85年11月7日発売のアルバムを再発。当時の最新コンピュータ・テクノロジーを大胆に採り入れた意欲作で、「あしたバーボンハウスで」「ノスタルジア」「肩に降る雨」ほかを収録。
88年の作品を再発したもの。全曲のアレンジを瀬尾一三が手掛けた、2人のコラボレーション第1作目。以後の90年代のサウンドを決定した作品でもある。
男女二人組ポップ・ユニットの3枚目。ラウンジ、ボサ・ノヴァ、サンバなどをスタイリッシュに取り入れたかわいらしいサウンドに、女性ヴォーカルのキュートな声が弾け、ドリーミーなおもちゃ箱的ポップ・ワールドを形成。ピチカート・ファイヴの正統な後継者。
みゆきお姉さまの76〜88年に発表されたアルバムからのセレクション。今の流行の音ではないが、しみじみとそしてじっくりと聴けるいい曲ばかりが並んでる。でも中島みゆきって、アレンジはポップスだけど、世界観は演歌だよなぁ……とつくづく思う。
J-フュージョンの夜明けを告げる79年のカシオペアの第2弾。デビュー作では海外ミュージシャンの力も借りたが、本作では外部サポートを排除し、オリジナルのサウンドの確立に成功。このアルバムを最後にバンドを後にする佐々木のドラムも味わい深い。
前作の『チャカ・ジャズ』同様、自身の好きな曲を温かい声で、のびのびと歌う。(8)が典型だが、けれん味のない歌いっぷりが魅力。ホーンを模した(2)のスキャットでは技術の確かさをアピール。自作曲の(1)はスタンダードと並んでも遜色のない風格を備えている。
日本のフュージョン・シーンを支え、良きライバルとしても親交を深めた2大バンドが初めて共演した2003年の東京厚生年金会館での歴史的ジョイント・ライヴから、共演音源のみを収録した1枚。
ザ・グレイト・ジャズ・トリオがメンバーを一新。リーダー兼ピアニストのハンク・ジョーンズの優雅で流麗な演奏スタイルを中心に、新メンバーで臨んだ、新たな伝説の幕開けとなる注目作だ。
ザ・スクェア期にアナログ・シングルとしてリリースされたタイトルを1枚のアルバムとしてCD化した、ファンにはたまらないコレクション・アイテム。その人気を不動のものとした代表曲満載です。
ライヴを観たら、その説得力に間違いなく圧倒され、その瞬間にファンになってしまうヴォーカリストが沢知恵だ。彼女が数々のライヴで歌ってきた曲を収録し、それはカヴァー集ともなっているが、自作曲の歌としか思えない深い響きを持った歌となっている。
新レーベル“ヘルビリー・インク”からの第2弾。ストレイ・キャッツと人気を二分するロカッツから英国のブルー・キャッツまで、強力なラインナップによるネオ・ロカビリーのコンピレーション。
日本史のヒーローたちのなかでも最右翼に挙げられるひとり“義経”。その栄光と悲劇の人生模様を1年かけて描ききるのが2005年のNHKの大河ドラマだ。とはいえ、いかにも“大河ドラマふう”の音楽はなかなかに楽しめる。
リリースされるや、マイケル・ジャクソンの世界的な人気を確固たるものとした大ヒット・アルバム。「今夜はビート・イット」「ビリー・ジーン」ほか収録。
70年代を代表する女性シンガー・ソングライター、フィービー・スノウのヨーロッパ編集によるベスト盤。75年のヒット「ポエトリー・マン」から未発表ライヴまで、まさにベリー・ベストな1枚。