台湾で同性婚を認める法律が成立するまでのLGBT運動、政治過程、法の内容を分析し、法施行後の台湾社会の変化と課題を考察する。
はじめに
第1章 「同志」の誕生と台湾社会
第2章 「同志」運動の生起
第3章 制度化される「同志」
第4章 同性婚から「婚姻平権」へ
第5章 自治体パートナーシップ制度という「破口」
第6章 婚姻平等をめぐる民意
第7章 蔡英文政権誕生と民法改正案
第8章 大法官解釈までの道のり
第9章 大法官第748号解釈の論理
第10章 国民投票による決戦
第11章 特別立法による制度化
第12章 同性婚法の内容と残された課題
第13章 ポスト同性婚台湾が日本に示唆するもの
おわりに
LGBT、SDGs、シェアリングビジネス、ストリーミングビジネスなど大きなトレンドになりつつあるトピックについて従来の理論的枠組みを踏まえながら事例とともに解説。
LGBTQ+の人びとの権利獲得に向けた思いと行動、それを抑圧する社会の歴史をたどります。セクシュアリティを公表した有名人や運動の前線で闘った人びとの生き様、今を生きるLGBTQ+の若者からのポジティブなメッセージとともに、希望と勇気と誇り(プライド)を今につなげます。
みんなも、ありのままの自分に誇り(プライド)を持とう。そして愛したい人を愛し、自由に生きる人たちの勇気をたたえよう。
レイトン・ウィリアムズ 俳優(本文・P.7より)
自分にプライドを持って、好きな服着て、好きなメイクをして、好きな音楽聴いて、好きな国に住んで、好きな仕事をして、好きな人を好きになればいい。ありのままでいい。みんな1人じゃない!
Aisho Nakajima アーティスト(本文・P.127より)
★本書で紹介する人びと
アン・リスター、オスカー・ワイルド、リリー・エルベ、マレーネ・ディートリッヒ、オードリー・ロード、マーシャ・P・ジョンソン、ハーヴェイ・ミルク、ヴィト・ルッソ、マシュー・シェパード、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ、マリエル・フランコなど
まえがき レイトン・ウィリアムズ
はじめに スー・サンダース
●はるか昔からいたLGBTQ+の人びと
●変化の兆し
●転換点
●プライドの誕生
●激震
●ものかげから出て
●今も続く闘い
[日本語版特別寄稿]自分にとってのプライドとは Aisho Nakajima
本書で紹介する人びと:アン・リスター、オスカー・ワイルド、リリー・エルベ、マレーネ・ディートリッヒ、オードリー・ロード、マーシャ・P・ジョンソン、ハーヴェイ・ミルク、ヴィト・ルッソ、マシュー・シェパード、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ、マリエル・フランコなど
セクシャル/ジェンダーマイノリティへの差別や攻撃を解消するための法規定や政策措置はどの程度すすんでいるか。差別禁止法、ヘイトクライム・ヘイトスピーチ法、庇護法など、加盟各国におけるLGBTI包摂に向けた取り組み状況を比較検討し、包括的な概観を示す。
生産性至上主義に傾斜している経営学の本質を批判的に問い直す。とりわけ、今日話題となっているLGBTQをとりあげ、社会的課題と経営学との緊張関係を示す。
【目次】
序章 マネジメント研究をクリティカルする
第1章 経営研究における生産性と多様性
第2章 クリティカル・マネジメント研究
("Critical Management Studies")の系統的レビュー
第3章 企業の多様性の包摂と活用
第4章 企業の「利用可能な」多様性の包摂と活用
第5章 マネジメント研究はクリティカルされたか
◆当事者のリアルを踏まえ、法整備と支援体制のあり方を問う◆
多様なセクシュアルマイノリティの人たちへの家族形成支援を考える。家族を作る、子どもをもうける、子育てをすることの保障等、当事者のリアルを踏まえ、諸外国(米英、フランス、ニュージーランド、オーストラリア、台湾)の状況なども紹介。その課題を明らかにし、法整備と支援体制のあり方を問う。LGBTQへの現状認識と進展への第一歩。
ダイバーシティ経営を実践すると企業価値を向上させる本当のマーケティングが見えてくる!ビジネスに求められる本質的な知識とノウハウをこの一冊にまとめました!
