テレビ東京系で放映中の人気アニメのサントラ盤。演奏はワルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラ。大編成のオーケストラが奏でる厚みのある音楽が聴いていてとても心地好い。また、主人公を演じる坂本真綾の歌うヴォーカル曲も初々しい歌声がかわいらしい。
『太陽の勇者ファイバード』から『勇者指令ダグオン』まで、これまでオンエアされた勇者シリーズからのサウンド・セレクション。テーマ曲だけでなく、挿入歌も入った構成だけにメニューには番組タイトルが入った方が親切だったかも!?
作曲家、菅野よう子が、世界中を巡りながら、自分の感性に合う人材を起用し作り上げた、壮大な音絵巻。クラシカルな要素の高い組曲風楽曲から、壮大なハーモニーを活かした歌。壮麗なバラードなど、まるで大作級の映画のサントラ盤を聴いてるかのようだ。★
母なる温かさがどの曲からもじんじん伝わります。優しくて、ほのぼのした彼女の声を聴きながら過ごす午後は、貧しくても幸せ。めちゃめちゃ安らげる珠玉の2枚組。個人的には天才夫桑田氏の手に成る1枚目の(10)が◎。これを聴かずに死ぬのは圧倒的に損だ。
最近はロックへのアプローチを強く前面に出している、人気・実力共にピカ一のフュージョン・ギタリスト、リトナーの「ジェントル・ソウツ」を名乗っていた77年から78年にかけて録音され、しかも当時ダイレクト・カッティングによって発売されたため、オーディオ・マニアにも大好評であった。並行した76cm/secのマスターからCD化されたのがこの3枚である。今や、人気・実力共抜群のミュージシャン達が新鋭だった頃の作品でもあるので、いかにその頃から彼らが秀れていたかが如実になってくる名作・名演集である。
93年10月から98年8月までにリリースされたヴォーカル曲を収録したアルバム。ロングラン・ヒットを記録しているシリーズだけに、バラエティ豊かな曲のオン・パレードで、どこから聴いても楽しめる。特に、出演声優全員で歌っている2枚目の(1)は圧巻である。
沢井忠夫琴アンサンブルにはバッハやヘンデルのバロック作品の録音もあり、そこでも感じたことだが「日本くささ」が非常に少ない。主旋律は都節音階でもハーモニーが洋楽的なので聴きやすさは抜群。これぞ日本のイージー・リスニング!
浅井の詞をUAが歌ったり、UAがコーラスにまわったり……と極めてバラエティに富んだファースト・アルバム。4人が生み出すオーガニック・グルーヴを、全12曲にわたって堪能できる。
KUWATA BAND唯一のライヴ・アルバム(86年発表)。オリジナルに加えて、ボブ・ディラン、ロネッツ、ビートルズのカヴァーも披露した、スペシャル感が漂うライヴ。
フランスのメロディック・パワー・メタル・バンド、ヘブンリーの2ndアルバム。ハロウィンを手がけたプロデューサーにより、ハロウィンばりのメロディ・センス全開となった秀作。
世界各地のメタル界を支える中堅バンドが勢揃い。メロディック、スピード、ジャーマン、そして様式美と、ヘヴィ・メタルのすべてがコレ一枚で聴けてしまう。もちろん収録されているのは各バンドの代表曲ばかりで、ヘヴィ・メタルへの入り口になり得る作品。★
97年にリリースされた通算6作目のアルバム。ライヴでの重要曲「ブラック・ダイアモンド」「フォエヴァー・フリー」などを収録している。「ウィ・ホールド・ザ・キー」のライヴを追加した限定盤。