新型コロナウイルスの脅威、相次ぐ豪雨災害、首都直下型地震の恐怖…。リスク社会化した現代日本において、私たちの日常生活はさまざまな「リスク」「不安」「恐怖」に囲まれている。これらの「不安」とどう向きあっていけばよいのか。科学史・科学論の知見を縦横無尽に駆使しながら、斬新な切り口で考察する。
本書は、新型コロナウイルス感染症の診療を始める全国医療機関の入門書です。
バーゼル3の先のリスク管理。非財務リスクを「コンプライアンス・リスク」「コンダクト・リスク」「サードパーティー・リスク」「サイバーリスク」「AI導入による業務高度化の推進とリスク」等に分類。金融業界の中でも定まった方法が確立できていない当該テーマについて解説した貴重な1冊。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の入院から退院まで当院で実際に経験した治療・ケアをまとめました。
Next47、GEベンチャーズ、エーザイ、パナソニックベンチャーズ、凸版印刷によるCVCへの具体的な実践事例を紹介。
現在、人間の生命をめぐって、どのような問題が生まれ、どのような議論があり、なにが問われているのか。問題は、さまざまな価値の大本にあるわたしたちの命にかかわっている。そこには、現在の社会が直面している課題が典型的に示されている。
新型コロナウイルスにおける情報など、フェイクニュースがはびこるなか、あなたはウソかマコトか判断できるか?科学者たちの巧みな企みの数々。COVID-19治験データ/常温核融合/ナノテク・トランジスタ/ヒトES細胞/STAP細胞など…。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●食品衛生におけるグローバル基準であるHACCPは、食の安全性をコントロールするための仕組みであり、2020年6月からはあらゆる食品事業者でのHACCPによる衛生管理の義務化がスタートし、1年の猶予期間を経て、2021年6月からは完全制度化される。
●そこで本特集では、病院給食・施設給食における衛生管理と感染対策をテーマとして、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の終息が見えない今、HACCPに対応した取り組みや、スタッフ教育などを幅広く紹介している。
【目次】
食品衛生法改正で義務付けられる調理現場におけるHACCPに沿った衛生管理
食中毒発生状況から考える衛生管理
食中毒を防ぐために知っておきたい洗浄剤・殺菌剤と装置
厨房および関連する現場での新型コロナウイルス感染症対策
効果的な衛生教育,感染予防教育の取り組み
院内感染対策に必要な基本的知識
災害発生時の食を守るためにー備えと復旧を考える場づくりを通し,災害に備える体制を整える
●巻頭カラー コミュニケーションが楽になる! 実践可能なコンフリクト・マネジメント
1.なぜ栄養士にコンフリクト・マネジメントが必要か,なぜ相手に伝わらないのか
●スポット
おいしさと疑似的な共食の応用
サルコペニアスクリーニングツール「SARC-F」
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ
ミニトマト
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
五省会西能病院 認定栄養ケア・ステーション / 五省会みどり苑 認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
「 臨床検査」と「スポーツ医学」を融合させた研究を推進する研究室
●こんだてじまん
じまんの一品料理 梅干し
●栄養指導に役立つ医薬品の知識
11.静脈栄養法と薬(2) 中心静脈栄養とキット製剤の特徴
●現場発! 管理栄養士のための臨床研究Tips
23.めでたくアクセプト! 論文掲載後に行うべきこと
●Medical Nutritionist養成講座
41.栄養評価をしないで実施する栄養管理は,栄養管理とはいえない
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
9.ものはこぶ臓器(2)-動脈中膜のコラーゲン異常
●回答しやすく・分析しやすい 業務に活かせる! アンケート調査のキホンと応用
14.順序データの分析
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
特別編4 適切な栄養価計算のために3
●国家試験
第35回管理栄養士国家試験 解答・解説(1)
●日本栄養士会医療職域
第40回食事療法学会報告
自治体病院
静岡市立清水病院 栄養部門における栄養指導件数増加の取り組み
精神科病院
全国精神科栄養士研修会ご案内
厚生労働省・消費者庁
第35回管理栄養士国家試験の合格発表・他
●おしらせ
Medical Nutritionist WEB講演会 シリーズ3・他
●「国際褥瘡予防・管理ガイドライン(2019)」をはじめ、褥瘡栄養ケアにおける最新情報やエビデンス、病態・治療の最新知見までを満載した一冊!
