弁護士志望の恋人に合わないとフラれたブロンド娘が、奮起して弁護士になるという映画のサントラ。(7)以外はすべて女性ヴォーカルで、元気が出てきそうな曲ばかり。ラストはJBの“ゲロッパ!”をサンプリングし、女性の立場でカヴァー。これはおもしろい!
以前の知的エリート然とした演奏から、このところ吹っ切れたように熱い音楽を奏でるアバド。だがこの曲もそれで終わるのかと思いきや、わざとらしい文学的・感動的ポーズ一切なしに、最後の最後で本当に胸を打つことをする。タネは音色の対比。お見事!★
共同プロデューサーに元カーネーションの棚谷祐一を迎え、98年3月リリースの8枚目。ロック/ポップスのマニア心をくすぐる細かい仕掛けはさすが。「スカーレット」ほか粒揃いの楽曲を収録。
97年発表のバラードばかりを選曲した2枚組ベスト・アルバムの再発盤。バラードのイメージが強いシンガーなだけに、しっとり染みる充実した内容。シングル曲も多数収録されている。
タイトル通り、デビュー20周年を記念してのセルフ・カヴァー・ベスト・アルバム。国民的ヒット曲とも言える曲の数々をラテン風味を強調したアレンジで聴かせてくれている。聴きものもなくはないけれど、どうせなら、原曲に忠実なアレンジで聴きたかった気も。
ノルウェー出身の作曲家ラルフ・ラヴランドと、アイルランド出身のヴァイオリニスト、フィンヌーラ・シェリーからなる人気ユニット、シークレット・ガーデンの来日記念ベスト盤。静寂と幽玄が交錯するような音が魅力。カパケリのカレン・マシスンも客演。
チャイコフスキーとメンデルスゾーン、ヴァイオリン協奏曲の2大名曲を、情熱のヴァイオリニスト、チョン・キョンファの演奏で楽しむ。デュトワが好サポート。《デッカ・ニュー・ベスト100》の1枚。
天気が良い日は気持ちの良い季節、初夏にぴったりのドライヴ・ミュージック・コンピ。デレク&ザ・ドミノスや10cc、ジミー・クリフほか、お馴染みの車CM曲を多数収録しているのも嬉しい。
フォーク・テイストあふれる楽曲がヒット・チャートを賑わし、フォーク・ギターも売れているという現在のフォーク復権のムーヴメントにぴったりなBOX。時代の名曲ばかりが一堂に会した。
往年の名曲をスーパープライスで!
実力派ヴォーカリスト、白鳥英美子による英語詞のウェディング・ラブ・ソング・コレクション。結婚式の定番ラブ・ソングが、彼女の卓越した英語ヴォーカルで聴ける。新しい結婚式御用達アルバムだ。
JR東海のCMでおなじみのこの曲。非の打ち所がないキャラクター、メロディ性、そして歌詞という三位一体からなる美しい統一感。さすが、TOKIO&筒美京平&なかにし礼といった布陣である。まさしくポップ性を高めた歌謡曲の“王道”といってもよい曲なのである。