アナ-主人のために仕えることが生きがいの昔気質の奉公人。憧れのレーントマン夫人にも一生懸命尽くすのだが…。メランクサ-上品で美人の混血の黒人娘。青年医師ジェフとの恋に、ひたむきに向かっていくメランクサだったが…。レーナ-おとなしくてなにもかもまわりの言いなりになるドイツ娘。感情もなく、結婚して子供を生んで、それから…。20世紀の巨匠ガートルード・スタイン、感動の処女作!超独特な文体、微妙な心理描写-読むほどに目と耳と、そして心が吸いこまれていくスタインの世界。時代を超えて今、すべての女性たちに贈ります。
選挙区毎の地区割・全候補者の得票数・得票率掲載。議員会館の議員事務所・所属党・派と直通電話。議員名・党派・選挙区と第1・2秘書、および直通電話。各省庁の局長以上の住所と電話番号。主要省庁、部、課の夜間ダイヤル掲載。
科学の進歩は、私たちの生活、文化、歴史に多大の影響を及ぼし、ますます高度に発展を続けている。では、あくなき人類の真理への欲求が生んだ近代科学とは一体何なのだろうか?本書は、近代科学の歴史を縦糸に、又その時代時代の思想、文化、社会など様々な学問や価値体系、すなわち学際的観点を横糸にして「近代科学」を浮彫りにするとともに、近代西洋科学と日本文化との出会いと受容を論じた画期的なものである。
1960年代のアポロ月探査に始まる海王星までの太陽系惑星の探査、毎年南極から持ち帰られる特異な隕石等等によって、太陽系形成期の情報量は厖大なものとなった。本書は、とくに惑星が生まれた四十数億年前の出来事をひも解く鍵を与える。「創成期の石」を探し求めるドラマと、ポスト・アポロに著者らによって展開された、原始惑星の誕生と死という壮大な仮説に至るストーリーを紹介し、太陽系進化論の最先端の息吹きを伝える。
1983年9月、著者のもとに一通の手紙が寄せられた。差出人は“キャシー・デービス”という女性だった。内容は、自宅裏庭で目撃した強烈な光によって起こった異常現象、および自分の姉が体験したUFO目撃事件について-。本書は、この手紙を発端にした、著者の2年半にわたる『UFO誘拐体験』の報告である。耳や鼻腔から脳付近に異物を埋めこまれた女性、異星人との性交を体験した男性、妊娠中に誘拐され胎児を奪われた女性など、「これまでに見たこともない私たちとは違った生物」に拉致され、UFO内部に連れこまれ、生体体験をされた人びとは、何らかの作用によって「ミッシング・タイム」すなわち、その記憶を失ってしまう。著者は、本書の中で、催眠セッションにおける一問一答によって記憶を引き出し、そのなまなましい体験の全貌を我われの前にさらけ出す。
光と翳にふちどられた故郷での少年の日々。戦争の終焉を迎える片田舎の日常の中で、生と死をめぐってひそかに繰り広げられる眩惑的な人間模様。初期短篇四作品を収録。
リビーとセーラの老姉妹は毎年夏になると、メイン州の岬のささやかな別荘で夏を過ごす。二人が少女のころには、岬の尖端に立つと、鯨がやってくるのがよく見えたものだ。目が不自由になってからというもの、姉のリビーは気むずかしく、わがままな性格になってしまった。しかし、妹のセーラは姉をいたわりながら、かいがいしく身の回りの世話をしている…生きていくことの意味を問いかけながら、ハリウッド黄金時代の二大女優の迫真の演技が、静かな感動を呼ぶ名編。
「日本人が英語を話せないのは、英語教師が英語を話せないからだ」。ライシャワーの言葉に触発されて始めた前例のない英語教師研修事業20年の総決算。
天文学史上に名をのこした人びとはもとより、あるいは彼らと対立した人びとの理論をもとりあげ、さらには関連諸科学の貢献をも紹介する。ひとつの理論が生まれ、もてはやされ、否定され、忘れられ、復活し、再度忘れられたりもする過程をユーモアをまじえて描き、科学の発展とはどのようなものかを興味ぶかく語る。
この本は、園芸12か月というような意味あいでの、花のいのちや、植木のみどりのいのちを、いかにして育てるかということについてやさしく紹介してあります。
湾岸戦争への90億ドル支援も過労死も、その発想の根は同じ。自由化の策動は対米従属であり、そこには農業の役割は見えない。農業の復権を求めて闘う農民の立場から、今日の日本政治の流れを鋭く告発する。
数多くの古代韓国語がこうして日本語になった。