アマゾンに恋をしてしまった日本人の物語。小学校中学年から。
クストー隊がアマゾンの壮大な熱帯雨林を探検。伝説の川で出会ったピンクイルカとは。
キバのある魚や大ナマズ、ジャガーとの遭遇、そしてヤノマミ族に会いに…。野性の男・柏木重孝が挑む大アマゾン探険と破天荒な釣りの連続。
アマゾンの原野を第二の故郷として釣り歩いた著者が、そのきびしい環境の中から、その素晴らしい自然と、そこに棲む魚たちへの畏敬と愛情を描いた力作である。前著『原生林の猛魚たち』(つり人ノベルズ)につづく自然への憧憬であり、釣りへの飽くなき讃歌の書である。
勇気ある女性が半生をかけて描いた壮大な熱帯雨林の素顔。数多の危機を乗り越えて、32年間15回ものアマゾン探検を敢行したイギリスの女性画家マーガレット・ミー。原住民との友情、探し求めていた花との感動的な出会い、そして大きく変わりゆくアマゾンの真の姿-。欧米で大反響を得た彼女の日記とスケッチブックを日本で初めて公開。
十一年に及ぶアマゾン河探検を通じて膨大な博物標本を科学界にもたらしダーウィン進化論の基礎を築いたヘンリー・ウォーター・ベイツ。滔々と流れる大河の源流を目指し、鬱蒼たる熱帯雨林の中に新奇な動植物を求め、そこにすむ人々の暮らしと風土を詩情豊かに書き記した探検博物学の記念碑的名著。明らかにされるベイツ型擬態発見の経緯。
イギリスでは、ドーバー・ソールに舌鼓を打ちつつ、リーゼント・スタイルとラバー・ソールに思いを馳せ、大河アマゾンの船上では雄大な夕陽に感動しつつ、ワニの炒めものをぱくつく。音楽使節として世界中を駆け回る著者が、訪れた国々で出会った人々との交流、そこで見つけた美味、珍味の土地の味をつづるまんぷくエッセイ。
米国のジャーナリスト、マイク・ティッドウェルがエクアドル南部のアマゾンにおもむき、コファン族と石油資本の闘争、コファンの人々との交流、そして米国人とコファンの間を揺れ動き、ついにはコファンの酋長としての人生を選ぶ米国人、ランディ・ボーマンの人間像を綴ったノンフィクション。
自然淘汰説を主張し、ダーウィンに大きな影響をあたえた博物学者が、進化論検証のためにアマゾンへと旅立つ。珍しい動植物相、先住民の習俗・信仰、はたまた瀑布下りの冒険などを見事な筆致でつづった壮大な記録。
南米アマゾンに移り住む著者が、知られざる謎へ体当り取材した、オモシロ体験記。
昭和9年、16歳のとき国を出て、アマゾン開拓移民として「我、モンテクリスト伯たらん」とブラジルに渡った著者は開拓地のアマゾン河流域の大自然に翻弄され、幾多の苦難を嘗める。耕しても耕してもそれをあざ笑うかのような自然の圧倒的な力にしだいに無力感を覚える。本書はいまや81歳となった老開拓者が河畔の都市ベレンで往時を追想するアマゾン開拓移民私史である。七転び八起きの不屈の人生を痛快に綴った異色の自伝。
ペルーの自然豊かな大地で生まれた、古代アンデスから現代までの芸術作品と、アマゾン先住民の自然との結びつきを中心に、各分野の専門家の分かりやすい解説と多数の図版によってさまざまな角度からペルーを紹介する。