●前半では、最新の褥瘡の知識を網羅したうえで、褥瘡予測・予防・治療をベーシック編とアドバンスト編に分けて解説し、新たな褥瘡管理を紹介。後半では、それらの知識を前提として、褥瘡ケアと栄養マネジメント、褥瘡予防・管理と連携、合併症のある褥瘡患者の栄養ケア、褥瘡栄養ケアの事例編を掲載。
【目次】
●褥瘡UPDATE エキスパートのための最新情報と栄養療法
まえがきーウィズ・ポストコロナ時代の最新褥瘡・栄養管理
Part1.褥瘡の基礎知識
1.褥瘡の疫学:実態調査結果をいかす
2.褥瘡の発症機序と関連要因
3.褥瘡の診断と治癒過程
4.褥瘡ケアと医療保険
Part2.褥瘡予測・予防・治療:ベーシック編
5.国際褥瘡予防・管理ガイドライン(2019)
6.褥瘡発生の予測とリスクアセスメント
7.褥瘡予防:最新の体圧分散コンセプト
8.スキンケア
9.リハビリテーションとシーティング
10.褥瘡評価の進化:改定DESIGN-R®2020
11.DESIGN-R®2020:深部損傷褥瘡(DTI)疑い
12.DESIGN-R®2020:臨界的定着(クリティカルコロナイゼーション)疑い
13.褥瘡治療の基礎知識
14.褥瘡治療デバイスの進歩
15.創傷衛生: Wound hygiene
Part3.褥瘡予測・予防・治療:アドバンスト編
16.車椅子アスリートの褥瘡管理
17.医療関連機器圧迫創傷の予防管理
18.スキンーテアの予防と治療・ケア
Part4.新たな褥瘡管理
19.COVID-19患者における圧迫関連創傷の管理
20.分子生物学的手法を用いた褥瘡予測・創部アセスメント
21.機器を用いた新たな褥瘡アセスメント
22.ICTを駆使した次世代褥瘡コンサルテーションシステム
Part5.褥瘡ケアと栄養マネジメント
23.褥瘡ケアの栄養アセスメント
24.褥瘡ケアと栄養療法
25.褥瘡ケアとビタミン・微量元素
26.褥瘡ケアと特定の栄養素
27.褥瘡領域の栄養研究の最新トピックス
Part6.褥瘡予防・管理と連携
28.近森病院の褥瘡ケアとNST介入の効果
29.ICUでの栄養管理における多職種連携(褥瘡・創傷ケアを含む)
30.褥瘡予防・管理におけるリハビリテーション部門との連携
31.在宅褥瘡患者と栄養ケア
32.褥瘡ケアと地域連携
Part7.合併症のある褥瘡患者の栄養ケア
33.慢性腎臓病
34.認知症高齢者の褥瘡治療・予防における問題点と対策
35.エンド・オブ・ライフ期の褥瘡と栄養ケア
36.糖尿病・肥満症を合併した褥瘡患者への栄養ケアとそのポイント
37.下痢/便失禁
Part8.褥瘡栄養ケアー事例編
38.ICU(高度侵襲下)における褥瘡栄養ケアのポイント
39.摂食嚥下障害/口腔ケア
40.回復期リハビリテーション病棟における褥瘡栄養ケアのポイント
41.在宅訪問管理栄養士による褥瘡栄養ケアの実際
暴風雨、高潮、干魃、感染症の拡大…。気候大災害が今世紀中に奪う命の数は、COVID-19の5倍にものぼる。惨劇を避けるため、ビル・ゲイツは科学、経済、政治の専門家と協力して気候変動解決のブレークスルーを探し求め、来るべき世界の姿を思い描いてきた。10年にわたるその取り組みは、あらゆる人が科学文明のもたらす豊かさを享受できる「本当に持続可能な世界」を指し示している。今なお世界の最先端をリードするテクノロジーの巨人が、我々が歩むべき前進の道を提示する。
人類と感染症の歴史を、いまこそ学べ!新型コロナウイルス感染症の真の原因は「血液の汚れ」にある。チフス、痘瘡、ペストなど次々現れる感染症の歴史からみて、感染症を断ち切るには血液を浄化しなくては、永遠にわれわれ人類は救われない。ワクチンに頼る前に、コロナ禍から命を守るために、乱れた食生活のバランスを改善し「血液浄化」のために、いま方向転換が急務だ!
