関西ハウス・シーンのリーダー的存在として活躍するDJ YOKU 。彼を中心に96年に結成したバンドのアルバム。シアターブルックの佐藤タイジや有坂美香など多彩なゲストを迎えた本作では、オリエンタルでエキゾティックな民族系ハウス・ワールドを展開している。★
約2年ぶりとなるsmorgasのオリジナル・フル・アルバム。キャッチーなリード曲「Freak into The Music」「Ride My Bike」に加え、ライヴの臨場感を思わせるアグレッシヴな曲も含む強力盤だ。
“JAPAN”の本質を歌い継いできたアーティスト、長渕剛のベスト・セレクション・アルバム。最新シングル「YAMATO」をはじめ、“アニキ”の軌跡を網羅、熱いメッセージがほとばしる!
Epic時代の音源に、アルフィーの坂崎幸之助との再レコーディングおよび新曲を加えたややこしい選曲。坂崎と組んだ曲にフォーク色が強まるのはまあ当然か。植木等からの影響を窺わせる[1]-(10)が、いつもの軽い笑いに流されすぎずおもしろかった。
プロレス・テーマ曲の第一人者、鈴木修の2ndアルバム。98年以降に発表した全日本(現・ノア)の選手用テーマやTV用BGMを収録。現在入手不可能な橋本真也の入場テーマなども。
異能芸人&変人・鳥肌実主演映画のサントラ。埼玉・栃木の国道・街道沿いあたりの空気を音化したような独特の空気がクセになるこの音楽は、(2)(4)(9)(14)(19)(24)が醸し出す無国籍ムードも秀逸。白井の弾く“寺内タケシ”調ギター・インスト(10)など、聴きどころじつに多し。★
2006年にソロ・デビュー20周年を迎える杉山清貴のベスト・アルバム、第2弾。前作が「夏」のベストだったが、本作は「冬」をテーマにした楽曲ばかりを集めた作品。冬にぴったりのクリスマス・ソングやラブ・ソングが楽しめる。
みんな大好き!!アンパンマンのおもちゃは、こちら!
爆発的なヒットとなった《ルパン三世ジャズコレクション》。第3弾の本作は、全曲インストゥルメンタル、幅広い層に支持されるようアレンジされた過去の2作品以上にキャッチーな仕上がりだ。
日本のジャズ・シーンにおいて欠かせない存在の大野雄二。彼のトリオによるシリーズ第6弾。『ルパン三世』のテーマ曲関連2曲のほか、大野自身の選曲によるジャズ・スタンダードを収録。
『ルパン三世』で売った大野だが、もとを正せば優れたジャズ・ピアニストである。その本領が、バカラックやマンシーニ、そしてもちろんルパン・ナンバーで発揮される。タイトル通りのクールな響きに加えて、スウィンギーでソフトなジャズがご機嫌。
ストリングスやピアノをバックにロマンティックに歌い上げる韓流ドラマのサウンド・プロデューサー、チェ・ジンヨンによるセルフ・カヴァー集。直輸入盤でドラマ・シーン・カード20枚封入、額縁式アルミ・ケース+ボックス式ケースなどの豪華仕様。
澄んだ声質を生かした、淡くはかなげなサウンドから、よりノイジーな方向へと移行していったスパイラルの3年間をここに封印。早やAIR(車谷浩司)とスクーデリア・エレクトロ(石田小吉)としての活動をスタートさせているこの2人、この終わり方は実に潔い。
93年『MY HOME TOWN』以来となるオリジナル・アルバムのリリースだ。デビュー30年を迎えた小田和正が、じっくりと時間をかけて制作した完成度の高い作品だ。
2001年1月の東京ドームでのライヴ後、充電期間に入ったイエモン。彼らがファンハウス移籍後にリリースしたシングルを完全収録、全13曲ともTOP20入りを果たしたヒット・チューンだ。
まさにヒット・チャートをかけぬけてしまったふたりの、アルバム先行マキシ・シングル。前作「奏(かなで)」以上に、キャッチーでメロディアスなポップ・ナンバーに、大満足な佳曲。この“せつなやんちゃ”な音楽家性を、キャラクターとしてどう認知させてゆけるかが、今後の課題か。★
ちょい切ないバラード「奏(かなで)」がロング・ヒットとなった二人組のファースト・アルバムは、全曲ハズレなしの傑作。軽快でいながら味わい深いポップ・ナンバーから、壮大に歌い上げるバラードまで楽曲のバラエティも豊か。ソウルフルな歌声が素敵すぎます。★
サンレモ音楽祭において初出場初優勝を飾った(6)、2度目の優勝曲(9)など多数の入賞曲を収めたベスト盤。感情豊かなヴォーカルとシンプルながらも大味なバックの演奏は、まさにポップスの醍醐味。(12)はプログレ・ファンの心を少しだけくすぐる。