エレキ・ギターの革命児が2005年6月9日に90歳を迎えたのを記念したベスト盤で、当然のことながら夫人だったメリーとの共演曲が多くを占める。本作におけるキャピトル時代の50年代前半が最も瑞々しく、ここでは自身のラジオ・ショウの様子も伝える。
知性あふれる力作だ。まずブリテンの歌曲が歌詞とにらめっこせずにこれほどに自然に聴き取れ、堪能できたことがない。ボストリッジ、ますます快調。これをBGMにボストリッジ・ブリテン・マガジンの様相を成すブックレットを堪能。あれラトル君も居たね!★
99年にリリースされたものの、権利上の問題でこれまで日本ではリリースされなかった幻のアルバム。プロディジーはもちろん、ケミカルやビースティ、ファットボーイといった大物の名曲をリアム・ハウレットがミックスしたエキサイティングな内容だ。
スノーボードのプロ・ボーダーたちのクリップで使用された楽曲を中心に収録し、ストリートに根ざしたボーダー・コンピ。ジャンルの垣根を越えて、スピード感あるパンクやヒップホップなどを幅広く収録。
シングル曲(2)(3)(6)(9)を含む通算5作目のオリジナル。ハードな曲調の(6)(11)から切ないバラードの(4)(8)まで、表現力が数段レベル・アップし、あらゆる職業作家の作品を的確に歌える貴重な人だと気づかされる。弦楽器隊がその多様性を美しくまとめ上げているのも◎。
現在のアニメ・ブーム過熱に拍車をかけた、名作レース・アクション・アニメのフル・ヴォーカル集がコレ。すべてのTVシリーズ及びOVAで使用されたテーマ曲、挿入歌を一挙収録。中でもTVシリーズのエンディング「ウィナーズ」は最高。やっぱり燃えるぜ。
最高の音で楽しむために!
元はインディーズからリリースされていたBUCK-TICKの初のアルバム。リミックスが施されているが、当時の荒削りな若々しさは十分に感じられる。本盤ではデジタル・リマスターでさらに鮮度アップ。
ニューエスト、メスカリン、ソウルフラワーを通して、初のライヴ・アルバム。アイリッシュ・トラッドや民謡をはじめとする、彼ら独自の色とりどりなサウンド・アプローチが楽しめる。
第78回アカデミー賞で6部門にノミネートされた映画のサントラ。物語の舞台が1950年代のアメリカということで、ダイアン・リーヴスが歌うのはナット・キング・コールやコール・ポーターの名曲。ジェフ・ハミルトンほか名手とともにノスタルジックな世界へと誘う。
2000年にリリースされたブラーのベスト・アルバム。6枚のアルバムを網羅した、ヒット・コレクションで、10年にわたる活動の輝かしい軌跡をたどっている。代表曲「ガールズ&ボーイズ」ほか、全18曲収録。