・日本では毎年のように多くの自然災害、人為災害が生じており、心のケアが社会の関心事となっている。どのような支援であっても、本来の回復力が引き出されるような環境を整え、自然の回復を促進することが基本となる。
・急性期に生じる多くの症状の回復には個人差があり、さまざまな回復の経過を示す。われわれはその歩みを見守りながら、必要なときに手を差しのべることができるような支援を行いたいと考えている。
・被災者にも被災地にも、個別の特性があり、なかなか一般的な対応法を機械的に当てはめることはできない。必要なのは事例に則したケーススタディであり、本特集には多分にそうした視点が織り込まれている。
■ 災害メンタルヘルス
・はじめに
・災害が心に与えるものーー精神保健福祉センターの立場から
〔key word〕豪雨災害、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、災害派遣精神医療チーム(DPAT)
・災害後のメンタルヘルスと地域の回復
〔key word〕回復、地域、コミュニティ、集合的効力感、心のケアセンター
・災害時の子どものメンタルヘルス
〔key word〕災害後メンタルヘルス、子どものメンタルヘルス、災害後支援、心のケア、支援者間の鋏状格差
・災害後のメンタルヘルスと保健医療福祉連携
〔key word〕災害派遣精神医療チーム(DPAT)、精神保健医療福祉、医療連携、こころのケア、精神保健・心理社会的支援(MHPSS)
・災害ストレスと脳形態変化
〔key word〕災害ストレス、脳形態変化、因果関係、レジリエンス
・災害支援者のメンタルヘルスケア
〔key word〕災害支援者、行政職員、惨事ストレス、セルフケア、ラインケア
・災害時の心理的応急処置(PFA)と“誰一人取り残さない”こと
〔key word〕国連、持続可能な開発目標、人権に基づくアプローチ、心理的応急処置(PFA)
●TOPICS
神経内科学
・タウオパチー病態に関与する素因遺伝子
臨床検査医学
・「パニック値」をめぐる諸問題
脳神経外科学
・精神科疾患に対する脳深部刺激療法の現状
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・12.肺犬糸状虫症(肺癌の鑑別疾患)
〔key word〕肺犬糸状虫症、Dirofilaria immitis、銭形陰影
いま知っておきたい最新の臨床検査ーー身近な疾患を先端技術で診断
・11.膠原病および類縁疾患の自己抗体検査
〔key word〕膠原病、自己抗体検査、蛍光抗体間接法(IIF)、enzyme-linked immunosorbent assay(ELISA)法
●フォーラム
パリから見えるこの世界
・101.徳認識論、あるいは「科学の形而上学化」の役割
日本におけるワクチン不信を巡る謎
・4.20世紀後半から21世紀におけるワクチンーーインフルエンザ、HPV、COVID-19
●速報
・新型コロナウイルスのリアルタイムPCR検査における鼻咽頭拭い液と唾液検体の検討
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
誰もが想像しなかったCOVID-19パンデミックにおいても揺らぐことのない「ヒューマンケアリング」の理念、その実践によって「いまの看護」が抱える多くの課題を解決に導く。その真髄がここに。
メジャーデビューより33年目を迎え、
ますますクリエイティブな活動を続ける筋肉少女帯。
コロナ禍のなか制作された通算21枚目となるオリジナルアルバム。
約2年ぶりとなる筋少オリジナルアルバム。コロナ禍で制作された楽曲群は、
世相を反映させながらも独特な視点で描く歌詞世界と卓越したソングライティングが
織りなすアグレッシブな筋少サウンドに仕上がっている。
筋少ファンならずとも全国民の心に響く珠玉のニューアルバム。
メジャーデビューより33年目を迎え、
ますますクリエイティブな活動を続ける筋肉少女帯。
コロナ禍のなか制作された通算21枚目となるオリジナルアルバム。
