柳楽優弥主演のヒット映画の坂本龍一によるサントラ・アルバム。彼らしいピアノ・ソロによるトラックも多いのだが、実はサントラでこそ実験や冒険をするヒト。この作品では、アジアを舞台とする映像に、あえてケルティックな響きを持つ音楽をぶつけている。
今さらなんだが、ほんと、名曲揃い。ほぼリリース順なのに、妙に流れがいいし。全シングル+新曲2曲ということで、単純にBGMとしても過不足なしにOKだし、まとめて振り返ることで「あれ、この曲ってこんなことやってたんだ」的な再発見も続出。
彼らの幻のデビュー曲と言われ、ファンの間では人気ダントツ1位の壮大なバラードを12枚目のシングルとして発売。“僕らの桜は寒さに打ちひしがれない花”ということで冬のリリースに。(2)はNTT西日本DENPOのCMイメージ・ソング、(3)は第84回高校サッカーの応援歌。
マドンナがミュージック・シーンの頂点へと駆け上がった代表作ともいえるアルバム。名曲「ライク・ア・ヴァージン」「マテリアル・ガール」ほか、ボーナス・トラックも収録。84年作品。
クルセイダーズ脱退直後の78年に発表したメジャーでの初リーダー盤。フュージョン史に残る名盤という声もある代表作で、快調にドライヴするプレイを期待するファンには最高の1枚。後年の多用性はないが、当時のギター小僧を唸らせた技巧はやはり鮮やか。
数あるライのアルバムの中でも、ナンバー・ワンに数えられる名作。スラック・キィー・ギターの名人ギャビィ・パヒヌイらの豪華ゲストに囲まれて、ハワイアンからテックス・メックスまで、このうえなく豊潤な音世界が繰り広げられている。76年発表。
スカパラもいよいよ円熟期!? と予感させる楽曲のバランス、バラエティとまさにコレまでのノウハウが詰まった最上級の作品。田島貴男、チバユウスケ、奥田民生らとコラボも完璧な仕上りをみせ、向かうところ敵なし、といったスカパラの美学に酔えます。★
少女と母親の体が入れ替わって、さあタイヘン! ……という青春コメディ映画サントラ盤。リード曲は主役16歳美少女リンゼイ・ローハンが歌うアップテンポのポップ・ロック・チューン。そのほかUSラジオ・フレンドリーなハツラツ音楽満載。テンポの良さにやなこと忘れます。
ゲーム・ミュージック復刻版シリーズの第五弾。『アフターバーナー』をはじめとする80年代の名作全5タイトルを収録している。あのスリルが再び体験できる臨場感たっぷりのBGM集。
壮大な電子音に引き込まれ、アイテムを手に入れたり敵を倒したり、自分がステージをクリアしている気分。この復刻版の初回特典はナムコ・トリロジー・ボックス2となっており、ナムコ新三部作の収納が可能。それにしても“ホッピング・マッピー”のキャラが可愛いなぁ。
ゲーム性を重視した作りが『ゼルダの伝説』と並びファンの多い3Dアクション・ゲーム『メトロイド』。そのオリジナル・ゲーム・ミュージックをCD2枚組に完全収録したファン待望のアルバム。
アーケードとニンテンドー・ゲームキューブでのレーシング・ゲーム“F-ZERO GX/AX”の音楽集。テクノ/アンビエントとハード・ロックが渾然一体となったような世界観がおもしろい。歌ものも数曲収録された2枚組で、ボリューム感たっぷり。
都市伝説を題材にしたホラー・ゲーム『流行り神』のドラマCD。ゲーム内で語られなかったシナリオを収録し、声優陣にも有名どころを配した豪華な作り。深夜、部屋を真っ暗にしてヘッドホンで聴くことをオススメします。いやマジで、意外と怖いから。