アンチェル、チェコ・フィルの代表的録音にして、この曲のトップ・クラスの名演として有名なもの。チェコ・フィル全盛期の弦の艶と管の豊穣さに加え、アンチェルの鋭くも感情豊かな指揮に感動する。
85年発表のアメリカ進出第1弾アルバム。マックス・ノーマンがプロデュースを手がけ、ロスで収録されたカラッとした抜けのいい仕上がり。バンドが世界に向けて広がっていく様子を目の当たりに出来る。
アニメ『銀河鉄道999』の“エターナル・エディション”シリーズ第3弾。今回はテレビ・シリーズの使用曲を完全網羅。マスターソニック、TUNED CD仕様によりハイ・クォリティなサウンドに。
90年代を代表するモンスター・アニメ『ドラゴンボールZ』用に制作された歌もの全182曲を完全収録するシリーズの完結編。劇場版主題歌やゲーム・ミュージックCD収録曲など貴重音源多数。
アニメ歌手は本当に実力派が多いが、なかでも日本人離れしたパンチある声の持ち主が前川陽子。現在はジャズ歌手に転身、2003年録音のジャズ・アレンジ版(22)「ひょっこりひょうたん島」とオリジナル(6)の声が変わっていないのが驚き。(1)(4)(10)(12)と本当に名曲揃い!
ちょうど旅行に行く前のあの感じ。あそこではこの服を着て、このカセットも、カメラも持って…。とあらゆるお気に入りをバスケットにつめこむ感じ。パンパンでふたを開けると飛び出しそうな、そういう印象のアルバムです。若くて元気というのはいいものだ。
80年代前半のTVアニメ最盛期のビクター音源オムニバスCD。後のアニメの根流となるエッセンス満載、これはひとつの資料集として確立したスタンスを持ったシリーズになるであろう。「プラレス3四朗」「まいっちんぐマチコ先生」など多数収録。
日本のニューウェイヴ・バンドの中で“過去がない”ことをアドヴァンテージにして最も自由に振舞っていたバンドがアナーキーだったんじゃないかな。81年に発表した3作目で、マイキー・ドレッドをエンジニアに迎えて、ダブなどに挑戦。(4)は代表作。
おたく層というのは圧倒的にアニメと特撮のマニアである。これに美少女キャラが加算されて「きもち悪い」となるのだが、しかし極めてマニアックにこだわると、それはそれ立派な作品を生み出すことがある。この「トップ」は細部へのこだわり度が異常に高い作品。そのBGM集だがマニア向けレア音源と偏執的なまでのセリフコレクションが凄い! 厚い資料集も完備。このパロディの質は高し。
日曜のお昼前、TBS系で放映中のアニメ、『マクロス7』の主人公、ロックを武器に戦う4人組、ファイアー・ボンバーの名曲集。ややクサめのアメリカン・ハードロック路線は、それなりにリアリティあり。アレンジャーの中には湯川トーベンなんて名前も。
「子どものための…」というシンプルさが、両作曲家の特徴を浮き彫りにしている。演奏の難易度から言うと小さな子どもにも弾けそうな曲はあるが、大人が聴いても十分に面白い曲集だ。演奏のR.グレスコは録音プロデューサーであり作曲家でもある人。