某レコード・メーカーのオーディションをきっかけにメジャー・デビュー、平成元年生まれの現役女子高生ディーヴァの3枚目のシングル。伸びやかな声と力強いメッセージ性、楽曲の本質を見極められるアンファンテリブルの予感が……。タイトル曲はTVアニメの主題歌。
往年の名曲をスーパープライスで!
往年の名曲をスーパープライスで!
NHK連続テレビ小説のサントラ。実に精力的に仕事をこなしている岩代太郎が音楽を担当。ピアノとヴァイオリンで控えめながらも印象的なメロディを紡いでいく10曲は、変わらぬ質の高さを感じる。室内楽の小品集としてもじゅうぶんに楽しめるはず。
リードは現代吹奏楽には欠くことのできない作曲家。現代的なサウンドと親しみやすい音楽が彼の大きな魅力だ。もちろん教育的配慮というか、演奏のしやすさも考えられているところもリードの人気の理由だ。演奏に多少のバラツキがあるが、楽しく聴ける。
ヨーロッパ・ツアーに合わせて急遽企画されたディランのベスト盤。97年リリースの VOL.1も日本ではかなりの実績であり、入門編としてはこの2枚がぴったりの内容になっている。
「未完成」は最高度にロマン的な演奏で、特に第2楽章の美しさはたとえようがない。ハイドン風の古典的性格の強い第5はもっとすっきりと演奏しているが、そこにはしみじみとした歌心があって、心が暖まってくる。
これは美しい。クイケン3兄弟に、ブリュッヘンやシェフトライン(ob)が加わった豪華メンバーで、しかも音楽に丸味があり、古い言葉ながら、心が洗われる感じ。特にここではB.クイケンのバロック・フルートが光る。
村上春樹さんのベストセラー小説『1Q84 a novel BOOK 3』に、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲が紹介され、そのヴァイオリン奏者としてダヴィッド・オイストラフが登場しています。
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:ダヴィッド・オイス トラフ)の収録されているCDこれ!
「1Q84」シリーズをチェック!
戦後のソ連が生んだ最初の偉大な国際的ヴァイオリニスト、オイストラフ(1908〜1974)の59年のアメリカ・ツアーの際の録音。派手でもなく革新的な演奏ではないのに、野太くスケールの大きな世界には圧倒させられる。現代人の忘れ去った演奏である。
「大山詣り」は81年、「粗忽の使者」は82年の三百人劇場でのライヴ。色気のある語り口、テンポのよさといい「大山詣り」は逸品もの。登場人物が若い衆ばかりに聞こえるのは、この時期の志ん朝ならではのもの。「大山詣り」はアルバム初収録ものだ。
やぱり志ん朝はいいなあと思う。落ちついた芸だなあと感心させられる。『代脈』は名医が愚かな弟子を代診にやらせる噺。ほどよい愚かさに演じているのが志ん朝らしい。(1)が5パート、(2)が3パートに分れていて聴き直せるのもファンにはうれしい。
まずこのラインナップを見て下さい。…これを出しちゃうかぁって今つぶやきませんでした? これぞ万人のためのベスト盤。ため息のあと、やっぱいいバンドなんだなぁって感心しませんでした? もはや説明する必要ないでしょう。みんなの青春です。
しっかりと歌謡曲ラインをつかんでいるデュエット曲「哀愁物語」は買いです。優しさを歌謡でなにげなく聞かせてしまえるヴォーカリスト、それが村下孝蔵なのです。あるひとには優し過ぎると感じられるかもしれないものの、ちょいと悲しい恋物語ですから。