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第2巻では、ふつうや男女といった○○らしさについて考え、「自分らしさ」の大切さについて学びます。
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第1巻では、性のあり方のものさしやLGBTQ+の言葉の意味などから、「多様な性のあり方」について紹介します。
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第5巻では、「みんなが暮らしやすい未来」につながる地域や学校、職場や家庭の多様性について考えます。
LGBTの人々の権利の保護に関して、すべての国が緊急に対応すべき5つのこと
1同性愛に対する嫌悪、トランスジェンダーに対する嫌悪という暴力から人々を守ること
2LGBTの人々への拷問や非人道的な処遇を禁止し、被害者に対する救済策を設けること
3私的空間における成人同性間の合意に基づく性行為を禁止する法律や同性愛を違法とする法律を廃止すること
4性的指向や性別自認を理由とした差別を禁止すること
5LGBTやインターセックスの人々の表現・結社・平和的集会の自由を保障すること
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第3巻では、LGBTQ+フレンドリーな「アライ」を紹介し、多様性を尊重するためにできることを説明します。
不登校・ひきこもり・発達障害・LGBTQ+等、本人や家族が抱える生きづらさに、いかに寄り添い、本人の自分らしい生き方を応援できるかー
生きづらさ当事者の大橋史信氏と、家族関係心理士の岡本二美代氏が当事者と支援者の視点から協同して執筆。
本書は、居場所・くらし・学び・働く、をはじめとする困りごと別に行政窓口・民間の活動団体を紹介するとともに、生きづらさを抱えた本人や家族の生の声、ピアサポート活動を軸に構成。本人と家族が一歩踏み出すきっかけとなる1冊。
今、世界中が同時に同じ悩みを抱えているので、各国リーダーの言葉に感動することもあるのではないでしょうか。心が動いた時が始め時。英語のニュースはまだ少し難しくても、自分の気持ちに合うスピーチなら、繰り返し聴いても苦になりません。
ダイバーシティ、新型コロナウイルス、SDGs…。課題別に話題のスピーチを紹介しているので、気持ちを整理し言語化する助けになります。社会問題についていきなり英語で意見なんて言えないけれど、スピーチを聴くことは簡単です。
これを機に、リスニングスキルを磨きながら世界共有の課題について考えてみませんか?
●世界共有の課題
・ダイバーシティ
・サステナビリティ
・デジタル社会
・新型コロナウイルス
・気候変動
・ブラック・ライブズ・マター
・LGBT
・人工知能
・結束へ向かう世界
●スピーカー
・ジャスティン・トルドー(カナダ首相)
・ジャシンダ・アーダーン(ニュージーランド首相)
・唐鳳(オードリー・タン)(台湾デジタル担当政務委員<大臣>)
・ボリス・ジョンソン(イギリス首相)
・アレクサンドリア・オカシオ=コルテス(アメリカ下院議員)
・アンドリュー・クオモ(ニューヨーク州知事)
・モーリス・ウィリアムソン(元ニュージーランド国会議員)
・ナレンドラ・モディ(インド首相)
・ジョー・バイデン(アメリカ大統領)
●Chapter 1 未来への希望が湧く
・Section 1 ダイバーシティ
ジャスティン・トルドー(カナダ首相)
・Section 2 サステナビリティ
ジャシンダ・アーダーン(ニュージーランド首相)
・Section 3 デジタル社会
唐鳳(オードリー・タン)(台湾デジタル担当政務委員<大臣>)
・Section 4 新型コロナウイルス
ボリス・ジョンソン(イギリス首相)
・column 1 30代・40代は当たり前! 世界の若きリーダーたちの台頭
●Chapter 2 立ち向かう勇気が出る
・Section 1 気候変動
アレクサンドリア・オカシオ=コルテス(アメリカ下院議員)
・Section 2 ブラック・ライブズ・マター
アンドリュー・クオモ(ニューヨーク州知事)
・column 2 アンドリュー・クオモの記者会見に登場する黒人差別事件の被害者一覧
●Chapter 3 寄り添い信じ合う
・Section 1 LGBT
モーリス・ウィリアムソン(元ニュージーランド国会議員)
・Section 2 人工知能
ナレンドラ・モディ(インド首相)
・Section 3 結束へ向かう世界
ジョー・バイデン(アメリカ大統領)
・column 3 世界を変えたこの人、この一言
家族について考えるきっかけに。
多様なLGBTQファミリーの姿を描き、家族のあり方や子育ての悩みに寄り添う。法や政治などいろいろな視点から見えてきた現状と課題、そして広がる家族の未来について対話をまとめる。