を象徴する366の誕生花、そしてそれぞれの花言葉をみずみずしい写真と共に一冊の本にまとめました。こころに触れる贈り方のアイデアや、リボンや水引きの結び方。こうした実用知識もきちんとフォロー。
四季折々の夜空に輝く星々と無数の銀河。壮大な宇宙紀行にあなたをいざなう。
いきなり白い光が、ぴかあっと光りわたりました。とっさに、にんぎょうをつかんでうつぶせたきぬえに、ものすごいバク風がおそいかかりました。1945年8月9日、長崎に原子バクダンがおとされたのです。そのとき、きぬえは5つでした。第20回小学館児童出版文化賞。第18回産経児童出版文化賞推薦。
八月、雨のシアトル。大学から、家族から、すべてから逃げ出して、五月はこの街に降り立った。孤独と不安におびえる彼の前に、突然現れた謎の老人…。五月と慈吾朗の運命的な出会いを描いた表題作をはじめ、ドタバタの年越し、バレンタインの悲劇、ニセモノ慈吾朗事件、行衡の放火魔疑惑(!?)など、マル秘エピソード大サービス。感動あり笑いあり衝撃ありのS黄尾特製短編集、一丁あがり。
古今東西のおもしろ文化、知って驚きの地理や歴史など、思わず話したくなる多彩なミニうんちくが、世界各地から大集合。一日一話で楽しむ、「話材のカレンダー」です。
出品するだけで売れたヤフオクバブルは、すでに終わった。しかしその一方、いまだに一千万単位で荒稼ぎしている者がいる。この差はどこからくるのか!?その秘密が、この一冊の中にギッシリ詰まっている。ヤフオクでガッポリ儲けているアブナイ奴らの、かなりヤバイ反則ビジネス手法を一挙公開。