公開ネットワークにおける言論の「自由と責任」とは何か?それはマスコミ媒体とどのように異なるのか?それを守るネットワーク運営とはいかなるものか?ニフティ・現代思想フォーラムを舞台に繰り広げられた大論争はついに訴訟に至った。マスコミで話題を呼んだこの係争事件に、東京地裁は1997年、被告とされた書き手・フォーラム運営者そしてニフティ社の主張を一部は認めつつ、三者に「名誉毀損」で損害賠償を命じる判決を下した。本書は、不当な提訴と誤った判決に抗して数年間を闘ってきたフォーラム運営者の主張を肉声で伝える。ネットワーク時代の言論の自由と責任を身をもって問い続けてきた被告と支援者たちの闘いの軌跡が、二審高裁結審を前にここに明らかにされる。国際的にも管理と規制がとりざたされるネットワーク状況のなかで必読の書。
本書は1981年に世に出て以来、版を重ねて、たいへん多くの方々に利用されていた『園芸12か月』を新しくしたものです。身近な植物と育て方について、ごく当たり前ともいえる初歩的なことから、ていねいに紹介しています。さらに現代の暮らしにいっそう役立つように、30年余にわたる著者の植物園での経験を入れて、種類や内容を相当に書き直して、新しいよそおいで再び利用してもらえることになりました。
英文を徹底的に読むことで、精読するとはどういうことかを本書で体験してもらう。エッセイ・新聞記事・論説文・伝記などさまざまなジャンルの英文をとりあげ、英文読解の手続き、頭の中でおこなっている読解作業を具体的に解説。文脈の中で、文の強弱、文の調子、ニュアンスまで読みとる力がつく本。
SFから有人宇宙ステーションまで20世紀最大の人類の夢を追う。
なぜ男と女はこうも違うのか?愛も恋も生物学に還元できる?♂と♀は進化のうえでは敵どうし?など、ここまでわかった男と女の本当の姿。
本書は、日本NPO学会の最初の研究年報であり、1999年3月に慶応義塾大学で行われた第1回年次研究大会の報告論文と、その後公募に応じて投稿された論文の中から、NPOをめぐる諸概念や日本のNPOの現状について平易に解説された論文、日本および海外のNPO研究の動向が広く見渡せるような展望論文、NPOに対する制度や政策について分析した論文などを中心に編集した。さらに、第1回大会のシンポジウムのなかから、企業とNPOの関係を展望したものを収録した。
待望の第8巻は、四季のうつろいと共につむぐ、全4編のオムニバス!太助たちが訪れた温泉地・星屑村で巻き起こる、キリュウ初の恋物語「秋は夕暮れ-恋して万難地天!」。なぜか太助につらくあたる、季節はずれの美人転校生騒動「冬は早朝-わらって万難地天!」ほか、2編を収録。
佐賀県はとりたてて高い山もなく全体になだらかな地形で、したがって農耕地が多く自然林はほとんどない。とはいえ、よくみると地形や環境に応じて多くの植物が生育している。しかし、一方では道路や宅地、工場用地の造成、土石採取や埋め立てなどによる植物の生育場所の減少、あるいは植林や地形改造にともなう環境や気象条件の変化によってそれについていけない植物群の密度の減少や消滅、逆に新しい環境に適応した植物群の勢力拡大、さらには観賞のための人による可憐な、あるいは貴重な種の乱獲など、人の手による植生のかく乱が激しい。本書は、佐賀新聞に「楽しい植物誌」と題し、百回連載した中から七十編を選んだものである。
21世紀版「宇宙の旅」へ、ようこそ。宇宙は人類にとって残された最後のフロンティア。膨大なデジタル情報を駆使しながら、不思議と驚異に満ちた大宇宙の世界へと誘う。
このずかんは、外にもっていけるずかんです。校庭や公園、町、みぢかな野山などに、かんさつに出かけましょう!海でみられるカニやヤドカリ、山地や高原で見かける草花や、カブトムシ、セミなどの昆虫、花壇のヒマワリや、アサガオ、身の回りで見られる動物など。小学校低学年から。
『お話365+1』は、わくわくする世界、子どもたちの心の成長に欠かせない世界を、毎日一つずつ楽しめるように一年分、365話プラス1つ集めた“読み聞かせのためのお話選集”です。一日一話のどれもが、子どもたちの冒険心を、知恵を、優しさを、思いやりを、そして何より幼児期に育んでほしい愛の心を、いつくしみ育てるお話たちです。美しい心と言葉で綴られた詩がたくさん入っているのも、この本の想いです。
沖縄からの訴え。