Solid sideとElastic sideにそれぞれに8曲ずつ収録された、2枚組のアルバム。前者はファンク・テイスト、後者はアコースティック・テイストの楽曲が集められ、それぞれ参加ミュージシャンも違う。が、どちらもそれぞれに角松が持っている味だ。
《愛と安らぎのオルゴール》シリーズの1枚。リラクゼーション&誘眠効果の“1/fのゆらぎ”を導入し、ソロ、オフコース時代のヒット曲がリラックスできるオルゴール・サウンドで聴ける。
理論的には分かっていても、ヴァイオリン一本でバッハの意図した響きを感じさせる演奏に出会う確率は少ない。しかしギターだとそれが実に明快に聴き取れる。もちろん山下の技術・耳・音楽性あってのことだが。傾聴を誘う落ち着いた表現だ。
人気オーディション番組『American Idol』の初代優勝者で、デビュー作が日本でも大ヒットしたケリー嬢注目の2作目。本作も正統派米女性ポップ・シンガー路線を継承したもので、彼女の確かな歌唱力が楽しめるヴァラエティに富んだポップ・チューン満載だ。
97年に不慮の事故でこの世を去ったウィンダム・ヒルきってのテクニシャン、マイケル・ヘッジスのベスト・アルバム。個性的なハンマリング・オンやハーモニクスなど、圧倒的な楽器テクニックに驚かされる。
キンモクセイの4枚目のアルバムは、季節感あふれるナンバー12ヵ月分(+3曲のインタールード)を集めたコンセプト・アルバム。ポップでありながらも商業的になりすぎないセンスが見事。元NSPの澤近泰輔がサウンド面で、好サポートをしている。
7年ぶりのアルバムだが、ソフィスティケイトされ神経の行き届いたサウンドは相変わらず。彼が紡ぎだす言葉は広がりを感じさせる柔らかなメロディに乗って、日常生活の細かな心の襞をさり気なく描写しているようでいながら、その実、毛穴にしみ込むように絡みついてくる。
あのコブクロもカヴァーした感動の名作「BOYS ON THE RUN」が、ニュー・レコーディングによりメジャー・リリース。“30代男性にエールを贈る”主旨に賛同した同世代ミュージシャンがゲスト参加した話題盤だ。
80年代に数々のヒットを放った、カルロス・トシキ&オメガトライブのBOXセット。アルバム未収録シングルも網羅したCD11枚、そしてラスト・ライヴなど貴重な映像が観られるDVD2枚で構成。
22歳の大阪出身ギタリストが率いるメタル・プロジェクトの正式デビュー作。やたら運動量の多いネオ・クラ様式ギターとアッパーな突撃リフで攻め立て、ひたすら大仰な音像が快楽を呼ぶ。ジャケのイラストはかの天野喜孝。幻想三昧、陶酔上等。怒濤のがぶり寄りをみせる顔見せ盤。
ラウド・ロック、ハードコア、ヘヴィ・メタルなどの最もコアな部分だけで出来ているような(1)や、ブルーハーツの別ものなカヴァー(4)など、コンパクトなフォーマットに質量ともにかなり濃い一枚。そして、ブラックなユーモア・センスと悪ノリの奥には辛辣なメッセージが。
高視聴率で深夜放送中のボクシング・アニメからサントラ第2弾を。前回放映シリーズの両テーマ曲やサントラ第1弾には未収録だった音源に加え、今回初収録となる新シリーズのテーマ曲も収めた。