1分内外のメルヘンあふれる小品に綴られた、子どものためのピアノ曲集。シンプルな音運びの中に色とりどりの絵本を見るかのような多彩なリズムやメロディが散りばめられている。子どもに弾かせるだけでなく聴かせたい作品集でもある。
前作『KAMAKURA』から4年半の歳月を経てリリースされた作品。その間メンバーはソロ活動を行なっていた。ロックンロールからバラード、ラブ・ソングからプロテスト・ソングまで、この懐の広さはサザンならでは!
アンデルセンやグリム、イソップなどの童話や宮澤賢治などの日本のはなしを、語りとドラマ仕立ての構成で綴っている。そこには冨田勲や安藤まこと、舞川茂、宇野誠一郎らによる音楽が付いている。語りを樫山文枝や天地総子、浅野浅夫、栗葉子、熊倉一雄らが担当している。動物版の老人力の物語「ブレーメンのおんがくたい」を語る熊倉のふにゃとした語りは面白さを増している。ハンディキャップを持つ兵隊サンの冒険と彼を励ます仲間の物語「なまりのへいたい」など、どれも子供に聞かせたい物語ばかりを収録。
88年にデビューしたストラトヴァリウスのベスト・アルバム。選曲は音楽誌『BURRN』でお馴染みの藤本氏が担当している。7月に来日が決定しているため、予習するのにお薦めの1枚。
3月に発売し、高セールスを続けている村治佳織の作品を、原音への忠実度を追求する技術、xrcd版で再リリース。繊細な指使いで力強く弾くギター・サウンドに注目。
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2001年3月現在、アメリカのプロレス団体WWFにおける最も旬のレスラーたちの登場テーマ曲を収録したアルバム。タズ、リキシほか14人のテーマを収録。ファンにはマスト・アイテムだ。
71年にデビューし、「アローン・アゲイン」などのヒット曲を持つイギリスのベテラン・シンガー・ソングライター、ギルバート・オサリバン。彼のメロディ・メイカーぶりを伝えるベスト。全21曲を収録。
NACK5での番組『ビリジアンハウス』のテーマ曲を核にして作られたコンセプト・アルバム。タイトルからイメージされるちょっとノスタルジックな雰囲気の楽曲が収められている。
桑田佳祐、7年ぶりとなるソロ作品は、“No Reason コカ・コーラ”キャンペーン・ソング。まさにコーラ片手に聴きたくなる、サマー・ソングの新定番の誕生だ。⇒『桑田佳祐 特集』はこちら!
7年ぶりの桑田佳祐のソロ作のリリースに合わせ、過去のソロ・ワークスが一挙に再発売。シングルは12センチ・パッケージで登場。遅れてきたサザン&桑田ファンにとっては嬉しい復活だ。
テレビ東京系メガトンネットで放映のアニメーション『スクライド』のエンディング・テーマ。作詞・作曲・アレンジすべて、酒井ミキオが担当。エンディングらしい大人のムードあふれる仕上がりだ。
1985年に8部門でオスカーを受賞した『アマデウス』のサウンドトラック。綺羅星のごとく並ぶ純美な音楽に耳を傾けると映画のシーンが走馬燈のように甦ってくる。モーツァルトや同時代の作品が最上の演奏で紹介され、誰もが楽しめる格好の名曲集となった。
ネット・ゲームの世界を描いたアニメ(テレビ東京系)『.hack//SIGN』のオープニング&エンディング・テーマを収録。梶浦由記のSee-Sawが担当。
ハワイのグラミー賞的な音楽賞で、アルバム賞や女性歌手賞などを受けている人物とか。ゆらゆらと揺れているような歌い方をする人で、声質自体は細い。ときにポップな旋律や和みシンガー・ソングライター的な素朴な味付けもありの今様ハワイアン表現。
昭和末期のジャパニーズ・ロック少年が決着をつけた作品。アメリカ味と歌謡曲味の絶妙なブレンドは、行き着くところまで行った感じだ。てことは、今後、この手のパターンは“●桑田”になる。どこかで聴いたような、それでいて新鮮さタップリ、産地直送の優良商品。