「ユア・ビューティフル」の世界的ヒットを受けて、BBCでのライヴDVDにアイルランドでのライヴを収録したCDをプラスした2枚組が登場。華のない姿に驚かされるが、フツーの青年が哀歌を切々と歌う、この地味さこそがブレイクの理由なのかも。
横山秀夫原作による同名ベストセラー・ミステリーを、佐藤浩市主演で映像化したNHKドラマ。1985年に御巣鷹山で起こった日航機事故を題材に、運命を翻弄されてしまった地元新聞記者たちの波乱に満ちた1週間を描き出す。
ボエリー・トリオとしては4枚目となる本作でも、音の美しさや間を意識したプレイが光る。軽快な16ビートがフュージョンっぽい(4)や、クラシック的な香り漂う(5)、「ヒロシです」のバックで流れて有名になった(2)など、起伏に富んだ構成で飽きさせない。
『グラディウスアーケードサウンドトラック』に続く、アーケード・レトロ・ゲームミュージックの復刻盤。86年の『沙羅曼陀』、95年の『沙羅曼陀2』のBGMを完全収録した、ファン待望の1枚だ。
これぞスーパーロボット・アニメ・ソングの決定版といえる究極のベスト・シリーズ第3弾。全スパロボ・ファン待望の『ガンダム』『ダンバイン』など、根強い人気の銀河最強“リアルロボ編”。
2002年はランディ・ローズの20回忌。これは追悼盤として発表(87年)のライヴのデジタル・リマスター盤。マスト・アイテムゆえ説明不要だがオジー作品の傑作であり、オールタイム・ベストとだけ言っておく。本来2枚組だったが1枚にまとめたのは今回が初。
HIGH and MIGHTY COLORの1stアルバム。鮮烈なデビューとなった大ヒット・シングル「PRIDE」をはじめ、ヘヴィネスからセツナ・ポップまで、幅広いハイカラ・ワールドが存分に味わえる。
携わる面々が一部重なるせいか、元気で前向きな椎名林檎みたいな趣もあるバック・トラック。喜怒哀楽の喜楽を重視して前向きに生きたいのに、ついつい怒哀な後ろ向き人生になってしまう人にオススメの詞世界。オビに直木賞作家・角田光代の推薦コメントあり。
DJの小林径がコンパイルした『ルーティン・ジャズ』の第2集。60〜70年代の音源ばかりでなく、ここ数年の作品でも共通の“滋味”をもつ曲が集められているのがポイント。爽快さとサウダージ感が同居する(6)、エコーの深さもコーラスの甘さも適宜な(9)など、最高です。
95年11月9日リリースのゴスペラーズの3rdシングルを12cmサイズにして新装再発。モータウン調の「Winter Cheers!」をはじめ、クリスマスには欠かせないパーティ・ソング。