神戸出身の女性シンガーの、セカンド・アルバム。前作がキューバ録音だったのに対し、本作は日本録音のJ-POPカヴァー集となっている。ボッサやアフロ・キューバン、ラテンのリズムによるアコースティックな演奏で、名曲たちに新たな表情を与えている。
2005年12月発売のアルバムからの先行シングル・カット曲。清春がメイン・キャラクターを務めるデジタル・オーディオ・プレイヤー「I-AUDIO」のTV-CFソングになる。DVD付きの2枚組仕様。
92年の『百恵回帰』、93年の『歌い継がれてゆく歌のように〜百恵回帰2』、94年の『惜春譜』の3作に新たなデジタル・リマスターを施し、SA-CDハイブリッドの2枚組にまとめた作品。ヴォーカル・トラックがオリジナルとは異なる特別な編集盤だ。
自身のレーベル“インサイド・レコーディングス”からの第1作。ギターないしピアノの弾き語りだが、元来内省的な作風で知られる人なので違和感はない。(3)や(12)(20)など代表曲には、客席からの反応もホット。故ニコとの関係を歌い込んだ(5)は今回初お目見え。
各地で話題沸騰、大西ユカリと新世界のアルバム。「オモカゲ」のアルバム・ヴァージョンほかを収録。老若男女が楽しめる、懐の広いエンタテインメントは、一度聴けばヤミツキに。
さまざまなアーティストの録音やライヴで活躍するギタリストの4作目のソロ・アルバム。親交の深い坂本サトルの楽曲を取り上げたギター・インスト作品だ。多彩なスタイルを自在に使い分けるギタリストとしてのセンスとテクニックはギター・プレイヤー必聴。
35年のキャリアを誇るベテラン・シンガー・ソングライター、森山良子のニュー・シングルは、ファンの間で人気の高い「さとうきび畑」のリメイク。平和への願いが込められた、心に染みる名曲。
4枚目のアルバムで、シングル曲(2)(5)やTVドラマ『危険な関係』の主題歌(9)、インスト(3)(8)などすべて彼女の作詩曲の全11曲。奇をてらったりすることなく、あくまでも素の味を大切にした唄い方が逆に、それぞれの楽曲が持つ世界をクリアに見せてくれる。
地味と言っても良いくらい素朴な佇まいでありながら、聴くにつれてうっとりとその世界に誘われる壮大さを兼ね備えた楽曲だ。荒井由実の楽曲を松任谷正隆のプロデュースで平原が歌う。それだけで最高の贅沢だが、名前負けしないクオリティが嬉しい。