約2年ぶりとなる筋少オリジナルアルバム。コロナ禍で制作された楽曲群は、
世相を反映させながらも独特な視点で描く歌詞世界と卓越したソングライティングが
織りなすアグレッシブな筋少サウンドに仕上がっている。
筋少ファンならずとも全国民の心に響く珠玉のニューアルバム。
基本用語から最先端技法まで網羅!世界を代表する医学専門誌に掲載された新型コロナ論文を読み解きながら、疫学の考え方を非医療者も理解できるようわかりやすく解説。データと論理と知性の力によって無数の人々の生命を救う、疫学の成果と課題を知るために。
・女性の社会進出や環境変化に伴い、検診先進国の英国においてさえ国民検診を実施しないかぎり子宮頸がん死亡率は増加することが示されている。
・性交経験のある女性の8割以上にHPVが感染し、その9割は自然消退するものの、一部は持続感染化してがんとなる。多くは無症状であるため、検診を受けないかぎり子宮頸がんや前がん病変の発見は困難であろう。
・本特集では、このような状況に危機感を共有する専門家に集合していただいた。子宮頸がんに関する日本の現状、このままHPVワクチン接種が滞るとどのような不利益が発生するかについて報告する。
■ HPVワクチンと子宮頸がんHPV1次検診
・はじめに
・日本と世界の子宮頸がんの現状
〔key word〕ヒトパピローマウイルス(HPV)、子宮頸がん予防ワクチン、組織型がん検診、周産期医療、リプロダクティブ・ヘルス
・HPVワクチンの有効性と8年にわたる接種率の低迷がもたらす負の影響
〔key word〕子宮頸がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)、HPVワクチン、ワクチン勧奨
・HPVワクチンの副反応問題
〔key word〕ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン、副反応、有害事象、紛れ込み
・思春期の子どもの機能性身体症状とその対応
〔key word〕機能性身体症状、心身症、変換症、起立性調節障害、接種ストレス関連反応(ISRR)
・子宮頸がん検診におけるHPV検査ーー細胞診・HPV検査併用法とHPV検査単独法
〔key word〕子宮頸がん検診、ハイリスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)検査、細胞診・HPV検査併用検診、HPV検査単独検診
・子宮頸がんのない未来へーーWHOの世界的戦略
〔key word〕子宮頸がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)、予防接種、根絶
・子宮頸がん検診におけるHPV検査導入の意義と年齢別解析による効率化
〔key word〕ヒトパピローマウイルス(HPV)検査併用、子宮頸がん検診、年齢別解析
●TOPICS
腎臓内科学
・慢性腎臓病患者への生活食事指導は費用対効果に優れるーー腎臓病戦略研究(FROM-J)の結果から
社会医学
・海藻摂取と循環器疾患
脳神経外科学
・頭部外傷に対する神経集中治療
●連載
オンラインによる医療者教育
・17.Withコロナ時代のオンライン多職種連携教育ーー課題と展望
〔key word〕多職種連携教育、オンライン教育、COVID-19
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・15.クマムシ:極限ストレス耐性のメカニズムーーヒトへの応用を展望して
〔key word〕クマムシ、極限環境、ストレス耐性、乾眠、DNA防護
COVID-19診療の最前線からーー現場の医師による報告
・9.専門家会議ーーこれまでの背景と役割
●フォーラム
中毒にご用心ーー身近にある危険植物・動物
・2.スズランーー若芽をギョウジャニンニクやアマドコロなどの山菜と誤食すると
オンライン診療の二元論
・1.医療とデジタルーー診療報酬差額がもたらすもの
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。