本書は、OECD加盟国の法律がLGBTIの人々の平等な取り扱いをどの程度保障しているのかについて、またLGBTIインクルージョンの促進に役立ちうる補完的政策について、包括的な概観を示す。本書は、セクシャル/ジェンダーマイノリティの包摂に不可欠な法律・規制の枠組みを初めて明らかにした。そして、そうした法律がOECD加盟国で施行されているか否かを調査し、さらなる改善の余地を検証する。最終的に、LGBTIの人々の包摂を強化するために、LGBTIを包摂する法律に付随すべきより広範な政策措置を提示する。
LGBTQ+とSDGs。「誰も置き去りにしない」世界に向けて。「性」を表すのは「男」と「女」だけじゃない!?性自認・性的指向・性表現…自分のセクシュアリティーを多面的に捉えることで見えてくる豊かな世界を感じよう。14歳から読める!わかる!カラー図版満載!!
ダイバーシティの時代に必読!誰もが働きやすい職場環境をつくる!社会の動きと現場の課題がつかめる!多様な性のあり方と違いがわかる!ハラスメントの防止策がよくわかる!聞き慣れない言葉の意味をやさしく解説!
政治、スポーツ、文化、メディアにおけるLGBTQコミュニティの権利と平等を求める闘いの節目、そして歴史的な瞬間をとらえ解説する。キーパーソンの証言、文学、音楽、舞台、アートなどのカルチャーにおける重要人物、著名人の紹介、差別を排し、平等を求める運動を支援する人々も多数取り上げる。LGBTQムーブメントの軌跡をたどりながら、当事者やコミュニティが直面している課題についても包括的に説明する現代的かつアクチュアルな内容となっている。
台湾はいかにして儒教的家父長制を克服し、婚姻平等を実現させたのか台湾人の三大発明「同志」「性別」「婚姻平権」とは?苦悩に満ちた闘いの道程、法施行後の台湾社会に何が起きているのか台湾の経験が日本の社会、司法、そして政治に示唆するものとは?同性婚の次に浮上する諸課題(子育て、老い、性別の多元化など)
元女性で2児のパパになった自分だから伝えたいこと!当事者でなければわからない悩みやまわりに知ってほしいこと…。そんな「気持ち」と今とこれからのLGBTに関する「知っておくべきこと」を1冊に!一般の方はもちろん教育関係、関連団体などすべての人に伝えたい!
ニュースの背景・歴史・行間を読み解く。性的マイノリティーの話題を網羅した『読む現代LGBT事典』。日本で当事者運動が活発化した1990年代以後を生きたゲイ男性が、話題を自分史に重ねながら平易に解説。
性的少数者の生きづらさと同時に、社会や教会で確実に体現しつつある希望をLGBT当事者を中心とした20名が語る。差別や偏見を解消するための取り組みもコラムで紹介。『信徒の友』連載に書きおろしを加えて待望の書籍化。
LGBT、SDGs、地域創生、シェアリング、アニメ…近年のトレンドの中でも今後定着が見込まれるテーマを厳選!就活対策に!社会人の学びに!いま日本で何が起きているかよく分かる!深く分かる!
あたたかいコミュニケーションをとるにはどうすればいい?カミングアウトを受けたら何と声をかければいい?職場の環境はどのように整えればいい?など、これからのダイバーシティ経営と向き合うためのコツをわかりやすく紹介します。
行きすぎた平等志向が国を過つ。電力不足なのに“脱原発と脱石炭”を同時推進。大量の税金を投入して、電気自動車化へ。過剰な人道主義によって、難民問題が勃発!日本が進む道が見えてくる!
「あなたのジェンダー・アイデンティティはなに?」この質問に答えられなくても、大丈夫。なぜなら、性別は揺れ動くものだから。思春期のあなたに必要なのは、考えて、試して、悩むこと。自分の性を知ることは、自分を知ること。性について考えることは、まわりの人を大切にすること。一緒にジェンダー・アイデンティティについて考えてみようよ。
「男のからだの性」と「女のからだの性」は全くちがうもの、ではない!って知ってた?からだの性に「絶対」はない。だから、あなたと全く同じからだの性をもつ人は、世界のどこにもいない。からだの性がどうやって決まっていくのかを知れば、その意味がよくわかるはず。知ろうよ。あたり前のようであたり前じゃない、からだの性。
「ジェンダー平等」がSDGsの目標に掲げられる現在、大学では関連の授業に人気が集中し企業では研修が盛んに行われているテーマであるにもかかわらず、いまだ差別については「思いやりが大事」という心の問題として捉えられることが多い。なぜ差別は「思いやり」の問題に回収され、その先の議論に進めないのか?女性差別と性的少数者差別をめぐる現状に目を向け、その構造を理解し、制度について考察。「思いやり」から脱して社会を変えていくために、いま必要な一冊。