76年11月にソロ第1作目として発表したアルバムで、グレープ時代のさだと今日のさだとを結ぶ接点といえる曲ばかり。「線香花火」そして「異邦人」へと聴き進むと、ついつい涙をホロリと流してしまいそうになるのでは。
ドラマの主題歌やテレビアニメのオープニング曲などを含む、待望のセカンド・アルバム。よりシンプルに、よりストレートに、よりアグレッシヴにをテーマにメンバー全員がひとつになって制作した。
美少女ゲームというジャンルでは不動の地位を築いた感のあるキッドから新作が登場。ヒット・シリーズ『メモリーズオフ』の制作チームがそのまま参加した、美少女&サスペンスの超大作だけに、期待大。
未だにファンの多い劇場版『銀河鉄道999』の主題歌をゴダイゴではなくタケカワユキヒデがセルフ・カヴァー。(1)はオリジナルを聴き込んだファンにも違和感のないアレンジになっているが、肝心なヴォーカルが遥か彼方で歌っているかのようなミックスでもったいない。
ウクレレという楽器が持つ幅広さを堪能。ジャンゴ・ラインハルトがウクレレを弾いたらこうなるだろうと思わせる。ちなみに「スウィング42」はジャンゴでおなじみの曲。パワー全開の(13)、情感あふれる(15)などなど、まさにウクレレ・スウィングの逸作。
朝日ソノラマ『ネムキ』連載で大人気の『百鬼夜行抄』ドラマ化CD第2弾。異界と通じる不思議な力を持った高校生、飯嶋律を巡る、怖くて愉快な飯嶋一家の日常を描く。
クリーン・ヒットを放った(2)をはじめとして、シングルを集めたベスト・アルバム。シングルということで、もちろんキャッチーなナンバーばかりだが、曲調的にはバラードからアップ・ナンバーまで多彩で、いろんな側面をシングルでみせてきたことが分かる。
昭和20年代にヒットした曲を収録したコンピレーション盤。オリジネーターによる歌声で収録する一方で、若き日の都はるみが歌っている(2)(5)(13)や大川栄策による(4)、ちあきなおみの(11)などのカヴァーが実は見っけもので、なかでも(5)と(11)は要必聴の優れモノ。
その昔「A列車で行こう」などのジャズも歌っていた美空ひばりの久しぶりのジャズ系スタンダード曲集。あくの強いひばり節が時どき顔を出すものの、お手本通りに歌うのがジャズ歌手と思っている連中にはないオリジナリティーに満ちた説得力がある。
幼稚園、小学校の学芸会やおゆうぎ会用CDが6枚同時発売。人気の「だんご3兄弟」や「ゴーゴーファイブ」など新作も揃っている。井出真先生の振りも付いている。教育関係者の人はチェック。
今回はロンボク島で現地の村人たちの演奏を収録、コンピュータ処理することによって前作以上の“なごみ”を演出。全米のアンビエント・ファンをも魅了したJALAN JALANの最新作。
日本の女性ロッカーの草分けと日本のハード・ロックの草分けの顔合わせ。マキは自分のバンド、OZを結成する前だったが、そのハード・ロックのとらえ方はハンパじゃない。本気でロック好きなんだな、という熱気が伝わってきて、何やらうれしい。
最高の音で楽しむために!