初期の最高傑作として評価が定まっている1枚。何人もの歌手にカヴァーされた名曲「主人公」、山口百恵が歌って話題になった「秋桜」など、最良の時期の作品を聴くならこのアルバムだ。
沖縄の小さな島を舞台にした、テレビ・ドラマのサウンドトラック。当然のごとく沖縄を意識した三線がところどころにフィーチャーされ、沖縄のトラッド・ソング「てぃんさぐぬ花」も使われている。沖縄の空と海の青さが表現されたインストゥルメンタル。
ロバート・ジョンソン作品集を挟み4年ぶりとなったオリジナル作。彼流儀のブルースが展開されてるのは言うまでもないが、“愛”を歌う時に感じられる、楽曲・サウンド・歌唱の表情の柔らかさが格別印象的。“帰る場所”を持つ、愛に満たされた60歳の男の今が味わえる。
約3年ぶりとなるこの3作目は、彼らが単なるヘヴィ・ロック・バンドから、もっと大きなスケールのアメリカン・ロック・バンドへと成長したことを証明する一枚だろう。轟音だけではなく、音楽的な振幅やハーモニー感覚をプラスし、パワフルながら奥深い作品とした。
2枚組のベスト・アルバムのシリーズの第3弾。92年から2005年までの作品の中から、レーベルを超えて選んだ曲26曲に、新曲が2曲。ライヴ音源も2曲あり。主にアップ・ナンバー収録の“BODY side”と主にバラード収録の“SOUL side”に分かれている。
NHK教育テレビの人気音楽ヴァラエティ番組『クインテット』の約1年ぶりとなる続編CD。本盤『コンサート』は、誰でも一度は聴いたことがあるナンバー中心のクラシック編となっている。
カスキは1885年、フィンランド生まれの作曲家だが、シベリウスなどに比べ本国でも半ば忘れられていたようだ。舘野による再評価。いろいろな作曲家の影響を感じさせ、確かに音楽史を画するものではないが美しい旋律や豊かな抒情、音色の冴えを感じる瞬間がある。
高橋幸宏と細野晴臣のユニットによるデビュー・フル・アルバム。聴く側がYMOを期待することを承知の上で、ちょっと期待に応えたり、肩すかしを食わせたり。原色を使っても淡い色合いのテクノ・スケッチ、しかもポップ、を軽やかに聴かせてくれます。
98年4月17日にリリースされたジャンヌダルクのインディーズ時代1枚目のミニアルバム。メジャーデビュー後初の1stフル・アルバム『D・N・A』発売に合わせて発売のミニアルバム。
多重人格の殺し屋と自爆テロリストとの戦いを描くゲーム・ソフトのサントラ。2枚組61曲という大ボリュームで、シンフォニー、ジャズ、ラウンジ、テクノと場面に応じた表情ある音楽になっている。たまにどこかで聴いたようなフレーズが出るのはご愛嬌!?
クロード・ルルーシュ、66年監督作品。カンヌ映画祭グランプリをはじめ、数々の賞に輝いた名作のサントラ盤。有名なテーマ曲は、ピエール・バルーとニコル・クロワジーユによるもの。