日本を代表する写真家 130人が見た「昭和最後の日」写真集。北海道から沖縄まで、「その日」の日本列島をリアルタイムで捉えたフォト・ドキュメント。
世界の天才たちが「アインシュタインの理論」に挑戦した。これはその感動の物語である。
青い流れのその向こう、記憶は時間の非情な流れに洗われて…内なる祖国を見すえ「在日」を生きる青春を優しく描く珠玉の短篇小説集。
’86年のチェルノブイリ原発事故以降、燎原の火のように広がっている反原発運動。本書は、「草の根」でたたかっている女たち12人の報告・トーク・講演録を満載したものである。
古代の星をたしかめる!旧約聖書に残る日食記録のくわしい年月日?秦の始皇帝の見た星は本当にハレー彗星なのか?天の岩戸伝説は耶馬台国におこった皆既日食か?等々、東西の天文記録を手当たり次第に検証する。
縁に包まれたウラヤマに、ひっそりと息づく草や樹々、鳥や小さな虫たち-。相模湖をめぐる風光を舞台に、身近にありながら気を止めることも少ない生き物たちのユニークな生態や四季の移ろいを、鋭い観察眼と繊細な感性で綴った文学の香り高い自然観察エッセイ。
本書は、技術的な側面の強い減価償却の専門書として活用していただくため、省令の各別表をはじめ減価償却に関する規定をすべて網羅するほか、本年3月に行われた減価償却関係の改正の内容も紹介しております。
朔太郎32歳の処女詩集。発表当時、最もすぐれた日本近代象徴詩として、その詩的表現の新らしさ、音楽的旋律が全詩壇に強い刺激を与えた。白秋、犀星らの寄せた文、著者自身による編集、出版をめぐる回想を収録。
昭和20年4月、広島の女学校に大ぜいの少女たちが入学した。第二次世界大戦は終わりをつげようとしていた。少女たちの日常生活にも、戦争は、その影を確実におとしていた。6月、少女たちは、母親などの着物をほどいた布で、自分たちの夏の制服をぬいあげた。色もがらもふぞろいな夏服だったが、その夏服には少女たちの夢と希望がぬいこまれていた。8月6日、少女たちはその夏服を着て、作業にでかけていく…。少女たちの上級生だった著者が、少女たちの日記をもとにしてえがいた、広島の小さな記録。あなたへの重たい手紙-。